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*名前の由来は、当時大活躍していた柔道家の山下泰裕氏で、「柔道の山下」を捩っている。パイロットスーツの色も紅白で、日の丸を思わせる。
 
*名前の由来は、当時大活躍していた柔道家の山下泰裕氏で、「柔道の山下」を捩っている。パイロットスーツの色も紅白で、日の丸を思わせる。
 
*リィナを傷つけられた時に怒りでハマーンを怯えさせるほどのプレッシャーを放つ一方でカミーユやプルが感知していることを理解していない描写が多々あり、送受信の差が激しい。このことについて、長谷川裕一による漫画『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では長谷川の解釈として「NT能力の送受信を自在にオン・オフすることができ、それが彼の長所」と述べられている。
 
*リィナを傷つけられた時に怒りでハマーンを怯えさせるほどのプレッシャーを放つ一方でカミーユやプルが感知していることを理解していない描写が多々あり、送受信の差が激しい。このことについて、長谷川裕一による漫画『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では長谷川の解釈として「NT能力の送受信を自在にオン・オフすることができ、それが彼の長所」と述べられている。
*その『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では[[アムロ・レイ]]と共演、更にクロスオーバーで「[[イデオン|血まみれの巨神]]」とも共演し、[[ユウキ・コスモ]]の生まれ変わりと設定している。
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*その『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では[[アムロ・レイ]]と共演、更にクロスオーバーで「[[イデオン|血まみれの巨神]]」とも共演し、[[ユウキ・コスモ]]の生まれ変わりと設定されている。
 
*さらに長谷川は『[[機動戦士Vガンダム|機動戦士Vガンダム外伝]]』、そして富野由悠季とともに手掛けた『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』の主人公[[トビア・アロナクス]]のその後を描いた『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』・『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]』において、木星船団のリーダーで「'''木星じいさん'''」の通称で呼ばれる'''グレイ・ストーク'''という人物を登場させている。
 
*さらに長谷川は『[[機動戦士Vガンダム|機動戦士Vガンダム外伝]]』、そして富野由悠季とともに手掛けた『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』の主人公[[トビア・アロナクス]]のその後を描いた『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』・『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]』において、木星船団のリーダーで「'''木星じいさん'''」の通称で呼ばれる'''グレイ・ストーク'''という人物を登場させている。
 
**[[ウッソ・エヴィン]]の記憶ではこの名前は「大昔の映画に出てくるターザンって人の本名」<ref>正確にはターザンの本名は「グレイストーク卿 ジョン・クレイトン」で、爵位ということになる。</ref>であり、[[偽名]]の可能性がある。またストーク自身が明らかにしている経歴やその風貌、さらに彼が愛着を持って乗っている大型[[モビルスーツ]]「ガンプ」の頭部が[[ΖΖガンダム]]に酷似しているなど、ストークはジュドーの後年の姿である可能性が示唆されている。
 
**[[ウッソ・エヴィン]]の記憶ではこの名前は「大昔の映画に出てくるターザンって人の本名」<ref>正確にはターザンの本名は「グレイストーク卿 ジョン・クレイトン」で、爵位ということになる。</ref>であり、[[偽名]]の可能性がある。またストーク自身が明らかにしている経歴やその風貌、さらに彼が愛着を持って乗っている大型[[モビルスーツ]]「ガンプ」の頭部が[[ΖΖガンダム]]に酷似しているなど、ストークはジュドーの後年の姿である可能性が示唆されている。
 
***長谷川氏は『逆襲のギガンティス』に登場するΖΖの系列機「メガゼータ」がガンプの改造元であると想定できることを認めつつ<ref>太田出版『オタクの遺伝子 長谷川裕一・SFまんがの世界』111頁。</ref>、メガゼータのパイロットでもあったジュドーがストークと同一人物かどうかについては明言を避けている<ref>『オタクの遺伝子』123頁。</ref>。
 
***長谷川氏は『逆襲のギガンティス』に登場するΖΖの系列機「メガゼータ」がガンプの改造元であると想定できることを認めつつ<ref>太田出版『オタクの遺伝子 長谷川裕一・SFまんがの世界』111頁。</ref>、メガゼータのパイロットでもあったジュドーがストークと同一人物かどうかについては明言を避けている<ref>『オタクの遺伝子』123頁。</ref>。
 
***なおジュドーとストークが同一人物だった場合、年齢は『スカルハート』の時点で約60歳、『Vガンダム外伝』の時点では80歳目前となり、長谷川氏のキャラクター造形はそれを踏まえたものになっている。
 
***なおジュドーとストークが同一人物だった場合、年齢は『スカルハート』の時点で約60歳、『Vガンダム外伝』の時点では80歳目前となり、長谷川氏のキャラクター造形はそれを踏まえたものになっている。
**『G-GENERATION』シリーズでは明確にジュドーの老年期の姿であるとされており、声もジュドー役の矢尾氏が担当。プルやプルツーなど「ΖΖ」で関わりの深かったキャラクターや、ジュドー本人と戦わせるとそれを語るセリフが確認できる。
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***『G-GENERATION』シリーズでは明確にジュドーの老年期の姿であるとされており、声もジュドー役の矢尾氏が担当。プルやプルツーなど「ΖΖ」で関わりの深かったキャラクターや、ジュドー本人と戦わせるとそれを語るセリフが確認できる。
**後に短編集である『機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PEACE』において壮年期のグレイ・ストークが描かれたが、その姿は無精ひげを生やしたジュドーと呼んでも差し支えの無いものである。
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***後に短編集である『機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PEACE』において壮年期のグレイ・ストークが描かれたが、その姿は無精ひげを生やしたジュドーと呼んでも差し支えの無いものである。
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***両者が別人である根拠としては、木星船団に参加したときの年齢がジュドーはおそらく15歳<ref>物語開始時に14歳で、年表(KADOKAWA『電撃データコレクション(6) 機動戦士ガンダムΖΖ』83頁)によればそこから1年経過していることによる推測。</ref>なのに対しストークは16歳という違いがあるが、誤表記なのか意図的なものなのかは定かではない。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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