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| {{登場人物概要 | | {{登場人物概要 |
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Cyclaminos]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Cyclaminos]]<ref>Steam英語版にて確認。</ref> |
| | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] | | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] |
| *{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} | | *{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} |
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| === 「黒髪怨夜」 === | | === 「黒髪怨夜」 === |
− | 黒髪怨夜とは、『30』の世界における[[江戸時代]](年数は不明)の[[日本]]で書かれた怪談。[[メイヴィー・ホーキンス|メイヴィー]]も愛読している書物だが、元々は[[ドライストレーガー]]のメインシステムに登録されていた事が説明されている。
| + | 「黒髪怨夜」とは、『30』の世界における[[江戸時代]](年数は不明)の[[日本]]で書かれた怪談。[[メイヴィー・ホーキンス|メイヴィー]]も愛読している書物だが、元々は[[ドライストレーガー]]のメインシステムに登録されていた事が説明されている。 |
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| 内容は'''「篝火」という名の美女の怨念が、一つの国を滅ぼす'''というものだが、幾つかのページが落丁しており、最終章部分しか読めていない状態だった。最終章には、篝火の怨念に蝕まれた人間は精神を破壊され永遠に苦しむ事になったと綴られている。そして、篝火と呼ばれるこの女性の正体こそが、[[クエスターズ]]との戦いに敗れた当時のサイクラミノスであり、人々の精神が破壊されたのは彼女の発した「支配の波動」によるものである。 | | 内容は'''「篝火」という名の美女の怨念が、一つの国を滅ぼす'''というものだが、幾つかのページが落丁しており、最終章部分しか読めていない状態だった。最終章には、篝火の怨念に蝕まれた人間は精神を破壊され永遠に苦しむ事になったと綴られている。そして、篝火と呼ばれるこの女性の正体こそが、[[クエスターズ]]との戦いに敗れた当時のサイクラミノスであり、人々の精神が破壊されたのは彼女の発した「支配の波動」によるものである。 |
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| そんな時、何らかの事情に陥った英影を助けるべく、サイクラミノスはエーオスの遺産の一部を使用した。しかし、エーオスの強大な力を目にした英影は精神的に歪み、元の彼とは別人のように変貌してしまう。そして自らの出世の為、英影はサイクラミノスをエーオスの遺産と共に主君に差し出すことを画策した。 | | そんな時、何らかの事情に陥った英影を助けるべく、サイクラミノスはエーオスの遺産の一部を使用した。しかし、エーオスの強大な力を目にした英影は精神的に歪み、元の彼とは別人のように変貌してしまう。そして自らの出世の為、英影はサイクラミノスをエーオスの遺産と共に主君に差し出すことを画策した。 |
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− | 英影の目論見に気付いたサイクラミノスは、自身を裏切った英影に激怒。英影に対する怒りや憎しみに取り憑かれたサイクラミノスは、「支配の波動」によって英影を含む一国の人間全ての精神を破壊し、遂には国一つが滅亡。こうして、この顛末が怪談「黒髪怨夜」として後世へと伝わるのだった。
| + | 英影の目論見に気付いたサイクラミノスは、自身を裏切った英影に激怒。英影に対する怒りや憎しみに取り憑かれたサイクラミノスは、支配の波動によって英影を含む一国の人間全ての精神を破壊し、遂には国一つが滅亡。こうして、この顛末が怪談「黒髪怨夜」として後世へと伝わるのだった。 |
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| だが、一国を滅ぼしてもサイクラミノスの怨みや憎しみは収まることはなく、寧ろ次第に強まっていく一方で、彼女の心情に合わせて身に纏っていた衣装も黒衣へと変化した(また、篝火の名で呼ばれることを酷く嫌うようになった)。その後は自分を裏切った英影=地球人や、エーオスを滅ぼしたクエスターズへの怨みを抱え込んだまま、サブ・スペース内の本拠地・神大陸フローシアにて長い眠りに就いたが……。 | | だが、一国を滅ぼしてもサイクラミノスの怨みや憎しみは収まることはなく、寧ろ次第に強まっていく一方で、彼女の心情に合わせて身に纏っていた衣装も黒衣へと変化した(また、篝火の名で呼ばれることを酷く嫌うようになった)。その後は自分を裏切った英影=地球人や、エーオスを滅ぼしたクエスターズへの怨みを抱え込んだまま、サブ・スペース内の本拠地・神大陸フローシアにて長い眠りに就いたが……。 |
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| こうして虎視眈々と戦力を整え、怨敵の一つであるクエスターズがドライクロイツに敗れたのを確認すると、本格的に活動を開始。エトランゼの軍勢を一斉に出現させ、地球圏全体に総攻撃を仕掛けると共に、光の柱を巡る戦いでは[[アマンダラ・カマンダラ|オルドナ・ポセイダル]]、[[アレクシス・ケリヴ]]、[[Dr.ヘル]]を復活させる等、密かに暗躍を続けていた。 | | こうして虎視眈々と戦力を整え、怨敵の一つであるクエスターズがドライクロイツに敗れたのを確認すると、本格的に活動を開始。エトランゼの軍勢を一斉に出現させ、地球圏全体に総攻撃を仕掛けると共に、光の柱を巡る戦いでは[[アマンダラ・カマンダラ|オルドナ・ポセイダル]]、[[アレクシス・ケリヴ]]、[[Dr.ヘル]]を復活させる等、密かに暗躍を続けていた。 |
