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元は民間人であった[[アムロ・レイ]]の搭乗によって叩き出されたその凄まじき戦果から、「[[ガンダムタイプ|ガンダム]]」の名は次第に英雄化され、後世においても様々な理由で後継機が生み出されている。
 
元は民間人であった[[アムロ・レイ]]の搭乗によって叩き出されたその凄まじき戦果から、「[[ガンダムタイプ|ガンダム]]」の名は次第に英雄化され、後世においても様々な理由で後継機が生み出されている。
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なお、他のガンダムタイプの機体と区別する際は、「'''RX-78-2 ガンダム'''」と呼称される事も多い。
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ほかのガンダムタイプの機体と区別する際は、「'''RX-78-2 ガンダム'''」と呼称されることも多い。
    
=== 機体概要 ===
 
=== 機体概要 ===
 
同時期に開発されていた[[ガンキャノン]]が中距離支援砲撃機、それ以前のRX計画で開発された[[ガンタンク]]が長距離支援用であるのに対し、本機は比較的近距離での機動射撃戦や近接白兵戦を主眼に置いた汎用機である。開発の際には連邦軍がMSを理解していなかったのと後の量産を考え、当時の最新技術が惜しみなく投入されており、非常にハイスペックな機体に仕上がっている。
 
同時期に開発されていた[[ガンキャノン]]が中距離支援砲撃機、それ以前のRX計画で開発された[[ガンタンク]]が長距離支援用であるのに対し、本機は比較的近距離での機動射撃戦や近接白兵戦を主眼に置いた汎用機である。開発の際には連邦軍がMSを理解していなかったのと後の量産を考え、当時の最新技術が惜しみなく投入されており、非常にハイスペックな機体に仕上がっている。
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装甲材にはルナ・チタニウム合金(後のガンダリウム(α)合金)が採用されており、ザクマシンガン程度の攻撃力ではびくともしない程の強靭な防御力を持つ。また、MSとしては初めて射撃・白兵両方の携行式ビーム兵器を標準装備しており、その威力は戦艦並みの威力を誇り、[[ザク]]をはじめとする敵MSを一撃で撃破する程の火力を持つ。関節部にもフィールドモーター駆動と呼ばれる関節と関節を「浮かせて」駆動させる新技術が使用されている。開発・生産費の高さを考慮しても総合性能は最高レベルの奇跡の結晶体と言える傑作機で、ザク程度では到底太刀打ちできない<ref>この事はガンダム派生作品である「ギレンの野望」でテム・レイと連邦士官が言っている。</ref>。
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装甲材にはルナ・チタニウム合金(後のガンダリウム(α)合金)が採用されており、ザクマシンガン程度の攻撃力ではびくともしないほどの強靭な防御力を持つ。また、MSとしては初めて射撃・白兵両方の携行式ビーム兵器を標準装備しており、その威力は戦艦並みの威力を誇り、[[ザク]]をはじめとする敵MSを一撃で撃破するほどの火力を持つ。関節部にもフィールドモーター駆動と呼ばれる関節と関節を「浮かせて」駆動させる新技術が使用されている。開発・生産費の高さを考慮しても総合性能は最高レベルの奇跡の結晶体と言える傑作機で、ザク程度では到底太刀打ちできない<ref>このことはガンダム派生作品である「ギレンの野望」でテム・レイと連邦士官が言っている。</ref>。
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最大の特徴は[[コアブロックシステム]]と呼ばれるコクピットシステムを採用している事で、本機は核となる[[コアファイター]]と上半身のAパーツ、下半身のBパーツで構成されている。このおかげでパイロットの生存率が向上している他、戦闘データの回収が容易となった。ただし、このシステムのために腰部の可動域が犠牲になっており、構造上の脆弱さ・整備性の悪化・高コスト化などの原因にもなっている。また、コアファイターには教育型コンピュータが搭載されており、戦闘データを蓄積させていく事である程度の自動操縦が可能となっている。
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最大の特徴は[[コアブロックシステム]]と呼ばれるコクピットシステムを採用していることで、本機は核となる[[コアファイター]]と上半身のAパーツ、下半身のBパーツで構成されている。このおかげでパイロットの生存率が向上している他、戦闘データの回収が容易となった。ただし、このシステムのために腰部の可動域が犠牲になっており、構造上の脆弱さ・整備性の悪化・高コスト化などの原因にもなっている。また、コアファイターには教育型コンピュータが搭載されており、戦闘データを蓄積させていくことである程度の自動操縦が可能となっている。
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なお、股間部には耐熱フィルムが収納されており(劇場版では耐熱フィールドに変更されている)、これを使用する事で単独での大気圏突入も可能。但しあくまでも「大気熱に耐えられる」というだけであり、減速・着地の手段がなければ、そのまま地面に叩きつけられるので、本体であるコア・ファイターを分離させる必要がある。
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なお、股間部には耐熱フィルムが収納されており(劇場版では耐熱フィールドに変更されている)、これを使用することで単独での大気圏突入も可能。ただしあくまでも「大気熱に耐えられる」というだけであり、減速・着地の手段がなければ、そのまま地面に叩きつけられるので、本体であるコア・ファイターを分離させる必要がある。
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余談だが、形式番号がRX-78'''-2'''と末尾に枝番がついている事から判る様に、ガンダムは同時に複数機が作られており、アムロが乗ったガンダムは2号機である。他に著名なものに1号機「プロトタイプガンダム」、3号機[[G-3ガンダム]]がある。もっともこの設定はTVとはパラレルである富野氏の小説版からの逆輸入設定をもとにした後付であり、TV版放映時には存在していない。TV版および劇場版の作中では、ガンダムは世界でたった一機の[[スーパーロボット]]のような扱いである(一応、大量の予備パーツを[[ホワイトベース]]に積み込むシーンがあり、それを使えばガンダムがもう一機できた可能性はある)。枝番は2号機ではなく2番仕様の意味だとする説もあり、これによるとガンダムは開発当初は1番仕様(RX-78-1)だったが、アムロが乗り込んだ時点では既に2番仕様に改修されており、後に[[マグネットコーティング]]が施されて3番仕様に近くなったと扱われる。
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余談だが、形式番号がRX-78'''-2'''と末尾に枝番がついていることからわかるように、ガンダムは同時に複数機が作られており、アムロが乗ったガンダムは2号機である。ほかに著名なものに1号機「プロトタイプガンダム」、3号機[[G-3ガンダム]]がある。もっともこの設定はTVとはパラレルである富野氏の小説版からの逆輸入設定をもとにした後付であり、TV版放映時には存在していない。TV版および劇場版の作中では、ガンダムは世界でたった一機の[[スーパーロボット]]のような扱いである(一応、大量の予備パーツを[[ホワイトベース]]に積み込むシーンがあり、それを使えばガンダムがもう一機できた可能性はある)。枝番は2号機ではなく2番仕様の意味だとする説もあり、これによるとガンダムは開発当初は1番仕様(RX-78-1)だったが、アムロが乗り込んだ時点では既に2番仕様に改修されており、後に[[マグネットコーティング]]が施されて3番仕様に近くなったと扱われる。
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TV版では本機の支援用戦闘機である[[Gファイター]]や、コアファイターをガンダムに空中換装させる事が可能な輸送機ガンペリーが登場しているが、劇場版ではGファイターは登場せず、ガンペリーの空中換装シーンは無い。また、本機は核であるコアファイターと上半身のAパーツ、下半身のBパーツによる合体メカでもあるわけだが、これを意識した戦術があったのはTV版がほとんどで、劇場版では脱出以外ではほぼ皆無である。Ζでは一度無視されたこの構想だが、後の作品で意外と再採用されており、[[ΖΖガンダム]]や[[Vガンダム]]にも反映されている。
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TV版では本機の支援用戦闘機である[[Gファイター]]や、コアファイターをガンダムに空中換装させることが可能な輸送機ガンペリーが登場しているが、劇場版ではGファイターは登場せず、ガンペリーの空中換装シーンはない。また、本機は核であるコアファイターと上半身のAパーツ、下半身のBパーツによる合体メカでもあるわけだが、これを意識した戦術があったのはTV版がほとんどで、劇場版では脱出以外ではほぼ皆無である。Ζでは一度無視されたこの構想だが、後の作品で意外と再採用されており、[[ΖΖガンダム]]や[[Vガンダム]]にも反映されている。
    
==== 性能差について ====
 
==== 性能差について ====
 
初代ガンダムの放映当時は、「連邦の技術の粋を集めた最強のMS」と言う触れ込みで他の追随を許さない性能とされていた。時代が進んでもその強さは伝説的で、U.C.0093の[[量産機]][[ジェガン]]とも互角の性能があったとされている。実際、ジオンのMSと比較すればゲルググでやっと拮抗しているレベルである。
 
