差分

933 バイト追加 、 2023年11月19日 (日) 14:55
→‎BETAの各種: シュヴァルツェスマーケンの第666戦術機中隊の光線級吶喊について加筆。
44行目: 44行目:  
; BETA 光線(レーザー)級 ルクス
 
; BETA 光線(レーザー)級 ルクス
 
: 全長3m程。巨大な2つの単眼を持つBETA。
 
: 全長3m程。巨大な2つの単眼を持つBETA。
: 2つの眼球から発射される高出力光学レーザーは'''単純射程距離200~300㎞、距離380㎞・高度1万mの飛翔体を的確に捕捉する精度'''をもつ。すなわち'''航空兵器は地平線から顔を出した瞬間に撃墜'''されるようになり、完全に無力化されてしまった。ビームではなくレーザーであるため見てから回避することは不可能であり、撃たれたら装甲で耐えるしかないが、一般的な航空機の装甲程度では一瞬で穴が開いてしまうほどの威力を持つ。
+
: 2つの眼球から発射される高出力光学レーザーは'''単純射程距離200~300㎞、距離380㎞・高度1万mの飛翔体を的確に捕捉する精度'''をもつ。すなわち'''航空兵器は地平線から顔を出した瞬間に撃墜され、ミサイルやロケット弾・砲弾すらも地平線上に出現した瞬間に撃墜される'''されるようになり、完全に無力化されてしまった。ビームではなくレーザーであるため見てから回避することは不可能であり、撃たれたら装甲で耐えるしかないが、一般的な航空機の装甲程度では一瞬で穴が開いてしまうほどの威力を持つ。
 
: '''人型兵器が開発されることになった直接の要因'''。戦術機という人型兵器が開発された大きな理由の2つのうち一つが「縦穴を多く含むハイヴ内に少数で潜入して作戦を遂行できる機体であること」、もう一つが「光線級に撃墜される航空機に頼らず地上から進軍できる兵器であること」。
 
: '''人型兵器が開発されることになった直接の要因'''。戦術機という人型兵器が開発された大きな理由の2つのうち一つが「縦穴を多く含むハイヴ内に少数で潜入して作戦を遂行できる機体であること」、もう一つが「光線級に撃墜される航空機に頼らず地上から進軍できる兵器であること」。
 
: なお下記の重光線級を含め、決して味方誤射をしないという特性がある。射線上に他のBETAがいる場合はレーザー発射行動をぴたっと停止するため、光線級がいると思われる戦線では常に他のBETAの陰になるような位置で戦う事がセオリーとされている。レーザーは照射開始してから最大出力になるまで数秒かかるため、戦術機の対レーザーを想定されている装甲であれば撃たれてから撃墜されるまでの間の回避が間に合う可能性もあるが、絶対ではないのでやはり「そもそも撃たれない」ように動くのが必須。
 
: なお下記の重光線級を含め、決して味方誤射をしないという特性がある。射線上に他のBETAがいる場合はレーザー発射行動をぴたっと停止するため、光線級がいると思われる戦線では常に他のBETAの陰になるような位置で戦う事がセオリーとされている。レーザーは照射開始してから最大出力になるまで数秒かかるため、戦術機の対レーザーを想定されている装甲であれば撃たれてから撃墜されるまでの間の回避が間に合う可能性もあるが、絶対ではないのでやはり「そもそも撃たれない」ように動くのが必須。
 
: 接近することは容易ではないが、接近さえすれば戦術機の手足による打撃でも十分に殺傷可能。
 
: 接近することは容易ではないが、接近さえすれば戦術機の手足による打撃でも十分に殺傷可能。
 +
:: 外伝作品の一つ「シュヴァルツェスマーケン」における主役部隊である「東ドイツ陸軍第666戦術機中隊」は、BETA梯団に中隊規模の戦術機部隊だけで突入し、必要最低限の戦闘で梯団の奥深くに配置されている光線級BETAの元にたどり着いてこれを排除・撃滅する'''『光線級吶喊』'''(レーザー・ヤークト)が主任務である。'''光線級を排除すれば、航空機による空爆や砲兵による砲撃などの火力支援が可能になる'''ので、戦線の維持には必要不可欠な任務ではあるが、小部隊で敵部隊の奥深くに突入する必要上'''味方部隊の救援要請を無視する(せざるを得ない)ことが多い'''ため、前線での評判は良くない。
 
:; BETA 重光線級 マグヌス・ルクス
 
:; BETA 重光線級 マグヌス・ルクス
 
:: 全高21m。光線級の強化型。'''単純射程距離1000km以上、高度500mで低空飛行しても100㎞以上が有効射程'''であり、レーザー出力は天候での減衰を期待できないほど高く、これが複数寄り集まっての一斉照射ともなれば、大気圏突入にすら余裕で耐えうる装甲艦が数秒で真っ二つに折れて爆散する程。一般的な戦術機であれば回避を考える間も無く蒸発して消える。照射粘膜は1つだけだが、その分巨大化している。光線属種にとって照射粘膜は弱点でもあるが、瞼のようなもので覆える構造となったことでそれを克服。本体の強度も高いが、量産性は悪化し、レーザー照射のインターバルも伸びている。
 
:: 全高21m。光線級の強化型。'''単純射程距離1000km以上、高度500mで低空飛行しても100㎞以上が有効射程'''であり、レーザー出力は天候での減衰を期待できないほど高く、これが複数寄り集まっての一斉照射ともなれば、大気圏突入にすら余裕で耐えうる装甲艦が数秒で真っ二つに折れて爆散する程。一般的な戦術機であれば回避を考える間も無く蒸発して消える。照射粘膜は1つだけだが、その分巨大化している。光線属種にとって照射粘膜は弱点でもあるが、瞼のようなもので覆える構造となったことでそれを克服。本体の強度も高いが、量産性は悪化し、レーザー照射のインターバルも伸びている。