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| 弐号機に差し向けられた量産機の戦闘能力は高くなく、アスカが完調だったこともあるだろうが9機全機が弐号機の活動限界である3分30秒で蹴散らされた。<ref>ちなみに撃破された順番は以下の通り。9号機(頭部を潰された上に胴体ごと背骨を真っ二つにヘシ折られる)→11号機(湖面に押し倒されてプログナイフで頭部を一突き)→7号機(プログナイフで右腕を切り落とされるも反撃、アイアンクローを試みるも逆に首をロックされてヘシ折られる)→6号機(7号機の剣を拾った弐号機と切り結び袈裟斬りにされる)→12号機(剣で胴体真っ二つ)→8号機(剣で左脚を斬り落とされる)→10号機(隙を突いて弐号機を押し倒すも、頭部にニードルガンを二連続で撃ち込まれ沈黙)→5号機(建造物に叩き付けられた上に頭部を握り潰され、更に13号機に向かって投げつけられる)→13号機(5号機を投げつけられ、更に5号機ごと串刺しにする形で胸部を貫通してきた弐号機のパンチでコアを鷲掴みにされ、握り潰される)…となっている。</ref> | | 弐号機に差し向けられた量産機の戦闘能力は高くなく、アスカが完調だったこともあるだろうが9機全機が弐号機の活動限界である3分30秒で蹴散らされた。<ref>ちなみに撃破された順番は以下の通り。9号機(頭部を潰された上に胴体ごと背骨を真っ二つにヘシ折られる)→11号機(湖面に押し倒されてプログナイフで頭部を一突き)→7号機(プログナイフで右腕を切り落とされるも反撃、アイアンクローを試みるも逆に首をロックされてヘシ折られる)→6号機(7号機の剣を拾った弐号機と切り結び袈裟斬りにされる)→12号機(剣で胴体真っ二つ)→8号機(剣で左脚を斬り落とされる)→10号機(隙を突いて弐号機を押し倒すも、頭部にニードルガンを二連続で撃ち込まれ沈黙)→5号機(建造物に叩き付けられた上に頭部を握り潰され、更に13号機に向かって投げつけられる)→13号機(5号機を投げつけられ、更に5号機ごと串刺しにする形で胸部を貫通してきた弐号機のパンチでコアを鷲掴みにされ、握り潰される)…となっている。</ref> |
− | しかし直後に何事もなかったかのように(弐号機に与えられた損傷自体はほぼそのままの状態で)活動を再開し、[[ロンギヌスの槍]]で弐号機を串刺しにした挙句、鳥葬の如く群がり機体を食いちぎった(漫画版では串刺しにする直前に[[EVA初号機]]が間に合い弐号機を守りながら交戦している)。その後、初号機を寄代として[[サードインパクト]]を引き起こし、量産機は[[綾波レイ]]([[第2使徒リリス]])に変化し、そのまま量産機も寄代の一部となる。エンディング場面では死海の十字架に掛けられているさまが確認できる。漫画版では地球に落ちた後石化、遺跡と呼ばれている。また、少なくとも二体が日本に存在する事が確認できる。 | + | しかし直後に何事もなかったかのように(弐号機に与えられた損傷自体はほぼそのままの状態で)活動を再開し、[[ロンギヌスの槍]]で弐号機を串刺しにした挙句、鳥葬の如く群がり機体を食いちぎった。その後、初号機を寄代として[[サードインパクト]]を引き起こし、量産機は[[綾波レイ]]([[第2使徒リリス]])と同化して自らコアにロンギヌスの槍を突き刺すことで儀式の状態を固定化<ref>損傷状態からゾンビのごとく蘇生、捕食され残骸同然となった弐号機、頭や腹が抉られたまま生身の人間に近い姿のリリス化、最後は恍惚とした表情で槍で切腹…と一連の流れはグロテスクな要素が非常に強い。</ref>。しかし、リリスより離脱した初号機によりロンギヌス槍を破壊され全機が完全に機能を停止。石化し地球へ落下する。エンディングでは死海にて頭部が完全に失われた状態で十字架のように突き立っている姿を二体確認できる。 |
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| === 漫画版 === | | === 漫画版 === |
− | 復活したアスカの弐号機と死闘を繰り広げる点は劇場版と同じだが、戦闘力は劇場版を大きく上回っている。劇場版では9機全てが一度撃破されているが、漫画版は弐号機を劣勢に追い込んでおり、また弐号機のダウンまでに3機が生き残っている。再生能力も非常に高く、与えられたダメージを短時間で完全に回復させている。
