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| 動力に[[ハイパーデュートリオンエンジン]]、推進システムには光パルス高推力スラスター([[スターゲイザーガンダム|スターゲイザー]]のヴォワチュール・リュミエールを独自発展させたもの)など最新技術を惜しみなく投入した事により、[[デスティニーガンダム|デスティニー]]や[[レジェンドガンダム|レジェンド]]に匹敵するスペックを誇る。 | | 動力に[[ハイパーデュートリオンエンジン]]、推進システムには光パルス高推力スラスター([[スターゲイザーガンダム|スターゲイザー]]のヴォワチュール・リュミエールを独自発展させたもの)など最新技術を惜しみなく投入した事により、[[デスティニーガンダム|デスティニー]]や[[レジェンドガンダム|レジェンド]]に匹敵するスペックを誇る。 |
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− | 他にもキラの操縦技術にあわせ、各部装甲を分割して機体の動きに合わせてスライドする機構が加えられた。とにかく運動性を高め、被弾しない事を前提に採用されているため、この機構により人体に近い動きが可能となったが、装甲の間に無防備な隙間を生み、防御力が低下するという欠点を抱えている。しかし、この欠点は前述の「とにかく高めた運動性」とキラの操縦技術により、問題にならないとされた。また、キラの反応速度により機体に大きな負担をかけるため、その負荷から機体を守るために[[PS装甲]]構造材製のフレームが採用されている。この関節はPS材のアクティブ時には暗色のゴールドに変色するが、機体の最大稼働の際はフォトンを放出し、発光現象を引き起こす。関節部が黄金に発光しているのは、フレームにかかった負荷をPS装甲のエネルギーとして放出しているためであり、相関するシステムがデスティニーや∞ジャスティスにも搭載されている。なお、この「装甲を分割し動きにあわせてスライドさせ人体に近い動きを実現する」というシステムはデスティニーにも搭載されているが、デスティニーのものの方がより実戦的で弱点の防御力低下が少なくなっている。デスティニーはザフトによって十分な施設・人員を用いて製作されたものである上、ロールアウト後もシンの最新のデータにあわせて分割部分を変えるという非常に手間のかかる調整をしているのに対し、ストライクフリーダムを開発したエターナル側のチームにはそこまでの人員及び時間が無いことが原因。 | + | 他にもキラの操縦技術にあわせ、各部装甲を分割して機体の動きに合わせてスライドする機構が加えられた。とにかく運動性を高め、被弾しない事を前提に採用されているため、この機構により人体に近い動きが可能となったが、装甲の間に無防備な隙間を生み、防御力が低下するという欠点を抱えている。しかし、この欠点は前述の「とにかく高めた運動性」とキラの操縦技術により、問題にならないとされた。また、キラの反応速度により機体に大きな負担をかけるため、その負荷から機体を守るために[[PS装甲]]構造材製のフレームが採用されている。この関節はPS材のアクティブ時には暗色のゴールドに変色するが、機体の最大稼働の際はフォトンを放出し、発光現象を引き起こす。関節部が黄金に発光しているのは、フレームにかかった負荷をPS装甲のエネルギーとして放出しているためであり、相関するシステムがデスティニーや∞ジャスティスにも搭載されている。なお、この「装甲を分割し動きにあわせてスライドさせ人体に近い動きを実現する」システムはデスティニーにも搭載されているが、デスティニーの方がより実戦的で弱点の防御力低下が少なくなっている。デスティニーはザフトによって十分な施設・人員を用いて製作されたものである上、ロールアウト後もシンの最新のデータにあわせて分割部分を変える非常に手間のかかる調整をしているのに対し、ストライクフリーダムを開発したエターナル側のチームにはそこまでの人員及び時間が無いことが原因。 |
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| ==== 強化装備形態 ==== | | ==== 強化装備形態 ==== |
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| 原作では、完成した本機は[[エターナル]]に搭載され、[[エターナル]]が[[ザフト]]に襲撃された際に[[ラクス・クライン]]から[[キラ・ヤマト]]に渡され、キラお得意のOSの即時書き換えの後に起動。2分で[[ザクウォーリア]]と[[グフイグナイテッド]]25機を戦闘不能にし、さらに[[ナスカ級]]3隻を動力部のみを破壊して航行不能に追い込んだ(この際の敵指揮官の描写はおそらく[[コンスコン|初代ガンダムのオマージュ]])。 | | 原作では、完成した本機は[[エターナル]]に搭載され、[[エターナル]]が[[ザフト]]に襲撃された際に[[ラクス・クライン]]から[[キラ・ヤマト]]に渡され、キラお得意のOSの即時書き換えの後に起動。2分で[[ザクウォーリア]]と[[グフイグナイテッド]]25機を戦闘不能にし、さらに[[ナスカ級]]3隻を動力部のみを破壊して航行不能に追い込んだ(この際の敵指揮官の描写はおそらく[[コンスコン|初代ガンダムのオマージュ]])。 |
