43行目:
43行目:
== 概要 ==
== 概要 ==
東宝とサンライズのタッグによる特撮ロボットアクション映画。サンライズにとっては初の実写作品でもある。
東宝とサンライズのタッグによる特撮ロボットアクション映画。サンライズにとっては初の実写作品でもある。
+
+
「'''世界初の実写巨大ロボット映画'''」を謳い文句に、着ぐるみではなく大型・実物大のモデルを使ったリアルロボット映画を目指して製作。実際に1/12、1/24、1/8モデルのほかに1/3の人間が実際に着こんで操作するスーツや1/1の実物大ガンヘッドも製作された。
+
+
「画面が暗くて何が起こっているのかわからない」「ストーリーが退屈」と評価は芳しくなく、興行的には今一つな結果に終わったが、実写特撮で変形ロボットが暴れまわる大胆で野心的な企画と映像、原田眞人監督のセンスが炸裂するセリフ回しから現在でも根強いファンが多い。
+
+
また漫画・ゲーム等数多くのメディアミックスが行われた。
== ストーリー ==
== ストーリー ==
176行目:
182行目:
*1992年にはTBSにて地上波放送されている。台詞の再アフレコが行われており、英語セリフが日本語に吹き替えられていたり、一部の台詞が分かりやすく変更されていたりといった違いがある。これらの変更点に加えて画質が良かったこと、さらにブルックリン役の[[声優:高嶋政宏|高嶋政宏]]氏の演技力が上がってることなどから、テレビ版を支持する声も大きい。
*1992年にはTBSにて地上波放送されている。台詞の再アフレコが行われており、英語セリフが日本語に吹き替えられていたり、一部の台詞が分かりやすく変更されていたりといった違いがある。これらの変更点に加えて画質が良かったこと、さらにブルックリン役の[[声優:高嶋政宏|高嶋政宏]]氏の演技力が上がってることなどから、テレビ版を支持する声も大きい。
**この吹き替え版は東宝に無許可で行われていたこともあって長らく映像ソフトには収録されていなかったが、2022年6月15日発売の[[Blu-ray]]において、映像特典扱いとして実に30年越しの初収録が叶った。
**この吹き替え版は東宝に無許可で行われていたこともあって長らく映像ソフトには収録されていなかったが、2022年6月15日発売の[[Blu-ray]]において、映像特典扱いとして実に30年越しの初収録が叶った。
+
*本作について、東宝の松岡功社長は「これからの特撮の可能性は充分感じられるし、やろうとしているSFマインドは良く分かった。でも、これは普通の人が見たらわからないよな。もっとわかりやすくしろ」と手厳しいコメントを残した。これについて川北鉱一監督は「まぁ、時代が早すぎたんだろうな、いろいろな意味で」と続けている。
== 脚注 ==
== 脚注 ==