| + | 復活したアスカの弐号機と死闘を繰り広げる点は劇場版と同じだが、戦闘力は大きく上回っている。9機全てが一度撃破されているが、弐号機を劣勢に追い込んでおり、また弐号機のダウンまでに3機が生き残っている。こちらでは串刺しにする直前に[[EVA初号機]]が間に合い弐号機を守りながら交戦しているが、再生能力も非常に高く、与えられたダメージを短時間で完全に回復させている<ref>漫画版は連載が長期化したためか、作業面の都合か、描写の整合性が取り切れていない面が多々あり、量産機に関しては復活した際は装甲形状や欠損部位含めて完全に修復されていたが、後の話数ではアニメ版同様に欠損部位など破壊描写が残ったままとなっている。</ref>。最後は地球に落下後に石化。再生した世界では遺跡と呼ばれており、少なくとも二体が日本に存在する事が確認できる。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
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| ::追加シナリオでは[[碇ゲンドウ]]が[[第1使徒アダム]]の力で量産機を再生させ、手駒として運用する。全機が[[気力]]150なので、反撃を食わない[[マップ兵器]]を利用するなどして確実に葬りたい。なお、この面では増援に[[衝撃のアルベルト]]が登場し、[[第3使徒サキエル]]戦以来となる破天荒な戦いぶりが見られ、条件さえ整えれば使徒を撃破することも可能なので必見。 | | ::追加シナリオでは[[碇ゲンドウ]]が[[第1使徒アダム]]の力で量産機を再生させ、手駒として運用する。全機が[[気力]]150なので、反撃を食わない[[マップ兵器]]を利用するなどして確実に葬りたい。なお、この面では増援に[[衝撃のアルベルト]]が登場し、[[第3使徒サキエル]]戦以来となる破天荒な戦いぶりが見られ、条件さえ整えれば使徒を撃破することも可能なので必見。 |
| ;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}} |
− | :生き残っていたゼーレが[[αナンバーズ]]に差し向ける。EVA初号機を寄代としてサードインパクトを引き起こそうとするが、シンジが自我を取り戻したため失敗。その後はDC版α同様にゲンドウの手に渡り、αナンバーズと最後の戦いを行う。寄代状態の初号機に付き従っている際は無限再生するが、ゲンドウとの最終決戦時は普通に破壊できる。 | + | :生き残っていたゼーレが[[αナンバーズ]]に差し向ける。EVA初号機を寄代としてサードインパクトを引き起こそうとするが、シンジが自我を取り戻したため失敗。その後はDC版α同様にゲンドウの手に渡り、αナンバーズと最後の戦いを行う。 |
| + | :登場話数は本作でも数少ない1話3ステージ構成であり、その全てで戦闘することになる。高HP・HP回復(大)・ATフィールド(強)・攻撃力の高い長射程バリア貫通攻撃と、『α』での鬱憤を晴らすかのような強敵となっている。1、2ステージめは9機が円形配置となっており、一度射程内に踏み込むと複数体からの集中攻撃に晒されるため防御型のユニットはかなり厳しい戦いを強いられる。数が少ないので一気に片づけられるが、2ステージめは連戦扱いで精神ポイントの消費状態も引き継がれ、撃墜してもその場で復活するため進軍も困難。全編通しても攻略難度のかなり高い凶悪な相手となっている。(加えて熟練度獲得には1対9の持久戦を要求される) 3ステージめのゲンドウとの最終決戦はほぼイベントバトルと言ってよく、比較的楽に撃破できるのが救いか。 |
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| === Scramble Commanderシリーズ === | | === Scramble Commanderシリーズ === |
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| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX}} |
| :大まかな流れは前々作『[[スーパーロボット大戦α|α]]』と一緒。今回は『α』での[[流竜馬]]や[[兜甲児]]達の代わりに、[[ロム・ストール]]がいつもの口上とともに救援一番手として駆けつけてくれる。他のシーン同様、お約束的に「!?」と驚愕してくれる量産機がなかなかシュール。 | | :大まかな流れは前々作『[[スーパーロボット大戦α|α]]』と一緒。今回は『α』での[[流竜馬]]や[[兜甲児]]達の代わりに、[[ロム・ストール]]がいつもの口上とともに救援一番手として駆けつけてくれる。他のシーン同様、お約束的に「!?」と驚愕してくれる量産機がなかなかシュール。 |
