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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[御使い]]直轄の機動兵器。獣脚類の恐竜か怪獣のような有機的な姿をしているが、'''生物ではなく、れっきとした兵器である'''。全身がディメンション・エナジー・クリスタル(DEC)で構成されており、歩行も攻撃も全て[[次元力|オリジン・ロー]]によって賄われる。
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[[御使い]]直轄の超大型重機動兵器で、「'''審判の巨獣'''」の異名を持つ。
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主に御使いの使役する霊魂[[イドム]]が制御し、肉体や生命への渇望を力として生きとし生ける者全てを破壊し、蹂躙し、殲滅する。その戦闘力は[[アンゲロイ|アンゲロイ・アルカ]]を遥かに凌駕し、[[ハイアデス]]の前の頭領を倒したのもこの機体。
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名称のエル・ミレニウムは、エルはヘブライ語で「神」、ミレニウムは「千年王国」を意味しており、和訳すると「神の千年王国」となる。
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御使いが監視する星に1体から3体が送り込まれ、[[北極|極]][[南極|点]]で休眠。御使いの意に反する進化を感知すると[[覚醒]]、その文明を完全に消滅させるまでひたすら暴れ続ける。そのあまりの強さと無慈悲な殲滅力から、銀河の伝承においては「'''審判の巨獣'''」として恐れられている。
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=== 機体概要 ===
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御使い側により、敵対する勢力はおろか文明そのものを完全に消滅させる目的で開発された重機動兵器。[[ゴジラ|獣脚類の恐竜か怪獣]]を想起させる有機的な姿をしているが、'''生物ではなくれっきとした兵器である'''。全身がディメンション・エナジー・クリスタル(DEC)で構成されており、歩行も攻撃も全て[[次元力|オリジン・ロー]]によって賄われ、飛行こそ不能ながらも短距離の瞬間移動が可能となっている。その戦闘力は[[アンゲロイ|アンゲロイ・アルカ]]とは比較にならないレベルで遥かに凌駕しており、主に御使いの使役する霊魂[[イドム]]が制御し、肉体や生命への渇望を力として生きとし生ける者全てを破壊し、蹂躙し、殲滅する。御使いが監視する星には必ず1体から3体が送り込まれており、[[北極|極]][[南極|点]]で休眠。御使いの意に反する進化を感知すると自動的に[[覚醒]]する仕掛けとなり、覚醒後はその文明を完全に消滅させるまでひたすら暴れ続ける。そのあまりの強さと無慈悲な殲滅力から、銀河の伝承においては「審判の巨獣」として恐れられている。
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なお、[[次元将]]の使役する[[次元獣]]は、本機をモデルとしたデッドコピーであったのだが、その力には雲泥の差がある。
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=== 劇中の様相 ===
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==== [[Zシリーズ]] ====
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本編の開始される以前より、同型の機体が御使いの意に反する形で進化を遂げた数々の文明を滅ぼして来たらしく、[[エルーナルーナ・バーンストラウス]]の父親でもある[[ハイアデス]]の前頭領を倒したのもこの機体とされている。
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[[サイデリアル]]による地球侵略作戦が失敗に終わった後、御使いの拠点である[[カオス・コスモス]]へ向かおうとしていた[[Z-BLUE]]の前に現れた[[怒りのドクトリン]]と[[楽しみのテンプティ]]の二人の御使いによって、極点で休眠状態となっていた3機のエル・ミレニウムが覚醒。その力と御使いの威圧により、当初はZ-BLUEを絶望に叩き込んだが、幾多の戦いを経て成長した後の彼らには及ばず、[[真化#真化融合|真化融合]]後に至っった後は全く相手にならなかった。
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==== [[スーパーロボット大戦30]] ====
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「[[古の宇宙]]」と呼ばれる場所に存在していたとされる本機を[[クエスターズ]]が回収。[[ゼル・ビレニウム]]と共に戦力として利用している。
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かつてはイドムによって動かされていたのを有人仕様でも運用出来るよう改造が施されているらしく、クエスターズの構成員である[[師父]]達が直接操縦する形で運用している。
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[[次元将]]の使役する[[次元獣]]は、このエル・ミレニウムをモデルとしたデッドコピーであるが、その力には雲泥の差がある。その力と御使いの威圧により、当初は[[Z-BLUE]]を絶望に叩き込んだが、幾多の戦いを経て成長した後の彼らには及ばず、[[真化#真化融合|真化融合]]後に至っては全く相手にならなかった。
   
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
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