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236 バイト追加 、 2024年2月14日 (水)
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特殊スキル版の場合は、上位スキルに[[ガッツ]](αシリーズのみ)が存在する。
 
特殊スキル版の場合は、上位スキルに[[ガッツ]](αシリーズのみ)が存在する。
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== 底力([[特殊技能]]) ==
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== 底力(特殊技能) ==
 
自機の[[HP]]残量率が減るほど、[[命中]]率・[[回避]]率・[[装甲]]・[[クリティカル]]率に補正がかかる。初期は技能レベル制ではなく、ユニットの現在HPが12.5%以下の数値になる事で発動、補正がかかる仕様で、その後50%・25%のラインでも補正がかかる作品も出てきた。補正対象の[[能力]]値は作品によって異なる。
 
自機の[[HP]]残量率が減るほど、[[命中]]率・[[回避]]率・[[装甲]]・[[クリティカル]]率に補正がかかる。初期は技能レベル制ではなく、ユニットの現在HPが12.5%以下の数値になる事で発動、補正がかかる仕様で、その後50%・25%のラインでも補正がかかる作品も出てきた。補正対象の[[能力]]値は作品によって異なる。
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:ただし、補正値の強化は敵に対しても例外ではなく、多くの大ボスクラスは信じられない装甲値に上昇するため、半端な攻撃では全くダメージを与えられなくなった。
 
:ただし、補正値の強化は敵に対しても例外ではなく、多くの大ボスクラスは信じられない装甲値に上昇するため、半端な攻撃では全くダメージを与えられなくなった。
 
:一方で、2008年以前のシリーズで底力を所持していた多くのリアル系のボスクラスのパイロット、[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]・[[ハマーン・カーン|ハマーン]]・[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]といったパイロットはゲームバランスとの兼ね合いから底力を所持しなくなったので、比較的楽に倒せるようになった。
 
:一方で、2008年以前のシリーズで底力を所持していた多くのリアル系のボスクラスのパイロット、[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]・[[ハマーン・カーン|ハマーン]]・[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]といったパイロットはゲームバランスとの兼ね合いから底力を所持しなくなったので、比較的楽に倒せるようになった。
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』以降はゲームバランスとの兼ね合いのほか、[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]や[[レナード・テスタロッサ|レナード]]のように、本性は著しく狭量であったり、小癪で根性が曲がっているなど、いわゆる「底の浅い」性格の再現で底力を所持していないと思われるキャラも出現している。そのようなキャラクターの場合には底力のかわりに[[ガード]]を取得していることが多い。また同作以降の[[Zシリーズ]]や『[[スーパーロボット大戦V]]』、『[[スーパーロボット大戦X]]』 はレベルアップによる技能レベルの強化が敵専用になり、自軍側はレベル1の時点で固定されるようになったため、限られたキャラ以外がL9になるためには育成をしないと達することができなくなった。
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:『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』以降はゲームバランスとの兼ね合いのほか、[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]や[[レナード・テスタロッサ|レナード]]のように、本性は著しく狭量であったり、小癪で根性が曲がっているなど、いわゆる「底の浅い」性格の再現で底力を所持していないと思われるキャラも出現している。そのようなキャラクターの場合には底力のかわりに[[ガード]]を取得していることが多い。また同作以降の[[Zシリーズ]]や「VXT三部作」ではレベルアップによる技能レベルの上昇が敵のみになり、自軍側はレベル1の時点でパイロット毎にレベルが固定されるようになった。
 
;『[[スーパーロボット大戦30]]』
 
;『[[スーパーロボット大戦30]]』
 
:命中・回避・クリティカルへの補正はそのまま、装甲値増加が'''被ダメージを割合で軽減する効果'''に変更された。ダメージの軽減力が従来作よりも目に見えて強力で、まさに「'''殴れば殴るほど堅くなる'''」という表現が相応しい。
 
:命中・回避・クリティカルへの補正はそのまま、装甲値増加が'''被ダメージを割合で軽減する効果'''に変更された。ダメージの軽減力が従来作よりも目に見えて強力で、まさに「'''殴れば殴るほど堅くなる'''」という表現が相応しい。
 
