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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[AV-98イングラム|イングラム]]2号機フォワード担当員。 機動隊からの異動で、第二小隊では数少ない「正規の」警察教育を受けた警官。
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[[AV-98イングラム|イングラム]]2号機フォワード担当員。  
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生真面目で正義感の強い[[熱血]]警官……と言えば聞こえはいいが、実際は猪突猛進の熱血馬鹿とも呼べる人物であり、さらに融通が利かない直情的な性格<ref>融通が利かないのはこの性格に加え、他のメンバーと違って正規の警察教育を受けているというプライドも起因している。</ref>のため他の小隊員と衝突する事が非常に多い他、無闇矢鱈にイングラムで射撃をしようとするなど、バックアップの命令を無視して暴走し機体を破損させる事も絶えないなど、上層部や整備班の悩みの種になっている。その人物評は[[香貫花・クランシー]]の報告書をして、「[[正義]]の[[ベルゼルガ|狂戦士]]」「歩く火薬庫」「瞬間核融合炉」「Man of [[根性]]パワー」「マッド・ポリスマン」等とボロカスに言われている。ただし前述の通りきちんと警察教育を受けているため、上官に逆らうことはない。
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生真面目で正義感の強い[[熱血]]警官……と言えば聞こえはいいが、実際は猪突猛進の熱血馬鹿とも呼べる人物であり、更に融通が利かない直情的な性格<ref>融通が利かないのはこの性格に加え、他のメンバーと違って正規の警察教育を受けているというプライドも起因している。</ref>。この為に、他の小隊員と衝突する事が非常に多い他、無闇矢鱈にイングラムで射撃をしようとしたり、バックアップの命令を無視して暴走し自滅する形で機体を破損させる事も絶えない等、同じフォワード担当の[[泉野明]]に比べて問題が多く、上層部や整備班の悩みの種になっている。その人物評は[[香貫花・クランシー]]の報告書をして、「[[正義]]の[[ベルゼルガ|狂戦士]]」「歩く火薬庫」「瞬間核融合炉」「Man of [[根性]]パワー」「マッド・ポリスマン」等とボロカスに言われている。
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なお射撃をしたがる理由の一つとして、彼の[[レイバー]]での射撃の腕前が実は非常に高く、'''静止した標的なら真ん中に全弾当てて見せる'''という描写がある。ただし動いている相手の、しかも関節部など当たりづらい所ばかり狙っている<ref>警察の職務は敵を殺せば解決という単純思考が通用しないので、相手の行動力を奪おうとするこの狙いは警察官としては非常に正しい。</ref>ため大抵的を外してしまい、ノーコン扱いされることが多い<ref>もしも本当にノーコンなら、誤って人が乗っているコクピットを撃ってしまう危険性が生じる。ただし『アーリーデイズ』序盤では、射撃が本当にノーコンと設定されていたらしく、第1話で発砲した弾丸は全てレイバーを逸れて後方のパトカー隊に命中している。またアーリーデイズ4話冒頭では(銃を所持していたとは言え)'''レイバーに乗ってもいない生身の立て篭り犯'''に向かってリボルバーカノンを威嚇射撃するという暴挙に出たこともある。</ref>。
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こんな人物であるが、第二小隊では数少ない「正規の」警察教育を受けた警官で、機動隊からの異動で特車二課に回されてきた経緯を持っており、上官である[[後藤喜一]]等に逆らう事はななく、後述の理由で遺体に対しても比較的慣れている。また、照れつつアドバイスを送ったり仲間の危機には急いで駆けつける等、情に厚い一面もある。加えて、TV版や『アーリーデイズ』ではアイドルファンの一面も見せた。
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また、照れつつアドバイスを送ったり仲間の危機には急いで駆けつけるなど、情に厚い一面もある。加えて、TV版や『アーリーデイズ』ではアイドルファンの一面も見せた。この他、後述の理由で遺体に比較的慣れている。
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なお射撃をしたがる理由の一つとして、彼の[[レイバー]]での射撃の腕前が実は非常に高く、'''静止した標的なら真ん中に全弾当てて見せる'''という描写がある。ただし動いている相手の、しかも関節部など当たりづらい所ばかり狙っている<ref>警察の職務は敵を殺せば解決という単純思考が通用しないので、相手の行動力を奪おうとするこの狙いは警察官としては非常に正しい。</ref>為に大抵的を外してしまい、ノーコン扱いされることが多い<ref>もしも本当にノーコンなら、誤って人が乗っているコクピットを撃ってしまう危険性が生じる。ただし『アーリーデイズ』序盤では、射撃が本当にノーコンと設定されていたらしく、第1話で発砲した弾丸は全てレイバーを逸れて後方のパトカー隊に命中している。またアーリーデイズ4話冒頭では(銃を所持していたとは言え)'''レイバーに乗ってもいない生身の立て篭り犯'''に向かってリボルバーカノンを威嚇射撃するという暴挙に出たこともある。</ref>。
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実写版『The Next Generation -パトレイバー-』では、劇場版第2作の後、警察を退職して後藤、[[進士幹泰]]の二人と共に警備会社を立ち上げたものの、後藤の放蕩経営が祟った結果、一年もせずに会社は倒産。その後、日頃の性格が災いしてか、無職になった事で荒れたのか暴力事件を起こしてしまい、実刑判決を受けて刑務所に収監されてしまう顛末となっている。かつては警察官だったとは思えない落ちぶれ様は物悲しさを感じさせるが、ファンの間では「とうとうやってしまったか」と納得してしまう者も少なくない模様。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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