48行目: |
48行目: |
| | | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | D-2とも呼称。砲撃による支援に特化した機体で、重装甲かつ豊富な火器類を装備。搭載された対話式コンピュータの愛称は「ソニア」。
| + | [[ギガノス帝国]]への反攻のため、開発者の[[ラング・プラート]]博士の亡命と共に[[地球連合軍]]にもたらされた[[メタルアーマー]]、[[ドラグナー|D兵器]]のうちの1機。D-2とも呼称。 |
| | | |
− | [[ドラグナー1型|D-1]]、[[ドラグナー3型|D-3]]共々リフターを装着して空が飛べるようになり、さらに空中給油も可能(カスタム化の際はオミットされた)。
| + | 中~長距離砲撃による支援に特化した攻撃型の機体で、重装甲かつ豊富な火器類を装備。搭載された対話式コンピュータの愛称は「ソニア」。 |
| | | |
− | 後にカスタム機の[[ドラグナー2型カスタム]]へ強化される。
| + | 特徴的な背部のガンパックには、強力な280mmレールキャノンと2連装75mm自動砲の他、物資の懸架が可能なクレーンや他機への給油装置、推進用のバーニアを備える。 |
| + | |
| + | [[ドラグナー1型|D-1]]、[[ドラグナー3型|D-3]]共々リフターを装着して空が飛べるようになり、後にカスタム機の[[ドラグナー2型カスタム]]へ強化された。 |
| | | |
| === 強化装備形態 === | | === 強化装備形態 === |
| ;ドラグナー2型 (リフター装備) | | ;ドラグナー2型 (リフター装備) |
| :飛行ユニット「リフター2」を装備した大気圏内飛行形態。 | | :飛行ユニット「リフター2」を装備した大気圏内飛行形態。 |
− | :翼が付く都合上、バックパック側面の2連装 75mm 自動砲は取り外される。 | + | :取り付け位置の重複からバックパック側面の2連装75mm自動砲は取り外されたが、代わりに翼下に装備したミサイルポッドで火力は落ちていない。 |
| + | :旋回式の大型エンジンは垂直離着陸(VTOL)を可能にした他、ペイロードと航続距離は3機の中でも最大、給油を空中でも行えるようになったなど、元の長所が大きく活かされた。 |
| | | |
| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}} |
− | :初登場作品。リフター装着は少しの間お預けになる。主武装のハンドレールガンが移動後使用可能なこともあり、リフター装着で飛行可能になると使い勝手が大幅に上昇するが、防御面が心許ないのと、他のD兵器と足並みは揃わないことには注意。原作の設定に沿ってリフター装着時のみ[[補給装置]]があるため、相対的にカスタム前の方が利便性は高い。 | + | :初登場作品。リフター装着は少しの間お預けになる。主武装のハンドレールガンが移動後使用可能なこともあり、リフター装着で飛行可能になると使い勝手が大幅に上昇するが、防御面が心許ないのと、他のD兵器と足並みは揃わないことには注意。リフター装着時のみ[[補給装置]]があるため、相対的にカスタム前の方が利便性は高い。 |
| :合体攻撃の条件がレベルになっている為、レベルが間に合っていれば恐怖のトリプルアタックも使用可能。 | | :合体攻撃の条件がレベルになっている為、レベルが間に合っていれば恐怖のトリプルアタックも使用可能。 |
| :;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}} | | :;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}} |
88行目: |
91行目: |
| :射程が長く、[[援護攻撃]]に便利。 | | :射程が長く、[[援護攻撃]]に便利。 |
| ;2連装 75mm 自動砲 | | ;2連装 75mm 自動砲 |
− | :バックパック左右に装備。発射速度毎分130発、携行弾数130発。徹甲弾および爆裂弾を装填可能。 | + | :バックパック左右に装備。発射速度毎分130発、携行弾数40発。徹甲弾および爆裂弾を装填可能。 |
