差分
→原作漫画版
=== 原作漫画版 ===
=== 原作漫画版 ===
旧校舎を根城にする学生運動のリーダーで命令を破った部下の耳や鼻を素手で引きちぎるなど狂気を孕んだ人物。だが、根っからの悪人ではなく全人類が平等に過ごせる理想の社会の構築のために現体制の破壊を目論む'''革命家'''である(言い換えれば、'''[[テロリスト]]に近い感じ'''なのだが)。全体のためならば個人は犠牲になっても仕方ないという極端な思考をしがちで、[[ゲッターチーム]]に加入した後も人類種の存続のためならば非人道的な選択も辞さない姿を度々見せている。なお、生身でも空手経験者(全国大会に殴りこみをかけて全員打ち倒せるレベル)の竜馬と互角に殴り合える。また、IQ300の天才でもあり、ゲッターチームのブレインとして活躍するだけでなく、[[早乙女博士]]の助手も務め、後にゲッター號を開発する。
他の漫画版のメンバー同様、漫画版の途中からはある程度丸くなっているが、その中でも隼人だけは非情な選択と悪人面を見せる姿が多かった。もっとも、彼もただ非情なだけの人物ではなく、敵の生体実験の犠牲になった[[民間人]]の処遇で竜馬と対立した際も、結局彼らを助けられなかった時は竜馬に「結局は無駄だったな」と声を掛け、自分達の無力さを悔いていた。また、従弟を初めとする学生運動時代の仲間達が[[百鬼帝国]]に利用されてしまった際は彼らをそこまで追いつめてしまったと苦悩する姿を見せる。武蔵を始めとするゲッターチームの仲間の死を誰よりも引きずっており、時に死に場所を求めているかのような姿を見せる事もある。
他の漫画版のメンバー同様、漫画版の途中からはある程度丸くなっているが、その中でも隼人だけは非情な選択と悪人面を見せる姿が多かった。もっとも、彼もただ非情なだけの人物ではなく、敵の生体実験の犠牲になった[[民間人]]の処遇で竜馬と対立した際も、結局彼らを助けられなかった時は竜馬に「結局は無駄だったな」と声を掛け、自分達の無力さを悔いていた。また、従弟を初めとする学生運動時代の仲間達が[[百鬼帝国]]に利用されてしまった際は彼らをそこまで追いつめてしまったと苦悩する姿を見せる。武蔵を始めとするゲッターチームの仲間の死を誰よりも引きずっており、時に死に場所を求めているかのような姿を見せる事もある。
[[早乙女研究所]]崩壊後は軍人<ref>『ゲッターロボ號』時の[[軍階級|階級]]は一佐。『ゲッターロボ アーク』時の階級は大佐。</ref>となっているが、かつて隼人が学生運動のリーダーだった事を考えるとツッコミどころ満載でもある。しかし、この時期の彼はある事件によって既にゲッターのパイロットとして復帰できない身体<ref>操縦自体は可能だが、長時間の戦闘で体中の傷跡が浮かび上がっている。</ref>となっていた。
[[早乙女研究所]]崩壊後は軍人<ref>『ゲッターロボ號』時の[[軍階級|階級]]は一佐。『ゲッターロボ アーク』時の階級は大佐。</ref>となっているが、かつて隼人が学生運動のリーダーだった事を考えるとツッコミどころ満載でもある。しかし、この時期の彼はある事件によって既にゲッターのパイロットとして復帰できない身体<ref>操縦自体は可能だが、長時間の戦闘で体中の傷跡が浮かび上がっている。</ref>となっていた。
続編の『[[ゲッターロボ アーク]]』では[[早乙女博士]]の後継者として[[早乙女研究所]]を取り仕切る「博士」であったり<ref>原作漫画とアニメでは髪の毛の色が異なり、前者は黒い髪色に対し後者は白髪になっている。</ref>、スピンオフ作品の『ゲッターロボ飛焔』(SRW未登場)『[[ゲッターロボ牌]]』では原作と繋がるキーマンとして出演している。これらの作品では指揮官として第一線から退きつつも、いざという時にはかつての雄姿を彷彿とさせる活躍ぶりをみせる。
続編の『[[ゲッターロボ アーク]]』では[[早乙女博士]]の後継者として[[早乙女研究所]]を取り仕切る「博士」であったり<ref>原作漫画とアニメでは髪の毛の色が異なり、前者は黒い髪色に対し後者は白髪になっている。</ref>、スピンオフ作品の『ゲッターロボ飛焔』(SRW未登場)『[[ゲッターロボ牌]]』では原作と繋がるキーマンとして出演している。これらの作品では指揮官として第一線から退きつつもいざという時にはかつての雄姿を彷彿とさせる活躍ぶりをみせる。
アニメ版とは違い、[[早乙女ミチル|早乙女ミチル]]と恋愛関係にはならないが行動を共にする場面は割と多く、仲は悪くはない。ここまでの危険人物だというのにミチルも懐が深いものである。『號』の時代には婚約者の[[ヤマザキ|山咲]]という女性が部下にいたが、プロフェッサー・ランドウが送り込んだ自爆メカを処理する際、隼人のコード切断の指示に従い爆死している。
ミチルの弟の[[早乙女元気]]とも意外と良好な関係にあるようで共に日光浴に興じたり、酔っ払った元気の腕白ぶりに苦笑したりと普通に良い「お兄ちゃん」ぶりを見せている。
竜馬とは正反対の[[性格]]だが、互いに認め合った戦友であり、ゲッター線の処遇で対立し、決別する事を決めた際も二人の友情そのものが揺らぐ事はなかった。竜馬と違い彼は[[ゲッター線]]を求めているが、ゲッター線の意思はゲッター線を嫌う竜馬の方に惹かれている様である。
竜馬とは正反対の[[性格]]だが互いに認め合った戦友であり、ゲッター線の処遇で対立し、決別する事を決めた際も二人の友情そのものが揺らぐ事はなかった。竜馬と違い、彼は[[ゲッター線]]を求めているがゲッター線の意思はゲッター線を嫌う竜馬の方に惹かれている様である。
アニメ版『アーク』においては彼の回想で話が進むことも多く、最終的には[[カムイ・ショウ]]の銃弾をワザと受けた後、竜馬の魂に促されたこともあり、ゲッター聖ドラゴンの封印を解き、ゲッターの申し子たちに「ハジをかくんじゃないぞ」という激励を残して旅立った。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==