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| 趣味 = 何かを知ること
 
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'''ウッソ・エヴィン'''は『[[機動戦士Vガンダム]]』の登場人物。
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'''ウッソ・エヴィン'''は『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[主人公]]。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[主人公]]。
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ヨーロッパ地方の片田舎[[ポイント・カサレリア|カサレリア]]に不法居住する少年だったが、軍国主義的集団[[ザンスカール帝国]]の襲撃に遭い[[クロノクル・アシャー]]の操縦する[[シャッコー]]と鉢合わせしたのを機に、その運命は大きく動き出す事になる。
 
ヨーロッパ地方の片田舎[[ポイント・カサレリア|カサレリア]]に不法居住する少年だったが、軍国主義的集団[[ザンスカール帝国]]の襲撃に遭い[[クロノクル・アシャー]]の操縦する[[シャッコー]]と鉢合わせしたのを機に、その運命は大きく動き出す事になる。
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=== 人物 ===
 
=== 人物 ===
基本的に真面目で礼儀正しい性格の持ち主。幼い頃より両親の[[ハンゲルグ・エヴィン]]と[[ミューラ・ミゲル]]からサバイバル訓練を受けており、パラグライダーによる飛行をこなしたり、クロノクルが「助からない」と確信して追うのを止めたほどの高さから生身で投げ出されても樹木を利用して衝撃を殺し、痛みに呻くもほぼ無傷(最も、ガンダム作品にはもっと高所から落下してもピンピンしていた[[ヒイロ・ユイ|主人公]]がいたが)だった事もある。[[リガ・ミリティア]]の活動に参加してからは両親探しがウッソの行動の機軸となっているが、同時に戦争をするのは自身や幼馴染のシャクティを守りたい一心からでもあった。
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基本的に真面目で礼儀正しい性格の持ち主。幼い頃より両親の[[ハンゲルグ・エヴィン]]と[[ミューラ・ミゲル]]からサバイバル訓練を受けており、パラグライダーによる飛行をこなし、クロノクルが「助からない」と確信して追うのを止めたほどの高さから生身で投げ出された際には樹木を利用して衝撃を殺し、痛みに呻くもほぼ無傷だった。[[リガ・ミリティア]]の活動に参加してからは両親探しがウッソの行動の機軸となっているが、同時に戦争をするのは自身や幼馴染のシャクティを守りたい一心からでもあった。
    
旧式のパイロットシミュレータで[[モビルスーツ]]操縦を教え込まれ(序盤で強奪したシャッコーを直ぐに乗りこなしたのもその為)、自家製の電子百科事典で様々な知識を得ており、また7歳頃にはナイフの扱いや自力での応急処置を学び、8歳の頃には連立方程式を解ける(中学生レベルの学力)程の知性を備えていた。その豊富な知識力と高い順応性より高いパイロット適性と[[ニュータイプ]]の素養を持ち、リガ・ミリティアのメンバーやザンスカール帝国のパイロットからはスペシャル、あるいはニュータイプと呼ばれていた(母・ミューラによると、そういった素養を持つ人間になるよう育てたとの事)。MS操縦の基本的な技量もさる事ながら、戦闘時の戦い方も変形や分離をフルに活用するなど独創的アイディアに富んでおり、機体の一部をミサイル替わりに飛ばしたり、3つの分離飛行形態のまま人型に戻らずに遠隔操作でハンガーからビームサーベルを取り出して斬りかかったりビームライフルによる射撃を行ったりとトリッキーな戦術を駆使し、必ずしも性能面においてザンスカールの新鋭機に対し特別優位とは言えない[[Vガンダム]]で、敵のエースを退けていく。Vガンダム搭乗時は、パイロットの搭乗する「[[コアファイター (V)|コアファイター]]だけでも帰還できればいい」というスタンスで機体の一部を破壊されてしまったり自ら破棄するシーンも多かったが、新鋭機である[[V2ガンダム]]に乗り換えてからは被弾する事さえ稀な圧倒的な強さを見せ、名実ともにリガ・ミリティアのエースとなった。
 
旧式のパイロットシミュレータで[[モビルスーツ]]操縦を教え込まれ(序盤で強奪したシャッコーを直ぐに乗りこなしたのもその為)、自家製の電子百科事典で様々な知識を得ており、また7歳頃にはナイフの扱いや自力での応急処置を学び、8歳の頃には連立方程式を解ける(中学生レベルの学力)程の知性を備えていた。その豊富な知識力と高い順応性より高いパイロット適性と[[ニュータイプ]]の素養を持ち、リガ・ミリティアのメンバーやザンスカール帝国のパイロットからはスペシャル、あるいはニュータイプと呼ばれていた(母・ミューラによると、そういった素養を持つ人間になるよう育てたとの事)。MS操縦の基本的な技量もさる事ながら、戦闘時の戦い方も変形や分離をフルに活用するなど独創的アイディアに富んでおり、機体の一部をミサイル替わりに飛ばしたり、3つの分離飛行形態のまま人型に戻らずに遠隔操作でハンガーからビームサーベルを取り出して斬りかかったりビームライフルによる射撃を行ったりとトリッキーな戦術を駆使し、必ずしも性能面においてザンスカールの新鋭機に対し特別優位とは言えない[[Vガンダム]]で、敵のエースを退けていく。Vガンダム搭乗時は、パイロットの搭乗する「[[コアファイター (V)|コアファイター]]だけでも帰還できればいい」というスタンスで機体の一部を破壊されてしまったり自ら破棄するシーンも多かったが、新鋭機である[[V2ガンダム]]に乗り換えてからは被弾する事さえ稀な圧倒的な強さを見せ、名実ともにリガ・ミリティアのエースとなった。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 
:音声が新録された。最速参戦は宇宙ルート「旅立ちの日」より。[[Vダッシュガンダム]]に搭乗して参戦。
 