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− | その後、ラクスの乗る[[インフィニットジャスティスガンダム|∞ジャスティス]]と共にオーブへ降下して防衛戦に参加。[[アークエンジェル]]が正式に[[オーブ軍]]に編入されると再び宇宙へ上がり、ステーション・ワン攻防戦、メサイア攻防戦に参加している。レジェンドの撃墜やメサイアの陥落などの驚異的な戦果を挙げたため、[[C.E.]]73時では最強のMSとして知られる事になった。 | + | その後、ラクスの乗る[[インフィニットジャスティスガンダム|∞ジャスティス]]と共にオーブへ降下して防衛戦に参加。[[アークエンジェル]]が正式に[[オーブ軍]]に編入されると再び宇宙へ上がり、ステーション・ワン攻防戦、メサイア攻防戦に参加している。HDリマスター版では一目で分かる機体の損傷が見られるも、最終的にはレジェンドの撃墜やメサイアの陥落などの驚異的な戦果を挙げたので、[[C.E.]]73時では最強のMSとして知られる事になった。 |
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| === 設定の変遷等 === | | === 設定の変遷等 === |
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| :第3次Zに続いての参戦。例によって地形適応に難があるがドラグーンのMAP兵器は着弾指定型、バリア貫通とサイズ差補正無視を持つ単体用も追加された(共に弾数制)。その代償かカリドゥスがP兵器射程1-3に変更されたため、単体版ドラグーンを撃ち尽くすと6-7の射程に対して反撃ができなくなる。合体技は合流時から使用可能だが、相方の足の速さについていくにはスキルや強化パーツによる補強がいる。 | | :第3次Zに続いての参戦。例によって地形適応に難があるがドラグーンのMAP兵器は着弾指定型、バリア貫通とサイズ差補正無視を持つ単体用も追加された(共に弾数制)。その代償かカリドゥスがP兵器射程1-3に変更されたため、単体版ドラグーンを撃ち尽くすと6-7の射程に対して反撃ができなくなる。合体技は合流時から使用可能だが、相方の足の速さについていくにはスキルや強化パーツによる補強がいる。 |
| :なお『UX』で無くなっていた「単体攻撃時のマルチロックオン」がまた復活してしまったが、今回は終盤に[[大ガミラス帝星|マップ上のユニット以外にも無数の敵がいる設定]]のシナリオがあるため、そこに限れば違和感が軽減される。 | | :なお『UX』で無くなっていた「単体攻撃時のマルチロックオン」がまた復活してしまったが、今回は終盤に[[大ガミラス帝星|マップ上のユニット以外にも無数の敵がいる設定]]のシナリオがあるため、そこに限れば違和感が軽減される。 |
− | :今作では[[ヴィルキス]]をベースに開発された機体という設定。 | + | :今作では[[ヴィルキス]]をベースに開発された機体の設定。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
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| :味方ユニットとして登場。[[キラ・ヤマト]]が搭乗する。 | | :味方ユニットとして登場。[[キラ・ヤマト]]が搭乗する。 |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}} |
− | :VPS装甲のおかげでかなり硬く、機動力も高い。ドラグーン・フルバーストが単体版、MAP兵器版共に強力。スーパードラグーンは単体で使用することができない。Ver.1.03パッチにて、武器性能が一部強化されている。 | + | :VPS装甲のおかげでかなり硬く、機動力もそれなりで、ドラグーン・フルバーストが単体版、MAP兵器版共に強力。スーパードラグーンは単体で使用することができない。Ver.1.03パッチにて、武器性能が一部強化されている。しかし、本作では'''リアル系の被弾率が意外と高い仕様'''で、分身や[[ゴッドケロン|オープンケロロ]]等の特殊回避が無い本機は被弾率も結構高いので、[[インフィニットジャスティスガンダム]]同様、'''EN回復があっても簡単に落とされこそしないが被弾時のVPS装甲とビームシールドでENの減りはかなり早い'''ので、'''長期戦には向かない珍しく使い難いストライクフリーダム'''となっている。 |
| + | :長期の戦闘で言えば、精神は微妙ながらも改造度で発動率の上がる分身を持っていて、被弾時のENが少ないデスティニーの方が上。 |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}} |
| :Ver.2.0アップデートより実装された新タイプ「ブラスター」ユニットの一体として登場。SSRブラスター。通常武装はクスィフィアス3なのだが、何故かビーム属性となっている。 | | :Ver.2.0アップデートより実装された新タイプ「ブラスター」ユニットの一体として登場。SSRブラスター。通常武装はクスィフィアス3なのだが、何故かビーム属性となっている。 |
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| :2017年6月にニューカマーとして大器型シューターが実装。通常シューターに大器の基本能力とブラスターの必殺スキル(ドラグーンフルバースト)が加わり、さらにアビリティも強化された上位機。高い機動力と飛行能力、高回転でバリア貫通&防御無効によりどんな相手にもコンスタントにダメージが与えられる通常攻撃、広範囲でスタン付与のドラグーンフルバーストと普段使いにおいての使いやすさはシューターでもトップクラス。 | | :2017年6月にニューカマーとして大器型シューターが実装。通常シューターに大器の基本能力とブラスターの必殺スキル(ドラグーンフルバースト)が加わり、さらにアビリティも強化された上位機。高い機動力と飛行能力、高回転でバリア貫通&防御無効によりどんな相手にもコンスタントにダメージが与えられる通常攻撃、広範囲でスタン付与のドラグーンフルバーストと普段使いにおいての使いやすさはシューターでもトップクラス。 |
| :2017年10月にVer.3.0アップデートより実装された「Ωスキル」を搭載した大器型SSRシューターが追加。基本は大器と変わらないが、必殺スキルがドラグーンフルバーストのみ、通常攻撃の防御無効が無くなっているなど性能が微妙に異なる。 | | :2017年10月にVer.3.0アップデートより実装された「Ωスキル」を搭載した大器型SSRシューターが追加。基本は大器と変わらないが、必殺スキルがドラグーンフルバーストのみ、通常攻撃の防御無効が無くなっているなど性能が微妙に異なる。 |
− | :2019年7月のイベント「灯せ!!絆の進化理論」にてΩスキル搭載大器型SSRシューターが「XΩスキル」対応となり、移植用のXΩユニットが同イベントより実装された(パートナーは[[インフィニットジャスティスガンダム]][Ω])。なおXΩスキル対応に先駆け2019年6月にユニット調整が行われており、Vコストが8→2へと大幅に削減されている。そのため、コスト2にあるまじき戦闘能力とバフを持つ。 | + | :2019年7月のイベント「灯せ!!絆の進化理論」にてΩスキル搭載大器型SSRシューターが「XΩスキル」対応となり、移植用のXΩユニットが同イベントより実装された(パートナーはインフィニットジャスティスガンダム[Ω])。なおXΩスキル対応に先駆け2019年6月にユニット調整が行われており、Vコストが8→2へと大幅に削減されている。そのため、コスト2にあるまじき戦闘能力とバフを持つ。 |
| :2021年1月のイベント「明日に咲く花」にて極型SSRブラスターが追加。こちらは極型[[デスティニーガンダム]]とのXΩスキルに対応している(XΩユニットも同時実装)。極型だけあって非対象無効、狙撃、必中無効、一斉攻撃、エースPP装備で超命中も備えた高性能機。極型デスティニーに壁になってもらいつつ高い初速でXΩや一斉攻撃を打ち込みシンを引っ張り出すのが主な役目となる。[[∀ガンダム]]&[[ターンX]]キラーとしてこの2機に取って代わったほか、超改造と編成次第では後続の極型[[Hi-νガンダム]]にも対応できたことから最後まで現役コンビとして君臨した。守護が抜けないほかXΩには侵蝕が付かないのが欠点。 | | :2021年1月のイベント「明日に咲く花」にて極型SSRブラスターが追加。こちらは極型[[デスティニーガンダム]]とのXΩスキルに対応している(XΩユニットも同時実装)。極型だけあって非対象無効、狙撃、必中無効、一斉攻撃、エースPP装備で超命中も備えた高性能機。極型デスティニーに壁になってもらいつつ高い初速でXΩや一斉攻撃を打ち込みシンを引っ張り出すのが主な役目となる。[[∀ガンダム]]&[[ターンX]]キラーとしてこの2機に取って代わったほか、超改造と編成次第では後続の極型[[Hi-νガンダム]]にも対応できたことから最後まで現役コンビとして君臨した。守護が抜けないほかXΩには侵蝕が付かないのが欠点。 |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}} |
