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しかし、内心では兄弟姉妹でさえ[[暗殺]]を繰り広げるブリタニアの皇位継承の争いの中で垣間見た「嘘」に満ちた世界に絶望しており、双子の兄[[V.V.]]、そして[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]など志を同じくする者と共にラグナレクの接続によって、「嘘のない世界」を作ることを目指していた。それ故に、現在の世界に対する未練は無い所か、興味さえ示していない。
 
しかし、内心では兄弟姉妹でさえ[[暗殺]]を繰り広げるブリタニアの皇位継承の争いの中で垣間見た「嘘」に満ちた世界に絶望しており、双子の兄[[V.V.]]、そして[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]など志を同じくする者と共にラグナレクの接続によって、「嘘のない世界」を作ることを目指していた。それ故に、現在の世界に対する未練は無い所か、興味さえ示していない。
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世界中に戦争を仕掛けたのも、散らばったラグナレクの接続に関係する「遺跡」を制圧下に治めるのが本当の目的で、弱肉強食の持論すらも、はっきり言ってしまえば、兵士達に世界各地に戦争を仕掛ける意欲を高揚させる為の「お題目」程度の物でしかなかった。戦争の中で息子の[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]や娘の[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]が死んだ事にも、その死を利用する事はあっても実際は無関心であるが、唯一心を許した皇妃であるマリアンヌとの間の子である[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]と[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]に対しては、彼なりに愛情を持ってはいる(少なくともマリアンヌよりは)。
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世界中に戦争を仕掛けたのも、散らばったラグナレクの接続に関係する「遺跡」を制圧下に治めるのが本当の目的で、弱肉強食の持論すらも、はっきり言ってしまえば、兵士達に世界各地に戦争を仕掛ける意欲を高揚させる為の「お題目」程度の物でしかなかった。戦争の中で息子の[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]や娘の[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]が死んだ事にも、その死を利用する事はあっても実際は無関心であるが、これは彼の最終目的が達成されれば死者との邂逅も叶うとされているため、死を絶対的な離別と捉えていない故に反応が薄い可能性も残る。ただし、唯一心を許した皇妃であるマリアンヌとの間の子である[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]と[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]に対しては、かなり気に入っていた様で彼なりに愛情を持ってはいる(少なくともマリアンヌよりは)。
    
普段は「黄昏の間」という空間におり、そこに存在する思考エレベーター「[[アーカーシャの剣]]」に身を置いている。その計画を進める中でギアスに関わり、「ラグナレクの接続」を最終目標とするようになる。'''シャルルは息子のルルーシュ同様の「優しさを持つが故の偽悪者」だったとも言える'''が、人類への絶望か、人類へ希望を託すかが彼等を大きく分けることとなった。
 
普段は「黄昏の間」という空間におり、そこに存在する思考エレベーター「[[アーカーシャの剣]]」に身を置いている。その計画を進める中でギアスに関わり、「ラグナレクの接続」を最終目標とするようになる。'''シャルルは息子のルルーシュ同様の「優しさを持つが故の偽悪者」だったとも言える'''が、人類への絶望か、人類へ希望を託すかが彼等を大きく分けることとなった。
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=== その他 ===
 
=== その他 ===
シャルル達の目的としていた「ラグナレクの接続」とは、アーカーシャの剣によって人間の思考世界「Cの世界」に干渉。不老不死のコードを使い、全人類の意識を集合無意識へとリンクさせる……大雑把に言えば、'''全人類の意識を共有させる'''というもの。これが完成すると、人類は他人に思考の全てをさらけ出す形となり、さらにCの世界に残る故人の記憶や思念とのアクセスも可能となる。
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シャルル達の目的としていた「ラグナレクの接続」とは、アーカーシャの剣によって人間の思考世界「Cの世界」に干渉。不老不死のコードを使い、全人類の意識を集合無意識へとリンクさせる……大雑把に言えば、'''全人類の意識を共有させる'''というもの。これが完成すると、人類は他人に思考の全てをさらけ出す形となり、さらにCの世界に残る故人の記憶や思念とのアクセスも可能となる。更にはこの全人類の意識共有は生者・死者も問わないものとされているため、事実上の死者との邂逅も叶うとされる。
    
全人類の意識共有というのは、スパロボ参戦作で例えるなら『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[ダブルオーライザー|トランザムバースト]]が全人類に対して常時展開されているようなものと考えれば分かりやすいかもしれない。他のロボットアニメでは『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』における[[人類補完計画]]の別方策とも云える。
 
全人類の意識共有というのは、スパロボ参戦作で例えるなら『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[ダブルオーライザー|トランザムバースト]]が全人類に対して常時展開されているようなものと考えれば分かりやすいかもしれない。他のロボットアニメでは『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』における[[人類補完計画]]の別方策とも云える。
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;[[V.V.]]
 
;[[V.V.]]
 
:実の兄。外見では判断できないが、これはV.V.がC.C.と同様に[[コード]]の所持者により[[不老不死]]であるため。目的の為に弟が表で、兄が裏で動いている。
 
:実の兄。外見では判断できないが、これはV.V.がC.C.と同様に[[コード]]の所持者により[[不老不死]]であるため。目的の為に弟が表で、兄が裏で動いている。
:誰に対しても尊大な言動と態度を貫徹するシャルルだが、兄であるV.V.に対しては「兄さん」と呼んで敬語を使うなど『弟』として唯一若干柔らかい言葉遣いと物腰で接している。
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:誰に対しても尊大な言動と態度を貫徹するシャルルだが、兄であるV.V.に対しては「兄さん」と呼んで敬語を使うなど『弟』として唯一若干柔らかい言葉遣いと物腰で接している。C.C.曰くシャルルはV.V.を非常に慕っていたとの事。
 
;[[オデュッセウス・ウ・ブリタニア]]
 
;[[オデュッセウス・ウ・ブリタニア]]
 
:第1皇子。しかし、劇中ではほとんど接点がない。
 
:第1皇子。しかし、劇中ではほとんど接点がない。
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:第7皇女。母マリアンヌの死と共に国外追放された。[[ブラックリベリオン]]の際、本国に送還された彼女を皇族に復帰させ、後に[[エリア11]]総督に任命した。
 
:第7皇女。母マリアンヌの死と共に国外追放された。[[ブラックリベリオン]]の際、本国に送還された彼女を皇族に復帰させ、後に[[エリア11]]総督に任命した。
 
:ナナリー自身は兄程ではないにしても、父にはあまり良い感情を持っていない模様。
 
:ナナリー自身は兄程ではないにしても、父にはあまり良い感情を持っていない模様。
: ちなみに、'''ナナリーの容姿や髪の毛と瞳の色は、父シャルル譲りのものである'''<ref>回想シーンで登場した幼少期のシャルルの写真で確認出来る。</ref>。
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: ちなみに、'''ナナリーの容姿や髪の毛と瞳の色は、父シャルル譲りのものである'''<ref>回想シーンで登場した幼少期や皇帝即位直後のシャルルの姿で確認出来る。</ref>。
 
:「ナイトメア・オブ・ナナリー」では、ルルーシュではなく彼女と対峙する事になり、一時は計画が果たされかけるが彼女の親友にして騎士の説得ですべてを受け入れたナナリーの意思によって計画は破綻する。
 
:「ナイトメア・オブ・ナナリー」では、ルルーシュではなく彼女と対峙する事になり、一時は計画が果たされかけるが彼女の親友にして騎士の説得ですべてを受け入れたナナリーの意思によって計画は破綻する。
 
;[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]]
 
;[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]]
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