差分

1,501 バイト追加 、 2023年10月27日 (金) 10:06
編集の要約なし
20行目: 20行目:  
'''ウルトラザウルス'''は『[[ゾイド -ZOIDS-]]』の[[登場メカ]]。
 
'''ウルトラザウルス'''は『[[ゾイド -ZOIDS-]]』の[[登場メカ]]。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
ヘリック共和国が古代遺跡から発掘したゾイド。「ウンディーヌレイク」という人工湖の底に沈めて保有している。
+
ヘリック共和国が古代遺跡から発掘した超大型[[ゾイド]]。[[ブレードライガー]]や[[アイアンコング]]のような大型ゾイドを複数収容可能な格納庫や作戦用ブリッジを備えるという、さながら移動要塞とも形容出来るゾイドである。
   −
[[ヒルツ]]の[[デススティンガー]]によって主要施設をことごとく失った共和国軍が、臨時の司令部として使用するために稼働させた。その後[[ドクター・ディ]]の開発したグラビティカノンを搭載し、対デススティンガーの切り札としても運用された。[[オリジナルデスザウラー|完全復活したデスザウラー]]との戦いではグラビティカノンを利用して[[ブレードライガー]]を射出している。
+
「ウンディーヌレイク」と呼ばれる人工湖の底に沈めて保有していたが、[[ヒルツ]]の[[デススティンガー]]によって首都を始めとする主要施設をことごとく失った共和国軍が臨時の司令部として使用するために稼働させた。その後[[ドクター・ディ]]の開発したグラビティカノンとそのパワージェネレーターを搭載し、ガーディアンフォースの旗艦及び対デススティンガー戦の切り札として運用された。[[オリジナルデスザウラー|完全復活したデスザウラー]]との戦いではグラビティカノンを利用して[[ブレードライガー]]を射出し、これを撃破した。
 +
 
 +
アニメ作中では単に「ウルトラザウルス」と呼称されているが、『ゾイドバトルカードゲーム』では他の個体との区別のため、「ウルトラザウルスSoM」と表記されている。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
36行目: 38行目:  
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
;8連装ミサイルランチャー
 
;8連装ミサイルランチャー
:「対艦」特性付き。
+
:胴体部に搭載されたミサイルランチャー。任務に応じて各種弾頭を装填可能。「対艦」特性付き。
 
;パルスレーザーガン
 
;パルスレーザーガン
:自機中心型の[[MAP兵器]]で「[[ビーム兵器]]」特性付き。
+
:格納庫側面に搭載された3連装レーザー砲。自機中心型の[[MAP兵器]]で「[[ビーム兵器]]」特性付き。
 
;ハイパーキラーバイトファング
 
;ハイパーキラーバイトファング
:「押投」特性付き。SRWでは普通に使用しているが実はアニメでは未使用
+
:牙を使い相手に噛みつく。「押投」特性付き。SRWでは普通に使用しているが実はアニメでは未使用。
 
;マニューバーミサイル
 
;マニューバーミサイル
:「対地」「曲射」特性付き。
+
:前脚部のミサイルポッドに搭載された高機動ミサイル。「対地」「曲射」特性付き。
 
;グラビティカノン
 
;グラビティカノン
:[[ドクター・ディ]]が開発した、超重力を発生させる砲弾を打ち出す兵器。内部重力を持つ超重金属プラネタルサイトは外部から圧力を加えることで[[ブラックホール]]を発生させる。プラネタルサイトが貴重な物質のため、劇中では試射含めて4発しか使用していない。
+
:[[ドクター・ディ]]が開発した、超重力を発生させる砲弾を打ち出す兵器。内部重力を持つ超重金属プラネタルサイトに外部から圧力を加えることで[[ブラックホール]]を発生させる。左舷にプラネタルサイト弾を発射する砲本体、右舷に稼働に必要なパワージェネレーターを搭載する。
 +
:プラネタルサイトが貴重な物質のため、劇中で用意された砲弾は試射用・実戦用・予備弾の3発のみ。最終決戦では艦内で製造された1発を使用している。
 
:着弾点指定型のMAP兵器で「対地」特性付き。
 
:着弾点指定型のMAP兵器で「対地」特性付き。
   78行目: 81行目:  
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*後番組であり直接の続編でもある『[[ZOIDS新世紀/ZERO]]』の最終回では、グラビティカノンらしき装備を持つ朽ち果てたウルトラザウルスが登場した。
 
*後番組であり直接の続編でもある『[[ZOIDS新世紀/ZERO]]』の最終回では、グラビティカノンらしき装備を持つ朽ち果てたウルトラザウルスが登場した。
**『ZOIDS新世紀/ZERO』では、朽ちたウルトラザウルスとは別に、バトル連盟所有のウルトラザウルスがもう1機登場している。新たに発掘された機体か、ゾイドコアを移植した新造機と思われる。
+
**『ZOIDS新世紀/ZERO』では、朽ちたウルトラザウルスとは別に、バトル連盟所有のウルトラザウルスがもう1機登場している。新たに発掘された機体か、ゾイドコアを移植した新造機と思われる。こちらはグラビティキャノンではなくリニアキャノン4門を搭載している。
 
*この機体のモデルは史上最大の恐竜とされていた竜脚類・ウルトラサウロスから。ただ、現在ではこの恐竜は実在していないという説が有力(復元骨格が別種のキメラ状態であったため)。<!-- 現実世界の「ウルトラサウロス」と、「ウルトラサウルス」は別物であるらしい。 -->
 
*この機体のモデルは史上最大の恐竜とされていた竜脚類・ウルトラサウロスから。ただ、現在ではこの恐竜は実在していないという説が有力(復元骨格が別種のキメラ状態であったため)。<!-- 現実世界の「ウルトラサウロス」と、「ウルトラサウルス」は別物であるらしい。 -->
 
<!-- *トミー(現タカラトミー)の公式ストーリー『ゾイドバトルストーリー』 -->
 
<!-- *トミー(現タカラトミー)の公式ストーリー『ゾイドバトルストーリー』 -->
84行目: 87行目:  
**一応、オーガノイドシステムを搭載したり、ゾイドコアの培養を利用した再生産自体は可能だが、狂暴化や性能低下が起きる事や、共和国が人為的な個体数の増加に消極的なこともあり、今後新造される事は無いと思われる。
 
**一応、オーガノイドシステムを搭載したり、ゾイドコアの培養を利用した再生産自体は可能だが、狂暴化や性能低下が起きる事や、共和国が人為的な個体数の増加に消極的なこともあり、今後新造される事は無いと思われる。
 
*ゾイドシリーズはゾイド本体の他に様々な武装をカスタムパーツとして発売している。その一環としてアニメでウルトラザウルスが装備したグラビティカノンもカスタムパーツとして販売する予定だったが、没になった経緯がある。
 
*ゾイドシリーズはゾイド本体の他に様々な武装をカスタムパーツとして発売している。その一環としてアニメでウルトラザウルスが装備したグラビティカノンもカスタムパーツとして販売する予定だったが、没になった経緯がある。
**理由としては、かなり巨大になる事と、結果'''販売価格が大型ゾイド並'''になり、販売したとしても売れないだろうとなり見送られた。
+
**理由としては、かなり巨大になる事と、結果'''販売価格が大型ゾイド並'''になり、販売したとしても売れないだろうとなり見送られた。<br/>グラビティカノンはその後、グラビティーキャノンと名を変え、『ゾイドワイルドZERO』のカスタムパーツとしてラインナップされた。こちらでは複数の武装を組み合わせる事で完成する大型武器となっている。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
847

回編集