:技能レベル9・残りHP10%以下では'''被ダメージ0.1倍'''という凄まじい数字となるため、味方以上に敵が持っている場合の影響度が非常に高い。精神コマンド未使用の場合、'''攻撃力7000以上のスーパー系ユニットの最強必殺技でもクリティカル込みでダメージ5000以下'''という、従来作であれば目を疑うような光景もザラに発生する。
 
:技能レベル9・残りHP10%以下では'''被ダメージ0.1倍'''という凄まじい数字となるため、味方以上に敵が持っている場合の影響度が非常に高い。精神コマンド未使用の場合、'''攻撃力7000以上のスーパー系ユニットの最強必殺技でもクリティカル込みでダメージ5000以下'''という、従来作であれば目を疑うような光景もザラに発生する。
:故に高HP・高技能レベルの大ボスを相手にする時は'''底力が起動していない段階で、どれだけ強力な一撃を当てられるか'''が重要になってくる。周囲を取り囲んで[[プレースメント補正]]を最大まで発生させ(但し[[MAP兵器]]持ちの相手の場合警戒すべし)、[[分析]]や[[脱力]]、[[熱血]]・[[魂]]に[[エクストラアクション]]をありったけ重ねた一撃で一気に削りたい。
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:故に高HP・高技能レベルの大ボスを相手にする時は'''底力が起動していない段階で、どれだけ強力な一撃を当てられるか'''が重要になってくる。周囲を取り囲んで[[プレースメント補正]]を最大まで発生させ(但し[[マップ兵器]]持ちの相手の場合警戒すべし)、[[分析]]や[[脱力]]、[[熱血]]・[[魂]]に[[エクストラアクション]]をありったけ重ねた一撃で一気に削りたい。
 
:幸いにして各種エースボーナスや強化パーツでのダメージ増加項目も多く、通常難易度であればエース級が3~4機もいれば十分に決着がつくだろう。
 
:幸いにして各種エースボーナスや強化パーツでのダメージ増加項目も多く、通常難易度であればエース級が3~4機もいれば十分に決着がつくだろう。
    
=== 底力補正表 ===
 
=== 底力補正表 ===
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==== [[第2次]](PS版)・[[第3次]]・[[EX]]・[[F]]・[[F完結編]]・[[COMPACT]]・[[COMPACT2]] ====
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==== [[第2次スーパーロボット大戦|第2次]](PS版)・[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]・[[スーパーロボット大戦EX|EX]]・[[スーパーロボット大戦F|F]]・[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]・[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]・[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]] ====
 
*HP1/8以下
 
*HP1/8以下
 
**[[命中]]率・[[回避]]率+10%、[[クリティカル]]率+50%
 
**[[命中]]率・[[回避]]率+10%、[[クリティカル]]率+50%
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==== [[第4次]]・[[新スーパーロボット大戦|新]] ====
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==== [[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]・[[新スーパーロボット大戦|新]] ====
 
*HP1/8以下
 
*HP1/8以下
 
**クリティカル率+50%
 
**クリティカル率+50%
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攻略本では命中率・回避率は表1のように表示されるが、[[バグ (ゲーム)|バグ]]により表3の上昇となっている。
 
攻略本では命中率・回避率は表1のように表示されるが、[[バグ (ゲーム)|バグ]]により表3の上昇となっている。
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==== [[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]・[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]・[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]・[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]・[[スーパーロボット大戦MX|MX]]・[[スーパーロボット大戦W|W]]・[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]までのOGシリーズ ====
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==== [[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]・[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]・[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]・[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]・[[スーパーロボット大戦MX|MX]]・[[スーパーロボット大戦W|W]]・[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]までのOGシリーズ ====
 
