28行目: |
28行目: |
| | | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[ネオ・ジオン]]軍が開発した[[量産型]][[モビルスーツ]]。 | + | === 機体概要 === |
| + | [[ネオ・ジオン]]軍が開発した[[量産型]][[モビルスーツ]]。[[キュベレイ]]の量産機として開発されているが、正確には[[エルピー・プル]]や[[プルツー]]といった初期型の[[プルクローン|プルシリーズ]]が搭乗していた[[キュベレイMk-II]]の量産型であると言える。カラーリングはグレー基調のものと黒基調のものの2種類がある。 |
| | | |
− | [[キュベレイ]]の量産機として開発されており、原型機よりも火力を強化している。カラーリングはグレー基調のものと黒基調のものの2種類がある。 | + | 大多数の敵を短時間で殲滅出来るよう設計された結果、オリジナル機よりも火力面の強化が行われる事になり、キュベレイのメインウェポンであったファンネルは搭載数が大幅に増加。それに更なる火力の向上を図る為、新たにアクティブカノンも装備しており、これらは搭乗する[[プルクローン]]達とオリジナル機に搭乗する[[ハマーン・カーン]]の能力差を埋める為の処置であった。ただし、重武装になってしまったが故に、機動性、運動性はオリジナル機よりも低下してしまったという代償が付いているが、それでも並のモビルスーツを遥かに凌駕するレベルの物は確保している。また、プルやプルツーに比べると、本機に搭乗していたプルシリーズ達は[[ニュータイプ]]としての能力が劣っている為、サイコミュの負担が大きく、その性能をフルに発揮しきれなかったという問題点も抱えていた。これらからも、高性能な量産機として完成しながらも、搭乗者には決して恵まれているとは言い切れなかった悲運の機体でもある。 |
| | | |
− | キュベレイのメインウェポンであるファンネルは搭載数が大幅に増加し、火力の向上を図るため、新たにアクティブカノンを装備。
| + | === 劇中の様相 === |
| + | 劇中では[[グレミー・トト]]率いるグレミー軍の戦力として多数が投入され、ハマーン軍と交戦している。当初は圧倒的に優位かと思われていたが、物量に勝るハマーン軍の前に次第に押されていった様で、そこに搭乗するクローン達のマスターであったグレミーが戦死した結果、指揮系統は半ば混乱してしまう。 |
| | | |
− | 劇中では[[グレミー・トト]]率いるグレミー軍の戦力として多数が投入され、[[ハマーン・カーン|ハマーン]]軍と交戦している。その後、グレミーが戦死した後は[[キャラ・スーン]]の[[ゲーマルク]]と交戦し、本機と[[プルクローン]]達は全滅したと[[マリーダ・クルス|思われたが…]]。
| + | その後は、[[ジュドー・アーシタ]]の[[ΖΖガンダム]]とハマーンのキュベレイとの戦闘に横槍を入れる形で襲撃。それを迎え撃った[[キャラ・スーン]]の[[ゲーマルク]]、[[ランス・ギーレン]]のガズアルと交戦し、ファンネルの波状攻撃によってランスのガズアルを撃破する事には成功したが、それに激怒したキャラのゲーマルクの猛反撃により多数の量産型キュベレイが返り討ちとなる。最後に残った1機がアクティブカノンで反撃しキャラのゲーマルクに致命傷を与えるも、暴走する彼女の特攻を受け、ゼロ距離からの一斉射撃を受けた結果、これも撃破された。この戦闘によって、本機とクローン達は全滅したと[[マリーダ・クルス|思われたが…]]。 |
| | | |
− | 『[[機動戦士ガンダムUC]]』では中破した状態の本機が登場している。 | + | 『[[機動戦士ガンダムUC]]』では中破した状態の本機が[[アナハイム・エレクトロニクス]]の管轄となっていたオーガスタ研究所に保管される形で登場。既にモビルスーツとしては使い物にならなくなっていたが、[[マリーダ・クルス|ある人物]]のトラウマを呼び起こさせる為の「材料」として[[マーサ・ビスト・カーバイン]]によって利用されている。 |
− | | |
− | ロボットアニメの量産型としては珍しく原型機よりも高性能だが、それがゲーム中に反映される事は無い。
| |
| | | |
| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |