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*キャラクターデザイン:Niθ(原案)、橋本秀樹、桜井正明
 
*キャラクターデザイン:Niθ(原案)、橋本秀樹、桜井正明
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[[アーカムシティ]]にある古本屋の女主人。妖艶な雰囲気と上着の胸元を大きくはだけたセクシーな姿が印象的な美女。度々[[大十字九郎]]の前に現われては意味深な言葉を残して立ち去っていく謎の人物で、[[マスターテリオン]]とも浅からぬ関係を持つ。
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[[アーカムシティ]]にある古本屋の女主人。妖艶な雰囲気と上着の胸元を大きくはだけたセクシーな姿が印象的な美女。度々[[大十字九郎]]の前に現われては意味深な言葉を残して立ち去っていき、彼と[[ブラックロッジ]]の戦いを独自に観察する謎の人物で、[[マスターテリオン]]とも浅からぬ関係を持つ。
    
その正体は'''[[クトゥルフ神話]]'''に名高い'''邪神ナイアルラトホテップ(ニャルラトホテプ)'''の化身の一つであり、全ての事件の黒幕。<br>「'''這い寄る混沌'''」、「'''千の無貌'''」など様々な異名を持ち、その化身があらゆる世界に偏在しているとされている。<br>表向きは掴みどころのない性格の女性を演じているが、その本性は性悪かつ邪悪そのもので、皮肉と嘲笑、悪意で満たされている。幾星霜も繰り返される九郎とマスターテリオンの戦いを楽しみつつ独自の計画を遂行させている。<br>本性を表すと顔が影がかかったように黒く染まり、三つの燃え上がるような目と嗤っているような形の亀裂のような口が浮かび上がる。
 
その正体は'''[[クトゥルフ神話]]'''に名高い'''邪神ナイアルラトホテップ(ニャルラトホテプ)'''の化身の一つであり、全ての事件の黒幕。<br>「'''這い寄る混沌'''」、「'''千の無貌'''」など様々な異名を持ち、その化身があらゆる世界に偏在しているとされている。<br>表向きは掴みどころのない性格の女性を演じているが、その本性は性悪かつ邪悪そのもので、皮肉と嘲笑、悪意で満たされている。幾星霜も繰り返される九郎とマスターテリオンの戦いを楽しみつつ独自の計画を遂行させている。<br>本性を表すと顔が影がかかったように黒く染まり、三つの燃え上がるような目と嗤っているような形の亀裂のような口が浮かび上がる。
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:彼女にすら予測できなかったイレギュラー達。特にウェストの場合(機神飛翔デモンベイン)では彼女の構築したシナリオを序盤の段階で致命的なまでに捻じ曲げてしまい、'''想定外の事態として物語を強制的に終了させる'''、という特殊エンドが存在する(最後はおとぎ話の紡ぎ手だった[[エンネア]]が超展開に耐え切れなくなり、'''ぶっ倒れて終了する''')。
 
:彼女にすら予測できなかったイレギュラー達。特にウェストの場合(機神飛翔デモンベイン)では彼女の構築したシナリオを序盤の段階で致命的なまでに捻じ曲げてしまい、'''想定外の事態として物語を強制的に終了させる'''、という特殊エンドが存在する(最後はおとぎ話の紡ぎ手だった[[エンネア]]が超展開に耐え切れなくなり、'''ぶっ倒れて終了する''')。
 
;『二闘流』九朔、アナザーブラッド
 
;『二闘流』九朔、アナザーブラッド
:『機神飛翔デモンベイン』の登場人物たち。自身の計画のために利用し、弄ぶ。
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:『機神飛翔デモンベイン』の登場人物たち。自身の計画のために彼らの「家族への情、絆」を利用し弄ぶ。
 
;アザトース
 
;アザトース
 
:ナイアルラトホテップの産みの親にして主。
 
:ナイアルラトホテップの産みの親にして主。
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しかし、一部のキャラに対してはそれなりに警戒する姿勢を見せた。
 
しかし、一部のキャラに対してはそれなりに警戒する姿勢を見せた。
 
;[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ]]、[[ヒーローマン]]
 
;[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ]]、[[ヒーローマン]]
:UXでは初めて現れたナイアにとっての「イレギュラー」であり、使い手のジョーイも含めその存在に興味を抱くが、然程の問題とは考えなかったのか、その他のイレギュラーも含め本格的な対策を施すことはなかった。しかし、ヒーローマンこそ彼女の罠を破壊するために到来した本物のヒーローであり、実際に彼女のシナリオはヒーローマンの登場を皮切りに徐々に崩壊していった。
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:[[UX]]では初めて現れたナイアにとっての「イレギュラー」であり、使い手のジョーイも含めその存在に興味を抱くが、然程の問題とは考えなかったのか、その他のイレギュラーも含め本格的な対策を施すことはなかった。しかし、ヒーローマンこそ彼女の罠を破壊するために到来した本物のヒーローであり、実際に彼女のシナリオはヒーローマンの登場を皮切りに徐々に崩壊していった。
 
