差分

734 バイト追加 、 2013年8月9日 (金) 02:44
編集の要約なし
18行目: 18行目:  
[[地球連合軍]]が[[ザフト]]へ攻勢を強める際に表舞台に登場。このテの悪役によくある「戦場から遠く離れた後方でふんぞり返って指示だけ出す」タイプとは異なり、[[地球連合軍]]のオブザーバーとして、自ら戦艦に乗り込み本来危険がつきまとう前線に常に進んで立つなど、行動力に富んでいる。半面、自己中心的で幼児的な性格も見え隠れしており、特にコーディネイターが絡むとその傾向が顕著である。幼少時に[[コーディネイター]]の子供との喧嘩や競争で一方的に負けた時の精神的なダメージを今でも引きずっており、それが彼の歪んだ性格を形成する要因ともなっている。
 
[[地球連合軍]]が[[ザフト]]へ攻勢を強める際に表舞台に登場。このテの悪役によくある「戦場から遠く離れた後方でふんぞり返って指示だけ出す」タイプとは異なり、[[地球連合軍]]のオブザーバーとして、自ら戦艦に乗り込み本来危険がつきまとう前線に常に進んで立つなど、行動力に富んでいる。半面、自己中心的で幼児的な性格も見え隠れしており、特にコーディネイターが絡むとその傾向が顕著である。幼少時に[[コーディネイター]]の子供との喧嘩や競争で一方的に負けた時の精神的なダメージを今でも引きずっており、それが彼の歪んだ性格を形成する要因ともなっている。
   −
[[戦艦]][[ドミニオン]]にオブザーバーとして乗り込み前線に立つが、ジェネシスの投入と三隻同盟の介入で[[プラント]]侵攻は失敗に終わる。追い詰められた彼は激昂して艦長[[ナタル・バジルール|ナタル]]の静止を振り切り[[アークエンジェル]]を沈めようとするが[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]のストライクの犠牲により失敗。[[マリュー・ラミアス|マリュー]]の指揮で発射された[[アークエンジェル]]のローエングリンによってナタルと共に最期を迎えた。
+
[[戦艦]][[ドミニオン]]にオブザーバーとして乗り込み前線に立つが、[[ジェネシス]]の投入と三隻同盟の介入で[[プラント]]侵攻は失敗に終わる。追い詰められた彼は激昂して艦長[[ナタル・バジルール|ナタル]]の静止を振り切り[[アークエンジェル]]を沈めようとするが[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]のストライクの犠牲により失敗。[[マリュー・ラミアス|マリュー]]の指揮で発射された[[アークエンジェル]]のローエングリンによってナタルと共に最期を迎えた。
    
『[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER]]』でも[[スウェン・カル・バヤン]]の回想シーンで登場している。
 
『[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER]]』でも[[スウェン・カル・バヤン]]の回想シーンで登場している。
27行目: 27行目:  
同様に劇中で描写されていない設定として、開戦前は[[コーディネイター]]を憎んではいたものの、彼らの虐殺を企てるほど憎んでいたわけではなく、戦争の狂気というものに当てられてしまったが為に[[コーディネイター]]に対する狂気染みた憎悪に取り憑かれてしまったらしい。
 
同様に劇中で描写されていない設定として、開戦前は[[コーディネイター]]を憎んではいたものの、彼らの虐殺を企てるほど憎んでいたわけではなく、戦争の狂気というものに当てられてしまったが為に[[コーディネイター]]に対する狂気染みた憎悪に取り憑かれてしまったらしい。
   −
悪役ではあるが良くも悪くも熱血漢であり、台詞の面白さや特徴的なキャラクター故にファンからの人気も高く意外と愛されており、中の人の影響もあって『盟主王』の愛称で親しまれている。中の人である檜山氏もお気に入りで、『自分の演じた代表的な悪役キャラ』と評している。
+
悪役ではあるが良くも悪くも熱血漢であり、台詞の面白さや特徴的なキャラクター故にファンからの人気も高く意外と愛されており、中の人の影響もあって'''『盟主王』'''の愛称で親しまれている。また、中の人である檜山氏にとってもお気に入りの役で、『自分の演じた代表的な悪役キャラ』と評している。
    
名前の由来はイスラムにおいて死を司る[[天使]]、アズラーイールの英語読みから。
 
名前の由来はイスラムにおいて死を司る[[天使]]、アズラーイールの英語読みから。
33行目: 33行目:  
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
   −
スパロボにおいてもブルーコスモスの盟主として他作品の悪役キャラと結託する等の暗躍を見せ、さらに戦闘で台詞があったりと存在感が強いが、敵対する[[パトリック・ザラ]]と同様に異星人等の人外の脅威を軽視した言動が目立ち、他作品のキャラ達がその事に苦言を呈してもはなから馬鹿にした態度でそれを否定する等、どうにも空気を読んでいない滑稽なイメージも強い。
+
スパロボにおいても[[ブルーコスモス]]の盟主として他作品の悪役キャラと結託する等の暗躍を見せ、さらに戦闘で台詞があったりと存在感が強いが、敵対する[[パトリック・ザラ]]と同様に[[異星人]]等の人外の脅威を軽視した言動が目立ち、他作品のキャラ達がその事に苦言を呈してもはなから馬鹿にした態度でそれを否定する等、どうにも空気を読んでいない滑稽なイメージも強い。
    