| :3章Part9から追加参戦。攻撃&命中タイプであり、[[フリーダムガンダム]]からの乗り換えとなっている。 | | :3章Part9から追加参戦。攻撃&命中タイプであり、[[フリーダムガンダム]]からの乗り換えとなっている。 |
− | :本作ではデスティニーの登場が後になっており(恐らくストライクフリーダム完成時点でデスティニーは完成していない)、この時点では[[フォースインパルスガンダム|インパルス]]のままなので、同Partの集合イラストは'''インパルスとストライクフリーダムが共に並び立つ一風変わったイラスト'''になっている。また本機用の支援ユニットパーツも、本来は[[機動戦士ガンダムSEED|過去の時系列]]で死亡しているが'''本作のメインシナリオでは生存している[[フレイ・アルスター]]'''であり、作品を超えて設定されているなど、異質づくめの扱い。 | + | :本作ではデスティニーの登場が大分後になっており(恐らくストライクフリーダム完成時点でデスティニーは完成していない)、この時点では[[フォースインパルスガンダム|インパルス]]のままなので、同Partの集合イラストは'''インパルスとストライクフリーダムが共に並び立つ一風変わったイラスト'''になっている。また本機用の支援ユニットパーツも、本来は[[機動戦士ガンダムSEED|過去の時系列]]で死亡しているが'''本作のメインシナリオでは生存している[[フレイ・アルスター]]'''であり、作品を超えて設定されているなど、異質づくめの扱い。 |
− | :本作では初陣の相手はザフトから[[ディスコード・ディフューザー]]に変わっており、彼らに動きを嗅ぎつけられ襲撃を受ける中、本機に乗り換えて迎撃する形となっているため、初陣の[[コンスコン|オマージュネタ]]の相手が[[獣士]]達や[[スカールーク]]になり、オマージュネタのパロディ台詞自体は[[ド・ズール]]が放っている<ref>数的には劣るが、12機の獣士と2隻のスカールークを瞬殺と、原作以上の戦果を上げている</ref>。 | + | :本作では初陣の相手はザフトから[[ディスコード・ディフューザー]]に変わっており、彼らに動きを嗅ぎつけられ襲撃を受ける中、本機に乗り換えて迎撃する形となっているため、上述した初陣の[[コンスコン|オマージュネタ]]の相手が[[獣士]]達や[[スカールーク]]になり、オマージュネタのパロディ台詞自体は[[ド・ズール]]が放っている<ref>数的には劣るが、12機の獣士と2隻のスカールークを瞬殺と、原作以上の戦果を上げている</ref>。 |
| + | :性能としては、参戦時点で既に[[覚醒]]を自動発動する「カリドゥス複相ビーム砲」が実装されており、フリーダムとは異なり参戦時点でも本機が十分活躍できるほどの性能を所持している。その上期間限定の「スーパードラグーン(MAP)」でスピードも上げることができるようになり、同パーツのオーブによりパイロット側で[[カウンター]]能力を得ることにより攻撃&命中タイプの脆さをある程度克服したため、一気に最強格にのし上がっている。 |
| + | :仕様上、本機のSSR必殺技が入手出来ればその時点でストライクフリーダムも解禁され、機体改造度はストライクとフリーダムと共有となるため、他のSR以下の必殺技もある程度必要ながらシナリオの整合性やゲームバランスを気にしないなら序盤から一気に攻略が楽になる。ただし、頼り過ぎると出撃出来ないステージで苦戦する事になるので計画的な運用が求められる。 |
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| === 関連作品 === | | === 関連作品 === |
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| :腹部に内蔵された高出力のビーム砲。ドラグーンの設置によりオミットせざるを得なかったプラズマ砲の代用として追加された。[[アビスガンダム|アビス]]の装備している物と同型だが、ハイパーデュートリオンエンジンを採用している分、こちらの方が威力と連射性能で上。固定装備なので正面にしか撃てないが、威力は高い。砲口はPS構造材製。コックピット直下に内蔵されているため、コックピットとの間には安全のための鏡面防壁を備えている。 | | :腹部に内蔵された高出力のビーム砲。ドラグーンの設置によりオミットせざるを得なかったプラズマ砲の代用として追加された。[[アビスガンダム|アビス]]の装備している物と同型だが、ハイパーデュートリオンエンジンを採用している分、こちらの方が威力と連射性能で上。固定装備なので正面にしか撃てないが、威力は高い。砲口はPS構造材製。コックピット直下に内蔵されているため、コックピットとの間には安全のための鏡面防壁を備えている。 |
