差分
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現在はフラグ立てによる死亡回避や和解など、単純に'''扱いの向上'''という意味でこの語を用いる場合も多い。この例としては「クロスオーバーや再構築によるストーリー面での優遇」「能力値の高水準設定によるステータス面での優遇」「戦闘アニメーションの作りこみによる演出面での優遇」などのパターンがある。
現在はフラグ立てによる死亡回避や和解など、単純に'''扱いの向上'''という意味でこの語を用いる場合も多い。この例としては「クロスオーバーや再構築によるストーリー面での優遇」「能力値の高水準設定によるステータス面での優遇」「戦闘アニメーションの作りこみによる演出面での優遇」などのパターンがある。
「原作では短気で粗暴」「原作ではネガティブ」「原作では独善的な理論を振りかざす」「原作では強さが二線級」など、一般的には原作における立ち位置的にユーザーの感情移入を呼び込み難いキャラクターに対しても補正がかかる場合は多く、それらのキャラクターのファンにとっては救済措置の一種ともいえ、補正に期待を抱くプレイヤーも多い。また、スパロボへの参戦は製作者側にとっても、原作とはかなり方向性が異なる設定を試す・或いは原作で未完に終わった設定を追加する機会でもあり、原作者側の協力が得られた場合には非常に強力な補正がかかる場合がある。
この手の補正で有名な例として、性格面では[[碇シンジ]]、能力面では[[ディアッカ・エルスマン]]、シナリオ面では[[シン・アスカ]]、意外性では[[ギュネイ・ガス]]、生存という点では[[エルピー・プル]]、[[ダイゴウジ・ガイ]]、[[白鳥九十九]]などが挙げられる。
この手の補正で有名な例として、性格面では[[碇シンジ]]、能力面では[[ディアッカ・エルスマン]]、シナリオ面では[[シン・アスカ]]、意外性では[[ギュネイ・ガス]]、生存という点では[[エルピー・プル]]、[[ダイゴウジ・ガイ]]、[[白鳥九十九]]などが挙げられる。
また趣が異なる内容としては、2000年代後半から増加した「原作の限りではロボットものと言えない」作品群……[[フルメタル・パニックシリーズ]]、[[SDガンダムシリーズ]]、『[[魔法騎士レイアース]]』等も、スパロボの構成上ロボット同士の戦闘が主体にされざるを得ないという観点で、大きな補正を受けて参戦してきたグループと言える。(特にソーシャルゲームシリーズには多数の該当作品が存在する。)
また趣が異なる内容としては、2000年代後半から増加した「原作の限りではロボットものと言えない」作品群……[[フルメタル・パニックシリーズ]]、[[SDガンダムシリーズ]]、『[[魔法騎士レイアース]]』等も、スパロボの構成上ロボット同士の戦闘が主体にされざるを得ないという観点で、大きな補正を受けて参戦してきたグループと言える(特にソーシャルゲームシリーズには多数の該当作品が存在する)。
なお、稀に「原作よりも頭の回転が悪い」、「原作と違って人間的に成長しない」、「キャラクターが根本から悪い方向に崩壊している」などのように、原作に比べて扱いが'''改悪'''される場合もあるが、これらについても基本的にはスパロボ補正と呼ぶ。こちらの方向性に補正のかかるキャラクターの代表例は、原作では死亡しないにも関わらずスパロボでの死亡率が高い[[三輪防人]]などである。彼の場合はある種の名物キャラとして多くのプレイヤーに受け入れられているが、残念ながら、原作ファンやプレイヤーから不評を買ってしまうスパロボ補正も存在する。
プレイヤーにとって改善か改悪か受け取り方が分かれる、と言う補正も有る。例えば、「死亡イベントがカットされて生存するが、そのままシナリオからフェードアウト」と言う場合、「死なずに済んだので改善」とも取れるし「死亡シーンと言う見せ場を失ったので改悪」とも取れる。
プレイヤーにとって改善か改悪か受け取り方が分かれる、と言う補正も有る。例えば、「死亡イベントがカットされて生存するが、そのままシナリオからフェードアウト」と言う場合、「死なずに済んだので改善」とも取れるし「死亡シーンと言う見せ場を失ったので改悪」とも取れる。