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
:初登場作品。三輪を復帰させたり[[ゼーレ]]と結託するなど、数々の暗躍をする。[[獅子王凱]]が駆る[[ジェネシックガオガイガー]]に対して敵愾心をむき出しにし、ナタルに諌められる(所謂[[声優ネタ]])。ちなみに[[中断メッセージ]]では「勇気に頼るな」と発言してナタルにツッコミを入れられる場面も。
+
:初登場作品。三輪を復帰させたり[[ゼーレ]]と結託するなど、数々の暗躍をする。[[獅子王凱]]が駆る[[ジェネシックガオガイガー]]に対して敵愾心をむき出しにし、ナタルに諌められる(所謂[[声優ネタ]])。ちなみに[[中断メッセージ]]では「[[勇気]]に頼るな」と発言して[[ナタル・バジルール|ナタル]]にツッコミを入れられる場面も。
 
;[[スーパーロボット大戦J]]
 
;[[スーパーロボット大戦J]]
:[[第3次α]]よりも原作に近い活躍で、[[コルベット]]と組んで様々な悪巧みを行う。ちなみに今回は[[第3次α]]とは逆にユリカに対抗心を燃やすナタルにツッコミを入れる立場。また[[デビルガンダム]]にも目を付けるイベントがあるが、特に触れられずに終わった。この作品が関係してるか分からないが、[[J]]の発売後に発売されたゲーム『GジェネレーションDS』では、彼が[[デビルガンダム]]の力を手に入れる展開が存在する。
+
:[[第3次α]]よりも原作に近い活躍で、[[コルベット]]と組んで様々な悪巧みを行う。ちなみに今回は[[第3次α]]とは逆に[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]に対抗心を燃やすナタルにツッコミを入れる立場。また[[デビルガンダム]]にも目を付けるイベントがあるが、特に触れられずに終わった。この作品が関係してるか分からないが、[[J]]の発売後に発売されたゲーム『GジェネレーションDS』では、彼が[[デビルガンダム]]の力を手に入れる展開が存在する。
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
:第1部から登場。物語前半からデキムやレナード、コルベットらと結託して様々な暗躍を見せる。今回、フレイが生き残るために勝利の鍵は渡らず、原作通りにならないと思いきや、よりにもよって'''核より危険'''なフェルミオンミサイルで決戦に出てくる。[[叢雲劾]]からプレア、カナード、ソキウス、[[生体CPU]]のような存在を生み出す者として狙われており、ナタルを撃とうとしたところを劾に阻止され、彼に徹底的に追い詰められた挙句、半ば[[自爆]]同然の最期を迎えるという原作以上に悲惨な結末に。ちなみに今回は[[ガオガイガー]]と戦えない。
+
:第1部から登場。物語前半から[[デキム・バートン|デキム]]や[[レナード・テスタロッサ|レナード]]、[[コルベット]]らと結託して様々な暗躍を見せる。今回、[[フレイ・アルスター|フレイ]]が生き残るために勝利の鍵は渡らず、原作通りにならないと思いきや、よりにもよって'''[[核ミサイル|核]]より危険'''なフェルミオンミサイルで決戦に出てくる。[[叢雲劾]]から[[プレア・レヴェリー|プレア]]、[[カナード・パルス|カナード]]、[[ソキウス]]、[[生体CPU]]のような存在を生み出す者として狙われており、ナタルを撃とうとしたところを劾に阻止され、彼に徹底的に追い詰められた挙句、半ば[[自爆]]同然の最期を迎えるという原作以上に悲惨な結末に。ちなみに今回は[[ガオガイガー]]と戦えない。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
    
;アズラエルの母
 
;アズラエルの母
:文字通り、アズラエルの母親で、アズラエルの人格が歪んだ最大の要因を作った張本人と言える人物。幼少期のコーディネイターの喧嘩に勝てなかったアズラエルが、どうして自分をコーディネイターにしてくれなかったのかと聞いてきた際、平手打ちしてコーディネイターを「化け物」と比喩している。今でもアズラエルの記憶にはこの事が残っているようで、スペシャルエディションIIIにて、その時の回想が語られている。
+
:文字通り、アズラエルの母親で、アズラエルの人格が歪んだ最大の要因を作った張本人と言える人物。幼少期の[[コーディネイター]]の喧嘩に勝てなかったアズラエルが、どうして自分をコーディネイターにしてくれなかったのかと聞いてきた際、平手打ちしてコーディネイターを「化け物」と比喩している。今でもアズラエルの記憶にはこの事が残っているようで、スペシャルエディションIIIにて、その時の回想が語られている。
 
