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背部には予備の武装を格納できるウェポンラックやパラシュートパックを装備可能。ガンダムの最大の特長であったコア・ブロック・システムはオミットされており、コクピットも腹部から胸部へと配置が変更された。ハッチの位置もコクピット正面から上面へ変わっている。もともとが高性能機である本家ガンダムに使われるはずだった上質なパーツを流用しており、またジェネレーター<ref>ジェネレーターは量産性を高めてスペックを減らした物になっているという資料もある。</ref>や装甲材はガンダムとほぼ同等の性能の物が使用されているため、量産型と称している割にはかなり高性能な機体に仕上がっている。ただし、その性質上新規製造はおろか満足な修理さえ困難なほど機体のパーツが希少であり、損傷の激しい機体はEz-8やジムヘッドのように、別の機体のパーツを流用して補足・対応している。
 
背部には予備の武装を格納できるウェポンラックやパラシュートパックを装備可能。ガンダムの最大の特長であったコア・ブロック・システムはオミットされており、コクピットも腹部から胸部へと配置が変更された。ハッチの位置もコクピット正面から上面へ変わっている。もともとが高性能機である本家ガンダムに使われるはずだった上質なパーツを流用しており、またジェネレーター<ref>ジェネレーターは量産性を高めてスペックを減らした物になっているという資料もある。</ref>や装甲材はガンダムとほぼ同等の性能の物が使用されているため、量産型と称している割にはかなり高性能な機体に仕上がっている。ただし、その性質上新規製造はおろか満足な修理さえ困難なほど機体のパーツが希少であり、損傷の激しい機体はEz-8やジムヘッドのように、別の機体のパーツを流用して補足・対応している。
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本機は20機程が生産されたと言われるが、実際にはそれ以上存在すると思われる。詳しくは下記の余談を参照。
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本機の生産数は資料によって20機程、20数機、29機、と異なっているが、20機以上30機未満の数が存在すると思われる。詳しくは下記の余談を参照。このうちコジマ大隊に12機が(01・04・06・[[第08MS小隊]]<ref>[http://www.gundam-hardgraph.net/data/description04.html Data :: U.C.HARD GRAPH] 2023年3月16日閲覧。</ref>にそれぞれ3機ずつ)配備された。
    
[[陸戦型ジム]]は本機と同じ生産ラインで開発され、パーツに互換性がある。修理時に流用される事も多かった。
 
[[陸戦型ジム]]は本機と同じ生産ラインで開発され、パーツに互換性がある。修理時に流用される事も多かった。
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**[[陸戦型ジム]]と08小隊版[[ボール]]も同様であった。ボールに至っては'''未だに名称が定まっていない'''フシがある。
 
**[[陸戦型ジム]]と08小隊版[[ボール]]も同様であった。ボールに至っては'''未だに名称が定まっていない'''フシがある。
 
**[[ガンダムMk-III]]は名称がそのまま、各メディアで違うデザイン画が発表されており、その点で陸戦型ガンダムとは好対照である。
 
**[[ガンダムMk-III]]は名称がそのまま、各メディアで違うデザイン画が発表されており、その点で陸戦型ガンダムとは好対照である。
*本機は20機程が生産されたと言われるが、[[小説|小説版]]『第08MS小隊』ではコジマ大隊だけで04・06・[[第08MS小隊|08]]に配備されていることから9機は確定であり、それに『ガンダム戦記 Lost War Chronicles』で連邦側主人公([[漫画|漫画版]]での名前はマット・ヒーリィ)が乗り、『クライマックスUC』で主人公のカムナ・タチバナが乗り、[[コンピュータゲーム|アーケードゲーム]]『スピリッツオブジオン~修羅の双星~』に3機出てきて、『ミッシングリンク』の連邦側主人公トラヴィス・カークランドも改造機であるスレイヴ・レイスに乗り、更にブルーディスティニー計画で3機使用されていることから'''実際には20機を超えている'''と思われる。
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*本機は20機程が生産されたと言われるが、コジマ大隊に12機配備され、それに『ガンダム戦記 Lost War Chronicles』で連邦側主人公([[漫画|漫画版]]での名前はマット・ヒーリィ)が乗り、『クライマックスUC』で主人公のカムナ・タチバナが乗り、[[コンピュータゲーム|アーケードゲーム]]『スピリッツオブジオン~修羅の双星~』に3機出てきて、『ミッシングリンク』の連邦側主人公トラヴィス・カークランドも改造機であるスレイヴ・レイスに乗り、更にブルーディスティニー計画で3機使用されていることから'''実際には20機を超えている'''と思われる。20数機ないし29機なら特に矛盾しない。
 
**言ってしまえば、'''「一応ガンダム系列の機体で[[主人公]]機の箔は有り、しかしながらワンオフ機ではない」という事で[[一年戦争]]の[[外伝]]的なゲームのストーリーの主要登場人物の搭乗機体にはうってつけの機体'''なのである。
 
**言ってしまえば、'''「一応ガンダム系列の機体で[[主人公]]機の箔は有り、しかしながらワンオフ機ではない」という事で[[一年戦争]]の[[外伝]]的なゲームのストーリーの主要登場人物の搭乗機体にはうってつけの機体'''なのである。
 
***ただし、『修羅の双星』はパラレル設定で、これを事実とすると高機動型ザクR-2の生産数やフルアーマーガンダムの存在等々色々矛盾が出る(実際、漫画雑誌『ガンダムエース』で架空戦記として紹介されている)。
 
***ただし、『修羅の双星』はパラレル設定で、これを事実とすると高機動型ザクR-2の生産数やフルアーマーガンダムの存在等々色々矛盾が出る(実際、漫画雑誌『ガンダムエース』で架空戦記として紹介されている)。
***とはいえこれ以上はもう陸戦型ガンダムは増やせないという判断がされたらしく、後に一年戦争時外伝の主要登場人物の搭乗機体の座はペイルライダー(RX-80)という新しく設定された機体に譲っている。
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***とはいえこれ以上はもう陸戦型ガンダムは増やせない(30機を超えてしまう)という判断がされたらしく、後に一年戦争時外伝の主要登場人物の搭乗機体の座はペイルライダー(RX-80)という新しく設定された機体に譲っている。
 
*180mmキャノンをシールドに乗せて射撃する演出('''[[俗語・俗称|通称]]:輝き撃ち''')の元ネタは原作OPとされているが、こちらは立ち姿のままシールドに載せているように見えるが、これは'''「遠近法によって偶然そう見えているだけ」'''で、立ち姿のままシールドに乗せようとすると矛盾する。
 
*180mmキャノンをシールドに乗せて射撃する演出('''[[俗語・俗称|通称]]:輝き撃ち''')の元ネタは原作OPとされているが、こちらは立ち姿のままシールドに載せているように見えるが、これは'''「遠近法によって偶然そう見えているだけ」'''で、立ち姿のままシールドに乗せようとすると矛盾する。
 
**この事から、基本的に180mmキャノンはシールド無しで発射可能なのだが、演出的にもシールドに乗せた方が絵的に映える為か、SRW等ではOPラストのかがんだ体制の状態でシールドに乗せている場合が多い。[[SD]][[サイズ]]だとちょうど良いサイズなのである。恐らく発端は初代『SDガンダム Gジェネレーション』。
 
**この事から、基本的に180mmキャノンはシールド無しで発射可能なのだが、演出的にもシールドに乗せた方が絵的に映える為か、SRW等ではOPラストのかがんだ体制の状態でシールドに乗せている場合が多い。[[SD]][[サイズ]]だとちょうど良いサイズなのである。恐らく発端は初代『SDガンダム Gジェネレーション』。
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