− | :リフター装備になると取り外される。 | + | :基部がターレット式で、対空や背面だけでなく左右への砲撃も可能なほぼ全方位の広い射角を誇る。位置が重複するためリフター装備時には取り外される。 |
| + | :SRW未採用だが、『ACE』シリーズで使用機会がある。 |
| ;迫兵戦用アサルトナイフ | | ;迫兵戦用アサルトナイフ |
| :格闘戦用武器。ふくらはぎに2本装備。劇中では少年犯罪を思わせるということで使用されず。 | | :格闘戦用武器。ふくらはぎに2本装備。劇中では少年犯罪を思わせるということで使用されず。 |
97行目: |
101行目: |
| :;マルチディスチャージャー | | :;マルチディスチャージャー |
| ::アンダーバレルに装備した多目的ランチャー。プラズマグレネード2発を装填。スモーク、チャフ、フレアも装填可能。 | | ::アンダーバレルに装備した多目的ランチャー。プラズマグレネード2発を装填。スモーク、チャフ、フレアも装填可能。 |
− | ::SRWではプラズマグレネードを実装。 | + | ::SRWではプラズマグレネードを実装。作品によってはD-2単機での唯一の格闘属性武器となっていることもある。 |
| ;リフター | | ;リフター |
| ;10連デュアルミサイルポッド | | ;10連デュアルミサイルポッド |
| :リフター両翼に1基ずつ計2基装備。 | | :リフター両翼に1基ずつ計2基装備。 |
| + | |
| ====オプション装備==== | | ====オプション装備==== |
− | ;2連装ガトリングガン | + | ;2連装式レールガン(2連ガトリング砲) |
| :両手で構える大型射撃武器。口径50ミリ。発射速度毎分1300発、携行弾数1200発。徹甲弾および爆裂弾を装填可能。 | | :両手で構える大型射撃武器。口径50ミリ。発射速度毎分1300発、携行弾数1200発。徹甲弾および爆裂弾を装填可能。 |
− | :SRWではハンドレールガンとレールキャノンの中間的な武器だが、カスタム後は使用しなくなる。 | + | :SRWではハンドレールガンとレールキャノンの中間的な威力の武器だが、移動後に使用できないことに注意。カスタム後は所持しなくなる。 |
| + | :『A』『MX』では「2連装式レールガン」、『GC』『XO』では「2連ガトリング砲」となる他、媒体によって「2連50mmハンドガトリングガン」などと表記揺れが多い装備。 |
| ;2連ロケット弾ランチャー | | ;2連ロケット弾ランチャー |
| :脚部両側面のマウントラッチに懸架するロケットランチャー。装弾数は左右で32発。 | | :脚部両側面のマウントラッチに懸架するロケットランチャー。装弾数は左右で32発。 |
− | :大気圏突入直前の超高速戦闘や龍飛崎のギガノス要塞攻略など、特に火力を求められる作戦で2連装ガトリングガンと共に用いられる事が多かった。SRW未実装。 | + | :大気圏突入直前の超高速戦闘や龍飛崎のギガノス要塞攻略など、特に火力を要する作戦で2連装式レールガンと共に用いる事が多かった。SRW未実装。 |
| | | |
| ===[[合体攻撃]]=== | | ===[[合体攻撃]]=== |
119行目: |
125行目: |
| ===[[特殊能力]]=== | | ===[[特殊能力]]=== |
| ;[[補給装置]] | | ;[[補給装置]] |
− | :『A』ではリフター装着時のみで、『GC(XO)』は最初から。
| + | :D-2の背部ユニットには、給油機能の他に補給物資や予備弾薬などの重量物が入ったコンテナを懸架できるクレーンが存在し、珍しく設定を反映して補給装置が装備されている。 |
− | :D-2の背部ユニットには、補給物資や予備弾薬などの重量物が入ったコンテナを懸架できるクレーンが存在する。また、リフターには空中での給油能力も付加されている。 | + | :『A』では空中給油が可能になったリフター装備時のみ、最初から所持している『GC(XO)』はより原作に沿った設定を行ったものと思われる。 |
− | :リフター装備時のみ追加される『A』の補給装置は後者、最初から所持している『GC(XO)』は前者の設定を反映したものと思われる。 | |
| | | |
| ===移動タイプ=== | | ===移動タイプ=== |