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1,619 バイト追加 、 2024年3月16日 (土)
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:アークエンジェルをほぼ孤立無援に置いていたためか、アラスカ本部まで到着するとは全く思っていなかったらしく、安堵よりも困惑の感情が勝っている事が窺える。また、マリュー達が戦局を覆す切り札になり得ると考え、必死に本部まで届けようとしていた[[ストライクガンダム|GAT-X105ストライク]]に関しても全く重要視していない節も見受けられる<ref>既に[[ストライクダガー]]は量産体制に入っており、最大の問題であったOS(オペレーティングシステム)も実践に耐え得るものが完成していたため、第1期GAT-Xシリーズは地球連合軍上層部では役割を終えている存在だった上に、より高度な技術かつ性能を先鋭化させた[[カラミティガンダム|カラミティ]]、[[フォビドゥンガンダム|フォビドゥン]]、[[レイダーガンダム|レイダー]]の第2期GAT-Xシリーズがモニターに表示されていた事から既に新型設計と製造も始まっていた。更にパイロットすらも[[ブーステッドマン]]や[[エクステンデッド]]などの生体CPUの運用も予定されていたため、最初期のモビルスーツとコーディネイターによるストライク運用実績しかない上に機体まで失われている以上、アークエンジェルは連合軍では重要な存在ではなかった。むしろコーディネイターを受け入れていた事がブルーコスモスに染まっていた本部幕僚達には疎ましかった模様である</ref>。
 
:アークエンジェルをほぼ孤立無援に置いていたためか、アラスカ本部まで到着するとは全く思っていなかったらしく、安堵よりも困惑の感情が勝っている事が窺える。また、マリュー達が戦局を覆す切り札になり得ると考え、必死に本部まで届けようとしていた[[ストライクガンダム|GAT-X105ストライク]]に関しても全く重要視していない節も見受けられる<ref>既に[[ストライクダガー]]は量産体制に入っており、最大の問題であったOS(オペレーティングシステム)も実践に耐え得るものが完成していたため、第1期GAT-Xシリーズは地球連合軍上層部では役割を終えている存在だった上に、より高度な技術かつ性能を先鋭化させた[[カラミティガンダム|カラミティ]]、[[フォビドゥンガンダム|フォビドゥン]]、[[レイダーガンダム|レイダー]]の第2期GAT-Xシリーズがモニターに表示されていた事から既に新型設計と製造も始まっていた。更にパイロットすらも[[ブーステッドマン]]や[[エクステンデッド]]などの生体CPUの運用も予定されていたため、最初期のモビルスーツとコーディネイターによるストライク運用実績しかない上に機体まで失われている以上、アークエンジェルは連合軍では重要な存在ではなかった。むしろコーディネイターを受け入れていた事がブルーコスモスに染まっていた本部幕僚達には疎ましかった模様である</ref>。
 
:そして、何よりも会話の端々からコーディネイターがストライクを操縦していた事に対する露骨な嫌悪感が感じられ、最後にウィリアム・サザーランド大佐(SRW未登場)の発言から最高司令部に属する軍高官達が完全にブルーコスモスの思想に染まっている事が判明し、かつての[[血のバレンタイン]]事件は起こるべくして起きた事件だったと痛感させられる。
 
:そして、何よりも会話の端々からコーディネイターがストライクを操縦していた事に対する露骨な嫌悪感が感じられ、最後にウィリアム・サザーランド大佐(SRW未登場)の発言から最高司令部に属する軍高官達が完全にブルーコスモスの思想に染まっている事が判明し、かつての[[血のバレンタイン]]事件は起こるべくして起きた事件だったと痛感させられる。
;「くそっ! 第十三独立部隊を展開しろ」
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;将官「[[サイクロプス|この犠牲]]により戦争が早期終結へ向かわん事を切に願う」</br>サザーランド「[[ブルーコスモス|青き正常なる世界のために]]。3、2、1……」
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:『[[機動戦士ガンダムSEED]]』第35話より。サイクロプスを起動させる場面にて。将官クラスの軍人とサザーランド大佐が所持している起動キーを使用して、同時にスイッチを入れないとサイクロプスは起動しない様になっており、両名はこの言葉の後に容赦なくアラスカ基地を味方もろとも自爆させた。淡々としているサザーランドと違い将官は起動時に厳粛な面持ちであり、サザーランドから第四ゲート突破された事を伝えられる場面でも、どこか戸惑いを感じている姿が描かれていたが、小説版では全く罪悪感を持っていない事が描写されている<ref>アラスカ守備軍の劣勢が伝えられる場面にて小説版では将官達は「もう少しは持ちこたえると思った」「ユーラシアの連中も弛んでいる」「あまり頑張られても困る」と守備隊を嘲笑う姿が描かれている。また、将官達はサイクロプス起動直前まで茶を飲みながら優雅に雑談をしており、起動時の台詞でも地の文では「実際は感じていない悲痛を噛みしめるように間をおいた」とされているため、当時の連合軍最高司令部は非情な人物たちばかりである事を物語っている</ref>。
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;「くそっ! 第十三独立部隊を展開しろ」」
 
;副官「よろしいのですか?」
 
;副官「よろしいのですか?」
 
;「何のために作ったモビルスーツ部隊だ! 奴等に我々の底力を見せてくれるわ!」
 
;「何のために作ったモビルスーツ部隊だ! 奴等に我々の底力を見せてくれるわ!」
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:『[[機動戦士ガンダムSEED]]』第37話より。[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]のデータ入手により再度核兵器が使用可能となり、他の地球連合高官が難色を示す中でアズラエル主導でプラントへの全滅攻撃を可決。地球連合軍最高司令部からの命令を受け、月面プトレマイオス基地司令官が司令部で発令した出撃命令の台詞。
 
:『[[機動戦士ガンダムSEED]]』第37話より。[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]のデータ入手により再度核兵器が使用可能となり、他の地球連合高官が難色を示す中でアズラエル主導でプラントへの全滅攻撃を可決。地球連合軍最高司令部からの命令を受け、月面プトレマイオス基地司令官が司令部で発令した出撃命令の台詞。
 
:この発令により[[第1次連合・プラント大戦]]の最終決戦が幕を上げる。
 
:この発令により[[第1次連合・プラント大戦]]の最終決戦が幕を上げる。
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=== DESTINY ===
 
=== DESTINY ===
 
;オペレーター「本隊、戦闘開始しました」<br/>艦隊司令「よーし、予定通りだな。こちらも行くぞ」<br/>艦隊司令「[[ブルーコスモス|この青き清浄なる世界に]]、コーディネイターの居場所などないという事を、今度こそ思い知らせてやるのだッ!」
 
;オペレーター「本隊、戦闘開始しました」<br/>艦隊司令「よーし、予定通りだな。こちらも行くぞ」<br/>艦隊司令「[[ブルーコスモス|この青き清浄なる世界に]]、コーディネイターの居場所などないという事を、今度こそ思い知らせてやるのだッ!」
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