;[[ナタル・バジルール]]
 
;[[ナタル・バジルール]]
 
:部下。[[コーディネイター]]に対して敵意を剥き出しにするアズラエルとは相容れず、色々と揉めてしまい、最期は反旗を翻した彼女の捨て身の行動により討たれる事に…。
 
:部下。[[コーディネイター]]に対して敵意を剥き出しにするアズラエルとは相容れず、色々と揉めてしまい、最期は反旗を翻した彼女の捨て身の行動により討たれる事に…。
 
;ウィリアム・サザーランド
 
;ウィリアム・サザーランド
:[[地球連合軍]]内部の[[ブルーコスモス]]派筆頭。実質的にはアズラエルの腹心で、片腕ともいえる人物。第2次ヤキン・ドゥーエ宙域戦において、艦のブリッジに直撃を受けて戦死した。スパロボでは常に他作品のキャラクターに代役をされてしまう為、現時点では未登場。
+
:[[地球連合軍]]内部の[[ブルーコスモス]]派筆頭。実質的にはアズラエルの腹心で、片腕ともいえる人物。第2次[[ヤキン・ドゥーエ]]宙域戦において、艦のブリッジに直撃を受けて戦死した。スパロボでは常に他作品のキャラクターに代役をされてしまう為、現時点では未登場。
 
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]
 
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]
 
:敵である[[ザフト]]の人間だが、密かに取引しており、[[フレイ・アルスター|フレイ]]を通して[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]の情報を入手し、狂喜する。取引相手の掌で踊っていることに気づかずに…。
 
:敵である[[ザフト]]の人間だが、密かに取引しており、[[フレイ・アルスター|フレイ]]を通して[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]の情報を入手し、狂喜する。取引相手の掌で踊っていることに気づかずに…。
69行目: 69行目:  
:[[W]]では彼と結託しており、共に[[コーディネイター]]の排除を目論んでいた。
 
:[[W]]では彼と結託しており、共に[[コーディネイター]]の排除を目論んでいた。
 
;[[リリーナ・ドーリアン]]
 
;[[リリーナ・ドーリアン]]
:[[第3次α]]では中盤にアラスカにて彼女と会談を行い、[[ブルーコスモス]]への協力を迫るも、当然拒否されると共に、万丈によって彼女を救出される。
+
:[[第3次α]]では中盤にアラスカにて彼女と会談を行い、[[ブルーコスモス]]への協力を迫るも、当然拒否されると共に、[[破嵐万丈|万丈]]によって彼女を救出される。
 
;[[エイパー・シナプス]]
 
;[[エイパー・シナプス]]
 
:[[第3次α]]では[[オーブ]]戦で彼を部下として従え、彼に[[αナンバーズ]]を討つよう指示するが、当然彼が従うわけがなく背かれることになり、怒ったアズラエルは彼を謹慎処分にしてしまう。極刑も危ぶまれたが、無事だった。
 
:[[第3次α]]では[[オーブ]]戦で彼を部下として従え、彼に[[αナンバーズ]]を討つよう指示するが、当然彼が従うわけがなく背かれることになり、怒ったアズラエルは彼を謹慎処分にしてしまう。極刑も危ぶまれたが、無事だった。
81行目: 81行目:  
:[[J]]ではその器の小ささや狭量の狭さ、そして偏狭な思想や[[コーディネイター]]のみならず[[ナチュラル]]以外の人間([[異星人]]との混血児やナノマシン手術を受けた人達)を差別した為彼にも呆れ返られ、「ガキ」呼ばわりされて一蹴されてしまう。
 
:[[J]]ではその器の小ささや狭量の狭さ、そして偏狭な思想や[[コーディネイター]]のみならず[[ナチュラル]]以外の人間([[異星人]]との混血児やナノマシン手術を受けた人達)を差別した為彼にも呆れ返られ、「ガキ」呼ばわりされて一蹴されてしまう。
 
;[[叢雲劾]]
 
;[[叢雲劾]]
:脱走した連合軍の戦闘用[[コーディネイター]]。自らやプレア、カナード、[[生体CPU]]のような悲劇を繰り返さないためにアズラエルの命を狙う。[[W]]では終盤に彼に追い詰められる事に。
+
:脱走した連合軍の戦闘用[[コーディネイター]]。自らや[[プレア・レヴェリー|プレア]]、[[カナード・パルス|カナード]]、[[生体CPU]]のような悲劇を繰り返さないためにアズラエルの命を狙う。[[W]]では終盤に彼に追い詰められる事に。
    
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
117行目: 117行目:  
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「あー、もうダメダメです、そんなの。この戦力で攻めて制圧できなかった国なんて、消えてもらった方が後の為でしょう」
 
