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− | == ローレライ(Lorelei) == | + | == ローレライ・ハインリッヒ(Lorelei Heinrich) == |
| *[[登場作品]]:[[マジンガーシリーズ]] | | *[[登場作品]]:[[マジンガーシリーズ]] |
| **[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]] | | **[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]] |
| **[[真マジンガー 衝撃! Z編]] | | **[[真マジンガー 衝撃! Z編]] |
| *[[声優]] | | *[[声優]] |
− | **吉田理保子(マジンガーZ) | + | **吉田理保子(マジンガーZ)、吉田美保(SRW[[代役]]) |
| **藤田咲(真マジンガー) | | **藤田咲(真マジンガー) |
− | **吉田美保(SRW[[代役]]) | + | *種族:[[アンドロイド]] |
− | *種族:アンドロイド
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| *性別:女 | | *性別:女 |
| *[[年齢]]:10~11歳(設定年齢) | | *[[年齢]]:10~11歳(設定年齢) |
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− | [[ラインX1]](漫画版及び『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』ではドナウα1)の開発者シュトロハイム・ハインリッヒ博士(スパロボ未登場)の娘として育てられていた少女。 | + | [[ラインX1]](漫画版及び『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』ではドナウα1)の開発者[[シュトロハイム・ハインリッヒ]]博士の娘として育てられていた少女。<br/> |
− | | + | その正体はラインX1の電子頭脳となるべき[[アンドロイド]]で、シュトロハイム博士の死の間際にその事を伝えられ、父の仇を取るべく自らラインX1と一体となる。 |
− | その正体は[[ラインX1]]の電子頭脳となるべきアンドロイドで、シュトロハイム博士の死の間際にその事を伝えられ、父の仇を取るべく自ら[[ラインX1]]と一体となる。
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| TV版の[[ラインX1]]も原作漫画版のドナウα1同様に、ローレライとしての意思が宿る人面部が弱点になっている為、[[マジンガーZ]]の逆襲の前に無残な最期を遂げる結果となった。 | | TV版の[[ラインX1]]も原作漫画版のドナウα1同様に、ローレライとしての意思が宿る人面部が弱点になっている為、[[マジンガーZ]]の逆襲の前に無残な最期を遂げる結果となった。 |
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| 漫画版ではシローが通う学級に転校してきたことから、小学五年生として年齢が設定されている模様。<br /> | | 漫画版ではシローが通う学級に転校してきたことから、小学五年生として年齢が設定されている模様。<br /> |
− | ちなみに、アンドロイド…つまり戸籍が無いはずのローレライが学校に通えた理由は不明。シュトロハイム博士が偽造したのかもしれない。
| + | ちなみに、アンドロイド……つまり戸籍が無いはずのローレライが学校に通えた理由は不明。シュトロハイム博士が偽造したのかもしれない。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
− | 第2次Gでは登場話が削られてしまったため、ラインX1共々登場しない。
| + | [[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]では登場話が削られてしまったため、ラインX1共々登場しない。 |
| + | |
| + | === 旧シリーズ === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦]] |
− | :[[DC]]所属。[[ラインX1]]のパイロットとして唐突に登場。兜家や[[Dr.ヘル]]との因縁を語ることは無い。<br />どういう訳か、原作と違い「'''サムライ少女'''」として描かれており、自分を「サムライ」、敵を「もののふ(武士)」と称する。<br />倒すと[[グレンダイザー]]が捕らえられているという情報を'''聞かれもしないのに'''教えてくれる。 | + | :[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]所属。[[ラインX1]]のパイロットとして唐突に登場。兜家や[[Dr.ヘル]]との因縁を語ることは無い。<br />どういう訳か、原作と違い「'''サムライ少女'''」として描かれており、自分を「サムライ」、敵を「もののふ(武士)」と称する。<br />倒すと[[グレンダイザー]]が捕らえられているという情報を'''聞かれもしないのに'''教えてくれる。 |
