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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ガンダムシリーズ]]のOVA第二弾。第一作『[[機動戦士ガンダム]]』とその[[続編]]『[[機動戦士Ζガンダム]]』の間を一気に繋いだ意欲作。[[宇宙世紀]]0083年に起こり、歴史から抹消された「[[デラーズ紛争]]」を語った物語。[[ジオン軍|ジオン残党]]のその後と[[ティターンズ]]が権力を握るまでの過程が描かれている。OVAにおける前作『[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争|0080]]』同様、[[ニュータイプ]]能力に関する描写や人物はほぼ登場せず<ref>登場するのは[[ハマーン・カーン]]のみで、物語の本筋には関わらない。</ref>、地球連邦軍とジオン残党との戦争に政治劇を絡めた、純粋な戦記物として物語がまとめられている。
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[[ガンダムシリーズ]]のOVA作品第2弾。第1作『[[機動戦士ガンダム]]』と第2作『[[機動戦士Ζガンダム]]』の間にあたる[[宇宙世紀]]0083年に起こり、後に歴史より抹消された「[[デラーズ紛争]]」が描かれる。[[ジオン軍|ジオン残党]]のその後と[[ティターンズ]]が権力を握るまでの過程が描かれている。OVAにおける前作『[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争|0080]]』同様、[[ニュータイプ]]能力に関する描写や人物はほぼ登場せず<ref>登場するのは[[ハマーン・カーン]]のみで、物語の本筋には関わらない。</ref>、地球連邦軍とジオン残党との戦争に政治劇を絡めた、純粋な戦記物として物語がまとめられている。
    
この作品では、歴史的勝者であることが約束されている[[地球連邦軍|連邦軍]]の負の面が大きく描かれ(ただし、[[コウ・ウラキ|主人公]]や所属する[[アルビオン隊]]メンバーはおおむね良識的な軍人である)、それに対抗するジオン将兵たちはほとんどが理想と義を重んじる兵士として描かれている。
 
この作品では、歴史的勝者であることが約束されている[[地球連邦軍|連邦軍]]の負の面が大きく描かれ(ただし、[[コウ・ウラキ|主人公]]や所属する[[アルビオン隊]]メンバーはおおむね良識的な軍人である)、それに対抗するジオン将兵たちはほとんどが理想と義を重んじる兵士として描かれている。
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2013年から2021年にかけて『ガンダムエース』で漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』が連載された。映像版本編以前の前日譚から始まり映像版の内容に入る流れで、新設定や政治的思惑をも含めた「新約」性をもって丁寧に描かれている。
 
2013年から2021年にかけて『ガンダムエース』で漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』が連載された。映像版本編以前の前日譚から始まり映像版の内容に入る流れで、新設定や政治的思惑をも含めた「新約」性をもって丁寧に描かれている。
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ちなみに、ガンダムシリーズでも珍しく登場人物のほぼ全員が苗字で呼び合うという特徴がある<ref>名前で呼ばれるのはコウ(それでも名前で呼ぶのはキースとニナだけ)、ケリィ、ニナ、ルセット、モーラ、シーマくらい。</ref>。
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なお、ガンダムシリーズでも珍しく登場人物のほぼ全員が姓で呼び合うという特徴がある<ref>名前で呼ばれるのはコウ(それでも名前で呼ぶのはキースとニナだけ)、ケリィ、ニナ、ルセット、モーラ、シーマくらい。</ref>。
    
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==