命中率・回避率・装甲値は表1、クリティカル率は表3
 
命中率・回避率・装甲値は表1、クリティカル率は表3
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逆に[[ひびき洸]](『第3次α』のみ)、[[天空侍斗牙]]、[[クライン・サンドマン]](この両者は『第2次Z再世篇』で習得)、[[ロジャー・スミス]](Zシリーズのみ)のように底力を持たないスーパー系も稀にいる。[[念動力]]である程度の回避能力がある洸や[[ガード]]と[[シールド防御]](要[[ブロッキング]])で底力が無くても驚異的な硬さを誇るロジャーはともかく、斗牙やサンドマンは結構響く。ちなみに、ロジャーも底力を追加習得すれば十分な硬さになるため、ガードとブロッキングの2つの技能枠が要求される事が勿体無く感じるならこちらを習得するのも手である。
 
逆に[[ひびき洸]](『第3次α』のみ)、[[天空侍斗牙]]、[[クライン・サンドマン]](この両者は『第2次Z再世篇』で習得)、[[ロジャー・スミス]](Zシリーズのみ)のように底力を持たないスーパー系も稀にいる。[[念動力]]である程度の回避能力がある洸や[[ガード]]と[[シールド防御]](要[[ブロッキング]])で底力が無くても驚異的な硬さを誇るロジャーはともかく、斗牙やサンドマンは結構響く。ちなみに、ロジャーも底力を追加習得すれば十分な硬さになるため、ガードとブロッキングの2つの技能枠が要求される事が勿体無く感じるならこちらを習得するのも手である。
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出展作品を持たない汎用系技能の代表とも言える技能であり、先天技能の補正とも効果は当然重複する。よって、高Lv底力を養成、発動させた後の上位[[ニュータイプ]]や[[SEED]]持ち等は、「[[必中]]」なしでは攻撃は掠りもしなくなる。敵側の場合も同様であり、両者を同時発動できる『[[第2次α]]』のシャアや、『[[Z]]』の[[オーバーデビル]]は、戦闘時には「[[ひらめき]]」が必須になる。
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出展作品を持たない汎用系技能の代表とも言える技能であり、先天技能の補正とも効果は当然重複する。よって、高Lv底力を養成、発動させた後の上位[[ニュータイプ]]や[[SEED]]持ち等は、「[[必中]]」なしでは攻撃は掠りもしなくなる。敵側の場合も同様であり、両者を同時発動できる『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』のシャアや、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』の[[オーバーデビル]]は、戦闘時には「[[ひらめき]]」が必須になる。
    
敵ボスが持っているケースも非常に多い。近年では敵ボスを一撃で倒すような真似は難しい関係上、どうしても後半の強ボスは戦っているうちに低HP状態になりやすく、折り返しから最期の詰めを担当するキャラは苦労をさせられる(例えば、HP10万で底力レベルが9の場合、残りHPが1万を切ると既にレベル9の底力の補正を得る事になる)。加えて[[バリア]]や[[ガード]]を併せ持っていたりすると更に厄介で、下手に高レベルの底力を持った敵を瀕死にしてしまうとスーパーロボットの大技ですら満足にダメージを入れられなくなり、逆に高命中・高クリティカル補正が乗った反撃で返り討ちにされる事もままあるため、ある程度削ったら精神コマンドを伴う強力な攻撃で一気に倒してしまいたい。当然、HPを減らした状態で敵にターンを回すことも厳禁。場合によっては攻撃を控え、自軍の布陣を整える事にターンを費やすことも考えたい。
 
敵ボスが持っているケースも非常に多い。近年では敵ボスを一撃で倒すような真似は難しい関係上、どうしても後半の強ボスは戦っているうちに低HP状態になりやすく、折り返しから最期の詰めを担当するキャラは苦労をさせられる(例えば、HP10万で底力レベルが9の場合、残りHPが1万を切ると既にレベル9の底力の補正を得る事になる)。加えて[[バリア]]や[[ガード]]を併せ持っていたりすると更に厄介で、下手に高レベルの底力を持った敵を瀕死にしてしまうとスーパーロボットの大技ですら満足にダメージを入れられなくなり、逆に高命中・高クリティカル補正が乗った反撃で返り討ちにされる事もままあるため、ある程度削ったら精神コマンドを伴う強力な攻撃で一気に倒してしまいたい。当然、HPを減らした状態で敵にターンを回すことも厳禁。場合によっては攻撃を控え、自軍の布陣を整える事にターンを費やすことも考えたい。
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