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:[[宇宙世紀]]の「[[地球連邦軍|地球'''連邦軍''']]」と比べると、上層部が利権絡みで腐敗しているのは事実<ref>地球連合宇宙軍第八艦隊司令官のハルバートン提督が[[マリュー・ラミアス|マリュー]]達に「利権絡みで役にも立たん事に予算を注ぎ込んでいる馬鹿な連中は! 戦場でどれだけの兵が死んでおるのかを数字でしか知らん!」と当時の地球連合軍最高司令部の幕僚達を批判している。</ref>のようだが、その反面で上層部が官僚主義・事なかれ主義的なイメージの強い地球連邦軍と比べると、自軍の被害をお構いなしに大量破壊兵器[[サイクロプス]]を作動させ自軍兵士と基地施設ごと敵軍を殲滅したり、[[メビウス|核ミサイルを敵軍へ使用する]]事にも躊躇がないなど、敵軍の殲滅を優先するという過激な人物・思想が上下関わらず強く見られる。戦意の低い軍人といった人物はほぼ出てこず、最高司令部統合作戦室所属のウィリアム・サザーランド大佐は第三次ビクトリア攻防戦やエルビス作戦で最前線での戦闘に参加するなど、宇宙世紀の地球連邦軍と比較しても好戦的である。本作の[[ナチュラル]]と[[コーディネイター]]の対立が宇宙世紀の[[アースノイド]]と[[スペースノイド]]と比較して苛烈に描写されている。特に、相手を同じ人間と見做さない反コーディネイター団体[[ブルーコスモス]]の影響もあり、コーディネイター勢力の殲滅を躊躇わない等、過激な行動が多い<ref>もっとも、自分と異なる種への偏見や差別意識に関しては、[[プラント]]側も同様であるため、一概に[[地球連合]]側のみの問題であるとは言い難い。</ref>。
 
:[[宇宙世紀]]の「[[地球連邦軍|地球'''連邦軍''']]」と比べると、上層部が利権絡みで腐敗しているのは事実<ref>地球連合宇宙軍第八艦隊司令官のハルバートン提督が[[マリュー・ラミアス|マリュー]]達に「利権絡みで役にも立たん事に予算を注ぎ込んでいる馬鹿な連中は! 戦場でどれだけの兵が死んでおるのかを数字でしか知らん!」と当時の地球連合軍最高司令部の幕僚達を批判している。</ref>のようだが、その反面で上層部が官僚主義・事なかれ主義的なイメージの強い地球連邦軍と比べると、自軍の被害をお構いなしに大量破壊兵器[[サイクロプス]]を作動させ自軍兵士と基地施設ごと敵軍を殲滅したり、[[メビウス|核ミサイルを敵軍へ使用する]]事にも躊躇がないなど、敵軍の殲滅を優先するという過激な人物・思想が上下関わらず強く見られる。戦意の低い軍人といった人物はほぼ出てこず、最高司令部統合作戦室所属のウィリアム・サザーランド大佐は第三次ビクトリア攻防戦やエルビス作戦で最前線での戦闘に参加するなど、宇宙世紀の地球連邦軍と比較しても好戦的である。本作の[[ナチュラル]]と[[コーディネイター]]の対立が宇宙世紀の[[アースノイド]]と[[スペースノイド]]と比較して苛烈に描写されている。特に、相手を同じ人間と見做さない反コーディネイター団体[[ブルーコスモス]]の影響もあり、コーディネイター勢力の殲滅を躊躇わない等、過激な行動が多い<ref>もっとも、自分と異なる種への偏見や差別意識に関しては、[[プラント]]側も同様であるため、一概に[[地球連合]]側のみの問題であるとは言い難い。</ref>。
 