;「あー、もうダメダメです、そんなの。この戦力で攻めて制圧できなかった国なんて、消えてもらった方が後の為でしょう」
:オーブ攻防戦で、オーブから会談の要請がきていると言われて。
+
:[[オーブ連合首長国|オーブ]]攻防戦で、オーブから会談の要請がきていると言われて。
 
;「どうして僕をコーディネイターにしてくれなかったの!」
 
;「どうして僕をコーディネイターにしてくれなかったの!」
:幼少期に、コーディネイターとの喧嘩に勝てなかったアズラエルが母親に叫んだ台詞。コーディネイターに対する根強いトラウマは、この当時からあった模様。
+
:幼少期に、[[コーディネイター]]との喧嘩に勝てなかったアズラエルが母親に叫んだ台詞。コーディネイターに対する根強いトラウマは、この当時からあった模様。
 
;「もともと僕らは弱い生き物なんです。だから『強い牙を持つ生き物』はちゃんと繋いでおくか、退治しないと危ないですからねぇ」
 
;「もともと僕らは弱い生き物なんです。だから『強い牙を持つ生き物』はちゃんと繋いでおくか、退治しないと危ないですからねぇ」
 
:反コーディネイターの思想を正当化しようとした場面。『'''強い牙を持つ生き物'''』は言うまでもなくコーディネイターの事を指しているが、所詮は子供じみた弱者の屁理屈でしかない。
 
:反コーディネイターの思想を正当化しようとした場面。『'''強い牙を持つ生き物'''』は言うまでもなくコーディネイターの事を指しているが、所詮は子供じみた弱者の屁理屈でしかない。
 
;「アハハハハ、ィいやったあああ!!」
 
;「アハハハハ、ィいやったあああ!!」
:ニュートロンジャマーキャンセラーを入手し、異様にハイテンションになって放った言葉(表記はSEEDアニメコミックよりそのまま抜粋。ゲーム内では異なる)。実際に聞けば分かるが、[[声優]]の名演(というか怪演?)も相まって凄く嬉しそうである。これらの名台詞により、ネット上では『某盟主』、『僕らの盟主様』などと呼ばれ、非常に親しまれている。
+
:[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]を入手し、異様にハイテンションになって放った言葉(表記はSEEDアニメコミックよりそのまま抜粋。ゲーム内では異なる)。実際に聞けば分かるが、[[声優]]の名演(というか怪演?)も相まって凄く嬉しそうである。これらの名台詞により、ネット上では『某盟主』、『僕らの盟主様』などと呼ばれ、非常に親しまれている。
 
;「核は持ってりゃ嬉しいただのコレクションじゃない。強力な兵器なんですよ」<br />「兵器は使わなきゃ…。高い金をかけて造ったのは使うためでしょう」<br />「さ…さっさと撃って、さっさと終わらせて下さい、こんな戦争は」
 
;「核は持ってりゃ嬉しいただのコレクションじゃない。強力な兵器なんですよ」<br />「兵器は使わなきゃ…。高い金をかけて造ったのは使うためでしょう」<br />「さ…さっさと撃って、さっさと終わらせて下さい、こんな戦争は」
:アズラエルの戦争や兵器への考え方が如実に出ている台詞の一つ。[[第3次α]]ではアズラエルのこの台詞は、あの三輪長官も唖然とさせた。ちなみに兵器には見せて脅すという使い方もあるので、この発言は間違いとは言えないにしても、正しいとも言いがたい。(本編中でも[[アンドリュー・バルトフェルド]]がジェネシス発射後に指摘しているように、核(および原作アニメやゲームにおけるジェネシス)のような兵器の本来の存在価値は、相手国にその保有を見せる事で自国への攻撃、侵攻を断念させたり、降伏させるという『戦争の抑止』である。もっとも、「作ったら使いたくなる」のが人間というものであり…)
+
:アズラエルの戦争や兵器への考え方が如実に出ている台詞の一つ。[[第3次α]]ではアズラエルのこの台詞は、あの[[三輪防人|三輪長官]]も唖然とさせた。ちなみに兵器には見せて脅すという使い方もあるので、この発言は間違いとは言えないにしても、正しいとも言いがたい。(本編中でも[[アンドリュー・バルトフェルド]]が[[ジェネシス]]発射後に指摘しているように、核(および原作アニメやゲームにおけるジェネシス)のような兵器の本来の存在価値は、相手国にその保有を見せる事で自国への攻撃、侵攻を断念させたり、降伏させるという『戦争の抑止』である。もっとも、「作ったら使いたくなる」のが人間というものであり…)
 
:余談だが、後年[[マジンカイザーSKL (OVA)|あるロボットアニメ]]にて、アズラエル同様に檜山氏が演じた[[キバ|悪役キャラ]]が、このアズラエルの台詞と似た事を言っている。
 
:余談だが、後年[[マジンカイザーSKL (OVA)|あるロボットアニメ]]にて、アズラエル同様に檜山氏が演じた[[キバ|悪役キャラ]]が、このアズラエルの台詞と似た事を言っている。
 