初代ガンダムの放映当時は、「連邦の技術の粋を集めた最強のMS」と言う触れ込みで他の追随を許さない性能とされていた。時代が進んでもその強さは伝説的で、U.C.0093の[[量産機]][[ジェガン]]とも互角の性能があったとされている。実際、ジオンのMSと比較すればゲルググでやっと拮抗しているレベルである。
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しかしその後は新たな派生機の登場や既存機体の設定見直しにより、ガンダムと同等ないしを超える性能を持った機体も登場するようになってきており、一例として2005年の漫画『機動戦士ゼータガンダム1/2』では、U.C.0087の時点で登場人物が「最新型のジムのほうが遥かにマシ」と発言している。ただし、RX-78を問わずこういった外伝作品、特に今なお増え続ける漫画作品では、「作者の解釈・さじ加減で既存の設定が覆される」事が多々あり、一体何が正しい設定なのか判断しかねる状況となっている。一つ確かな事は「ガンダムは確かに奇跡の結晶体とも言える最高レベルのMSだが、同時にアムロが強すぎた」でガンダム伝説の始祖はアムロとセットで初めて成立するといっていい。
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しかしその後は新たな派生機の登場や既存機体の設定見直しにより、ガンダムと同等ないしを超える性能を持った機体も登場するようになってきており、一例として2005年の漫画『機動戦士ゼータガンダム1/2』では、U.C.0087の時点で登場人物が「最新型のジムのほうが遥かにマシ」と発言している。ただし、RX-78を問わずこういった外伝作品、特に今なお増え続ける漫画作品では、作者の解釈・さじ加減で既存の設定が覆されることが多々あり、一体何が正しい設定なのか判断しかねる状況となっている。一つ確かなのは「ガンダムは確かに奇跡の結晶体とも言える最高レベルのMSだが、同時にアムロが強すぎた」ことで、ガンダム伝説の始祖はアムロとセットで初めて成立するといっていい。
    
=== 劇中での様相 ===
 
=== 劇中での様相 ===
本機はテストと最終調整のために[[サイド7]]に搬入されていたが、そこで[[ジオン軍]]のザクによる襲撃を受け、正規パイロットは死亡。そこに偶然、本機の操縦マニュアルを拾った[[アムロ・レイ]]が乗り込み、2機のザクを撃破。それがきっかけとなり、彼がパイロットとなって[[ホワイトベース]]の主戦力として運用される事となった。
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本機はテストと最終調整のために[[サイド7]]に搬入されていたが、そこで[[ジオン軍]]のザクによる襲撃を受け、正規パイロットは死亡。そこに偶然、本機の操縦マニュアルを拾った[[アムロ・レイ]]が乗り込み、2機のザクを撃破。それがきっかけとなり、彼がパイロットとなって[[ホワイトベース]]の主戦力として運用されることとなった。
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アムロが[[ニュータイプ]]へ覚醒していくにつれて徐々に機体の反応がアムロについて来れなくなり、限界に達してしまうが、モスク・ハン博士が関節にマグネットコーティングを施した事で何とか対応可能となった。
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アムロが[[ニュータイプ]]へ覚醒していくにつれて徐々に機体の反応がアムロについて来れなくなり、限界に達してしまうが、モスク・ハン博士が関節にマグネットコーティングを施したことでなんとか対応可能となった。
    
[[ア・バオア・クー]]攻防戦では両手にハイパーバズーカを1挺ずつ、腰部に[[ビームライフル]]、背部にシールドを引っさげたフル装備状態で出撃し、[[シャア・アズナブル|シャア]]の駆る[[ジオング]]と交戦。頭部と左腕を破損し、最後は自動操縦で運用されてジオングの頭部と相打ちという形で大破した。
 
[[ア・バオア・クー]]攻防戦では両手にハイパーバズーカを1挺ずつ、腰部に[[ビームライフル]]、背部にシールドを引っさげたフル装備状態で出撃し、[[シャア・アズナブル|シャア]]の駆る[[ジオング]]と交戦。頭部と左腕を破損し、最後は自動操縦で運用されてジオングの頭部と相打ちという形で大破した。
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==== ガンダムの残した数々の異名と伝説 ====
 
==== ガンダムの残した数々の異名と伝説 ====
パイロットを務めたアムロ・レイの能力もあって、ア・バオア・クー攻防戦にて大破するまでの間、RX-78-2ガンダムは[[ジオン軍]]の名を馳せた[[エース|エースパイロット]]や指揮官、更には同じニュータイプ能力者やザビ家血縁者までをも次々と葬る猛威の戦果を挙げている。互角以上の戦いを見せた「[[赤い彗星]]」[[シャア・アズナブル]]ですらも、戦う度に手こずらせていた事から、[[ジオン兵]]からは「'''連邦の白いヤツ'''」、もしくは「'''[[ホワイトベース|木馬]]の白いモビルスーツ'''」と呼ばれ、恐れられる事となる。
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パイロットを務めたアムロ・レイの能力もあって、ア・バオア・クー攻防戦にて大破するまでの間、RX-78-2ガンダムは[[ジオン軍]]の名を馳せた[[エース|エースパイロット]]や指揮官、更には同じニュータイプ能力者やザビ家血縁者までをも次々と葬る猛威の戦果を挙げている。互角以上の戦いを見せた「[[赤い彗星]]」[[シャア・アズナブル]]ですらも、戦う度に手こずらせていたことから、[[ジオン兵]]からは「'''連邦の白いヤツ'''」、もしくは「'''[[ホワイトベース|木馬]]の白いモビルスーツ'''」と呼ばれ、恐れられる事となる。
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後にアムロ・レイの搭乗していたガンダムは、「連邦の白いヤツ」の他に「'''連邦の白い流星'''(バンプレストのゲーム作品から)」、「'''連邦の白い悪魔'''(バンダイのゲーム作品から)」といった別の異名でも呼ばれるようになっている。
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後にアムロ・レイの搭乗していたガンダムは、「連邦の白いヤツ」の他に「'''連邦の白い流星'''(バンプレストのゲーム作品から)」、「'''連邦の白い悪魔'''(バンダイのゲーム作品から)」といった別の異名でも呼ばれるようになっている。スーパーロボット大戦シリーズでは、連邦側からは「連邦の白い流星」で呼ばれていることが多いが、数多くのパイロットや軍人の命を奪っている史実上からか、ジオンを初めとする敵対勢力からは「連邦の白い悪魔」が一番有名な異名となっている。
スーパーロボット大戦シリーズでは、連邦側からは「連邦の白い流星」で呼ばれている事が多いが、数多くのパイロットや軍人の命を奪っている史実上からか、ジオンを初めとする敵対勢力からは「連邦の白い悪魔」が一番有名な異名となっている。
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「ガンダムが最強のMSである」という不動に等しい伝説は、[[一年戦争]]が終結しても語り継がれており、新型機の中には「ガンダム」の名を冠するMS…俗に言う[[ガンダムタイプ]]も多く含まれ、宇宙世紀で最も後期にあたる「[[機動戦士Vガンダム|ザンスカール戦争]]」でも、[[リガ・ミリティア]]の開発した[[Vガンダム]]の存在によって、ガンダムの伝説はなおも健在であった。
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「ガンダムが最強のMSである」という不動に等しい伝説は、[[一年戦争]]が終結しても語り継がれており、新型機の中には「ガンダム」の名を冠するMS…俗に言う[[ガンダムタイプ]]も多く含まれ、宇宙世紀で最も後期にあたる「[[機動戦士Vガンダム|ザンスカール戦争]]」でも、[[リガ・ミリティア]]の開発した[[Vガンダム]]の存在によって、ガンダムの伝説はなおも健在であった。また、これらの影響によってか、時には敵対勢力に、ガンダムタイプのモビルスーツが強奪・鹵獲されてしまうケースもいくつかあった([[ガンダム試作2号機]]、[[ガンダムF90|ガンダムF902号機]]、[[クロスボーン・ガンダムX2]]など)。
また、これらの影響によってか、時には敵対勢力に、ガンダムタイプのモビルスーツが強奪・鹵獲されてしまうケースもいくつかあった([[ガンダム試作2号機]]、[[ガンダムF90|ガンダムF902号機]]、[[クロスボーン・ガンダムX2]]等)。
      
『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』の小説版『月に繭 地には果実』では、「宇宙移民いじめの偉大な敵」として、正暦時代(宇宙世紀の遥か未来)まで「ガンダム」の名を残している。
 
『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』の小説版『月に繭 地には果実』では、「宇宙移民いじめの偉大な敵」として、正暦時代(宇宙世紀の遥か未来)まで「ガンダム」の名を残している。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
他の「[[ガンダムシリーズ]]」と共演することが多いことや『[[機動戦士ガンダム|1st]]』が[[いるだけ参戦]]の扱いであることが多い影響もあってか、登場時は「旧式のモビルスーツ」として低い能力値に設定されていることが多い。また、「[[限界反応]]」がある作品では、登場時点で'''[[アムロ・レイ|アムロ]]の能力値に限界反応が追いついていない'''というのがお約束に近い状態となっている。
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ほかの「[[ガンダムシリーズ]]」との共演が多いことや『[[機動戦士ガンダム|1st]]』が[[いるだけ参戦]]の扱いであることが多い影響もあってか、登場時は「旧式のモビルスーツ」として低い能力値に設定されていることが多い。「[[限界反応]]」がある作品では、登場時点で'''[[アムロ・レイ|アムロ]]の能力値に限界反応が追いついていない'''のがお約束に近い状態となっている。
    
『[[スーパーロボット大戦A|A]]』や『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]/[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』など、一部の作品では戦力として通用する性能を与えられている場合もあり、それ以外でも「[[改造]]や補強次第では意外と戦える機体」という扱いになっている作品もある。
 
『[[スーパーロボット大戦A|A]]』や『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]/[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』など、一部の作品では戦力として通用する性能を与えられている場合もあり、それ以外でも「[[改造]]や補強次第では意外と戦える機体」という扱いになっている作品もある。
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なお、他のアナザーガンダムが参戦している作品では、(自身が登場しない場合も含め)最初に開発されたガンダムではないという設定になっていることも。
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アナザーガンダムが参戦している作品では、(自身が登場しない場合も含め)最初に開発されたガンダムではないという設定になっていることも。
    
