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:第41話より。ウィリアム・サザーランド大佐に反コーディネイターの思想を正当性を説く場面。『'''強い牙を持つ奴'''』は言うまでもなくコーディネイターの事を指している。サザーランドも「宇宙に野放しにした挙句、これではですな」と同調している。
 
:第41話より。ウィリアム・サザーランド大佐に反コーディネイターの思想を正当性を説く場面。『'''強い牙を持つ奴'''』は言うまでもなくコーディネイターの事を指している。サザーランドも「宇宙に野放しにした挙句、これではですな」と同調している。
 
:なお、スペシャルエディション版では「ちゃんと閉じ込めておくか、退治しないと危ないからさぁ」に変更されている。
 
:なお、スペシャルエディション版では「ちゃんと閉じ込めておくか、退治しないと危ないからさぁ」に変更されている。
;「貴方は確かにこの艦を指揮する艦長さんなのかもしれない。けどね、その上にはもっとこの戦争全体を見ながら考えたり指揮したりする人がいるんですよ。」
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;「あのね、いいですか? 貴方は確かにこの艦を指揮する艦長さんなのかもしれない。けどね、その上にはもっとこの戦争全体を見ながら考えたり指揮したりする人がいるんですよ」
:第43話より。プラントの情報を自分の情報が確かという根拠とも言えない根拠でL4へ向かうリスクを意見したナタルを説き伏せるために使った。
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:第43話より。自分の得た情報が確かという根拠とも言えない根拠でL4へ向かうことを否定するナタルを説き伏せる発言。
:奇しくもかつてナタルが軍のあり方をマリューに説いた物と同じだが、いくら連合に影響力を持つとはいえ所詮は民間人のアズラエルに正規の軍人であるナタルが従う道理などないのである。しかし、只のオブザーバーでも上官からの命令で彼女は従うしかなくなっている。後になり、彼女は既に連合が軍ではなくブルーコスモスそのものないしその私物化している事を悟る。
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:奇しくもかつてナタルが軍のあり方をマリューに説いた物と同じだが、いくら連合に影響力を持つとはいえ所詮は民間人のアズラエルに正規の軍人であるナタルが従う道理などないのである。しかし、只のオブザーバーでも上官からの命令で彼女は従うしかなくなっている。後になり、彼女は既に連合が軍ではなくブルーコスモスに私物化されている事を悟る。
;「あっはっはっはっ。どうするものかと聞いていたが、呆れますね艦長さん」<br />「言って解ればこの世に争いなんて無くなります。解らないから敵になるんでしょう?」<br />「そして、敵は討たねば!」
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;「あっはっはっはっ。どうするものかと聞いていたが、呆れますね艦長さん。言って解ればこの世に争いなんて無くなります。解らないから敵になるんでしょう? そして、敵は討たねば!」
 
:第43話より。かつての戦友だった[[マリュー・ラミアス|マリュー]]に降伏勧告するも拒否された[[ナタル・バジルール|ナタル]]を嘲笑して。
 
:第43話より。かつての戦友だった[[マリュー・ラミアス|マリュー]]に降伏勧告するも拒否された[[ナタル・バジルール|ナタル]]を嘲笑して。
:「言って解らない敵は躊躇せずに討つ」というアズラエルの思考がうかがえる台詞であり、ナタルの「アズラエル理事」というブルーコスモスの盟主を示す名前その場にいた全員が驚愕した。
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:「言って解らない敵は躊躇せずに討つ」というアズラエルの思考がうかがえる台詞であり、次いでナタルの反応により彼がブルーコスモスの盟主アズラエルということがアークエンジェル側に示される。
 
;「無理を無理と言うくらい誰にでもできますよ。それでもやり遂げるのが優秀な人物。コレ、ビジネス界じゃ常識なのですけど?」
 
;「無理を無理と言うくらい誰にでもできますよ。それでもやり遂げるのが優秀な人物。コレ、ビジネス界じゃ常識なのですけど?」
:第45話より。理屈の上では正しいが、命じるだけでそれ以外の経緯はどこが他人事染みた言い方である。ナタルも「戦場では失敗は死を意味する。」と反論するが、本人も「ビジネス界も同じ」と言い返す。
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:第45話より。理屈はともかく鼻につく言い分であり、ナタルも「戦場では失敗は死を意味する」と反論するが、それに「ビジネス界も同じ」と言い返す。
 
;「アハハハハ、ィいやったあああ!!」
 
;「アハハハハ、ィいやったあああ!!」
:第46話より。[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]を入手し、異様にハイテンションになって放った言葉(表記はSEEDアニメコミックよりそのまま抜粋。ゲーム内では異なる)。無重力で飛び上がったため、よく見ると'''若干浮遊している'''。
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:第46話より。入手した[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]のデータを薄暗い部屋の中で確認し、異様にハイテンションになって放った言葉(表記はSEEDアニメコミックより)。無重力中で伸び上がって叫んだため、よく見ると'''叫びながら若干浮遊している'''。
:実際に聞けば分かるが、[[声優]]の名演(というか怪演?)も相まって凄く嬉しそうである。これらの名台詞により、ネット上では『盟主王』、『僕らの盟主様』などと呼ばれ、非常に親しまれている。
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:実際に聞けば分かるが、[[声優]]の名演(というか怪演?)も相まって本当に心の底から嬉しそうである。これらの名台詞により、ネット上では『盟主王』、『僕らの盟主様』などと呼ばれ、非常に親しまれている。
 
;「核は持ってりゃ嬉しいただのコレクションじゃない。強力な兵器なんですよ」<br />「兵器は使わなきゃ…。高い金をかけて造ったのは使うためでしょう」<br />「さ…さっさと撃って、さっさと終わらせて下さい、こんな戦争は」
 
;「核は持ってりゃ嬉しいただのコレクションじゃない。強力な兵器なんですよ」<br />「兵器は使わなきゃ…。高い金をかけて造ったのは使うためでしょう」<br />「さ…さっさと撃って、さっさと終わらせて下さい、こんな戦争は」
:第47話より。アズラエルの戦争や兵器への考え方が如実に出ている台詞の一つ。『[[第3次α]]』ではアズラエルのこの台詞は、'''あの[[三輪防人|三輪長官]]も唖然とさせた'''。
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:第47話より。アズラエルの戦争や兵器への考え方が如実に出ている台詞の一つ。『[[第3次α]]』では'''あの[[三輪防人|三輪長官]]をも唖然とさせた'''。
:ちなみに兵器には見せて脅すという使い方もあるので、この発言は間違いとは言えないにしても、完全に正しいわけでもない<ref>本編中でも[[アンドリュー・バルトフェルド]]が[[ジェネシス]]発射後に指摘しているように、[[核ミサイル|]]およびジェネシスのような兵器の本来の存在価値は、相手国にその保有を見せる事で自国への攻撃、侵攻を断念させたり、降伏させるという「戦争の抑止」である。また、相手が[[ジェネシス|同等以上の兵器]]を持っていた場合、無暗な兵器の使用は相手の反撃を呼んでしまい、かえって被害を大きくしてしまう可能性もある</ref>
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:なお、兵器は「持っているだけ」でも牽制として侵略を避けたり戦わずして降伏させる方法たり得るものであり<ref>本編中でも[[アンドリュー・バルトフェルド]]が[[ジェネシス]]発射後に指摘しているように、現実でもそれこそ[[核ミサイル|核兵器]]はそれらを用いた報復を恐れさせる「抑止」の目的で保有されるという「核抑止論」が唱えられている。</ref>、この発言は間違いとは言えないにしても、決して正しいとも言えない。
 
:余談だが、後年[[マジンカイザーSKL (OVA)|あるロボットアニメ]]にて、アズラエル同様に檜山氏が演じた[[キバ|悪役キャラ]]が、このアズラエルの台詞と似た事を言っている。
 
:余談だが、後年[[マジンカイザーSKL (OVA)|あるロボットアニメ]]にて、アズラエル同様に檜山氏が演じた[[キバ|悪役キャラ]]が、このアズラエルの台詞と似た事を言っている。
 
;「勝ち目のない戦いに『死んでこい』って自分の部下を送る人達より、僕の方がよっぽど優しいと思うけど?」
 
;「勝ち目のない戦いに『死んでこい』って自分の部下を送る人達より、僕の方がよっぽど優しいと思うけど?」
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:しかし、この核攻撃が更なる「強力な兵器」を呼んでしまう…。
 
:しかし、この核攻撃が更なる「強力な兵器」を呼んでしまう…。
 
;「あそこに!! あんなもの残していくわけにはいかないんだよ! 何がナチュラルの野蛮な核だ…! あそこからでも地球を撃てる奴らのこのとんでもない兵器の方がはるかに野蛮じゃないか! そしてもう、いつその照準が地球に向けられるかわからないんだぞ! 撃たれてからじゃ遅い…!」<br />「無茶でも何でも絶対に破壊してもらう! あれとプラントを…地球が撃たれる前に!」
 
;「あそこに!! あんなもの残していくわけにはいかないんだよ! 何がナチュラルの野蛮な核だ…! あそこからでも地球を撃てる奴らのこのとんでもない兵器の方がはるかに野蛮じゃないか! そしてもう、いつその照準が地球に向けられるかわからないんだぞ! 撃たれてからじゃ遅い…!」<br />「無茶でも何でも絶対に破壊してもらう! あれとプラントを…地球が撃たれる前に!」
:第48話より。[[ジェネシス]]の発射に怒りを顕にして。悪役の台詞でありながら、[[熱血]]気味なのが印象的。また、[[地球]]が危機的な状態にある事を一応は理解している模様。
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:第48話より。[[ジェネシス]]使用後、友軍の救援に向かおうとしたナタルに対し、怒りを露わにして即時反撃を訴える。悪役の台詞でありながら妙に[[熱血]]気味なのが印象的。
:尤も、自分が核攻撃を仕掛けた事でジェネシスを使用させる口実を与えてしまった事や艦隊の40%を喪失した状況では戦意の回復は難しい事にはあまり考えが及んでいない。
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:ジェネシスはあまりにも危険であり無茶をしてでも迅速に排除すべき、という考え方自体は尤もで、状況を弁えたものでもある。月面プトレマイオス基地では補給も兼ねた地球連合軍月艦隊第二陣が急ピッチで出撃を開始しており、後続の艦隊と合流できれば膨大な物量を誇る連合軍には十分な勝機が望める状態であり、それも織り込み済みであった。
:この時、月面プトレマイオス基地では補給も兼ねた地球連合軍月艦隊第二陣が急ピッチで出撃を開始しており、後続の艦隊と合流できれば膨大な物量を誇る連合軍には十分な勝機が望める状態だった為、アズラエルの即時総攻撃は選択的にはさほど間違ってはいなかったが……。
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:ただ、「あれ'''とプラント'''」というのは些か余計であるし、自分が核攻撃を行ってジェネシスを使用させる口実を与えてしまった事は棚上げしているし、艦隊の40%を喪失した状況では戦意の回復は難しい事にはあまり考えが及んでいない。
 
:『第3次α』ではなんと[[DVE]]となった。
 
:『第3次α』ではなんと[[DVE]]となった。
 
;「自軍の損失は最小限に! そして敵には最大の損害…戦争ってのはそうやるもんだろ!」
 
;「自軍の損失は最小限に! そして敵には最大の損害…戦争ってのはそうやるもんだろ!」
 
:第49話より。言っている事自体は戦争の進め方としては当然の事であり、一般兵にしてみればアズラエル側で闘っていれば命を落とす確率も減るわけで、そういう点ではジェネシスの射線上にまだ[[ザフト|自軍]]がいるのも構わず発射を急がせた[[パトリック・ザラ]]とは対照的である。
 
:第49話より。言っている事自体は戦争の進め方としては当然の事であり、一般兵にしてみればアズラエル側で闘っていれば命を落とす確率も減るわけで、そういう点ではジェネシスの射線上にまだ[[ザフト|自軍]]がいるのも構わず発射を急がせた[[パトリック・ザラ]]とは対照的である。
 
:尤も、これはあくまで合理的な視点から見た場合の極々当たり前の一般論であり、むしろ自軍への被害を「戦力の損失」としてしか見ていない様にもとれる。繰り返すが、アズラエルが本当に優しいかどうかは、また別の話である。
 
:尤も、これはあくまで合理的な視点から見た場合の極々当たり前の一般論であり、むしろ自軍への被害を「戦力の損失」としてしか見ていない様にもとれる。繰り返すが、アズラエルが本当に優しいかどうかは、また別の話である。
:何より既にジェネシスの第二射で地球連合軍月艦隊第二陣の半数諸共、月面プトレマイオス基地を破壊されてしまい、勝利を失ったにも関わらず、核攻撃隊をプラントに向かわせること自体は上記の理屈からは完全に逸脱してしまっている。せめて「地球への攻撃手段を奪い、停戦交渉を有利に進めるためにジェネシスとヤキン・ドゥーエにピースメーカー隊を向かわせる」のならば、まだ理屈には沿っているのだが……。
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:何より既にジェネシスの第二射で地球連合軍月艦隊第二陣の半数諸共、月面プトレマイオス基地を破壊されてしまって目論見が崩れているうえ、そんな状況で核攻撃隊を'''プラントに'''向かわせること自体は上記の理屈からは完全に逸脱してしまっている。せめて「地球への攻撃手段を奪い、停戦交渉を有利に進めるためにジェネシスとヤキン・ドゥーエにピースメーカー隊を向かわせる」のならば、まだ理屈には沿っているのだが……。
 
;「僕は勝つんだ…そうさ、いつだって…!」
 
;「僕は勝つんだ…そうさ、いつだって…!」
 
:[[アークエンジェル]]に向かって[[ドミニオン]]のローエングリンで反撃しようとして。最後の最後まで自身の敗北を認めようとせず、必死に抗おうとするが…。
 
:[[アークエンジェル]]に向かって[[ドミニオン]]のローエングリンで反撃しようとして。最後の最後まで自身の敗北を認めようとせず、必死に抗おうとするが…。
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