;「勝ち目のない戦いに、『死んでこい』って自分の部下を送る人達より、僕の方がよっぽど優しいと思うけど?」
 
;「勝ち目のない戦いに、『死んでこい』って自分の部下を送る人達より、僕の方がよっぽど優しいと思うけど?」
:核を使用した事に批判的な発言をしたナタルに対し、アズラエルが言った言葉。 アズラエルが正しい、優しいのかはともかく、ナチュラルとコーディネイターの戦争で、ナチュラル側が圧倒的不利で犠牲が多いのは事実で、もはや奇麗事を云々言っていられないのも、確かと言える。この為か、言われたナタルも何も反論出来なくなった。
+
:[[核ミサイル|核]]を使用した事に批判的な発言をした[[ナタル・バジルール|ナタル]]に対し、アズラエルが言った言葉。 アズラエルが正しい、優しいのかはともかく、ナチュラルとコーディネイターの戦争で、ナチュラル側が圧倒的不利で犠牲が多いのは事実で、もはや奇麗事を云々言っていられないのも、確かと言える。この為か、言われたナタルも何も反論出来なくなった。
 
;「あそこに!! あんなもの残していくわけにはいかないんだよ! 何がナチュラルの野蛮な核だ…! あそこからでも地球を撃てる奴らのこのとんでもない兵器の方がはるかに野蛮じゃないか! そしてもう、いつその照準が地球に向けられるかわからないんだぞ! 撃たれてからじゃ遅い…!」<br />「無茶でも何でも絶対に破壊してもらう! あれとプラントを…地球が撃たれる前に!」
 
;「あそこに!! あんなもの残していくわけにはいかないんだよ! 何がナチュラルの野蛮な核だ…! あそこからでも地球を撃てる奴らのこのとんでもない兵器の方がはるかに野蛮じゃないか! そしてもう、いつその照準が地球に向けられるかわからないんだぞ! 撃たれてからじゃ遅い…!」<br />「無茶でも何でも絶対に破壊してもらう! あれとプラントを…地球が撃たれる前に!」
:[[ジェネシス]]の発射に怒って。悪役の台詞ではあるが、なかなか熱血な台詞。また、地球が危機的な状態にある事を一応は理解している模様。尤も、自分が核攻撃を仕掛けた事で[[ジェネシス]]を使用させる口実を与えてしまったとは認識していないようである。(ジェネシスの存在は発射の直前まで隠蔽されていてアズラエルにも予想外のことではあったが)
+
:[[ジェネシス]]の発射に怒って。悪役の台詞ではあるが、なかなか[[熱血]]な台詞。また、[[地球]]が危機的な状態にある事を一応は理解している模様。尤も、自分が核攻撃を仕掛けた事で[[ジェネシス]]を使用させる口実を与えてしまったとは認識していないようである。(ジェネシスの存在は発射の直前まで隠蔽されていてアズラエルにも予想外のことではあったが)
 
;「自軍の被害は最小限に! そして敵には最大の被害…戦争ってのはそうやるもんだろ!」
 
;「自軍の被害は最小限に! そして敵には最大の被害…戦争ってのはそうやるもんだろ!」
 
:言っている事自体は戦争の進め方としては当然の事であり、一般兵にしてみればアズラエル側で闘っていれば命を落とす確率も減るわけで、そういう点ではジェネシスの射線上にまだ自軍がいるのも構わず発射を急がせた[[パトリック・ザラ]]とは対照的である。尤も、繰り返すが、アズラエルが本当に優しいかどうかはまた別の話である。
 
:言っている事自体は戦争の進め方としては当然の事であり、一般兵にしてみればアズラエル側で闘っていれば命を落とす確率も減るわけで、そういう点ではジェネシスの射線上にまだ自軍がいるのも構わず発射を急がせた[[パトリック・ザラ]]とは対照的である。尤も、繰り返すが、アズラエルが本当に優しいかどうかはまた別の話である。
136行目: 136行目:  
:[[アークエンジェル]]に向かって[[ドミニオン]]のローエングリンで反撃しようとして。最後の最後まで、自身の敗北を認めようとせず、必死に抗おうとするが…。
 
:[[アークエンジェル]]に向かって[[ドミニオン]]のローエングリンで反撃しようとして。最後の最後まで、自身の敗北を認めようとせず、必死に抗おうとするが…。
 
;「うおあああああああああ!!」
 
;「うおあああああああああ!!」
:断末魔。最期はアークエンジェルより放たれたローエングリンの光に飲まれ、アズラエルは宇宙の藻屑となった。
+
:断末魔。最期は[[アークエンジェル]]より放たれたローエングリンの光に飲まれ、アズラエルは[[宇宙]]の藻屑となった。
    
== スーパーロボット大戦シリーズの名台詞 ==
 
== スーパーロボット大戦シリーズの名台詞 ==
142行目: 142行目:  
;「あのライオンロボ……なんとなく、気に入りませんね」<br />「あのライオンロボをなんとかしろよ!」
 