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
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=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}}
:第1話からアムロが乗って登場。既に5段階まで改造されている。そのため、バルカン砲でもある程度の攻撃力があり、序盤の[[オーラバトラー]]戦ではバルカンで活躍する事も可能。バーニィが乗っている[[ザク改]](3段階改造済)とだいたい互角といったところの性能。しかしアムロは早々にNT-1アレックスかガンダムMk-IIに乗り換える可能性が高い。
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:第1話からアムロが乗って登場。既に5段階まで改造されている。そのため、バルカン砲でもある程度の攻撃力があり、序盤の[[オーラバトラー]]戦ではバルカンで活躍することも可能。バーニィが乗っている[[ザク改]](3段階改造済)とだいたい互角といったところの性能。しかしアムロは早々にNT-1アレックスかガンダムMk-IIに乗り換える可能性が高い。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}
 
::[[シャア専用ザク]]が入手できなくなり目ぼしい乗機を失った[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]と、ガンダムのハイパー・ハンマーが意外と相性がいい。シーン2までなら使っていける。
 
::[[シャア専用ザク]]が入手できなくなり目ぼしい乗機を失った[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]と、ガンダムのハイパー・ハンマーが意外と相性がいい。シーン2までなら使っていける。
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:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
 
::本作では2周目以降、フルアーマーガンダムとGファイターの同時入手が可能となった。[[V-UPユニット]]がなくなったので無印版のような[[無双]]はできなくなったが、それでもなお性能はνガンダムより上。カスタムボーナス「全武器をバリア貫通属性にする」という新たな強みを得たため、今回も悪魔の如く前線で戦い続けられる。
 
::本作では2周目以降、フルアーマーガンダムとGファイターの同時入手が可能となった。[[V-UPユニット]]がなくなったので無印版のような[[無双]]はできなくなったが、それでもなお性能はνガンダムより上。カスタムボーナス「全武器をバリア貫通属性にする」という新たな強みを得たため、今回も悪魔の如く前線で戦い続けられる。
::戦闘アニメは全て新規描き下ろしであり、珍しくPS2作品相当のガンダムの戦闘アニメを見られる。スーパーナパームは敵に丸ごと投擲にしてビーム・ライフルで撃ち抜き爆破させ、ビーム・サーベルは原作のアイキャッチと同じポーズである等非常に凝っている。また、スーパーナパームはP属性に変更されており使い勝手が劇的に改善された。
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::戦闘アニメは全て新規描き下ろしであり、珍しくPS2作品相当のガンダムの戦闘アニメを見られる。スーパーナパームは敵に丸ごと投擲にしてビーム・ライフルで撃ち抜き爆破させ、ビーム・サーベルは原作のアイキャッチと同じポーズであるなど非常に凝っている。また、スーパーナパームはP属性に変更されており使い勝手が劇的に改善された。
    
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦}}
:初登場作品。ガンダムチームを選択した時に自軍ユニットとして運用可能。それ以外のチームを選択した時は敵として登場する。本作ではパイロットの概念がなかった為、アムロは登場しない。初期段階では射程が1のビームサーベルとビームライフルしか武器が無く、機体の性能も低い。HDリメイク版では素の性能が低めな上に、HPの問題で敵によく狙われるため使い辛い。
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:初登場作品。ガンダムチームを選択した時に自軍ユニットとして運用可能。それ以外のチームを選択したときは敵として登場する。本作ではパイロットの概念がないため、アムロは登場しない。初期段階では射程が1のビームサーベルとビームライフルしか武器がなく、機体の性能も低い。HDリメイク版では素の性能が低めな上に、HPの問題で敵によく狙われるため使い辛い。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}
:リアル系主人公を選択すると[[隠し要素/64#ガンダム、ガンキャノン、ガンタンク|隠し要素]]として入手が可能。他の作品の例に漏れず既に旧式化しており基本性能は低い。おまけに既にMk-IIを入手済み。改造段階が高いので、金をかけて改造すれば最後まで一軍で運用する事も可能である。
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:リアル系主人公を選択すると[[隠し要素/64#ガンダム、ガンキャノン、ガンタンク|隠し要素]]として入手が可能。他の作品の例に漏れず既に旧式化しており基本性能は低い。おまけに既にMk-IIを入手済み。改造段階が高いので、金をかけて改造すれば最後まで一軍で運用することも可能である。
 
:なお入手方法の関係か、アムロが反応したり、強制出撃で本機に乗ったりはしない。
 
:なお入手方法の関係か、アムロが反応したり、強制出撃で本機に乗ったりはしない。
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
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:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』以来13年ぶりに『逆シャア』時代のアムロが乗るが、'''ビームライフル用のスコープを調整する専用のカットインが用意されている'''。
 
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』以来13年ぶりに『逆シャア』時代のアムロが乗るが、'''ビームライフル用のスコープを調整する専用のカットインが用意されている'''。
 
:武装面はバルカン・サーベル・ライフル、バズーカを演出に組み込んだ必殺技の『連続攻撃』といったシンプルな構成となっている。
 
:武装面はバルカン・サーベル・ライフル、バズーカを演出に組み込んだ必殺技の『連続攻撃』といったシンプルな構成となっている。
:本作では、[[シャイアン基地]]に軟禁されたアムロの手慰みのために用意されたレプリカ機とされているが、アストナージ曰く「実戦にも耐えうるレベルではある」らしく、言葉通りならこのガンダムは'''「逆襲のシャアの年代の技術を取り入れた強化レプリカ」'''という事になる。改造値が[[量産型νガンダム|後]][[νガンダム|継]][[Hi-νガンダム|機]]に引き継がれることもあり、加入直後からたっぷり改造しても損は無い。引き継ぎ先が手に入っても残るため、[[量産型νガンダム]]入手後は[[シュラク隊]]などに回すのも選択肢になるが、一部のDLCミッションではアムロが乗って強制出撃するため注意。
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:本作では、[[シャイアン基地]]に軟禁されたアムロの手慰みのために用意されたレプリカ機とされているが、アストナージ曰く「実戦にも耐えうるレベルではある」らしく、言葉通りならこのガンダムは'''「逆襲のシャアの年代の技術を取り入れた強化レプリカ」'''ということになる。改造値が[[量産型νガンダム|後]][[νガンダム|継]][[Hi-νガンダム|機]]に引き継がれることもあり、加入直後からたっぷり改造しても損は無い。引き継ぎ先が手に入っても残るため、[[量産型νガンダム]]入手後は[[シュラク隊]]などに回すのも選択肢になるが、一部のDLCミッションではアムロが乗って強制出撃するため注意。
    
===関連作品===
 
===関連作品===
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:アムロの戦闘時における姿。作中世界でも旧式扱いされている。本作には物理攻撃の通用しない敵がおり、光線技の多くはTPを消費する必殺技扱いだが、本機は特殊コマンド「ねらう」で無消費でビームライフルが撃てるのが特徴。中盤でνガンダムに乗り換えとなる。
 
:アムロの戦闘時における姿。作中世界でも旧式扱いされている。本作には物理攻撃の通用しない敵がおり、光線技の多くはTPを消費する必殺技扱いだが、本機は特殊コマンド「ねらう」で無消費でビームライフルが撃てるのが特徴。中盤でνガンダムに乗り換えとなる。
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
;[[リアルロボット戦線]]
:アムロが乗り、第1面から味方として登場。一度撃墜されてもコアファイターに変化する為、修理代は取られない。
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:アムロが乗り、第1面から味方として登場。一度撃墜されてもコアファイターに変化するため、修理代は取られない。
 
;[[リアルロボットレジメント]]
 
;[[リアルロボットレジメント]]
 
:ステージ1の終盤でラストシューティングが再現され、大破するムービーが入る。隠しキャラとして自分で使用も可能。
 
:ステージ1の終盤でラストシューティングが再現され、大破するムービーが入る。隠しキャラとして自分で使用も可能。
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====基本装備====
 
====基本装備====
 
;60mmバルカン砲
 
;60mmバルカン砲
:頭部に左右1対2門内蔵。原作では主に牽制や小型兵器散らしに多用されたが、[[ザク]]の装甲程度なら蜂の巣状態に出来るだけの威力が有る。初めて使用した際は緊張と興奮によるパニックトリガーで弾を切らしてしまった。
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:頭部に左右1対2門内蔵。原作では主に牽制や小型兵器散らしに多用されたが、[[ザク]]の装甲程度なら蜂の巣状態に出来るだけの威力がある。初めて使用した際は緊張と興奮によるパニックトリガーで弾を切らしてしまった。
 
:様々なゲームで削り用の武装として登場している。『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では発射の瞬間のライフル音も再現。
 
:様々なゲームで削り用の武装として登場している。『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では発射の瞬間のライフル音も再現。
 
:基本的にはバルカンは射程が短いものだが、『30』では何故か1~4もある。そのため移動後に攻撃できる武器がバルカンのみ、というのもザラに起きる。これはガンダムに限らず、ほぼ全てのMSにも該当する。
 
:基本的にはバルカンは射程が短いものだが、『30』では何故か1~4もある。そのため移動後に攻撃できる武器がバルカンのみ、というのもザラに起きる。これはガンダムに限らず、ほぼ全てのMSにも該当する。
 
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]
 