| ;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]] | | ;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]] |
| :[[代役]]で声が入り、[[兜甲児]]と[[戦闘前会話]]が追加される。しかし、'''[[兜十蔵]]'''と言うべき台詞が'''兜源蔵'''と[[誤字|誤記]]されてしまった(なお、この誤記は[[アンソロジーコミック|アンソロジー]]でもネタにされていた)。<br />本作では、最初に「'''アンドロイド少女としてのローレライ'''」の身体で登場し、甲児たちの目の前で[[ラインX1]]と[[合体]]する。前述のサムライ口調で話すことは無くなり、'''原作通りの口調に戻る。'''<br />FC版とは少し異なり、戦闘前に「私に勝ったら[[グレンダイザー]]について教えてあげる」と言う。 | | :[[代役]]で声が入り、[[兜甲児]]と[[戦闘前会話]]が追加される。しかし、'''[[兜十蔵]]'''と言うべき台詞が'''兜源蔵'''と[[誤字|誤記]]されてしまった(なお、この誤記は[[アンソロジーコミック|アンソロジー]]でもネタにされていた)。<br />本作では、最初に「'''アンドロイド少女としてのローレライ'''」の身体で登場し、甲児たちの目の前で[[ラインX1]]と[[合体]]する。前述のサムライ口調で話すことは無くなり、'''原作通りの口調に戻る。'''<br />FC版とは少し異なり、戦闘前に「私に勝ったら[[グレンダイザー]]について教えてあげる」と言う。 |
| + | |
| + | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]] |
− | :「'''ローレライ・ハインリッヒ'''」のフルネームが用いられるなど『真』設定で登場。序盤で日本ルートを通った場合のみ登場し、そこで退場するが、SRポイントを取ったうえで一騎打ちに勝てば生存。さらに32話で地上ルートを通ると[[ドナウα1]]ごと味方に参入する。なお、宇宙ルートに行った場合でも日本ステージにいけば顔を出すので[[アニュー・リターナー|アニュー]]との生存両立自体は可能である(そのかわり、ドナウα1は入手不可となる)。<br />生存していた場合、マジンガーとの一騎打ちに敗れ敗走していたところを「[[太陽の使者 鉄人28号|鉄人28号]]」の[[不乱拳博士]]に助けられ(その際ドナウα1との再分離及び再合体機能が追加されている)、その後は[[敷島大次郎|敷島博士]]の家で[[ブラックオックス]]の面倒を見ていたということが明らかになる。<br />味方に参入した場合、IMの会話シーンなどでは元の女の子らしい口調だが、ドナウα1で出撃すると台詞パターンの使い回しのせいなのか、敵の時と同じ尊大な口調になってしまう。 | + | :「'''ローレライ・ハインリッヒ'''」のフルネームが用いられるなど『真』設定で登場。序盤で日本ルートを通った場合のみ登場し、そこで退場するが、SRポイントを取ったうえで一騎打ちに勝てば生存。さらに32話で地上ルートを通ると[[ドナウα1]]ごと味方に参入する。なお、宇宙ルートに行った場合でも日本ステージにいけば顔を出すので[[アニュー・リターナー|アニュー]]との生存両立自体は可能である(そのかわり、ドナウα1は入手不可となる)。<br />生存していた場合、マジンガーとの一騎打ちに敗れ敗走していたところを『[[太陽の使者 鉄人28号|鉄人28号]]』の[[不乱拳博士]]に助けられ(その際ドナウα1との再分離及び再合体機能が追加されている)、その後は[[敷島大次郎|敷島博士]]の家で[[ブラックオックス]]の面倒を見ていたということが明らかになる。<br />味方に参入した場合、IMの会話シーンなどでは元の女の子らしい口調だが、ドナウα1で出撃すると台詞パターンの使い回しのせいなのか、敵の時と同じ尊大な口調になってしまう。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| <!-- == 名台詞 == --> | | <!-- == 名台詞 == --> |
| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
| + | === マジンガーZ === |
| ;「もはやこれまでか…ならばサムライらしく華々しくちるのみ!」<br />「きさまらも、もののふのはしくれならば、正々堂々、わたしと一騎うちで勝負しろ!」 | | ;「もはやこれまでか…ならばサムライらしく華々しくちるのみ!」<br />「きさまらも、もののふのはしくれならば、正々堂々、わたしと一騎うちで勝負しろ!」 |
| :FC版『[[第2次]]』にて、原作の「少女戦士」ではなく「少女サムライ」として改変されたローレライを象徴する台詞。<br />…悪く受け取れば、敵方に「一騎うち」を一方的に押し付ける、自己中心的な台詞ともいえる。そう考えると、シーブックの「ふっきれたやつだな」という台詞も、悪い意味に受け取れる。 | | :FC版『[[第2次]]』にて、原作の「少女戦士」ではなく「少女サムライ」として改変されたローレライを象徴する台詞。<br />…悪く受け取れば、敵方に「一騎うち」を一方的に押し付ける、自己中心的な台詞ともいえる。そう考えると、シーブックの「ふっきれたやつだな」という台詞も、悪い意味に受け取れる。 |