− | :次面「遙か久遠の彼方」にて再戦するが、気力の上がっていない状態でまともにやり合うと手強いので1機ずつ確実に撃破しよう。こちらでは敗北条件に関わる機体が多い上に、あろうことかその敗北条件になっている機体(特に初号機)ばかりを執拗に狙ってくるのでMX最大の難ステージとなっており、ラスボスよりも厄介である。 | + | :次面「遙か久遠の彼方」にて再戦するが、気力の上がっていない状態でまともにやり合うと手強いので1機ずつ確実に撃破しよう。こちらでは敗北条件に関わる機体が多い上に、あろうことかその敗北条件になっている機体(特に初号機)ばかりを執拗に狙ってくるので注意。初登場ステージでも一時的に[[EVA弐号機]]だけで相手にしなければならないため、総じてラスボスよりも厄介である。 |
| :;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX PORTABLE}} | | :;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX PORTABLE}} |
| ::HPがPS2版から1.5倍跳ね上がってるので更に倒すのが面倒になった。 | | ::HPがPS2版から1.5倍跳ね上がってるので更に倒すのが面倒になった。 |
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| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
| ;対[[EVA弐号機]] | | ;対[[EVA弐号機]] |
− | :全ての量産機が倒されたが、復活の末に鳥葬の如くEVA弐号機を捕食した。 | + | :全ての量産機が倒されたが、復活の末にEVA弐号機を機能停止に追い込み鳥葬の如く捕食した。 |
| :シンジが駆け付けた際には弐号機は既に完膚なきまでに蹂躙されつくしており、二号機の肉片を加えて輪になって飛び回るという凄惨な光景を目の当たりにしたショックでシンジは発狂、サードインパクトのトリガーを引いてしまった。 | | :シンジが駆け付けた際には弐号機は既に完膚なきまでに蹂躙されつくしており、二号機の肉片を加えて輪になって飛び回るという凄惨な光景を目の当たりにしたショックでシンジは発狂、サードインパクトのトリガーを引いてしまった。 |
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| *カプコン開発のゲーム『モンスターハンター』シリーズに登場する「フルフル」という飛竜種モンスターが「全身が白いボディカラー」「目の無い頭部」とEVA量産機と共通するような外見をしているため、一部のエヴァファンやモンハンプレイヤーからネタにされている。 | | *カプコン開発のゲーム『モンスターハンター』シリーズに登場する「フルフル」という飛竜種モンスターが「全身が白いボディカラー」「目の無い頭部」とEVA量産機と共通するような外見をしているため、一部のエヴァファンやモンハンプレイヤーからネタにされている。 |
| *エヴァ版[[SDガンダム]]のようなマルチメディア企画『ぷちえゔぁ』では、歴代[[使徒]]が在籍する「シト高校」のモブとして'''「量産子分」'''の名で登場する。 | | *エヴァ版[[SDガンダム]]のようなマルチメディア企画『ぷちえゔぁ』では、歴代[[使徒]]が在籍する「シト高校」のモブとして'''「量産子分」'''の名で登場する。 |
| + | *2002年放映のホラー[[映画]]『ストーカー』にEVA量産機の玩具(SEGA製)が登場する。故ロビン・ウィリアムズ演じる男性店員に子供が、「'''空飛ぶ正義の味方でシルバーの剣で敵を倒すんだ'''」と紹介している。ゼーレ視点で見方を変えればある意味では間違ってはいないが…。 |
| + | **ちなみにこの玩具は、日本アニメの大ファンでもあるロビン氏個人の私物らしい。 |
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| ==脚注== | | ==脚注== |