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]
:ランドセルの左右に1本ずつマウントされている近接戦用の武装。[[ミノフスキー粒子]](を収束したメガ粒子)を[[Iフィールド]]で形状化させる事でビームの剣身を形成する。
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:ランドセルの左右に1本ずつマウントされている近接戦用の武装。[[ミノフスキー粒子]](を収束したメガ粒子)を[[Iフィールド]]で形状化させることでビームの剣身を形成する。
 
:威力も抜群で、チタン合金を一瞬で蒸発させるほどの熱を放ち、MSやMAはおろか動力炉を狙えば戦艦ですら難なく撃沈でき、挙句の果てには発射された[[核ミサイル]]の弾頭だけを両断している。
 
:威力も抜群で、チタン合金を一瞬で蒸発させるほどの熱を放ち、MSやMAはおろか動力炉を狙えば戦艦ですら難なく撃沈でき、挙句の果てには発射された[[核ミサイル]]の弾頭だけを両断している。
 
:CMアイキャッチの斬撃ポーズも特徴的であり、『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』の戦闘アニメはこれが元になっている。『[[スーパーロボット大戦30|30]]』ではそれに加えてサーベルを後ろに構えて画面に接近、サーベルを持つ腕を伸ばしたまま相手に接近など、見覚えのあるポーズを多数取っている。
 
:CMアイキャッチの斬撃ポーズも特徴的であり、『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』の戦闘アニメはこれが元になっている。『[[スーパーロボット大戦30|30]]』ではそれに加えてサーベルを後ろに構えて画面に接近、サーベルを持つ腕を伸ばしたまま相手に接近など、見覚えのあるポーズを多数取っている。
 
:;ビーム・ジャベリン
 
:;ビーム・ジャベリン
 
::ビーム・サーベルの柄を延ばし、その先端からビーム刃の穂先を形成する武装。当初はビーム発生デバイスの安全弁が閉じており使用できなかったが、アムロによって発見され、安全弁が開放されたことで使用可能になった。
 
::ビーム・サーベルの柄を延ばし、その先端からビーム刃の穂先を形成する武装。当初はビーム発生デバイスの安全弁が閉じており使用できなかったが、アムロによって発見され、安全弁が開放されたことで使用可能になった。
::「ジャベリン」とは投げ槍の事を指すが、劇中では投擲武装として使用される事は非常に稀で、大抵は普通の槍として使用された<ref>[[無敵鋼人ダイターン3|前番組]]の[[ダイターン3|ダイターンジャベリン]]や[[無敵ロボ トライダーG7|後番組]]の[[トライダーG7|トライダージャベリン]]などにも同様のことが言え、[[スーパーロボット|その流れ]]からこのような扱いになったものと窺える。また、当時品の玩具には大きくデザインの異なる槍が付属していた(余談も参照の事)。</ref>。劇中での破壊力は凄まじく、ガウの船体を両断したり<ref>ガウの船体の上に着地した後にジャベリンを突き立て、そのまますり足で歩くことで船体を裂いた。しかも最後には垂直尾翼も切断している。漫画作品『[[フラナガン・ブーン]]戦記』ではこのガウはブーンも乗っていた事になっており、ブーンは脱出できたもののこの光景がトラウマになったらしく'''ビーム・ジャベリンを手にしたガンダムが[[デビルガンダム]]も真っ青の悪魔の如き形相で明らかにガンダムより小さいガウを駆逐する'''というイメージが描かれている。</ref>、投擲したものが[[ムサイ級軽巡洋艦|ムサイ]]のエンジンブロックを貫通して轟沈させたりとガンダムの武装の中ではズバ抜けた破壊力を見せた。
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::「ジャベリン」とは投げ槍のことを指すが、劇中では投擲武装として使用されることは非常に稀で、大抵は普通の槍として使用された<ref>[[無敵鋼人ダイターン3|前番組]]の[[ダイターン3|ダイターンジャベリン]]や[[無敵ロボ トライダーG7|後番組]]の[[トライダーG7|トライダージャベリン]]などにも同様のことが言え、[[スーパーロボット|その流れ]]からこのような扱いになったものと窺える。また、当時品の玩具には大きくデザインの異なる槍が付属していた(余談も参照)。</ref>。劇中での破壊力は凄まじく、ガウの船体を両断したり<ref>ガウの船体の上に着地した後にジャベリンを突き立て、そのまますり足で歩くことで船体を裂いた。しかも最後には垂直尾翼も切断している。漫画作品『[[フラナガン・ブーン]]戦記』ではこのガウはブーンも乗っていたことになっており、ブーンは脱出できたもののこの光景がトラウマになったらしく'''ビーム・ジャベリンを手にしたガンダムが[[デビルガンダム]]も真っ青の悪魔の如き形相で明らかにガンダムより小さいガウを駆逐する'''というイメージが描かれている。</ref>、投擲したものが[[ムサイ級軽巡洋艦|ムサイ]]のエンジンブロックを貫通して轟沈させたりとガンダムの武装の中ではズバ抜けた破壊力を見せた。
 
::後に『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』で[[ジムIII]]も使用している。この時使われたジャベリンの柄はジムIIIの本来装備しているビームサーベルではなく、ガンダムのそれとほぼ同じ形状をしている。
 
::後に『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』で[[ジムIII]]も使用している。この時使われたジャベリンの柄はジムIIIの本来装備しているビームサーベルではなく、ガンダムのそれとほぼ同じ形状をしている。
::これほどの武装だがゲーム作品で優遇される事は少なく、SRWでも採用率は低め。『[[スーパーロボット大戦A|A]]』ではビーム・サーベルより威力が低い代わりに有射程武器として設定されている。
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::これほどの武装だがゲーム作品で優遇されることは少なく、SRWでも採用率は低め。『[[スーパーロボット大戦A|A]]』ではビーム・サーベルより威力が低い代わりに有射程武器として設定されている。
 
;BAUVA・XBR-M79-07G [[ビームライフル|ビーム・ライフル]]
 
;BAUVA・XBR-M79-07G [[ビームライフル|ビーム・ライフル]]
:モビルスーツ用の携行式メガ粒子砲。不使用時は腰部にマウント可能。「エネルギーCAP(E-CAP)」と呼ばれる技術の確立に成功した事で小型・省力化が可能となった。一年戦争当時の戦艦の主砲クラスの威力を持ち、モビルスーツを一撃で撃破する圧倒的な攻撃力を誇る。E-CAPはビームライフル本体に内蔵されており、一度弾切れになると母艦に帰還しなければ補給は不可能<ref>一部ではガンダム本体の出力からのリチャージが可能とされているが、出力状況に余裕が無いとリチャージはされない為劇中のアムロ自身もリチャージ機能をアテにはしていない。</ref>だったため、激戦の連続だった劇中では放棄されることも多かった。[[Gブル]]ではBパーツに搭載されている出力補機類が無いため、ビームライフルは携帯こそしているが使用は不可能である。
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:モビルスーツ用の携行式メガ粒子砲。不使用時は腰部にマウント可能。「エネルギーCAP(E-CAP)」と呼ばれる技術の確立に成功したことで小型・省力化が可能となった。一年戦争当時の戦艦の主砲クラスの威力を持ち、モビルスーツを一撃で撃破する圧倒的な攻撃力を誇る。E-CAPはビームライフル本体に内蔵されており、一度弾切れになると母艦に帰還しなければ補給は不可能<ref>一部ではガンダム本体の出力からのリチャージが可能とされているが、出力状況に余裕がないとリチャージはされない為劇中のアムロ自身もリチャージ機能をアテにはしていない。</ref>だったため、激戦の連続だった劇中では放棄されることも多かった。[[Gブル]]ではBパーツに搭載されている出力補機類がないため、ビームライフルは携帯こそしているが使用は不可能である。
:SRWでも射程や弾数の関係でガンダムの主武装となる事が多い。また、『[[ヒーロー戦記]]』など一部のゲーム作品ではライフルの連射攻撃が必殺技として採用されている事もある。
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:SRWでも射程や弾数の関係でガンダムの主武装となることが多い。また、『[[ヒーロー戦記]]』など一部のゲーム作品ではライフルの連射攻撃が必殺技として採用されていることもある。
 
:『30』の戦闘アニメでは'''『逆シャア』時代のアムロがコクピットのスコープを使って狙いをつけるカットインアニメが描き下ろされている。'''
 
:『30』の戦闘アニメでは'''『逆シャア』時代のアムロがコクピットのスコープを使って狙いをつけるカットインアニメが描き下ろされている。'''
 
:なお、クローバー社製玩具『ガンダムDX合体セット』では「ラッシュ・ライフル」と表記されている。
 
:なお、クローバー社製玩具『ガンダムDX合体セット』では「ラッシュ・ライフル」と表記されている。
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:ゲームでは2~4発と弾数がより少ないことも。『30』では初めて武装欄からオミットされ、必殺技の『連続攻撃』のモーションに組み込まれている。
 