;[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操ガンダム]]、[[司馬懿サザビー]]
 
;[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操ガンダム]]、[[司馬懿サザビー]]
:UXでは異世界・[[三璃紗]]より転移してきた彼らの前に現れ彼らの素性を知っていることを突きつけると共に、彼らの思惑を見抜き、「G記」の黙示録の一節などを投げかけて彼らを惑わす。<br>しかし、曹操はそんなナイアの挑発に一切動じる事などなく、むしろ彼女の言葉は曹操の[[アンノウン・エクストライカーズ|UX]]への参加の意思を固めさせることとなり、それは彼女のシナリオの破綻の一歩に繋がる。
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:[[UX]]では異世界・[[三璃紗]]より転移してきた彼らの前に現れ彼らの素性を知っていることを突きつけると共に、彼らの思惑を見抜き、「G記」の黙示録の一節などを投げかけて彼らを惑わす。<br>しかし、曹操はそんなナイアの挑発に一切動じる事などなく、むしろ彼女の言葉は曹操の[[アンノウン・エクストライカーズ|UX]]への参加の意思を固めさせることとなり、それは彼女のシナリオの破綻の一歩に繋がる。
;[[シェリル・ノーム]]
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;[[シェリル・ノーム]]、[[グレイス・オコナー]]
:UXでは第2部中盤に「銀河の妖精のファン」を名乗り、彼女にV型感染症を治療する手段を伝えた。
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:[[UX]]では第2部中盤に「銀河の妖精のファン」を名乗り接触し、彼女たちにV型感染症を治療する手段を伝えた。
 
;[[ランカ・リー]]
 
;[[ランカ・リー]]
:UXでは彼女とシェリルの歌も「所詮自身の描いたシナリオのクライマックスの前座」と嘲笑う。しかし、その彼女たちの歌の力も、ナイアのシナリオを打ち砕く力の一端となる。
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:[[UX]]では彼女とシェリルの歌も「所詮自身の描いたシナリオのクライマックスの前座」と嘲笑う。しかし、その彼女たちの歌の力も、ナイアのシナリオを打ち砕く力の一端となる。
 
;[[デウスエクスマキナ]]
 
;[[デウスエクスマキナ]]
:UXではナイアの正体を知る数少ない版権作品の他作品の登場人物。
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:[[UX]]ではナイアの正体を知る数少ない版権作品の他作品の登場人物。
 
;[[フェイ・イェンHD]](ファイユーヴ、初音ミク)
 
;[[フェイ・イェンHD]](ファイユーヴ、初音ミク)
:UXでのナイアのシナリオにおいて、UXの世界の「外側」からこの世界へと現れた彼女「たち」は、まさに決定的と言えるほどの最大の不確定要素だった。
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:[[UX]]でのナイアのシナリオにおいて、UXの世界の「外側」からこの世界へと現れた彼女「たち」は、まさに決定的と言えるほどの最大の不確定要素だった。
 
:この「外側」には初音ミクがいた"どこかの世界"が含まれるが、ボーカロイドという音楽作成ソフトが存在する世界、つまりは我々「プレイヤ-の世界」であると仮定できる。彼女が『スーパーロボット大戦UX』という作品に登場したことでプレイヤ-の世界とUX世界がつながり、ゲームという形でプレイヤーがUX世界に干渉できるようになったのかもしれない。
 
:この「外側」には初音ミクがいた"どこかの世界"が含まれるが、ボーカロイドという音楽作成ソフトが存在する世界、つまりは我々「プレイヤ-の世界」であると仮定できる。彼女が『スーパーロボット大戦UX』という作品に登場したことでプレイヤ-の世界とUX世界がつながり、ゲームという形でプレイヤーがUX世界に干渉できるようになったのかもしれない。
 
;[[サヤ・クルーガー]]
 
;[[サヤ・クルーガー]]
:UXでは序盤の初対面時、ナイアの禍々しい正体の一端に勘付くようなそぶりを見せていた。
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:[[UX]]では序盤の初対面時、ナイアの禍々しい正体の一端に勘付くようなそぶりを見せていた。
 
;[[ノーヴル・ディラン]]
 