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| ;「み みごとだ…。まけたわ…。そのつよさに、敬意をひょうして、じょうほうを、おしえてやろう」<br />「き…きさまたちのなかま・グレンダイザーは…オデッサに、とらえられている…」<br />「マ、マ・クベの、わなに…きを…つ…」 | | ;「み みごとだ…。まけたわ…。そのつよさに、敬意をひょうして、じょうほうを、おしえてやろう」<br />「き…きさまたちのなかま・グレンダイザーは…オデッサに、とらえられている…」<br />「マ、マ・クベの、わなに…きを…つ…」 |
| :FC版『[[第2次]]』にて、撃破時の台詞。ただ、情報漏洩の件は[[マ・クベ]]にバレてしまっていた。 | | :FC版『[[第2次]]』にて、撃破時の台詞。ただ、情報漏洩の件は[[マ・クベ]]にバレてしまっていた。 |
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| ;「私と戦うのは気乗りがしない……?」<br />「いいわ‥‥私に勝ったら、あなたがたの仲間グレンダイザーが捕まっている場所を教えてあげる」 | | ;「私と戦うのは気乗りがしない……?」<br />「いいわ‥‥私に勝ったら、あなたがたの仲間グレンダイザーが捕まっている場所を教えてあげる」 |
| :[[CB]]版で追加された台詞。'''甲児の戦意を促す'''べく「情報提供」を賭け札にすることで、撃破時の台詞を[[説得]]力のあるものにする。 | | :[[CB]]版で追加された台詞。'''甲児の戦意を促す'''べく「情報提供」を賭け札にすることで、撃破時の台詞を[[説得]]力のあるものにする。 |
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| ;「み、見事だわ……私の負けね……約束通りに‥‥情報を教えてあげる」<br />「あなたたちの仲間グレンダイザーは、オデッサに捕らえられている……。マ、マ=クベの罠に……気を……つ……」 | | ;「み、見事だわ……私の負けね……約束通りに‥‥情報を教えてあげる」<br />「あなたたちの仲間グレンダイザーは、オデッサに捕らえられている……。マ、マ=クベの罠に……気を……つ……」 |
| :前述の通り、「甲児との賭け」として情報を提供することで、FC版での「勝手に情報漏洩」という悪印象を払拭した。また、FC版の「偉そうなサムライ口調」を「'''お淑やかなお嬢様口調'''」に改めた…というか修正した効果も無視できない。 | | :前述の通り、「甲児との賭け」として情報を提供することで、FC版での「勝手に情報漏洩」という悪印象を払拭した。また、FC版の「偉そうなサムライ口調」を「'''お淑やかなお嬢様口調'''」に改めた…というか修正した効果も無視できない。 |
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| ;「ふん……そんなものか。さあ、次は誰だ!? 死にたい奴からかかってこい!!」 | | ;「ふん……そんなものか。さあ、次は誰だ!? 死にたい奴からかかってこい!!」 |
| :ローレライが味方ユニット撃破時に発する台詞。FC版の「偉そうなサムライ口調」の名残とも受け取れる。 | | :ローレライが味方ユニット撃破時に発する台詞。FC版の「偉そうなサムライ口調」の名残とも受け取れる。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *TV版のローレライは原作漫画版の柔和なタッチとは掛け離れた、骨太の劇画調で作画されていた為、一部で「'''美少女キャラとしての悲劇性が伝わらない'''」との批判も起きていた(作画監督は、後に『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』のキャラクターデザインを担当する森下圭介)。 | + | *TV版のローレライは原作漫画版の柔和なタッチとは掛け離れた、骨太の劇画調で作画されていた為、一部で「'''美少女キャラとしての悲劇性が伝わらない'''」との批判も起きていた(作画監督は後に『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』のキャラクターデザインを担当する森下圭介)。 |
| *永井豪原作のOVA作品『鬼公子炎魔』の第1話では、ローレライとシュトロハイム博士を原典とした人物が登場している。 | | *永井豪原作のOVA作品『鬼公子炎魔』の第1話では、ローレライとシュトロハイム博士を原典とした人物が登場している。 |
− | <!-- ローレライ本人に大して関係ある事柄じゃないと思う -->
| + | *『真マジンガー』でローレライの声を担当した藤田咲氏は『[[スーパーロボット大戦UX]]』においても[[フェイ・イェンHD|別の役柄]]で出演しているが、そちらの役柄も同じマジンガー系列である『[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]』とのクロスオーバーが多く用意されている。 |
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− | == 話題まとめ ==
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− | == 資料リンク ==
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