| :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』の単体攻撃では最強。大気圏内ではドラグーンを使用できない為、状況次第では本機の生命線とも成りえる武装である。 | | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』の単体攻撃では最強。大気圏内ではドラグーンを使用できない為、状況次第では本機の生命線とも成りえる武装である。 |
− | :『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』ではビーム属性のSSR必殺技。初出撃時の体勢からビームライフル連射後に連結ビームライフル照射、ビームサーベル二刀流による斬撃、クスィフィアス発射、最後にカリドゥス発射(ここでキラのカットインが入る)し、OPで見せた浮遊ポーズで締めるコンビネーション攻撃で、いずれも原作を意識したアクションなのが細かい。 | + | :『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』ではビーム属性のSSR必殺技。初出撃時の体勢から連結ビームライフル照射、ビームサーベル二刀流による斬撃、クスィフィアス発射、最後にカリドゥス発射(ここでキラのカットインが入る)し、OPで見せた浮遊ポーズで締めるコンビネーション攻撃で、いずれも原作を意識したアクションなのが細かい。既にオーブが多く(ストライクフリーダム実装前の時点で'''7つ''')、ここから必殺技を多く実装するのが難しい都合か、今までのカリドゥスと比較して、'''歴代でも「必殺技」らしいカリドゥス'''に仕上がっている。 |
− | :メインアビリティは「G.U.N.D.A.M Complex(ストライクフリーダム)」で、MAP兵器以外の最大射程が増加する。攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値が増加する。実弾・斬撃・打撃属性の被ダメージを軽減するバリアを展開し、気力120以上のとき、命中率・カリドゥス複相ビーム砲の必殺技威力が増加する。カリドゥス複相ビーム砲命中時、自分に「覚醒」を発動する。サブアビリティは「攻撃力・照準値アップIII」。 | + | :メインアビリティは「G.U.N.D.A.M Complex(ストライクフリーダム)」で、MAP兵器以外の最大射程が増加する。攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値が増加する。実弾・斬撃・打撃属性の被ダメージを軽減するバリアを展開し、気力120以上のとき、命中率・カリドゥス複相ビーム砲の必殺技威力が増加する。カリドゥス複相ビーム砲命中時、自分に「[[覚醒]]」を発動する。サブアビリティは「攻撃力・照準値アップIII」。 |
| ;MMI-M15E クスィフィアス3レール砲 | | ;MMI-M15E クスィフィアス3レール砲 |
− | :左右腰部に計2門装備された電磁レール砲。フリーダムの物の改良型である。格納方法が3つ折り式から2つ折り式に変更され、威力も上がっている。また、スラスター兼AMBACユニットとしても機能している。ビームライフルを左右腰部にマウントしている時には後腰部に移動するため使用できないのが欠点。 | + | :左右腰部に計2門装備された電磁レール砲。フリーダムの物の改良型である。格納方法が3つ折り式から2つ折り式に変更され、威力も上がっている。また、スラスター兼AMBACユニットとしても機能している。 |
| + | :ただし本機の明確な欠陥として、ビームライフルを左右腰部にマウントしている時には後腰部に移動する機構が原因となり、本武装が使用できなくなってしまう。とはいえ実運用時はキラ自身が強引にこれを乗り越え、接近戦で本武装を使用している(後述の対決・名場面を参照)。 |
| :据え置き機のスパロボでは単体武装として採用されたことがなく、いまいち目立たない武装でもある。 | | :据え置き機のスパロボでは単体武装として採用されたことがなく、いまいち目立たない武装でもある。 |
| ;MX2200 [[ビームシールド]] | | ;MX2200 [[ビームシールド]] |