:ゲームでは2~4発と弾数がより少ないことも。『30』では初めて武装欄からオミットされ、必殺技の『連続攻撃』のモーションに組み込まれている。
 
;RX・M-Sh-008/S-01025 ガンダム・シールド
 
;RX・M-Sh-008/S-01025 ガンダム・シールド
:ルナ・チタニウム合金製の機体とほぼ同じ長さの大盾。上部には前にかざして防御しながら射撃する際に視界を確保する銃眼スリットを有する。不使用時は背部にマウント可能。攻撃を受けた際の衝撃の拡散と吸収を目的に設計されており、三重のハニカム構造となっている。また、投擲武装としても使用可能な程強度が高く、背部にマウントした状態で背後からマゼラ・トップ砲を喰らってもガンダム本体は無傷だった。[[Gファイター]]と合体した際にはシールドを両手に装備しており、当初は分離の際に右手のシールドを破棄していたが、後にジョイントパーツが開発され、2枚重ねで使用する事が可能となった。シールド裏の色の解釈は媒体等によって異なり、『30』の戦闘アニメでは赤一色である。
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:ルナ・チタニウム合金製の機体とほぼ同じ長さの大盾。上部には前にかざして防御しながら射撃する際に視界を確保する銃眼スリットを有する。不使用時は背部にマウント可能。攻撃を受けた際の衝撃の拡散と吸収を目的に設計されており、三重のハニカム構造となっている。また、投擲武装としても使用可能なほど強度が高く、背部にマウントした状態で背後からマゼラ・トップ砲を喰らってもガンダム本体は無傷だった。[[Gファイター]]と合体した際にはシールドを両手に装備しており、当初は分離の際に右手のシールドを破棄していたが、後にジョイントパーツが開発され、2枚重ねで使用することが可能となった。シールド裏の色の解釈は媒体等によって異なり、『30』の戦闘アニメでは赤一色である。
    
====オプション装備====
 
====オプション装備====
 
;ガンダム・ハンマー
 
;ガンダム・ハンマー
:長い鎖で繋がれた棘付き鉄球<ref>このハンマーは金槌ではなく、ハンマー投の砲丸のこと。</ref>を振り回して攻撃する質量兵器。一撃で[[ザク]]を破壊する程の威力があるが、扱いが難しい武器。劇場版では登場しない。なお、鉄球部分にザクのバズーカが直撃しても破壊されない強度がある。前年に放映された[[ダイターン3|前番組のスーパーロボット]]も同類の武器を使用している。
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:長い鎖で繋がれた棘付き鉄球<ref>このハンマーは金槌ではなく、ハンマー投の砲丸のこと。</ref>を振り回して攻撃する質量兵器。一撃で[[ザク]]を破壊するほどの威力があるが、扱いが難しい武器。劇場版では登場しない。なお、鉄球部分にザクのバズーカが直撃しても破壊されない強度がある。前年に放映された[[ダイターン3|前番組のスーパーロボット]]も同類の武器を使用している。
 
;ハイパー・ハンマー
 
;ハイパー・ハンマー
 
:ガンダム・ハンマーを強化した武装。棘の鋭くなった鉄球にバーニアを取り付けており、威力も向上した。[[ゴッグ]]との戦闘で初使用され、一撃目はゴッグをダウンさせたが、二撃目はゴッグの手によって受け止められてしまっている。
 
:ガンダム・ハンマーを強化した武装。棘の鋭くなった鉄球にバーニアを取り付けており、威力も向上した。[[ゴッグ]]との戦闘で初使用され、一撃目はゴッグをダウンさせたが、二撃目はゴッグの手によって受け止められてしまっている。
 
:SRWでは初期は接近戦専用だったが『[[スーパーロボット大戦α|α]]』以降中距離まで届くP属性武器として、また'''漢の武器'''としてプレイヤーに愛されてきたが、『30』で初めてオミットされてしまった。
 
:SRWでは初期は接近戦専用だったが『[[スーパーロボット大戦α|α]]』以降中距離まで届くP属性武器として、また'''漢の武器'''としてプレイヤーに愛されてきたが、『30』で初めてオミットされてしまった。
 
;スーパー・ナパーム
 
;スーパー・ナパーム
:ビームライフルの砲身下部に装着可能な4連装のランチャーから発射するナパーム弾。広い範囲を焼き払う事が可能。
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:ビームライフルの砲身下部に装着可能な4連装のランチャーから発射するナパーム弾。広い範囲を焼き払うことが可能。
 
:作中では上記の様な使われ方をせず、サイド7で回収できない機体パーツを破棄するために発射ポッドごとビームライフルで撃ち抜いて着火する使われ方をした。
 
:作中では上記の様な使われ方をせず、サイド7で回収できない機体パーツを破棄するために発射ポッドごとビームライフルで撃ち抜いて着火する使われ方をした。
:その為か、殆どの媒体では発射ポッドを撃ち抜く形での使用をしており、『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』ではナパームを敵に向かって投げつけ、ビーム・ライフルを発射する事で爆破して攻撃するようになっている。
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:そのためか、ほとんどの媒体では発射ポッドを撃ち抜く形での使用をしており、『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』ではナパームを敵に向かって投げつけ、ビーム・ライフルを発射することで爆破して攻撃するようになっている。
 
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』(GBA版)では当時の演出限界のせいか、'''ビームライフルを撃つだけで被弾時に大爆発'''と大幅に簡略化されている。
 
:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』(GBA版)では当時の演出限界のせいか、'''ビームライフルを撃つだけで被弾時に大爆発'''と大幅に簡略化されている。
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:児童誌などに掲載されていた武器その2。これも本編未使用。
 
:児童誌などに掲載されていた武器その2。これも本編未使用。
 
:ガンダム・ハンマーと同様のチェインフレイルだが、棘は鋭く長い3本のみが十字方向に伸びている。
 
:ガンダム・ハンマーと同様のチェインフレイルだが、棘は鋭く長い3本のみが十字方向に伸びている。
:『ガンダムかるた』の札の一つに採用されている他、『冒険王版』ではこちらがガンダム・ハンマーの名称で使用されている。その際は長い棘で[[グフ]]の胴体を切り裂いた。
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:『ガンダムかるた』の札の一つに採用されているほか、『冒険王版』ではこちらがガンダム・ハンマーの名称で使用されている。その際は長い棘で[[グフ]]の胴体を切り裂いた。
    
====必殺攻撃====
 
====必殺攻撃====
 
;ラスト・シューティング
 
;ラスト・シューティング
 
:原作ラストにてジオングを撃破した際の再現。『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』でレアリティXRとして初登場。その後『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』にて武装として登場。条件を満たすことで追加される隠し武装で、両手バズーカ→サーベル→件のポーズにてライフルでトドメという内容のコンビネーション攻撃となっている。
 
:原作ラストにてジオングを撃破した際の再現。『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』でレアリティXRとして初登場。その後『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』にて武装として登場。条件を満たすことで追加される隠し武装で、両手バズーカ→サーベル→件のポーズにてライフルでトドメという内容のコンビネーション攻撃となっている。
:一般的には劇場版のポスターに掲載された「頭と左腕を失ったガンダムが真上にビームライフルを構えたポーズ」を指すが、SRWでは流石に攻撃の度に部位の欠損まで再現するわけにはいかないため'''体を大きく反らせて頭と左腕が見えにくくなるポーズ'''で対応している。
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:一般的には劇場版のポスターに掲載された「頭と左腕を失ったガンダムが真上にビームライフルを構えたポーズ」を指すが、SRWでは流石に攻撃のたびに部位の欠損まで再現するわけにはいかないため'''体を大きく反らせて頭と左腕が見えにくくなるポーズ'''で対応している。
 
;連続攻撃
 
;連続攻撃
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用された攻撃マニューバ。ア・バオア・クー攻防戦仕様の両手バズーカ装備で出現し、敵機に向かって連射した後、右手のバズーカを捨てライフルに持ち替え、更に左手のバズーカを二発撃った後敵機に投げつけ、トドメに狙いすましたライフルで敵機を撃ち抜く。投擲したバズーカはビームが当たった際の余波で爆発している。
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:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用された攻撃マニューバ。ア・バオア・クー攻防戦仕様の両手バズーカ装備で出現し、敵機に向かって連射した後、右手のバズーカを捨てライフルに持ち替え、さらに左手のバズーカを二発撃った後敵機に投げつけ、トドメに狙いすましたライフルで敵機を撃ち抜く。投擲したバズーカはビームが当たった際の余波で爆発している。
 
:最後のライフル射撃のカットインは'''OPのワンカットを再現したポーズ'''となっている。
 
:最後のライフル射撃のカットインは'''OPのワンカットを再現したポーズ'''となっている。
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;剣装備、盾装備
 
;剣装備、盾装備
 
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動。
 
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動。
 
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;一部作品で採用
'''一部作品で採用'''
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:;[[合体]]
;[[合体]]
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::[[Gファイター]]と合体し[[ガンダム+Gファイター]]となる。『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では合体後に[[変形]]可能。
:[[Gファイター]]と合体し[[ガンダム+Gファイター]]となる。『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では合体後に[[変形]]可能。
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:;[[換装]]
;[[換装]]
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::[[フルアーマーガンダム]]へ換装する。
:[[フルアーマーガンダム]]へ換装する。
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:;[[分離]]
;[[分離]]
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::[[コアファイター]]へ分離する。
:[[コアファイター]]へ分離する。
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:;[[変形]]
;[[変形]]
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::[[ガンダム+Gファイター|Gアーマー]]へ変形する。
:[[ガンダム+Gファイター|Gアーマー]]へ変形する。
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:;[[グループ (GR)]]
;[[グループ (GR)]]
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::『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。[[ガンキャノン]]、[[ガンタンク]]、[[Gファイター]]とグループ出撃可能。
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。[[ガンキャノン]]、[[ガンタンク]]、[[Gファイター]]とグループ出撃可能。
      
===移動タイプ===
 
===移動タイプ===
 
;[[陸]]・[[宇宙]]
 
