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839 バイト追加 、 2023年2月28日 (火) 16:36
概要追記、セシリー項の追加など
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
指定したユニット1機の[[HP]]を回復する。[[小隊]]制の作品では、指定した1小隊のうち1機にのみ効果。自分にもかけられる。ほぼ全ての作品で固定値を回復させる効果である為、回復率はユニットのHPが高いほど下がっていく。なお、味方[[NPC]]を回復できるかどうかは、作品やステージによってまちまちである。
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指定したユニット1機の[[HP]]を回復する。[[小隊]]制の作品では、指定した1小隊のうち1機にのみ効果。自分にもかけられる。固定値を回復させる効果である作品が多く、回復率はユニットのHPが高いほど下がっていく。なお、味方[[NPC]]を回復できるかどうかは、作品やステージによってまちまちである。
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序盤や、イベントで強制的にHPを減少させられた場合などに効果を発揮する。ただ、後半になるとサポートキャラにはより有用な精神コマンドが揃っている場合が多く、自然とそちらに[[SP]]を回す事が多くなる。また、後半になるとHPや[[装甲]]や[[運動性]]の改造が進み、[[リアル系]]は[[回避]]によってダメージを受けないし、[[スーパー系]]は[[底力]]で粘る(本当にピンチのときは[[ド根性]]や[[修理装置]]などで回復する)ことが増えるので、大半の作品で2000~3000程度の回復量しかない「信頼」でこまめに回復する機会が減る。
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基本的には他者に掛けられる「[[根性]]」というポジションで、序盤や、イベントで強制的にHPを減少させられた場合などに効果を発揮する。そして、その根性同様、ゲーム中盤以降の価値は各作品の按配によって大きく変わりやすい。
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その為、ありがたみを感じるのは1周目の序盤やイベントでHPが減少した後ぐらいで、多くの場合、プレイヤーから必要とされる機会は少ないのではないだろうか。他にも、主人公が誕生日+血液型の組み合わせで習得する精神コマンドのラインナップの中に「信頼」がある組み合わせは、プレイヤーからは選ばれにくいだろう。
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価値が落ちる要因としては、後半になるにつれサポートキャラにより有用な精神コマンドが揃うと、自然とそちらに[[SP]]を回したくなる事。また、HP・[[装甲]]・[[運動性]]の[[改造]]が進み、[[リアル系]]は[[回避]]によってダメージを受けなくなり、[[スーパー系]]は[[底力]]で粘る(本当にピンチのときは[[ド根性]]や[[修理装置]]などで回復する)[[無双]]作戦が有効になると、大半の作品で2000~3000程度の回復量しかない「信頼」でこまめに回復する機会が減る。
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ただし、回復量が固定値ではなくパーセンテージの作品の場合は、使い勝手は固定値と比べて飛躍的に上昇し、終盤でも十分に活躍の機会があると思われる。
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その為、ありがたみを感じるのは1周目の序盤やイベントでHPが減少した後ぐらいで、多くの場合、プレイヤーから必要とされる機会は減りがちになる。主人公が誕生日+血液型の組み合わせで習得する精神コマンドのラインナップの中に「信頼」がある組み合わせは、プレイヤーからは選ばれにくいだろう。
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ただし、回復量が固定値ではなくパーセンテージの仕様や、ド根性が存在しない作品、[[ターゲット補正]]等で連続回避や自力での耐久作戦が困難な作品の場合、使い勝手は飛躍的に上昇する。ゲーム終盤でも十分に活躍の機会があると思われる。
    
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
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:回復量が2500と少し増えている。消費SPは10~30前後。
 
:回復量が2500と少し増えている。消費SPは10~30前後。
 
;[[無限のフロンティアシリーズ]]
 