:音声が新録された。最速参戦は宇宙ルート「旅立ちの日」より。[[Vダッシュガンダム]]に搭乗して参戦。
:男主人公のエッジと良く絡む他、若い世代で偏見が無いということからクワトロに積極的に歩み寄っていく姿勢を見せる。
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:男主人公の[[エッジ・セインクラウス]]と良く絡む他、若い世代で偏見が無いということからクワトロに積極的に歩み寄っていく姿勢を見せる。
 
:本作では終盤に原作通りカテジナに刺されるシーンが存在する(しかも専用スチル有り)が、「傷は深くない」と言って戦線に復帰した後、シナリオデモにおいてもその事には全く触れられず、治療も無しにピンピンしており、普通に会話に参加してくる。どれだけ浅い傷だったのだろうか。
 
:本作では終盤に原作通りカテジナに刺されるシーンが存在する(しかも専用スチル有り)が、「傷は深くない」と言って戦線に復帰した後、シナリオデモにおいてもその事には全く触れられず、治療も無しにピンピンしており、普通に会話に参加してくる。どれだけ浅い傷だったのだろうか。
 
:以前までの作品では[[V2ガンダム]]が分身を所持している事があったが、本作では機体側から分身が削除された代わりにウッソのエースボーナスに分身相当の効果(エフェクト等は無く単純な回避と同じ動作となる)が含まれている。
 
:以前までの作品では[[V2ガンダム]]が分身を所持している事があったが、本作では機体側から分身が削除された代わりにウッソのエースボーナスに分身相当の効果(エフェクト等は無く単純な回避と同じ動作となる)が含まれている。
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;[[クロノクル・アシャー]]
 
;[[クロノクル・アシャー]]
 
:当初は[[シャア・アズナブル]]のような仮面の[[ライバル]]だったが、そちらよりもあまり活躍せずに死亡。結果的には、[[ジェリド・メサ]]に近い立ち位置のキャラになったと言える。
 
:当初は[[シャア・アズナブル]]のような仮面の[[ライバル]]だったが、そちらよりもあまり活躍せずに死亡。結果的には、[[ジェリド・メサ]]に近い立ち位置のキャラになったと言える。
:ボンボン版では幾度も戦う宿敵で、最後は彼の乗る[[ドッゴーラ|ドッゴーラ改]]と激突する。
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:漫画版では幾度も戦う宿敵で、最後は彼の乗る[[ドッゴーラ|ドッゴーラ改]]と激突する。
 
;[[ルペ・シノ]]、[[ファラ・グリフォン]]
 
;[[ルペ・シノ]]、[[ファラ・グリフォン]]
 
:カテジナに負けず劣らず因縁のある強敵。ガンダムシリーズにおいて、主人公の強敵になる相手は男性が圧倒的に多いが、ウッソは女性の強敵が多いという逆転現象が起きており、またそれぞれ方向性は違えど、カテジナとは異なる形でウッソにトラウマを植え付けていく。
 
:カテジナに負けず劣らず因縁のある強敵。ガンダムシリーズにおいて、主人公の強敵になる相手は男性が圧倒的に多いが、ウッソは女性の強敵が多いという逆転現象が起きており、またそれぞれ方向性は違えど、カテジナとは異なる形でウッソにトラウマを植え付けていく。
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:『D』では友人同士であり、良き兄貴分である。
 
:『D』では友人同士であり、良き兄貴分である。
 
;[[ヴァン]]
 
;[[ヴァン]]
:『30』では、ピピニーデンの人質にされたミゲルの窮地を救うなど恩人となる。
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:『30』では、ピピニーデンの人質にされたミューラの窮地を救い恩人となる。
    
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
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:『D』での良き兄貴分。オデロと喧嘩した際に陰ながら仲直りさせるためのお膳立てをした。
 
:『D』での良き兄貴分。オデロと喧嘩した際に陰ながら仲直りさせるためのお膳立てをした。
 
;[[リュウセイ・ダテ]]
 