;[[陸]]・[[宇宙]]
:「翔べ!ガンダム」という曲もあるが、サブフライトシステムや換装なしでの大気圏内での単独飛行は(『冒険王』掲載の漫画版以外は)不可。バーニアをふかして放物線を描いたジャンプを行う事は出来、上空にホワイトベースが浮いている際にはこの方法で帰還する。
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:「翔べ!ガンダム」という曲もあるが、サブフライトシステムや換装なしでの大気圏内での単独飛行は(『冒険王』掲載の漫画版以外は)不可。バーニアをふかして放物線を描いたジャンプを行うことはでき、上空にホワイトベースが浮いている際にはこの方法で帰還する。
    
===[[サイズ]]===
 
===[[サイズ]]===
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:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』でのボーナス。同作で猛威を揮う[[ディストーションフィールド]]を封殺できる。
 
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』でのボーナス。同作で猛威を揮う[[ディストーションフィールド]]を封殺できる。
 
;運動性+20。「ビーム・ライフル」と「ビーム・サーベル」に[[カウンター]]属性追加。
 
;運動性+20。「ビーム・ライフル」と「ビーム・サーベル」に[[カウンター]]属性追加。
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』でのボーナス。一年戦争時のアムロの先読み、あるいは俗に言う『ニュータイプ撃ち』を再現したかのようなボーナスとなっている。
+
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』でのボーナス。一年戦争時のアムロの先読み、あるいは俗に言う「ニュータイプ撃ち」を再現したかのようなボーナスとなっている。
 
:最強武器の連続攻撃には追加されない。また技能「[[カウンター|フルカウンター]]」を習得していると完全に腐る。
 
:最強武器の連続攻撃には追加されない。また技能「[[カウンター|フルカウンター]]」を習得していると完全に腐る。
 
:トロフィー「紫電一閃」を早期に狙うなら活用できるが、こだわらないならより攻撃力が高い[[ドライストレーガー]]や[[νガンダム]]の準備ができるのを待つのが得策。
 
:トロフィー「紫電一閃」を早期に狙うなら活用できるが、こだわらないならより攻撃力が高い[[ドライストレーガー]]や[[νガンダム]]の準備ができるのを待つのが得策。
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==名台詞(?)==
 
==名台詞(?)==
 
;「ぱいろっとオヨビ回路保護ノタメ、全えねるぎーノ98%ヲ放出中!」<br />「放熱えねるぎー、低下」
 
;「ぱいろっとオヨビ回路保護ノタメ、全えねるぎーノ98%ヲ放出中!」<br />「放熱えねるぎー、低下」
:第18話「灼熱のアッザム・リーダー」にて[[アッザム]]の兵器「アッザム・リーダー」の放熱攻撃を食らった際に発せられたガンダムの機械音声<ref>ちなみにガンダムの機械音声は、無駄に可愛い声である。</ref>。
+
:第18話「灼熱のアッザム・リーダー」にて[[アッザム]]の兵器「アッザム・リーダー」の放熱攻撃を食らった際に発せられたガンダムの機械音声。
:機体のエネルギーを放出してパイロットと機体の保護を行い、アッザムの攻撃が止むとその事をパイロットの[[アムロ・レイ|アムロ]]に知らせている。つまり、ガンダムに搭載されている教育型コンピューターのプログラムは自身が弱ったと見せかけて敵の油断を誘い、反撃の機会を窺っていたのである。
+
:機体のエネルギーを放出してパイロットと機体の保護を行い、アッザムの攻撃が止むとそのことをパイロットの[[アムロ・レイ|アムロ]]に知らせている。つまり、ガンダムに搭載されている教育型コンピューターのプログラムは自身が弱ったと見せかけて敵の油断を誘い、反撃の機会を窺っていたのである。
 
:よく'''「ガンダムが喋った」とネタにされるシーン'''であるが、ガンダムに搭載された教育型コンピューターの性能を示す描写であり外伝作品の『THE BLUE DESTINY』では主人公(ユウ・カジマ)が所属するMSの運用データの収集を目的とするモルモット部隊が、コロニー、宇宙、地上で激戦を潜り抜けたアムロの経験を蓄積したこのコンピューターがジャブローに届けられた結果お役御免になったとされている。
 
:よく'''「ガンダムが喋った」とネタにされるシーン'''であるが、ガンダムに搭載された教育型コンピューターの性能を示す描写であり外伝作品の『THE BLUE DESTINY』では主人公(ユウ・カジマ)が所属するMSの運用データの収集を目的とするモルモット部隊が、コロニー、宇宙、地上で激戦を潜り抜けたアムロの経験を蓄積したこのコンピューターがジャブローに届けられた結果お役御免になったとされている。
   313行目: 310行目:  
:迷路のような[[ア・バオア・クー]]内部で、頭上方向の通路に待ち伏せてメガ粒子砲を放ってきた[[ジオング]]に対し、アムロが自動操縦にセットして迎撃、相撃ちとなった一撃。この時点で、左腕と頭部を失っていたが、ビームライフルを保持していた右腕と右足も破壊され完全に戦闘不能状態になった。
 
:迷路のような[[ア・バオア・クー]]内部で、頭上方向の通路に待ち伏せてメガ粒子砲を放ってきた[[ジオング]]に対し、アムロが自動操縦にセットして迎撃、相撃ちとなった一撃。この時点で、左腕と頭部を失っていたが、ビームライフルを保持していた右腕と右足も破壊され完全に戦闘不能状態になった。
 
:なお、あくまでこの「ラストシューティング」という名称は本編には出ていない[[俗語・俗称|俗称]]であり、映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の予告編にて初登場した(この際は[[英語]]表記であった)。
 
:なお、あくまでこの「ラストシューティング」という名称は本編には出ていない[[俗語・俗称|俗称]]であり、映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の予告編にて初登場した(この際は[[英語]]表記であった)。
:過去のプラモデルでこの名場面のポーズを取らせるには改造必須であったが、2008年発売の「MGガンダムver.2.0」や2010年発売の「RGガンダム」等の[[ガンプラ]]では素組みでこのポーズを取る事が可能になっている。
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:過去のプラモデルでこの名場面のポーズを取らせるには改造必須であったが、2008年発売の「MGガンダムver.2.0」や2010年発売の「RGガンダム」などの[[ガンプラ]]では素組みでこのポーズを取ることが可能になっている。
:なお、あまりにも有名な為か、[[νガンダム|SRWでトドメ演出になったり]]、別の[[コンピュータゲーム|ゲーム]]では'''必殺技'''だったり、[[ユニコーンガンダム|二体のガンダムの]][[バンシィ|名を持つ機体]]が[[赤い彗星]]の乗る[[シナンジュ|機]][[ネオ・ジオング|体]]に対して行ったりしている。
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:なお、あまりにも有名なためか、[[νガンダム|SRWでトドメ演出になったり]]、別の[[コンピュータゲーム|ゲーム]]では'''必殺技'''だったり、[[ユニコーンガンダム|二体のガンダムの]][[バンシィ|名を持つ機体]]が[[赤い彗星]]の乗る[[シナンジュ|機]][[ネオ・ジオング|体]]に対して行ったりしている。
:ちなみに映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』のメインビジュアルにもなっており、いかにも「ボロボロになりながらも最後の力を振り絞って発射した」という感動的なシーンに見えるが、実際の映像ではあっさり終わってしまうシーンである。更に言えば自動操縦であり、アムロが直接操作していたわけでもない。
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:『めぐりあい宇宙編』のメインビジュアルにもなっており、いかにも「ボロボロになりながらも最後の力を振り絞って発射した」という感動的なシーンに見えるが、実際の映像ではあっさり終わってしまうシーンである。さらに言えば自動操縦であり、アムロが直接操作していたわけでもない。
    
==主な関連機体==
 
==主な関連機体==
375行目: 372行目:  
*参戦時のデザインで黒目が入ったり入らなかったりすることがよく話題にあがるが、SDガンダムシリーズであるかそうでないかということらしい。
 
*参戦時のデザインで黒目が入ったり入らなかったりすることがよく話題にあがるが、SDガンダムシリーズであるかそうでないかということらしい。
 
*企画段階のデザインはほぼ変わりないが、カラーリングが白一色であった。
 
*企画段階のデザインはほぼ変わりないが、カラーリングが白一色であった。
**なお、これを見たスポンサーの玩具メーカー『クローバー』は「白一色では玩具として売れない。三色に塗り替えろ」と指示。白基調を残したかったため、胴体や各部にトリコロールカラーを塗る事で正式決定となった。
+
**なお、これを見たスポンサーの玩具メーカー『クローバー』は「白一色では玩具として売れない。三色に塗り替えろ」と指示。白基調を残したかったため、胴体や各部にトリコロールカラーを塗ることで正式決定となった。
 
*「[[ビームサーベル]]、頭部バルカン、[[ビームライフル]]、シールド」という装備は、基本的に[[ガンダムシリーズ]]作品の大半の主役機に共通する武装である。
 
*「[[ビームサーベル]]、頭部バルカン、[[ビームライフル]]、シールド」という装備は、基本的に[[ガンダムシリーズ]]作品の大半の主役機に共通する武装である。
 