;[[無限のフロンティアシリーズ]]
:パーセンテージ効果で、指定した味方一人のHPを最大値の30%回復。消費SPは[[楠舞神夜]]20、[[アシェン・ブレイデル]]25。『EXCEED』では[[ハーケン・ブロウニング]]、[[錫華姫]]らが前作で覚えていた[[根性]]が信頼に変更されたが、楠舞神夜は習得しなくなった。消費SPは3人とも30。
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:パーセンテージ効果で、指定した味方一人のHPを最大値の30%回復。消費SPは[[楠舞神夜]]20、[[アシェン・ブレイデル]]25。『EXCEED』では[[ハーケン・ブロウニング]]、[[錫華姫]]らが前作で覚えていた根性が信頼に変更されたが、楠舞神夜は習得しなくなった。消費SPは3人とも30。
 
;[[スーパーロボット大戦NEO]]
 
;[[スーパーロボット大戦NEO]]
 
:Lv1~3のレベル制で、レベルが上がるとHP回復量と効果範囲が大きくなるが、消費SPも増える(Lv1で消費SP20、HP1500回復、効果範囲3)。
 
:Lv1~3のレベル制で、レベルが上がるとHP回復量と効果範囲が大きくなるが、消費SPも増える(Lv1で消費SP20、HP1500回復、効果範囲3)。
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;[[ファ・ユイリィ]]
 
;[[ファ・ユイリィ]]
 
:信頼に限らず、精神コマンドの大半がサポート系で構成される。
 
:信頼に限らず、精神コマンドの大半がサポート系で構成される。
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;[[セシリー・フェアチャイルド]]
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:セシリー名義の全参戦作品で信頼を習得。「[[愛]]」とセットで習得する作品も複数あるが、ベラ・ロナとして[[クロスボーン・バンガード]]を率いる『[[第2次α]]』でのみ、「愛」はあっても「信頼」はない。深読みすれば、配下に収まってはいるものの[[ザビーネ・シャル|互いに信用しきれない一団]]をも抱える影響だろうか…。
 
;[[ルクレツィア・ノイン]]
 
;[[ルクレツィア・ノイン]]
:その信頼は愛しき人[[ゼクス・マーキス]]だけに留まらず。ガンダムWでは主要登場人物全員に最後まで信頼されているキャラクターである。
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:その信頼は愛しき人[[ゼクス・マーキス]]だけに留まらず。『[[新機動戦記ガンダムW|ガンダムW]]』シリーズでは主要登場人物全員に最後まで信頼されているキャラクターである。
 
;[[流竜馬 (OVA)]]
 
;[[流竜馬 (OVA)]]
 
:『第2次Z破界篇』で最初から覚えている。熱血役の竜馬にサポート系精神が合ってないという点はともかく、原作におけるプロローグ以前の段階から物語を展開させ、'''原作と違い隼人に裏切られない'''(仲間への信頼を失わない)という点を暗喩するなかなか面白い精神スキル設定と言える。もっとも初見でいきなり覚えているという状態なので今後のシナリオ展開を知らない原作ファンからが'''隼人への復讐を目論んだ竜馬が信頼を持っている'''という点で違和感や'''竜馬の信頼が隼人に裏切られてしまう'''という居た堪れなさを感じてしまうのは避けられない。また[[流竜馬|TV版]]の方でも覚えているが、『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』ではバグのトリガーとして有名に。
 
:『第2次Z破界篇』で最初から覚えている。熱血役の竜馬にサポート系精神が合ってないという点はともかく、原作におけるプロローグ以前の段階から物語を展開させ、'''原作と違い隼人に裏切られない'''(仲間への信頼を失わない)という点を暗喩するなかなか面白い精神スキル設定と言える。もっとも初見でいきなり覚えているという状態なので今後のシナリオ展開を知らない原作ファンからが'''隼人への復讐を目論んだ竜馬が信頼を持っている'''という点で違和感や'''竜馬の信頼が隼人に裏切られてしまう'''という居た堪れなさを感じてしまうのは避けられない。また[[流竜馬|TV版]]の方でも覚えているが、『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』ではバグのトリガーとして有名に。