;「あのライオンロボ……なんとなく、気に入りませんね」<br />「あのライオンロボをなんとかしろよ!」
 
:[[第3次α]]で[[ジェネシックガオガイガー]]に対して発生する[[特殊戦闘台詞]]。言うまでもなく[[声優ネタ]]である。
 
:[[第3次α]]で[[ジェネシックガオガイガー]]に対して発生する[[特殊戦闘台詞]]。言うまでもなく[[声優ネタ]]である。
;「でも、あの異星人と地底人達、僕達には攻撃を仕掛ける気がないようです」<br />「これはチャンスですよ。奴らの力を利用して、オーブを叩き、αナンバーズを服従させましょう」
+
;「でも、あの異星人と地底人達、僕達には攻撃を仕掛ける気がないようです」<br />「これはチャンスですよ。奴らの力を利用して、オーブを叩き、[[αナンバーズ]]を服従させましょう」
:第3次αでオーブを襲撃したシナリオにてムゲ・ゾルバドス帝国と地底帝国が乱入した際、αナンバーズに協力してそれらを撃退するようシナプスに進言されるも、当のアズラエルは彼の進言に耳を貸さずに漁夫の利を狙おうとした。当然、シナプスは激怒し…
+
:第3次αでオーブを襲撃したシナリオにて[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]と[[地底帝国]]が乱入した際、αナンバーズに協力してそれらを撃退するよう[[エイパー・シナプス|シナプス]]に進言されるも、当のアズラエルは彼の進言に耳を貸さずに漁夫の利を狙おうとした。当然、シナプスは激怒し…
 
;「僕はね…! 彼らの戦力を手に入れろと君達に命じたはずだよ!」<br />「確かに邪魔者は消えたさ。でも、これじゃあ僕の目的は半分しか達せられないじゃあないか!」
 
;「僕はね…! 彼らの戦力を手に入れろと君達に命じたはずだよ!」<br />「確かに邪魔者は消えたさ。でも、これじゃあ僕の目的は半分しか達せられないじゃあないか!」
 
:[[第3次α]]の中盤、[[αナンバーズ]]を太陽系追放に追い込んだものの、戦力を手に入れられなかった事で[[三輪防人|三輪]]の不手際を責め立てる。キレ方が玩具を買って貰えずに駄々をこねる子供のようにも見え、彼の普段の紳士的な面の裏に隠された幼児性が垣間見える場面である。
 
:[[第3次α]]の中盤、[[αナンバーズ]]を太陽系追放に追い込んだものの、戦力を手に入れられなかった事で[[三輪防人|三輪]]の不手際を責め立てる。キレ方が玩具を買って貰えずに駄々をこねる子供のようにも見え、彼の普段の紳士的な面の裏に隠された幼児性が垣間見える場面である。
151行目: 151行目:  
:上記の台詞の直後、「αナンバーズの戦力がなくても連邦軍の総力を挙げて異星人もコーディネイターも打ち破ってみせましょう」と意気込む三輪長官を嘲笑して。この嘲笑には、流石に三輪長官も内心腹立たしく思っていた。
 
:上記の台詞の直後、「αナンバーズの戦力がなくても連邦軍の総力を挙げて異星人もコーディネイターも打ち破ってみせましょう」と意気込む三輪長官を嘲笑して。この嘲笑には、流石に三輪長官も内心腹立たしく思っていた。
 
;「…まだ自分の立場がわかってないのかい? 君はね…僕の言う通りに動いていさえすればいいんだよ…」
 
;「…まだ自分の立場がわかってないのかい? 君はね…僕の言う通りに動いていさえすればいいんだよ…」
:上記の台詞の後、連邦軍の今後の方針を一人で勝手に決めて、ナタルを連れて出撃しようとした際、三輪長官に行動方針に疑念を問われた際の返事。なんとも高飛車で傲慢な返事である。同じく傲慢である三輪長官も、このアズラエルの態度には面食らい、呆然とするしかなかった。
+
:上記の台詞の後、連邦軍の今後の方針を一人で勝手に決めて、ナタルを連れて出撃しようとした際、[[三輪防人|三輪長官]]に行動方針に疑念を問われた際の返事。なんとも高飛車で傲慢な返事である。同じく傲慢である三輪長官も、このアズラエルの態度には面食らい、呆然とするしかなかった。
 