**ただし頭部バルカンに関しては実装されるかは他の三種と比べまちまちになっており(代わりに胸部などにバルカンの類の武装を着けている例も)、特に『[[機動戦士ガンダム00|00]]』以降のアナザーガンダムでは一切不採用になっている。
 
**ただし頭部バルカンに関しては実装されるかは他の三種と比べまちまちになっており(代わりに胸部などにバルカンの類の武装を着けている例も)、特に『[[機動戦士ガンダム00|00]]』以降のアナザーガンダムでは一切不採用になっている。
*[[宇宙世紀]]やそれ以外の世界でも、本機の黄色いカメラアイを採用したガンダムタイプは意外なほど少ない([[Hi-νガンダム]]や[[∀ガンダム]]、[[ストライクガンダム]]等が代表例で、『[[機動戦士ガンダムAGE|AGE]]』でもAGEシステムを[[ガンダムAGE-1グランサ|外した]][[ガンダムAGE-2ダークハウンド|ガンダム各機]]が該当)。
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*[[宇宙世紀]]やそれ以外の世界でも、本機の黄色いカメラアイを採用したガンダムタイプは意外なほど少ない([[Hi-νガンダム]]や[[∀ガンダム]]、[[ストライクガンダム]]などが代表例で、『[[機動戦士ガンダムAGE|AGE]]』でもAGEシステムを[[ガンダムAGE-1グランサ|外した]][[ガンダムAGE-2ダークハウンド|ガンダム各機]]が該当)。
 
**一方で、[[ガンダムMk-II|Mk-II]]の「黄色いアンテナと緑のカメラアイ」という組み合わせは数多くの機体で採用されており、ガンダムの新しいスタンダードカラーになっている。
 
**一方で、[[ガンダムMk-II|Mk-II]]の「黄色いアンテナと緑のカメラアイ」という組み合わせは数多くの機体で採用されており、ガンダムの新しいスタンダードカラーになっている。
**更に「白いアンテナ」を採用したガンダムタイプは輪をかけて少なく、Hi-νガンダムや∀ガンダム、[[ガンダムエクシア]]や[[ダブルオークアンタ]]、ガンダムAGE-1、ガンダムAGE-2くらいしか存在しない。
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**さらに「白いアンテナ」を採用したガンダムタイプは輪をかけて少なく、Hi-νガンダムや∀ガンダム、[[ガンダムエクシア]]や[[ダブルオークアンタ]]、ガンダムAGE-1、ガンダムAGE-2くらいしか存在しない。
***ただし、放送当時はもとより現在でも、時折黄色アンテナで描かれていることはある(横井版『[[SDガンダム]]』や漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』など)。
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***ただし、放送当時はもとより現在でも、黄色アンテナで描かれていることはある(横井版『[[SDガンダム]]』や漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』など)。
*『[[機動武闘伝Gガンダム]]』にも、ラストのデビルガンダム戦に特別出演しており、各ガンダムに紛れて発射するロケットに抱きついているシーンが見られる。
+
*『[[機動武闘伝Gガンダム]]』では、ラストのデビルガンダム戦に特別出演しており、各ガンダムに紛れて発射するロケットに抱きついているシーンが見られる。
 
*放映当時のガンダムは若干タレ目のデザインで描かれており、当時の視聴者からの人気は[[ザク]]に負けていた。その証拠に、[[続編]]『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』との間に出た[[MSV]]ではザクのバリエーションが大量に出たのに対し、肝心のガンダムは[[フルアーマーガンダム]]とパーフェクトガンダムのみであった。
 
*放映当時のガンダムは若干タレ目のデザインで描かれており、当時の視聴者からの人気は[[ザク]]に負けていた。その証拠に、[[続編]]『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』との間に出た[[MSV]]ではザクのバリエーションが大量に出たのに対し、肝心のガンダムは[[フルアーマーガンダム]]とパーフェクトガンダムのみであった。
 
**この人気を覆したのが続編の[[ガンダムMk-II|Mk-II]]と[[Ζガンダム|Ζ]]であり、以後初代が[[ガンプラ|プラモデル]]や[[コンピュータゲーム|ゲーム]]に出演する際は、Ζ以降のデザインに準じたややスマートでツリ目のデザインにリファインされている。ただ『30』では放映当時の演出を徹底再現したためタレ目になっている。
 
**この人気を覆したのが続編の[[ガンダムMk-II|Mk-II]]と[[Ζガンダム|Ζ]]であり、以後初代が[[ガンプラ|プラモデル]]や[[コンピュータゲーム|ゲーム]]に出演する際は、Ζ以降のデザインに準じたややスマートでツリ目のデザインにリファインされている。ただ『30』では放映当時の演出を徹底再現したためタレ目になっている。
 
**パーフェクトガンダムは、当時機動戦士ガンダムの作画に参加していた板野一郎氏が対ジオング用の決戦装備として原画作業の合間に描いた物が原案である。
 
**パーフェクトガンダムは、当時機動戦士ガンダムの作画に参加していた板野一郎氏が対ジオング用の決戦装備として原画作業の合間に描いた物が原案である。
 
*クローバー製の玩具『ガンダムDX合体セット』のガンダムには肩に装備する「ハイパー・バズーカ砲」、槍と斧が組み合わさった「ソードジャベリン」といった武器が付属していたが、いずれも本編には未登場。
 
*クローバー製の玩具『ガンダムDX合体セット』のガンダムには肩に装備する「ハイパー・バズーカ砲」、槍と斧が組み合わさった「ソードジャベリン」といった武器が付属していたが、いずれも本編には未登場。
**しかしこれらの構想はフルアーマーガンダム等のMSV出典の機体や、[[機動戦士ガンダムUC|後年の作品]]に登場する[[フルアーマー・ユニコーンガンダム #武装|MSの]][[クシャトリヤ #関連機体|武装]]などに受け継がれている。
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**しかしこれらの構想はフルアーマーガンダムなどのMSV出典の機体や、[[機動戦士ガンダムUC|後年の作品]]に登場する[[フルアーマー・ユニコーンガンダム #武装|MSの]][[クシャトリヤ #関連機体|武装]]などに受け継がれている。
 
**また、このガンダムの両手は「G(ガンダム)・パンチ」という名前の[[マジンガーZ #内蔵兵装|拳が敵機に向かって飛んでいく武器]]になっていた。こちらも本編とは関係ない武装だが、後年の公式[[外伝]][[漫画]]作品や[[SDガンダム]]には[[ロケットパンチ]]的な武器を装備したガンダムも登場している。
 
**また、このガンダムの両手は「G(ガンダム)・パンチ」という名前の[[マジンガーZ #内蔵兵装|拳が敵機に向かって飛んでいく武器]]になっていた。こちらも本編とは関係ない武装だが、後年の公式[[外伝]][[漫画]]作品や[[SDガンダム]]には[[ロケットパンチ]]的な武器を装備したガンダムも登場している。
 
**以上列挙したクローバー製の玩具『ガンダムDX合体セット』に付属するガンダムの武装は「[[スーパーロボットとリアルロボット#ガンダム以降・80年代ロボットアニメ|リアルロボットという概念が希薄だった時代の産物]]」と評すべきものであろう。
 
**以上列挙したクローバー製の玩具『ガンダムDX合体セット』に付属するガンダムの武装は「[[スーパーロボットとリアルロボット#ガンダム以降・80年代ロボットアニメ|リアルロボットという概念が希薄だった時代の産物]]」と評すべきものであろう。
 
*[[ガンプラ]]ブームが爆発した頃、それに便乗する形で'''『モビルフォースガンガル』'''なる[[偽物|パチモン]]プラモが販売されていたことは有名。ガンガルは形状的にはガンダムとは全く別物なのだが、色合いが微妙に似ている人型ロボットなので、作品を知らない当時の人間はガンダムと誤認しやすいという絶妙な姿をしていた。
 
*[[ガンプラ]]ブームが爆発した頃、それに便乗する形で'''『モビルフォースガンガル』'''なる[[偽物|パチモン]]プラモが販売されていたことは有名。ガンガルは形状的にはガンダムとは全く別物なのだが、色合いが微妙に似ている人型ロボットなので、作品を知らない当時の人間はガンダムと誤認しやすいという絶妙な姿をしていた。
 
**なおこのガンガル、ガンダムに似せた商品として逆に有名なためか、ガンガルそのもの或いはガンガルに酷似したものとして、プラモデルの登場する作品ではネタにされやすい。『[[ナイツ&マジック]]』のアニメ版では、ガンガルをさらに元ネタにしたプラモデル『ガーンガル』がちらっと映っている。
 
**なおこのガンガル、ガンダムに似せた商品として逆に有名なためか、ガンガルそのもの或いはガンガルに酷似したものとして、プラモデルの登場する作品ではネタにされやすい。『[[ナイツ&マジック]]』のアニメ版では、ガンガルをさらに元ネタにしたプラモデル『ガーンガル』がちらっと映っている。
**[[ケロロ軍曹]]の原作漫画版でも何度か取り上げられているが、アニメ版では版権の都合で'''ダンガル'''に差し替えられている。このアニメの制作会社は本家ガンダムと同じサンライズなので、'''パクられた側がパクった側の版権に配慮する'''という奇妙な図式となった。
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**[[ケロロ軍曹 (TV)|ケロロ軍曹]]』の原作漫画版でも何度か取り上げられているが、アニメ版では版権の都合で'''ダンガル'''に差し替えられている。このアニメの制作会社は本家ガンダムと同じサンライズなので、'''パクられた側がパクった側の版権に配慮する'''という奇妙な図式となった。
 