:また、連邦軍は一枚岩なイメージが強いが、連合軍は成立してから1年にも満たないからか地球連合加盟国の軍隊を寄せ集めたイメージが強く、複数の国の軍隊が協力して[[ザフト]]と戦うエピソードは作中では明言はされていない<ref>地球連合軍のエルビス作戦時には[[アガメムノン級]]宇宙戦艦の艦名で各国の著名人の名称が出てくるため、連合宇宙軍の月面プトレマイオス基地所属の艦隊は各国の混成軍である可能性がある。</ref>。それどころか、最も大きな勢力を持つ[[大西洋連邦]]は他の陣営を使い捨ての駒のように扱い、[[アラスカ基地]]にて友軍であるユーラシア連邦の軍隊を囮に使い、大量破壊兵器[[サイクロプス]]で敵軍の[[ザフト]]もろとも消滅さえさせている<ref>囮部隊には[[アークエンジェル隊]]の様に大西洋連邦所属部隊も残されていたが、あくまでも軍上層部の意向で切り捨てられた部隊である。また、ユーラシア連邦側の被害は、アラスカ基地自爆後に大西洋連邦に対する発言力を喪失させる程の疲弊をもたらしているため、極めて甚大だったと思われる。『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]』では、それ故に大西洋連邦を明確に敵視しているユーラシア連邦の軍人も登場している。</ref>。
 
:また、連邦軍は一枚岩なイメージが強いが、連合軍は成立してから1年にも満たないからか地球連合加盟国の軍隊を寄せ集めたイメージが強く、複数の国の軍隊が協力して[[ザフト]]と戦うエピソードは作中では明言はされていない<ref>地球連合軍のエルビス作戦時には[[アガメムノン級]]宇宙戦艦の艦名で各国の著名人の名称が出てくるため、連合宇宙軍の月面プトレマイオス基地所属の艦隊は各国の混成軍である可能性がある。</ref>。それどころか、最も大きな勢力を持つ[[大西洋連邦]]は他の陣営を使い捨ての駒のように扱い、[[アラスカ基地]]にて友軍であるユーラシア連邦の軍隊を囮に使い、大量破壊兵器[[サイクロプス]]で敵軍の[[ザフト]]もろとも消滅さえさせている<ref>囮部隊には[[アークエンジェル隊]]の様に大西洋連邦所属部隊も残されていたが、あくまでも軍上層部の意向で切り捨てられた部隊である。また、ユーラシア連邦側の被害は、アラスカ基地自爆後に大西洋連邦に対する発言力を喪失させる程の疲弊をもたらしているため、極めて甚大だったと思われる。『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]』では、それ故に大西洋連邦を明確に敵視しているユーラシア連邦の軍人も登場している。</ref>。
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:当初こそザフト軍のモビルスーツと[[ニュートロンジャマー]]により数で大きく勝る地球軍が圧倒すると思われた予測を大きく覆されて苦戦を強いられたが、アラスカ基地でザフトが大損害を被り、更に地球軍のモビルスーツ実戦投入が本格化すると、地球戦線の戦局を瞬く間に覆す。特に第三次ビクトリア攻防戦にて、ビクトリア宇宙港の奪還に成功するとザフトのオペレーション・ウロボロスは完全に頓挫・失敗に至り、宇宙軍増強に舵を切るなど地球戦線の連合勝利はほぼ確定。そのままの勢いでザフト軍の大規模拠点である[[ジブラルタル基地]]は陥落、[[カーペンタリア基地]]は終戦まで陥落こそしなかったが、「八・八作戦」とそれに伴う「エアーズロック降下作戦」により地球連合軍が優勢を維持していた。
 
:序盤では一応、[[キラ・ヤマト|キラ]]達が所属する陣営だったが、中盤での[[アークエンジェル隊]]や[[オーブ連合首長国|オーブ]]に対する所業から最終的に敵対勢力になった。
 
:序盤では一応、[[キラ・ヤマト|キラ]]達が所属する陣営だったが、中盤での[[アークエンジェル隊]]や[[オーブ連合首長国|オーブ]]に対する所業から最終的に敵対勢力になった。
 
:ザフトの使用MSが[[ジオン軍]]系の機体デザインに近いのに対し、地球軍の[[ストライクダガー]]系列機は[[ジム]]系寄りのデザインになっている。
 
:ザフトの使用MSが[[ジオン軍]]系の機体デザインに近いのに対し、地球軍の[[ストライクダガー]]系列機は[[ジム]]系寄りのデザインになっている。
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