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| :背部の武装プラットフォーム兼ヴォワチュール・リュミエールの機能を持つ装備。武装プラットフォームには8基装備された無線誘導兵器「スーパードラグーン」を装備している。設置箇所の関係上、フリーダムに装備されていたバラエーナプラズマビーム砲はオミットされた。これは、第2世代型ドラグーン・システム(第1世代のように高い空間認識能力を持たなくても、操作可能になった簡易形のドラグーンのこと)に[[カオスガンダム|カオス]]と同等のドラグーンの技術が加えられるといったクライン派独自の改良が施された、「特異な空間認識能力を必要とするシステム」である。とは言っても[[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]]に搭載された第1世代型のドラグーンに比べれば、格段に使いやすくなっているが。キラをパイロットと想定した改良が施されている為、他のパイロットでは使いこなせない。また、大気圏内での使用は不可。無線端末自体に大気圏内での飛行能力がないためか。 | | :背部の武装プラットフォーム兼ヴォワチュール・リュミエールの機能を持つ装備。武装プラットフォームには8基装備された無線誘導兵器「スーパードラグーン」を装備している。設置箇所の関係上、フリーダムに装備されていたバラエーナプラズマビーム砲はオミットされた。これは、第2世代型ドラグーン・システム(第1世代のように高い空間認識能力を持たなくても、操作可能になった簡易形のドラグーンのこと)に[[カオスガンダム|カオス]]と同等のドラグーンの技術が加えられるといったクライン派独自の改良が施された、「特異な空間認識能力を必要とするシステム」である。とは言っても[[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]]に搭載された第1世代型のドラグーンに比べれば、格段に使いやすくなっているが。キラをパイロットと想定した改良が施されている為、他のパイロットでは使いこなせない。また、大気圏内での使用は不可。無線端末自体に大気圏内での飛行能力がないためか。 |
| :攻撃性能そのものはあくまでオーソドックスなドラグーンであり、[[レジェンドガンダム]]や[[アカツキ (シラヌイ装備)]]のようにビーム発射以外の機能は持ち合わせていないが『ガンダムビルドダイバーズ バトローグ』で本機体が登場した際にはナノラミネートアーマーによりビーム攻撃の効き目が薄い[[ガンダム・バルバトスルプスレクス|バルバトスルプスレクス]]に対して、直接ドラグーンを持ってルプスレクスに差し込み内部からのビーム攻撃でダメージを与えるという使い方がされている。 | | :攻撃性能そのものはあくまでオーソドックスなドラグーンであり、[[レジェンドガンダム]]や[[アカツキ (シラヌイ装備)]]のようにビーム発射以外の機能は持ち合わせていないが『ガンダムビルドダイバーズ バトローグ』で本機体が登場した際にはナノラミネートアーマーによりビーム攻撃の効き目が薄い[[ガンダム・バルバトスルプスレクス|バルバトスルプスレクス]]に対して、直接ドラグーンを持ってルプスレクスに差し込み内部からのビーム攻撃でダメージを与えるという使い方がされている。 |
− | :スパロボでは設定無視して大気圏内でも使用可能になっている。『K』、『L』では宇宙ステージでのみ使用可能だが、『UX』では地上でも撃てるようになった。 | + | :SRWでは基本的に設定を無視し大気圏内でも使用可能となっているが、『K』『L』では例外的に宇宙ステージでのみ使用可能。 |
| :『Z』では着弾指定型・敵味方識別・弾数2の[[マップ兵器]]。Sフリーダム最大の強みで、[[てかげん]]で味方のレベルアップのアシストができ、後半マップではかなり便利。だが宇宙以外の地形適応が弱いので、強化パーツによるフォローが必要。必要[[気力]]も140と非常に高い。『第3次Z』では自機中心型になったので、マルチアクションと併用すればP属性のない[[サイバスター|サイフラッシュ]]のような運用も可能。 | | :『Z』では着弾指定型・敵味方識別・弾数2の[[マップ兵器]]。Sフリーダム最大の強みで、[[てかげん]]で味方のレベルアップのアシストができ、後半マップではかなり便利。だが宇宙以外の地形適応が弱いので、強化パーツによるフォローが必要。必要[[気力]]も140と非常に高い。『第3次Z』では自機中心型になったので、マルチアクションと併用すればP属性のない[[サイバスター|サイフラッシュ]]のような運用も可能。 |
| :『V』では『第3次Z』同様のマップ兵器版に通常兵器版が追加されているが両方共空中がB、陸がAになっている。 | | :『V』では『第3次Z』同様のマップ兵器版に通常兵器版が追加されているが両方共空中がB、陸がAになっている。 |
| + | :『DD』ではビーム属性のSSR必殺技。マップ兵器。ビームライフル二挺によるガンプレイの最中に射出し、OP等の原作カットを再現しつつ、スーパードラグーンだけでなくストライクフリーダム自身もビームライフルを乱れ撃つ。なお、実装が劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(SRW未参戦)公開直後の2024年1月31日であったため、スタッフも気合を入れて戦闘アニメを作っていたとのことである<ref>[https://x.com/TakanobuTerada/status/1752261553288855736 寺田貴信氏の2024年1月30日のポスト]より。</ref>。 |