**SDガンダムシリーズの方には[[ネオブラックドラゴン#余談|ガンガルがモチーフの一つとして取り入れられていると思われるキャラクター]]が登場している。そのキャラが「悪の魔王」であるあたり何とも意味深である。
 
**SDガンダムシリーズの方には[[ネオブラックドラゴン#余談|ガンガルがモチーフの一つとして取り入れられていると思われるキャラクター]]が登場している。そのキャラが「悪の魔王」であるあたり何とも意味深である。
*80年代前半に『月刊コロコロコミック』で連載されていたギャグ漫画『超人キンタマン』には、RX-78-2そのものである「'''オガンダム'''」なるキャラが登場し、数珠を手に何かと「ナンマイダ~」と読経を唱えるギャグを連発していた。折からのガンダムブームの影響もあって、オガンダムは読者からの絶大な人気を獲得し、スクラッチモデルの紹介記事等も組まれた。
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*80年代前半に『月刊コロコロコミック』で連載されていたギャグ漫画『超人キンタマン』には、RX-78-2そのものである「'''オガンダム'''」なるキャラが登場し、数珠を手に何かと「ナンマイダ~」と読経を唱えるギャグを連発していた。折からのガンダムブームの影響もあって、オガンダムは読者からの絶大な人気を獲得し、スクラッチモデルの紹介記事なども組まれた。
**しかし、程なくして作者がサンライズの了承を得ずに登場させていた事実が発覚。以降、オガンダムは「『バカラス』なる別のキャラ(こちらは[[ブライガー]]似のデザインだが…)に[[改造]]された」という設定で姿を消し、単行本からも削除されるという[[黒歴史]]を地で体現した存在になった。
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**しかし、ほどなくして作者がサンライズの了承を得ずに登場させていた事実が発覚。以降、オガンダムは「バカラス」なる別のキャラ(こちらは[[ブライガー]]似のデザインだが…)に[[改造]]されたという設定で姿を消し、単行本からも削除されるという[[黒歴史]]を地で体現した存在になった。
 
**なお、2011年に放送された『[[機動戦士ガンダムAGE]]』は『コロコロ』と提携しているが、オガンダムの一件が水に流れたか否かについては謎。
 
**なお、2011年に放送された『[[機動戦士ガンダムAGE]]』は『コロコロ』と提携しているが、オガンダムの一件が水に流れたか否かについては謎。
*一方、『週刊少年ジャンプ』で連載されていた漫画『銀魂』ではRX-78-2の頭部にモザイクをかけただけのそっくりなロボット「'''<RUBY><RB>頑侍</RB><RT>がんさむ</RT></RUBY>'''」が登場しており、「アニメ版の製作会社が『サンライズ』のため版権は問題無い」と登場人物が作中で語っている(そもそも、アニメのオリジナルエピソードでガンダムがそのまま出た事がある)。
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*一方、『週刊少年ジャンプ』で連載されていた漫画『銀魂』ではRX-78-2の頭部にモザイクをかけただけのそっくりなロボット「'''<RUBY><RB>頑侍</RB><RT>がんさむ</RT></RUBY>'''」が登場しており、「アニメ版の製作会社が『サンライズ』のため版権は問題無い」と登場人物が作中で語っている(そもそも、アニメのオリジナルエピソードでガンダムがそのまま出たことがある)。
 
**ちなみにアニメ版では「頑侍」はそのまま登場し、頑侍に乗り込んだのは桂小太郎(演者は[[アスラン・ザラ]]役の[[声優]]である[[声優:石田彰|石田彰]]氏)で、出撃時には主題歌「翔べ! ガンダム」も流れてしまった(さすがにそのまま流すのはダメだったのか、TV放送時は「ガンダム」の'''「ダ」の所だけ'''、映像ソフト版はまるまるカラオケにしている)。
 
**ちなみにアニメ版では「頑侍」はそのまま登場し、頑侍に乗り込んだのは桂小太郎(演者は[[アスラン・ザラ]]役の[[声優]]である[[声優:石田彰|石田彰]]氏)で、出撃時には主題歌「翔べ! ガンダム」も流れてしまった(さすがにそのまま流すのはダメだったのか、TV放送時は「ガンダム」の'''「ダ」の所だけ'''、映像ソフト版はまるまるカラオケにしている)。
*サンライズ制作のアニメ『アイカツスターズ!』第19話において作中のキャラクターが「ガンダムの'''ハイパー・バズーカに酷似した代物を使用して捕獲用ネット弾を射出'''する」場面が有る。
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*サンライズ制作のアニメ『アイカツスターズ!』第19話において、作中のキャラクターがガンダムの'''ハイパー・バズーカに酷似した代物を使用して捕獲用ネット弾を射出'''する場面がある。
**これはアニメ版『銀魂』の例と同じく、アニメ制作会社に因んだ[[ギャグイベント|パロディ]]の場面である。ちなみに、同作第51話では[[ガンダム試作2号機 #余談|さらに凄い事になっている]]。
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**これはアニメ版『銀魂』の例と同じく、アニメ制作会社に因んだ[[ギャグイベント|パロディ]]の場面である。ちなみに、同作第51話では[[ガンダム試作2号機 #余談|さらに凄いことになっている]]。
*TV版『[[機動戦士ガンダム]]』放送開始から30年後の2009年に「GREEN TOKYOガンダムプロジェクト」の一環で、'''[[全長一覧|全高]](18.0m)等のディテールを忠実に再現した1/1スケールの実物大ガンダム'''が東京都品川区に所在するお台場・潮風公園に期間限定(2009年7月11日~2009年8月31日)で建てられた。
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*TV版『[[機動戦士ガンダム]]』放送開始から30年後の2009年に「GREEN TOKYOガンダムプロジェクト」の一環で、'''[[全長一覧|全高]](18.0m)などのディテールを忠実に再現した1/1スケールの実物大ガンダム'''が東京都品川区に所在するお台場・潮風公園に期間限定(2009年7月11日~2009年8月31日)で建てられた。
**なお、お台場の実物大ガンダムは、[[ガンダムシリーズ]]ファンのみならず観光客に大好評であった。その後は一旦解体を経て、静岡県静岡市葵区に所在するJR東静岡駅北側の東静岡広場に設置(2010年7月24日~2011年4月1日)された。その後、東京都江東区に所在するお台場・ダイバーシティ東京プラザ内のフェスティバル広場に設置(2012年4月19日~2017年3月5日)された。
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**この実物大ガンダムは[[ガンダムシリーズ]]ファンのみならず観光客に大好評であった。その後は一旦解体を経て、静岡県静岡市葵区に所在するJR東静岡駅北側の東静岡広場に設置(2010年7月24日~2011年4月1日)された。その後、東京都江東区に所在するお台場・ダイバーシティ東京プラザ内のフェスティバル広場に設置(2012年4月19日~2017年3月5日)された。
 
*2018年に公開されたスピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』にガンダムが登場して、ハリウッドデビューを飾る。
 
*2018年に公開されたスピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』にガンダムが登場して、ハリウッドデビューを飾る。
**この作品ではバーチャルゲームに興じる人々が様々なアバターを身にまとう事で戦闘を行う設定になっており、劇中ではアバターの一人「ダイトウ」がアイテムでガンダムに2分間だけ[[変身]]し、アイアンジャイアントと共に[[3式機龍|メカゴジラ]]と死闘を繰り広げた。
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**この作品ではバーチャルゲームに興じる人々がさまざまなアバターを身にまとうことで戦闘を行う設定になっており、劇中ではアバターの一人「ダイトウ」がアイテムでガンダムに2分間だけ[[変身]]し、アイアンジャイアントと共に[[3式機龍|メカゴジラ]]と死闘を繰り広げた。
**ちなみに原作[[小説]]では主人公がウルトラマンに変身していた為、変身時間は3分間とされている。映画でも企画段階ではウルトラマンを出す予定だったが、円谷プロが当時版権問題で揉めていたために許可が出なかったので、その代役としてガンダムが出演する事となった。現在は版権問題は解決し、スピルバーグ監督も続編を作る時はウルトラマンは絶対に出したいと語っている。
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**ちなみに原作[[小説]]では主人公がウルトラマンに変身していたため、変身時間は3分間とされている。映画でも企画段階ではウルトラマンを出す予定だったが、円谷プロが当時版権問題で揉めていたために許可が出なかったので、その代役としてガンダムが出演することとなった。現在は版権問題は解決し、スピルバーグ監督も続編を作る時はウルトラマンは絶対に出したいと語っている。
 
**なお、ガンダムへの変身時に決めたポーズは、実は[[ΖΖガンダム]]の合体時のポーズである。原作者のアーネスト・クライン氏によると「カッコイイから」との理由で採用したとのこと。
 
**なお、ガンダムへの変身時に決めたポーズは、実は[[ΖΖガンダム]]の合体時のポーズである。原作者のアーネスト・クライン氏によると「カッコイイから」との理由で採用したとのこと。
 
**2020年7月3日に金曜ロードSHOW!で『レディ・プレイヤー1』が放映された際には、各ガンダム作品の公式Twitterが「俺はガンダムで行く!」を各々のガンダムの画像と共にツイートするという出来事があった。ちなみにワーナーブラザーズジャパン側からもしっかりリツイートされている。
 
**2020年7月3日に金曜ロードSHOW!で『レディ・プレイヤー1』が放映された際には、各ガンダム作品の公式Twitterが「俺はガンダムで行く!」を各々のガンダムの画像と共にツイートするという出来事があった。ちなみにワーナーブラザーズジャパン側からもしっかりリツイートされている。
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