;[[ノーヴル・ディラン]]
:UXの世界において、ナイアの「領域」に踏み込んでいる数少ない人間。ナイアの紡ぐ悪しき輪廻を打破し、ユガの終焉を乗り越えるために、彼女もまた、ナイアに弄ばれるままに幾度も繰り返される世界の中で足掻き続けている。
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:[[UX]]の世界において、ナイアの「領域」に踏み込んでいる数少ない人間。ナイアの紡ぐ悪しき輪廻を打破し、ユガの終焉を乗り越えるために、彼女もまた、ナイアに弄ばれるままに幾度も繰り返される世界の中で足掻き続けている。
 
;[[アユル・ディラン]]
 
;[[アユル・ディラン]]
 
:彼女をこれまで繰り返された輪廻の中で一番の「出来損ない」のように評し、侮蔑・嘲笑する。
 
:彼女をこれまで繰り返された輪廻の中で一番の「出来損ない」のように評し、侮蔑・嘲笑する。
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*その一方で「皮肉と嘲笑と悪意を好む」という性質から人間と同じ土俵に降りてくる事も多く、結果として弄んでいた相手に陰謀を打ち砕かれる事も少なくない。『デモンベイン』もそういった作品の一つである。
 
*その一方で「皮肉と嘲笑と悪意を好む」という性質から人間と同じ土俵に降りてくる事も多く、結果として弄んでいた相手に陰謀を打ち砕かれる事も少なくない。『デモンベイン』もそういった作品の一つである。
 
**クトゥルフ神話においては、クトゥグアと呼ばれる火の邪神のことだけは一貫して苦手としており、ある作品に至っては追い詰めた人間に反撃として召喚されたクトゥグアにホームグラウンドたる「ンガイの森」をなす術もなく完膚無きまでに焼き尽くされるという、前代未聞の大黒星がついてしまった(デモンベイン原作でも、初めて九郎がクトゥグアの力を使った際に「気に入らないけど許す」と零していた)。
 
**クトゥルフ神話においては、クトゥグアと呼ばれる火の邪神のことだけは一貫して苦手としており、ある作品に至っては追い詰めた人間に反撃として召喚されたクトゥグアにホームグラウンドたる「ンガイの森」をなす術もなく完膚無きまでに焼き尽くされるという、前代未聞の大黒星がついてしまった(デモンベイン原作でも、初めて九郎がクトゥグアの力を使った際に「気に入らないけど許す」と零していた)。
*クトゥルフシリーズ以外では『這いよれ!ニャル子さん』や、アトラスの『女神転生シリーズ』とその派生作品の『ペルソナシリーズ』など、日本のオリジナル作品にも多数登場しており、クトゥルフ神話は知らなくてもナイアルラトホテップの事は知っている人も多い。</br>特にナイアに比肩するレベルの外道としては、先述の『ペルソナシリーズ』の『ペルソナ2罪』とその続編の『ペルソナ2罰』というゲーム作品において(ちなみにこのゲームでは「ニャルラトホテプ」表記)、
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*クトゥルフシリーズ以外では『這いよれ!ニャル子さん』や、アトラスの『女神転生シリーズ』とその派生作品の『ペルソナシリーズ』など、日本のオリジナル作品にも多数登場しており、クトゥルフ神話は知らなくてもナイアルラトホテップの事は知っている人も多い。</br>特にナイアに比肩するレベルの外道としては、先述の『ペルソナシリーズ』の『ペルソナ2罪』とその続編の『ペルソナ2罰』というゲーム作品において(ちなみにこのゲームでは「ニャルラトホテプ」名義)、
 
**人々の囁く「噂」を現実化させる(噂としてある程度広まってしまえば物理法則はおろか因果律も確率も無視という、[[クロスゲート・パラダイム・システム|CPS]]以上の暴挙)
 
**人々の囁く「噂」を現実化させる(噂としてある程度広まってしまえば物理法則はおろか因果律も確率も無視という、[[クロスゲート・パラダイム・システム|CPS]]以上の暴挙)
 
**幾人もの登場人物をその心の闇や暗い欲望、願いに巧みにつけこんで操り、利用された人物達は家庭崩壊・悪魔化・死亡・存在消滅など散々な結果に(一次被害・二次被害両方)
 
**幾人もの登場人物をその心の闇や暗い欲望、願いに巧みにつけこんで操り、利用された人物達は家庭崩壊・悪魔化・死亡・存在消滅など散々な結果に(一次被害・二次被害両方)
 
**自らも様々な人物に化けて暗躍しあらゆる「事象」を操作(役割によっては主人公の味方とも言えなくもないときもある)
 
**自らも様々な人物に化けて暗躍しあらゆる「事象」を操作(役割によっては主人公の味方とも言えなくもないときもある)
 
**無意識に滅びを願う人々のネガティブマインドを煽るなどして世界を滅びへと向かわせる(ちなみに、『罪』での手段は噂の力で'''地球の自転を止める''')
 
**無意識に滅びを願う人々のネガティブマインドを煽るなどして世界を滅びへと向かわせる(ちなみに、『罪』での手段は噂の力で'''地球の自転を止める''')
***『罪』の世界ではナイアルラトホテップの目論みが達成され、EDではナイアルラトホテップの罠によって命を落としたのヒロインの一人の最期の言葉をもナイアルラトホテップに嘲笑われる中、主人公達の目の前で世界が滅亡するというあまりにも悲劇的な結末を迎えている
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***『罪』の世界ではナイアルラトホテップの目論みが達成され、EDではナイアルラトホテップの罠によってヒロインの一人が命を落とし、彼女が主人公達に遺した最期の言葉をもナイアルラトホテップに嘲笑われる中、主人公達の目の前で世界が滅亡するというあまりにも悲劇的な結末を迎えている
 
**その中で主人公とその仲間達を特に「ゲーム」と称して悪意のままに弄び苦しめ続ける
 
**その中で主人公とその仲間達を特に「ゲーム」と称して悪意のままに弄び苦しめ続ける
***また、『罪』では主要人物の一人の両親(ナイアルラトホテップの計画に巻き込まれて死亡している)の魂を捕らえ、その人物の前に晒し彼ら一家をなじった挙句、二人の魂を消し飛ばす。しかも、この瞬間までその人物の父親になりすましており、10年間たぶらかして親友を憎ませ、彼らに復讐するように仕向けた
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***また、『罪』では主要人物の一人の両親(ナイアルラトホテップの計画に巻き込まれて死亡している)の魂を捕らえ、その人物の前に晒し彼ら一家をなじった挙句、二人の魂を消し飛ばす。しかも、この瞬間までその人物の父親になりすましており、10年間たぶらかして親友を憎ませ、彼らに復讐するように仕向けていた
 
**『罰』では前々作であるシリーズ第一作『女神異聞録ペルソナ』で自らの過ちを認めて死亡したある人物を蘇らせ、因縁の相手である『異聞録』の主要人物の一人と再び対峙させる(蘇らせられたその人物もまた、ナイアルラトホテップに魅入られて利用されて誤った道を歩み、破滅した人物である)
 
**『罰』では前々作であるシリーズ第一作『女神異聞録ペルソナ』で自らの過ちを認めて死亡したある人物を蘇らせ、因縁の相手である『異聞録』の主要人物の一人と再び対峙させる(蘇らせられたその人物もまた、ナイアルラトホテップに魅入られて利用されて誤った道を歩み、破滅した人物である)
 
**主人公達を弄ぶ、精神的なダメージを与えるためだけに、戦闘時以外は主人公達の前には一部を除いて基本的に彼らの大切な人(或いは、彼ら自身)の姿で現れる
 
**主人公達を弄ぶ、精神的なダメージを与えるためだけに、戦闘時以外は主人公達の前には一部を除いて基本的に彼らの大切な人(或いは、彼ら自身)の姿で現れる
**主人公達の心の闇そのものである存在「シャドウ」を使役し、「心の闇」や「目を背けたい過去」を暴き立てて主人公達に揺さぶりをかける
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**主人公達の心の闇そのものである存在「シャドウ」(同シリーズの『ペルソナ3』の同名の存在とは似て異なる存在)を使役し、「心の闇」や「目を背けたい過去」を暴き立てて主人公達に揺さぶりをかける
 