| + | :メインアビリティは「背部ウイング」。スピードが増加(効果は重複可能)。攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値、スーパードラグーン(MAP)の必殺技威力が増加。ストライクフリーダムガンダム装備時、自分の攻撃が命中する毎に照準値が増加し、実弾・斬撃・打撃属性の被ダメージを軽減するバリアを展開し、ユニットの元々の地形適応が宇宙A以下だった場合、ステージ中、宇宙Sにランクアップする。サブアビリティは「攻撃力・照準値アップⅢ」。 |
| :;MA-80V ビーム突撃砲 | | :;MA-80V ビーム突撃砲 |
| ::スーパードラグーンに内蔵されたビーム砲。破壊力と速射性を併せ持つ。ビームスパイクとしても使用できるらしい。タイプとしてはカオス、[[ガイアガンダム|ガイア]]のビーム突撃砲と同じ物。 | | ::スーパードラグーンに内蔵されたビーム砲。破壊力と速射性を併せ持つ。ビームスパイクとしても使用できるらしい。タイプとしてはカオス、[[ガイアガンダム|ガイア]]のビーム突撃砲と同じ物。 |
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| == 機体BGM == | | == 機体BGM == |
| ;「Meteor ~ミーティア~」 | | ;「Meteor ~ミーティア~」 |
− | :Zにて、フリーダム兼アークエンジェル部隊の汎用[[BGM]]。 | + | :『Z』にて、フリーダム兼アークエンジェル部隊の汎用[[BGM]]。 |
| ;「vestige -ヴェスティージ」 | | ;「vestige -ヴェスティージ」 |
| :同作品系後継機専用BGM。 | | :同作品系後継機専用BGM。 |
| ;「キラ、その心のままに」 | | ;「キラ、その心のままに」 |
− | :K、Lで採用。 | + | :『K』、『L』で採用。 |
| ;「ignited -イグナイテッド-」 | | ;「ignited -イグナイテッド-」 |
− | :Lのイベントで流れる。また、OEで戦闘BGMに採用。 | + | :『L』のイベントで流れる。また、『OE』で戦闘BGMに採用。 |
| ;「君は僕に似ている」 | | ;「君は僕に似ている」 |
− | :UXで採用。 | + | :『UX』で採用。 |
| + | ;「切り拓くは己の道」 |
| + | :『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』でSSRユニットパーツを使用する際に流れるBGM。同作での戦闘BGMは全てオリジナルとなっているが、本機のBGMは『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』初出のBGMが流用されている。 |
| | | |
| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
| ;対[[デスティニーガンダム]] | | ;対[[デスティニーガンダム]] |
| :オーブ攻防戦での対決。終始キラが圧倒する形で進められ、最後はデスティニーガンダムが撤退したことで流れた。原作では対艦刀であるアロンダイトを、'''両手のビームライフルを投げ上げたと同時に真剣白刃取りで止め、さらにレールガンをコクピットに直撃させ、退き際にライフルを回収して再装備する'''という神業を披露している。 | | :オーブ攻防戦での対決。終始キラが圧倒する形で進められ、最後はデスティニーガンダムが撤退したことで流れた。原作では対艦刀であるアロンダイトを、'''両手のビームライフルを投げ上げたと同時に真剣白刃取りで止め、さらにレールガンをコクピットに直撃させ、退き際にライフルを回収して再装備する'''という神業を披露している。 |
| + | :これはストライクフリーダムの腰部レールガンに、上述したようにビームライフルのマウント時は使用不可能になる欠陥があるため、白刃取り後の反撃とさらにそこからの追撃も考慮しての行動である。 |
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| == スパロボシリーズの名場面 == | | == スパロボシリーズの名場面 == |
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| ;[[フリーダムガンダム|フリーダム]] | | ;[[フリーダムガンダム|フリーダム]] |