;[[リュウセイ・ダテ]]
:『30』…に転移する前の、彼が元いた世界ではウッソとは仲間だったらしい。実際『30』本編で出会った際は混乱が生じたものの、誤解が解けた後は「こっちのウッソも優しい」と好意的な反応を示している。
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:『30』では転移前の世界でウッソと仲間だった。このため『30』の世界で出会った際は混乱が生じたが、誤解が解けた後は「こっちのウッソも優しい」と好意的な反応を示している。
 
:ちなみに、『新』やαシリーズと、彼の参戦する版権作品では仲間になることが多く、意外と縁が深い。
 
:ちなみに、『新』やαシリーズと、彼の参戦する版権作品では仲間になることが多く、意外と縁が深い。
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:『30』の対[[バタララン・ドゥ]]の特殊台詞。
 
:『30』の対[[バタララン・ドゥ]]の特殊台詞。
 
;「母さんのガンダムなんだ! V2を信じる!」
 
;「母さんのガンダムなんだ! V2を信じる!」
:『30』において[[V2アサルトバスターガンダム]]搭乗時、光の翼を使用するときの台詞の一つ。母のガンダムと共に、ウッソは戦場を羽ばたく。余談だが、30では母ミューラは[[ヴァン]]の活躍で生命を救われるため、原作のような悲劇は起こらない。
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:『30』において[[V2アサルトバスターガンダム]]搭乗時、光の翼を使用するときの台詞の一つ。母のガンダムと共に、ウッソは戦場を羽ばたく。余談だが、『30』では母ミューラは[[ヴァン]]の活躍で生命を救われるため、原作のような悲劇は起こらない。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*[[ミューラ・ミゲル|母親の姓]]などから、「[[シャア・アズナブル|シャア]]の孫ではないか?」という憶測もあったが、監督である富野由悠季により否定されている。
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*ウッソ役を演じた阪口大助氏のデビュー作&初主役キャラ。当時は新人であったことから、初回のアフレコ時には富野監督に怒鳴られ、以降の話でも複数回の録り直しが当たり前だったが、そのおかげで氏の声優としての土台が作られることとなった<ref name="GS">[https://web.archive.org/web/20120105114307/http://girls-style.jp/interview/012/02sop01_gs.php 【Style of the PRINCE】第12回ゲスト:阪口 大助さん Vol.2] 2023年1月6日閲覧。</ref>。
*ウッソ役を演じた阪口大助氏のデビュー作&初主役キャラ。当時は新人であったことから、アフレコの度に富野監督から演技力の未熟さを怒られていたそうである。しかし、その指導のおかげで演技力がついたと感謝しているのも有名な話である。
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**富野監督には手を挙げられたとも長年言われていたが、これは阪口氏本人が否定している<ref name="GS" />。
**ちなみに鉄拳制裁まで受けていたと長年言われていたが、これは阪口氏本人が否定している。
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*ウッソ役を演じた阪口大助氏にとって、「ガンダムシリーズで主役を演じる」というのは声優としての夢であり、デビュー作でそれを叶えてしまったので、その件を話題に出して「(Vガンダム以降は)余生を過ごしている状態」と言ったりもしている。
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*ウッソは宇宙世紀のガンダムシリーズにおける最年少男性MSパイロットと言われることが多いのだが、実はウッソは2番目であり、1番は[[ハサウェイ・ノア]]である。女性も含めれば、[[エルピー・プル]]や[[プルツー]]も、それ以前に加わることになる。
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**最年少男性主人公MSパイロットと言うなら間違っていないが、他の主人公よりも特別に年齢が低いわけでなく、実は[[ジュドー・アーシタ]]も第1話の時点では13歳5ヶ月で同年齢。また現在では[[キオ・アスノ]]も同じく13歳である。
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*名前の由来は「ウッソ」→「嘘」であり、姓の方も「エヴィン」→「鋭敏」であり、総括して「こんな出来すぎた少年は嘘だ」という意味で名づけられているとか。
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**劇中にも母親が「両手が使えた方が得だから」とウッソを両利きに矯正する場面が存在するなど、ウッソの持つ各種のスキルは、両親が「自分たちの考える理想的な子供」を作るための教育を施した結果であることがわかる。富野由悠季は、『Vガンダム』に関する後のインタビューでも「そうやって作られた『理想のいい子たち』が自己を肯定してゆくと、恐ろしいことになる」と発言している。
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**『Vガンダム』と同年代である宇宙世紀0153年を舞台とする『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] ゴースト』(SRW未参戦)の主人公フォント・ボーはウッソと逆の意味で名付けられている(「嘘」に対する「本当」)。
   
*『月刊コミックボンボン』で連載されていたコミカライズでは、アニメ版とは異なり破天荒な熱血少年として描かれている(容姿すら大分異なる)。原作とはまた一味違ったイメージから、こっちのウッソも人気が高い。
 
*『月刊コミックボンボン』で連載されていたコミカライズでは、アニメ版とは異なり破天荒な熱血少年として描かれている(容姿すら大分異なる)。原作とはまた一味違ったイメージから、こっちのウッソも人気が高い。
  
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