;「敵に確実にダメージを与えたいときには、精神コマンドの熱血と必中を使いましょう」<br />「勇気などという不確かなものに頼っていてはいつか敗北しますよ」
 
;「敵に確実にダメージを与えたいときには、精神コマンドの熱血と必中を使いましょう」<br />「勇気などという不確かなものに頼っていてはいつか敗北しますよ」
:同じく[[第3次α]]にて[[中断メッセージ]]の台詞。これも[[声優ネタ]]な上、直後にナタルに[[勇気]]が[[精神コマンド]]にあることに突っ込まれている。しかも[[勇気]]の効果には直前に本人がアドバイスしていた[[熱血]]と[[必中]]が含まれるわけで……。
+
:同じく[[第3次α]]にて[[中断メッセージ]]の台詞。これも[[声優ネタ]]な上、直後にナタルに[[勇気]]が[[精神コマンド]]にあることに突っ込まれている。しかも'''[[勇気]]の効果には直前に本人がアドバイスしていた[[熱血]]と[[必中]]が含まれている'''わけで……。
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;「さすがオーブの獅子王なんて言われるウズミ・ナラ・アスハ。期待通りですね。いやお見事」
 
;「さすがオーブの獅子王なんて言われるウズミ・ナラ・アスハ。期待通りですね。いやお見事」
:[[J]]にて[[オーブ]]侵攻の際に。確かにウズミは「オーブの獅子」と呼ばれてはいるが、わざわざ「獅子王」と言っちゃう辺り、思わずニヤリとくる台詞。勿論、[[J]]には参戦していない[[勇者王ガオガイガー|あれ]]を意識した台詞。
+
:[[J]]にて[[オーブ]]侵攻の際に。確かに[[ウズミ・ナラ・アスハ|ウズミ]]は「オーブの獅子」と呼ばれてはいるが、わざわざ'''「[[獅子王凱|獅子王]]」'''と言っちゃう辺り、思わずニヤリとくる台詞。勿論、[[J]]には参戦していない[[勇者王ガオガイガー|あれ]]を意識した台詞。
 
;「何か私情が入ってませんか?」<br />「そうですか?貴女ならよくわかるのでは…」
 
;「何か私情が入ってませんか?」<br />「そうですか?貴女ならよくわかるのでは…」
 
:[[J]]における対[[ナデシコ]]時の台詞。ナタルの[[声優ネタ]]の混じった言動に時にはクールに、時には呆れながらつっこむ。[[第3次α]]における対[[ジェネシックガオガイガー]]戦におけるナタルとのやり取りとは逆のポジションなのもポイント。
 
:[[J]]における対[[ナデシコ]]時の台詞。ナタルの[[声優ネタ]]の混じった言動に時にはクールに、時には呆れながらつっこむ。[[第3次α]]における対[[ジェネシックガオガイガー]]戦におけるナタルとのやり取りとは逆のポジションなのもポイント。
162行目: 162行目:  
:[[J]]にて、[[デビルガンダム]]を破壊された際のコルベットとのやり取り。不貞腐れて不貞寝を決め込んでしまう。これには[[コルベット]]も少々呆れ顔だった。
 
:[[J]]にて、[[デビルガンダム]]を破壊された際のコルベットとのやり取り。不貞腐れて不貞寝を決め込んでしまう。これには[[コルベット]]も少々呆れ顔だった。
 
;「何が引き際だ! 言っておくけどな、君みたいにナノマシン手術を受けた火星の連中も、僕から見ればコーディネイターと変わらないんだ!」<br />「黙れ! 地球で生まれて育った者が、青く美しい世界を守る、それがブルーコスモスの理想なんだ! 君や、宇宙人の血が混じった奴らじゃない!」
 
;「何が引き際だ! 言っておくけどな、君みたいにナノマシン手術を受けた火星の連中も、僕から見ればコーディネイターと変わらないんだ!」<br />「黙れ! 地球で生まれて育った者が、青く美しい世界を守る、それがブルーコスモスの理想なんだ! 君や、宇宙人の血が混じった奴らじゃない!」
:[[J]]の終盤で[[アカツキ・ナガレ|アカツキ]]に[[説得]]された時の反論。アカツキのような[[火星]]の人間だけでなく、エイジのような[[異星人]]の混血児までも[[コーディネイター]]と同類であると言い放った。当然、それに[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ|当てはまる]][[剛健一|相手]]とその[[アンナ・ステファニー|仲間]]の怒りを買ってしまう。挙句にドモンからはガキ呼ばわりされて一蹴され、アカツキからも完全に愛想を尽かされてしまう。
+
:[[J]]の終盤で[[アカツキ・ナガレ|アカツキ]]に[[説得]]された時の反論。アカツキのような[[火星]]の人間だけでなく、エイジのような[[異星人]]の混血児までも[[コーディネイター]]と同類であると言い放った。当然、それに[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ|当てはまる]][[剛健一|相手]]とその[[アンナ・ステファニー|仲間]]の怒りを買ってしまう。挙句に[[ドモン・カッシュ|ドモン]]からはガキ呼ばわりされて一蹴され、アカツキからも完全に愛想を尽かされてしまう。
 
