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| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)
 
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| 性別 = [[性別::男]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
| 生年月日 = 2001年6月6日
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| 生年月日 = 2001年6月6日(旧世紀)
| 星座 = 双子座
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| 星座 = 双子座(旧世紀)
 
| 年齢 = [[年齢::14]]歳<br />[[年齢::28]]歳(『Q』)
 
| 年齢 = [[年齢::14]]歳<br />[[年齢::28]]歳(『Q』)
| 身長 = [[身長::144 cm]]
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| 身長 = [[身長::144 cm]](旧世紀)<br />[[身長::157 cm]](新劇場版)
 
| 髪色 = 黒
 
| 髪色 = 黒
 
| 瞳の色 = 黒
 
| 瞳の色 = 黒
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| 所属 = {{所属 (人物)|ネルフ}}
 
| 所属 = {{所属 (人物)|ネルフ}}
 
| 学年 = 中学2年生
 
| 学年 = 中学2年生
| 役職 = [[EVA初号機]]パイロット(サードチルドレン)→[[EVA第13号機]]パイロット(『Q』)
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| 役職 = [[EVA初号機]]パイロット(サードチルドレン)<br />[[EVA第13号機]]パイロット(『Q』)
| 特技 = チェロ
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| 特技 = チェロ(旧世紀)
| 趣味 = 音楽鑑賞
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| 趣味 = 音楽鑑賞(旧世紀)
 
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'''碇シンジ'''は「[[エヴァンゲリオンシリーズ]]」の[[主人公]]。
 
'''碇シンジ'''は「[[エヴァンゲリオンシリーズ]]」の[[主人公]]。
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人物設定、境遇は旧世紀版とほぼ同じ。ただし「サードチルドレン」の呼称は「第三の少年」へと変わっている(これは綾波レイ達も同様)。
 
人物設定、境遇は旧世紀版とほぼ同じ。ただし「サードチルドレン」の呼称は「第三の少年」へと変わっている(これは綾波レイ達も同様)。
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『序』では旧世紀版とほぼ同じ性格であったが、『破』からは周囲の人物との人間関係の微妙な変化から性格面にも若干の変化が見られており、特に終盤の言動に関しては旧世紀版からは考えられないほど異なったものとなっていた。しかし『Q』においてはヴィレの面々による存在の全否定や、自身の行動が世界を滅亡の危機に追い込んだという事実から、旧世紀版以上に自己嫌悪と自己否定が進んでしまう。
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『序』では旧世紀版とほぼ同じ性格であったが、『破』からは周囲の人物との人間関係の微妙な変化から性格面にも若干の変化が見られており、特に終盤の言動に関しては旧世紀版からは考えられないほど異なったものとなっていた。しかし『Q』においてはヴィレの面々による自身の存在への全否定や、自身の行動が世界を滅亡の危機に追い込んだという事実から、旧世紀版以上に自己嫌悪と自己否定が進んでしまう。
    
=== キャラクターの総評 ===
 
=== キャラクターの総評 ===
『新世紀エヴァンゲリオン』はアニメ作品としては珍しくトラウマを題材にしており、回によっては一般的な[[主人公]]と比べてやたらネガティブさが強調される事がある。そのせいで鬱主人公の代名詞的なイメージで語られる事があるのだが、実際の彼はやや内気なだけで一般的なコミュニケーション能力と戦いにおいてやるべき事はちゃんとやる、熱血要素を持ったごく普通の少年である。
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『新世紀エヴァンゲリオン』はアニメ作品としては珍しくトラウマを題材にしており、回によっては一般的な[[主人公]]と比べてやたらネガティブさが強調される事がある。劇中描写としてもそれまでのアニメと異なり、主要登場人物の心理描写に重きが置かれていた為、視聴者もその印象を受けている事が多い。その為で鬱主人公の代名詞的なイメージで語られる事があるのだが、実際の彼はやや内気なだけで一般的なコミュニケーション能力と戦いにおいてやるべき事はちゃんとやる、熱血要素を持ったごく普通の少年である。
    
第壱話でも落ち着きの無いミサトのドジっ子(のように装っていた訳だが…)ぶりに容赦無くツッコミを入れたり、ジオフロントの威容に目を輝かせたりと歳相応のリアクションを取っており、少なくともゲンドウとの対面を果たすまでは「弱気」というイメージは全く感じられない。またやたらと苦悩するキャラだとも思われていたりするが、これも序盤と最終話2話ぐらいなもので、前者は周囲の大人達からの理不尽極まりない対応に対する至極真っ当な反発に過ぎず、後者は自己啓発によって自らの存在意義を徐々に見出していく、いわば彼自身の成長として描かれているのであって決してネガティブさを含むものではない。寧ろ作中の大人たちはほぼ全員が病んでいるため、ここまで耐えられたのは賞賛に値するくらいである。
 
第壱話でも落ち着きの無いミサトのドジっ子(のように装っていた訳だが…)ぶりに容赦無くツッコミを入れたり、ジオフロントの威容に目を輝かせたりと歳相応のリアクションを取っており、少なくともゲンドウとの対面を果たすまでは「弱気」というイメージは全く感じられない。またやたらと苦悩するキャラだとも思われていたりするが、これも序盤と最終話2話ぐらいなもので、前者は周囲の大人達からの理不尽極まりない対応に対する至極真っ当な反発に過ぎず、後者は自己啓発によって自らの存在意義を徐々に見出していく、いわば彼自身の成長として描かれているのであって決してネガティブさを含むものではない。寧ろ作中の大人たちはほぼ全員が病んでいるため、ここまで耐えられたのは賞賛に値するくらいである。