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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ジオン公国軍]]の開発した[[量産型]][[モビルスーツ]]。「'''B3グフ'''」とも呼ばれる。
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[[ジオン公国軍]]の開発した[[量産型]][[モビルスーツ]]。「'''B3グフ'''」とも呼ばれる。勘違いされがちだが、通常のグフをノリス専用にカスタマイズした機体ではない。
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MS-07[[グフ]]を運用し易い様に再設計しており、運用に問題点のあったフィンガーバルカンを廃し、射撃兵装をオプション装備に変更する事で汎用性と射撃戦能力を高めている。また、グフの代名詞とも言える装備であるヒートロッドもワイヤータイプに変更されている。
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MS-07[[グフ]]を運用し易い様に再設計しており、運用に問題点のあったフィンガーバルカンを廃し、射撃兵装をオプション装備に変更する事で汎用性と射撃戦能力を高めている。また、グフの代名詞とも言える装備であるヒートロッドもワイヤータイプに変更されている。カラーリングも青中心だったグフから、水色中心になっている。
    
劇中では、[[ラサ]]にあるジオン軍秘密基地における戦闘で[[ノリス・パッカード]]が本機に搭乗しており、宇宙への脱出を図る病院船ケルゲレンの援護の為に出撃。量産型[[ガンタンク]]部隊を護衛する[[第08MS小隊]]と交戦している。その際、地形を大いに利用した戦い方で08小隊を翻弄しており、[[陸戦型ガンダム]]2機を手玉に取りつつ量産型ガンタンク3機のうちの2機を撃墜している。更に[[シロー・アマダ]]の[[ガンダムEz-8]]を機能停止に陥らせているが、最後は再起動したEz-8の攻撃を受けながらも残る1機の量産型ガンタンクを撃破し、自らもコクピットを両断されて大破した。この結果にシローは自らが敗北した事を認め、本機の残骸に向かって敬礼していた。
 
劇中では、[[ラサ]]にあるジオン軍秘密基地における戦闘で[[ノリス・パッカード]]が本機に搭乗しており、宇宙への脱出を図る病院船ケルゲレンの援護の為に出撃。量産型[[ガンタンク]]部隊を護衛する[[第08MS小隊]]と交戦している。その際、地形を大いに利用した戦い方で08小隊を翻弄しており、[[陸戦型ガンダム]]2機を手玉に取りつつ量産型ガンタンク3機のうちの2機を撃墜している。更に[[シロー・アマダ]]の[[ガンダムEz-8]]を機能停止に陥らせているが、最後は再起動したEz-8の攻撃を受けながらも残る1機の量産型ガンタンクを撃破し、自らもコクピットを両断されて大破した。この結果にシローは自らが敗北した事を認め、本機の残骸に向かって敬礼していた。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*『第08MS小隊』の制作以前である1993年に発売されたRPG『[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]』に、グフの上位のザコ敵として「グフカスタム」という名称の敵が登場していた。当然ながら名前が同じだけの別物。
 
*『第08MS小隊』の制作以前である1993年に発売されたRPG『[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]』に、グフの上位のザコ敵として「グフカスタム」という名称の敵が登場していた。当然ながら名前が同じだけの別物。
*本機(ノリス)の活躍はランバ・ラルという屈指の人気キャラの乗機でありながらザク、ゲルググ等に比べ今一エースキャラの搭乗機会に恵まれなかったり、さらに同じく地上用の機体であるドムの存在から雑魚としても微妙な立ち位置にいたグフという機体の存在感を一気に高めた。以後グフ、特にグフカスタムは様々な外伝作品でエース級の専用機として扱われる事が多くなった。
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*本機(ノリス)の活躍はランバ・ラルという屈指の人気キャラの乗機でありながら[[ザク]]、[[ゲルググ]]等に比べ今一エースキャラの搭乗機会に恵まれなかったり、さらに同じく地上用の機体である[[ドム]]の存在から[[やられメカ|雑魚]]としても微妙な立ち位置にいたグフという機体の存在感を一気に高めた。以後グフ、特にグフカスタムは様々な外伝作品でエース級の専用機として扱われる事が多くなった。
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**OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線』(SRW未参戦)ではオデッサ作戦の為に出撃しているが、こちらでは『08小隊』とは逆に陸戦強襲用ガンタンク(SRW未登場)に一蹴されてしまった。
 
*SRWでは「嵐の中で輝いて」が採用されているが、グフカスタムと言えば10話「震える山」にて現れると共に流れだす劇半曲『Ⅶ』、通称「ノリスのテーマ」も、その重厚さをバックに鬼神のごとき強さを見せるノリスの活躍と共にガンダムファンの印象に残るものとなっている。
 
*SRWでは「嵐の中で輝いて」が採用されているが、グフカスタムと言えば10話「震える山」にて現れると共に流れだす劇半曲『Ⅶ』、通称「ノリスのテーマ」も、その重厚さをバックに鬼神のごとき強さを見せるノリスの活躍と共にガンダムファンの印象に残るものとなっている。
  
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