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394 バイト追加 、 2023年4月20日 (木) 13:13
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ガンダムファイト]]用に開発された[[モビルスーツ|MS]]・[[モビルアーマー|MA]]を指す。
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一般的に[[ガンダムファイト]]用に開発された[[モビルスーツ|MS]]・[[モビルアーマー|MA]]を指す。
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通常の[[モビルスーツ]]との最大の違いは、[[モビルトレースシステム]]により、搭乗者(パイロット)の動きとシンクロして動くことである。その能力は機体の性能もさることながら、搭乗者の格闘家としての技量・資質はもちろん、格闘家の動きに対する機体自体の反応速度にも大きく左右される。
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通常の[[モビルスーツ]]との最大の違いは、[[モビルトレースシステム]]により、搭乗者(パイロット)の動きとシンクロして動くことである。その能力は機体の性能もさることながら、搭乗者の武闘家としての技量・資質はもちろん、武闘家の動きに対する機体自体の反応速度にも大きく左右される。
 
その他の特徴としては全高に比してかなり軽量なことが挙げられ、10t以上の機体は少ない。
 
その他の特徴としては全高に比してかなり軽量なことが挙げられ、10t以上の機体は少ない。
    
国家の威信をかけて戦うため、基本的に国の技術を結集した一品モノ(試作機や兄弟機は存在する)の高性能機であり、さらに飛行によって海を渡ることや単機での大気圏突破すらできる(普段は輸送機などを利用する)ほど。各国のファイター達の超人的能力をほぼ完璧にトレース<ref>機体と人間の身体構造の違い上、完璧に再現できない動きについては操縦者の脳波や感情のフィードバックで対応している</ref>していることからも優秀さが窺える。ロボットアニメ全般において言われがちな戦闘兵器をわざわざ人型にすることの理由や意義、そして何より巨大人型兵器の操作方法として、この上なく最適な形で説得力とリアリティを持たせた設定であり、ある意味で真の意味での『モビル”スーツ”』とも言える。
 
国家の威信をかけて戦うため、基本的に国の技術を結集した一品モノ(試作機や兄弟機は存在する)の高性能機であり、さらに飛行によって海を渡ることや単機での大気圏突破すらできる(普段は輸送機などを利用する)ほど。各国のファイター達の超人的能力をほぼ完璧にトレース<ref>機体と人間の身体構造の違い上、完璧に再現できない動きについては操縦者の脳波や感情のフィードバックで対応している</ref>していることからも優秀さが窺える。ロボットアニメ全般において言われがちな戦闘兵器をわざわざ人型にすることの理由や意義、そして何より巨大人型兵器の操作方法として、この上なく最適な形で説得力とリアリティを持たせた設定であり、ある意味で真の意味での『モビル”スーツ”』とも言える。
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第1回大会において、各国のエースパイロットが揃い踏みするなかでバルカン柔術の達人ヘローダが優勝して以降、生粋の武闘家が優勝を続けていたガンダムファイトであったが、射撃能力を重視したネオイングランド代表のブリテンガンダムが第9~11回大会を3連覇した後に火器重視のファイトスタイルが主流になった事もある。その結果、それら銃火器の扱いを巡ってコロニー間の緊張が高まったため、4年の延期を経て開催された第12回大会においては軌道修正のために[[シャッフル同盟]]から[[マスター・アジア]]が参戦する事態となった。
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第1回大会において、各国のエースパイロットが揃い踏みするなか、バルカン柔術の達人ヘローダが圧倒的な強さで優勝して以降、生粋の武闘家が優勝を続けていたガンダムファイトであったが、射撃能力を重視したネオイングランド代表のブリテンガンダムが第9~11回大会を3連覇した後に火器重視のファイトスタイルが主流になった事もある。その結果、それら銃火器の扱いを巡ってコロニー間の緊張が高まったため、4年の延期を経て開催された第12回大会においては軌道修正のために[[シャッフル同盟]]から[[マスター・アジア]]が参戦する事態となる。
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結果的には、マスター・アジア以外にも優れた武闘家が多く参戦し、その実力を大いに見せつけたことにより、火器優勢の考えは単なる幻想であったと再認識されたため、続く第13回大会は第2回大会以降と同様に腕利きの武闘家達が参加者の多くを占めることとなった。
    
デザインは各国家のお国柄の象徴ともいうべき物<ref>アメリカがボクサー、フランスが近衛兵、オランダが風車、デンマークが人魚など。</ref>をモチーフとして極端にデフォルメ・パロディ化したデザインが大きな特徴となっており、メイン視聴者である低学年層に大きく受け入れられた。
 
デザインは各国家のお国柄の象徴ともいうべき物<ref>アメリカがボクサー、フランスが近衛兵、オランダが風車、デンマークが人魚など。</ref>をモチーフとして極端にデフォルメ・パロディ化したデザインが大きな特徴となっており、メイン視聴者である低学年層に大きく受け入れられた。