;「…今、なんて言った…?」<br />「…その言葉を言ったことを後悔するぞ…!」
 
;「…今、なんて言った…?」<br />「…その言葉を言ったことを後悔するぞ…!」
 
:上述でドモンにガキ呼ばわりされた時の反応。喜怒哀楽を激しく表す事の多いアズラエルにしては珍しく、静かに怒りを露にしている。
 
:上述でドモンにガキ呼ばわりされた時の反応。喜怒哀楽を激しく表す事の多いアズラエルにしては珍しく、静かに怒りを露にしている。
 
;「ああ! 勝利の鍵が!」
 
;「ああ! 勝利の鍵が!」
:[[W]]でフレイを[[ノイ・ヴェルター]]に救出されてしまった時の台詞。もちろんこれも言うまでも無く『ガオガイガー』に因んだ[[声優ネタ]]である。
+
:[[W]]で[[フレイ・アルスター|フレイ]]を[[ノイ・ヴェルター]]に救出されてしまった時の台詞。もちろんこれも言うまでも無く『ガオガイガー』に因んだ[[声優ネタ]]である。
 
;「じゅ、銃が…!? 何者だ、お前は!!」
 
;「じゅ、銃が…!? 何者だ、お前は!!」
 
:[[W]]にて、ナタルを銃撃し、銃を構えたまま[[ノイ・ヴェルター]]の殲滅命令を下そうとした際、[[叢雲劾|劾]]の銃撃によって銃を弾き飛ばされて。ご丁寧に劾はこのアズラエルの台詞に対し、「お前に名乗る名はない」と返してくれる。言うまでもなく、このやり取りには[[ロム・ストール|劾と同じ声の某兄さん]]のお約束の口上展開のパロディである。
 
:[[W]]にて、ナタルを銃撃し、銃を構えたまま[[ノイ・ヴェルター]]の殲滅命令を下そうとした際、[[叢雲劾|劾]]の銃撃によって銃を弾き飛ばされて。ご丁寧に劾はこのアズラエルの台詞に対し、「お前に名乗る名はない」と返してくれる。言うまでもなく、このやり取りには[[ロム・ストール|劾と同じ声の某兄さん]]のお約束の口上展開のパロディである。
172行目: 172行目:  
:[[W]]にて、[[叢雲劾|劾]]に正体を問い質した際、彼がサングラスを外して己の正体を仄めかし、彼の正体を察して。直後、彼に怒りに満ちた眼差しと共に威嚇射撃を向けられ、恐怖の余りに完全に怯み上がってしまう。その無様さに、劾はアズラエルを「引き金を引く価値のない男」と断ずる。
 
:[[W]]にて、[[叢雲劾|劾]]に正体を問い質した際、彼がサングラスを外して己の正体を仄めかし、彼の正体を察して。直後、彼に怒りに満ちた眼差しと共に威嚇射撃を向けられ、恐怖の余りに完全に怯み上がってしまう。その無様さに、劾はアズラエルを「引き金を引く価値のない男」と断ずる。
 
;「待てよ、お前ーっ! 戦えよ!それでも軍人か!!」<br />「待てよ! 待ってくれよ! 僕は…僕はあいつらを…コーディネイターを!!」<br />「くそっ…くそーっ!! 僕をおいていくなああああああっ!!」  
 
;「待てよ、お前ーっ! 戦えよ!それでも軍人か!!」<br />「待てよ! 待ってくれよ! 僕は…僕はあいつらを…コーディネイターを!!」<br />「くそっ…くそーっ!! 僕をおいていくなああああああっ!!」  
:アズラエルを自分が撃つに値しない男と断じた劾は、[[ドミニオン]]の乗員に脱出を促す。アズラエルは自分を見捨てて脱出していく乗員達、そして劾に連れられて脱出するナタルに激怒するが、劾に痛烈な皮肉を浴びせられ、ナタルにも「あなたはここで死すべき人だ」と言われてしまい、とうとう一人[[ドミニオン]]の艦内に取り残されてしまう。一人で喚き続けるその姿は、実に無様で哀れなものである。この後、彼は[[コルベット]]共々自滅同然の最期を迎える事となった。<br />余談だが、[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|後年のスパロボ]]にもスパロボオリジナル展開で[[ディートハルト・リート|似たような最期を遂げたキャラ]]がいる。
+
:アズラエルを自分が撃つに値しない男と断じた劾は、[[ドミニオン]]の乗員に脱出を促す。アズラエルは自分を見捨てて脱出していく乗員達、そして劾に連れられて脱出する[[ナタル・バジルール|ナタル]]に激怒するが、劾に痛烈な皮肉を浴びせられ、ナタルにも「あなたはここで死すべき人だ」と言われてしまい、とうとう一人[[ドミニオン]]の艦内に取り残されてしまう。一人で喚き続けるその姿は、実に無様で哀れなものである。この後、彼は[[コルベット]]共々自滅同然の最期を迎える事となった。<br />余談だが、[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|後年のスパロボ]]にもスパロボオリジナル展開で[[ディートハルト・リート|似たような最期を遂げたキャラ]]がいる。
    
{{ガンダムシリーズ}}
 
{{ガンダムシリーズ}}
3,644

回編集