| :シンに撃墜されるまで搭乗していた機体。フリーダムを宇宙用としてより強化した機体がSフリーダムとも言える。 | | :シンに撃墜されるまで搭乗していた機体。フリーダムを宇宙用としてより強化した機体がSフリーダムとも言える。 |
| + | ;[[GUNDAM:ライジングフリーダムガンダム|ライジングフリーダム]](SRW未登場) |
| + | :Sフリーダムの運用データと[[ムラサメ]]の可変技術を流用して作られたオーブ製の後継機。武装面は初代フリーダムに近い。 |
| ;[[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]] | | ;[[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]] |
| :本機に搭載されたドラグーンの初搭載機。 | | :本機に搭載されたドラグーンの初搭載機。 |
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| *初期設定では「スーパーフリーダムガンダム」という名前だったが、登場前に起きた「スーパーフリー事件」を連想させる為急遽名前が変更になったという奇話がある。 | | *初期設定では「スーパーフリーダムガンダム」という名前だったが、登場前に起きた「スーパーフリー事件」を連想させる為急遽名前が変更になったという奇話がある。 |
| *本編で披露した上述の真剣白刃取りだが、『SEED』シリーズが多大なる影響を受けている『[[機甲戦記ドラグナー]]』にて[[ドラグナー1型カスタム]]が[[ギルガザムネ]]の剣を真剣白刃取りするシーンがあるため、そのオマージュであると推測される。D-1カスタムとの関連性に関しては、[[フリーダムガンダム|フリーダム]]の時点で既にビームサーベルの連結に影響が見て取れる。 | | *本編で披露した上述の真剣白刃取りだが、『SEED』シリーズが多大なる影響を受けている『[[機甲戦記ドラグナー]]』にて[[ドラグナー1型カスタム]]が[[ギルガザムネ]]の剣を真剣白刃取りするシーンがあるため、そのオマージュであると推測される。D-1カスタムとの関連性に関しては、[[フリーダムガンダム|フリーダム]]の時点で既にビームサーベルの連結に影響が見て取れる。 |
− | *基本的に味方として扱われる事が多い本機だが、『SDガンダム ワールドヒーローズ』(スパロボ未参戦)では'''珍しく完全な悪役のストライクフリーダム'''である'''窮奇ストライクフリーダムガンダム'''が登場する。但し、味方としてのストライクフリーダムである三蔵ストライクフリーダムも同作に登場しており、'''同じ機体をモチーフとした人物が複数登場する'''珍しい事態が発生した。一方で、同じストライクフリーダムモチーフでも窮奇の方がストライクフリーダムと共通している部分が多く(スーパードラグーンやミーティアに類似した装備等)、三蔵の方はフリーダム及びストライクフリーダムの共通した部位が多い。 | + | *基本的に味方として扱われる事が多い本機だが、『SDガンダム ワールドヒーローズ』(スパロボ未参戦)では'''珍しく完全な悪役のストライクフリーダム'''である'''窮奇ストライクフリーダムガンダム'''が登場する。但し、味方としてのストライクフリーダムである三蔵ストライクフリーダムも同作に登場しており、'''同じ機体をモチーフとした人物が複数登場する'''珍しい事態が発生した(但し、名前にこそ反映されていないが、'''デスティニーは本機の演者よりも多い3人'''である)。一方で、同じストライクフリーダムモチーフでも窮奇の方がストライクフリーダムと共通している部分が多く(スーパードラグーンやミーティアに類似した装備等)、三蔵の方はフリーダムと共通した部位が多い。 |
| + | *上述のスーパードラグーンのビームスパイクは、ガンプラではあるが『ガンダムビルドダイバーズ バトローグ』(SRW未参戦)にて映像作品としては初めて披露され、対戦相手の[[ガンダム・バルバトスルプスレクス]]の肩装甲を引き剥がす際に使用された。 |
| + | **この時は大気圏内でのバトルのため、'''ドラグーンユニットを直接持ち、押し付けて剥がす'''という本来想定されていない用途で使われた。 |
| + | **一見ストライクフリーダムに不利な相手だが、VPS装甲の恩恵で打撃戦にも分がある他、ナノラミネートアーマーの対処法に'''断続的な高熱の照射'''というものがあり、ビームもまた熱量の強いエネルギー兵器のため、押さえ続ける必要はあるがビームスパイクも案外有効な攻撃方法だったといえる。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |