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[[ゲームボーイ]](以下GB)・[[ゲームボーイカラー]](以下GBC)の後継機にして、上位互換機である第5世代携帯ゲーム機。下位機種となるGB・GBCと高い互換性を持ち、同一のカートリッジスロットでほぼ全てのGB・GBC用ソフトをプレイ可能。
 
[[ゲームボーイ]](以下GB)・[[ゲームボーイカラー]](以下GBC)の後継機にして、上位互換機である第5世代携帯ゲーム機。下位機種となるGB・GBCと高い互換性を持ち、同一のカートリッジスロットでほぼ全てのGB・GBC用ソフトをプレイ可能。
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GBから12年を経ての後継機となったため、技術の進歩も相まって大幅なスペックアップが施されており、その性能は同世代の他社携帯ゲーム機とも一線を画す物となっている。性能に関しては同社のゲーム機で絞れば大体はスーパーファミコン(以下SFC)程度のものを有している。
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GBから12年を経ての後継機となったため、大幅なスペックアップが施されており、その性能は同世代の他社携帯ゲーム機とも一線を画す物となっている。
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画面解像度は240×160(ワンダースワン以上、ファミコン以下)に留まったものの、32bitのCPUを採用しメインメモリは32KB+256KB、表示色数は32768色、簡易的な3D表現をもこなせるために、画像描画処理のみならSFCを格段に上回り、特に2Dスプライトの描画に関しては90年代のアーケードゲーム筐体に匹敵する性能を有する。技術の進歩があったとはいえ、携帯機サイズでこれほどの性能を出せるのは破格と言える。液晶のサイズは2.9インチ。同時発音数は6chとなっており、SFCよりやや劣る(SFCは8ch)。また、ROMカートリッジの容量も最大で32MBのものが発売された。
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画面解像度は240×160(ワンダースワン以上、ファミコン以下)に留まったものの、32bitのCPUを採用しメインメモリは32KB+256KB、表示色数は32768色、簡易的な3D表現をもこなせるために、画像描画処理のみなら同社の据え置き機であるスーパーファミコン(以下SFC)を格段に上回り、90年代のアーケードゲーム筐体に匹敵する性能を有する。液晶のサイズは2.9インチ。同時発音数は6chとなっており、SFCよりやや劣る(SFCは8ch)。また、ROMカートリッジの容量も最大で32MBのものが発売された。
    
GBCと同じ反射型TFT液晶を採用していたため、プレイ環境の光量次第(外界からの光を受けて視認性が上がる仕組み)では画面の輝度が足りず画面が見づらい欠点を持っていた(初期生産型に多い。中期型からはやや改善)が、後にフロントライトを採用し画面の明るさを調整可能になった「ゲームボーイアドバンスSP」の登場によって解消された。ただしSPではスタート&セレクトボタンの配置が下側になっているため、ソフトウェアリセットがかけ難く感じる場合がある。
 
GBCと同じ反射型TFT液晶を採用していたため、プレイ環境の光量次第(外界からの光を受けて視認性が上がる仕組み)では画面の輝度が足りず画面が見づらい欠点を持っていた(初期生産型に多い。中期型からはやや改善)が、後にフロントライトを採用し画面の明るさを調整可能になった「ゲームボーイアドバンスSP」の登場によって解消された。ただしSPではスタート&セレクトボタンの配置が下側になっているため、ソフトウェアリセットがかけ難く感じる場合がある。