**『罪』では、全員父親にコンプレックスを持つ主人公達に対し、'''両手・両足・頭部にそれぞれの父親の姿(頭部以外は半裸)が配されている'''というとんでもない姿で迎え撃つ
 
**『罪』では、全員父親にコンプレックスを持つ主人公達に対し、'''両手・両足・頭部にそれぞれの父親の姿(頭部以外は半裸)が配されている'''というとんでもない姿で迎え撃つ
**挙句、『罪』のEDで主人公達が選択した、血涙を流すとまで言われるほど苦心の決意を'''最初から'''先読みして、さらに罠を張り、『罰』でも新たな悪しき因果を紡ぎ、どこまでも主人公達を弄び嬲り続けるという徹底っぷり</br>
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**挙句、『罪』のEDで主人公達が選択した、血涙を流すとまで言われるほど苦心の決意を'''最初から'''先読みして、さらに罠を張り、『罰』でも新たな悪しき因果を紡ぎ、どこまでも主人公達(特に『罪』の主人公)を弄び嬲り続けるという徹底っぷり</br>
など、'''『デモンベイン』のナイアと似たようなことをやっている'''(『デモンベイン』のように幾度もの世界のループを引き起こしてはいないが、傍観者に徹する場面も少なくなかったナイアと違って上記の行為を率先して行っているのでよりタチが悪い)。その非道・外道っぷりは究極であり、この作品のナイアルラトホテップは『デモンベイン』のナイア以上に邪悪な「あらゆる知的生命体が持つ心のダークサイド、ネガティブマインドの集合にして化身そのもの」として描かれている。このため、人間の弱さ・脆さ・'''どうすれば人間の神経を逆撫でられるか'''を熟知している上に、ナイアルラトホテップを憎めば憎むほどその力が増すという'''最悪の特性を備えている'''。なお、これらの残虐行為は「人間に過負荷を与えることで急速進化させる」という意図もある(手法は完全に趣味だと思われるが)。</br>これらの作品の世界観は当然ながら独立しているが、そもそもこの邪神には特定の姿形はおろか、時間や空間、世界という概念すら存在しないので、全ての創作作品に登場する彼らは同一の存在という解釈も成り立つ。そう考えると、ナイアは(特に上記の『ペルソナシリーズ』におけるナイアルラトホテップと比較すると)「あまり干渉してこなくて良かった」と言えなくもないのも恐ろしいところである。
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など、'''『デモンベイン』のナイアと似たようなことをやっている'''(『デモンベイン』のように幾度もの世界のループを引き起こしてはいないが、傍観者に徹する場面も少なくなかったナイアと違って上記の行為を率先して行っているのでよりタチが悪い)。その非道・外道っぷりは究極であり、この作品のナイアルラトホテップは『デモンベイン』のナイア以上に邪悪な「あらゆる知的生命体が持つ心のダークサイド、ネガティブマインドの集合にして化身そのもの」として描かれている。このため、人間の弱さ・脆さ・'''どうすれば人間の神経を逆撫でられるか'''を完全に知り尽くしている上に、ナイアルラトホテップを憎めば憎むほどその力が増すという'''最悪の特性を備えている'''。なお、これらの残虐行為は「人間に過負荷を与えることで急速進化させる」という意図もある(手法は完全に趣味だと思われるが)。</br>これらの作品の世界観は当然ながら独立しているが、そもそもこの邪神には特定の姿形はおろか、時間や空間、世界という概念すら存在しないので、全ての創作作品に登場する彼らは同一の存在という解釈も成り立つ。そう考えると、ナイアは(特に上記の『ペルソナシリーズ』におけるナイアルラトホテップと比較すると)「あまり干渉してこなくて良かった」と言えなくもないのも恐ろしいところである。
 
*ちなみに『ニャル子さん』はパロディが多いが『デモンべイン』もしっかり拾われており、登場人物がデモンベイン召喚時の口上の一部を発したことも。…それどころか、PS2版主題歌「機神咆吼ッ!デモンベイン!」がカバーアルバム「邪名曲たち」に収録された(同アルバムは全てクトゥルフ神話が何らかの形で関わっている作品からのカバーであるため)。歌うのは主人公の八坂真尋を演じる喜多村英梨。まあ、母親を除けばメインキャラは邪神そのものだったり精神を交換させられたりなので、このチョイスは当然だと言える。
 
*ちなみに『ニャル子さん』はパロディが多いが『デモンべイン』もしっかり拾われており、登場人物がデモンベイン召喚時の口上の一部を発したことも。…それどころか、PS2版主題歌「機神咆吼ッ!デモンベイン!」がカバーアルバム「邪名曲たち」に収録された(同アルバムは全てクトゥルフ神話が何らかの形で関わっている作品からのカバーであるため)。歌うのは主人公の八坂真尋を演じる喜多村英梨。まあ、母親を除けばメインキャラは邪神そのものだったり精神を交換させられたりなので、このチョイスは当然だと言える。
 
**これにより、両作を知るファンに「真尋の使用するフォーク=魔を断つ剣」とネタにされた(『ニャル子さん』では八坂親子が使用するフォークは邪神達に大ダメージを与える)。
 
**これにより、両作を知るファンに「真尋の使用するフォーク=魔を断つ剣」とネタにされた(『ニャル子さん』では八坂親子が使用するフォークは邪神達に大ダメージを与える)。
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