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− | しかし、[[藤原忍|忍]]や[[マサキ・アンドー|マサキ]]、[[クスハ・ミズハ|クスハ]]など複数の転移者には悪意による気配を感じ取られ、エーオスと因縁のある[[エッジ・セインクラウス|エッジ]]と[[アズ・セインクラウス|アズ]]には「ギフト」が反応する形で「オルキダケア以外のエーオスの生き残りがいる」と存在を認知されており、[[デトロイト]]での戦闘において初めてドライクロイツの前に姿を現した。 | + | しかし、[[藤原忍|忍]]や[[マサキ・アンドー|マサキ]]、[[クスハ・ミズハ|クスハ]]など複数の転移者には悪意による気配を感じ取られ、エーオスと因縁のある[[エッジ・セインクラウス|エッジ]]と[[アズ・セインクラウス|アズ]]には「ギフト」が反応する形で「オルキダケア以外のエーオスの生き残りがいる」と存在を認知されており、[[デトロイト]]での戦闘において初めてドライクロイツの前に姿を現した。ドライクロイツに対し、下僕としてエーオスに服従する事を誓うよう迫るが、そこへ生還した[[カールレウム・ヴァウル|カールレウム]]と[[グラヴァリン]]の奇襲を受け一時撤退する。 |
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− | 自身の名を明かした後は直ぐに姿を消すが、最後の光の柱がある[[南極]]で、フロスデウスに搭乗した状態で再び登場。[[カールレウム・ヴァウル|カールレウム]]が修復したアルティム・フィーニを一撃で破壊し、リベンジを果たすと同時にフロスデウスの圧倒的な力をドライクロイツに見せつけた。再び姿を消した後は、最終決戦の地となるフローシアにてドライクロイツを待ち受ける。
| + | その後、最後の光の柱がある[[南極]]の戦いで、フロスデウスに搭乗した状態で再び登場。カールレウムが修復したアルティム・フィーニを一撃で破壊し、リベンジを果たすと同時にフロスデウスの圧倒的な力をドライクロイツに見せつけた。それでも屈せぬ彼等から攻撃を受け、その行為に苛立ったサイクラミノスは「主に従わぬ下僕など不要」と断じて最大出力の支配の波動を放ち、ドライクロイツ全員の精神破壊を図る。ドライストレーガーの抵抗波動をも跳ね除けるが、直後にオルキダケアがドライストレーガーに助力したことで抵抗波動の出力が上がり、支配の波動を打ち破られる。 |
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| + | オルキダケアが密かにドライクロイツに協力しているのを悟ると、イーリスに戦いを見届けるよう指示。自らは姿を消し、最終決戦の地となるであろう神大陸フローシアにてドライクロイツを待ち受ける。 |
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| === 最終決戦 === | | === 最終決戦 === |
− | フローシアに辿り着いたドライクロイツの前に現れ、彼等に同行していたオルキダケアとの再会を果たす。オルキダケアに自身の側へ戻るように促し、更にドライクロイツにもエーオスへ服従するよう迫る。しかし、オルキダケアは「エゴと暴力で宇宙を支配していくサイクラミノスを恐れていた」「サイクラミノスへの恐れから、彼女とは別の方法でエーオスを再興させようとした」と本心を明かし、サイクラミノスの命令を拒否する。
| + | フローシアに辿り着いたドライクロイツの前に現れ、彼等に同行していたオルキダケアとの再会を果たす。オルキダケアに自身の側へ戻るように促し、更になおもドライクロイツにエーオスへ服従するよう迫る。しかし、オルキダケアは「エゴと暴力で宇宙を支配していくサイクラミノスを恐れていた」「サイクラミノスへの恐れから、彼女とは別の方法でエーオスを再興させようとした」と本心を明かし、サイクラミノスの命令を拒否する。 |
| | | |
| ドライクロイツも当然ながらサイクラミノスへの服従を拒絶するが、彼等が従わない事は最初から想定しており、同時にドライクロイツの力自体は認めているが、一方で彼等の存在を忌み嫌っている事を明かす。実は彼女がエトランゼと共に転移者を呼び込み、ドライクロイツに参加するように仕向けたのは、'''かつて自身が捨てた「心」を持って戦っている転移者やドライクロイツを叩き潰す事で、[[愛]]や[[勇気]]、[[希望]]も自分の憎しみの前には無力という事実を証明する為'''であり、それこそがドライクロイツの存在意義だと語る。そして多数のスターメンビトルをドライクロイツに差し向け、その場から撤退した。 | | ドライクロイツも当然ながらサイクラミノスへの服従を拒絶するが、彼等が従わない事は最初から想定しており、同時にドライクロイツの力自体は認めているが、一方で彼等の存在を忌み嫌っている事を明かす。実は彼女がエトランゼと共に転移者を呼び込み、ドライクロイツに参加するように仕向けたのは、'''かつて自身が捨てた「心」を持って戦っている転移者やドライクロイツを叩き潰す事で、[[愛]]や[[勇気]]、[[希望]]も自分の憎しみの前には無力という事実を証明する為'''であり、それこそがドライクロイツの存在意義だと語る。そして多数のスターメンビトルをドライクロイツに差し向け、その場から撤退した。 |
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− | その後は自身の居城でフロスデウスと共に待ち構え、遂にドライクロイツとの最終決戦を繰り広げる。フロスデウスの力と自身の怨念によりドライクロイツを苦しめるが、戦闘中に[[ミツバ・グレイヴァレー|ミツバ]]から「黒髪怨夜」に記されている自身の過去や前田英影の名を語られ、更に「エーオスの指導者ではなく、一人の人間として生きていける」と[[説得]]される。ミツバの言葉を聞いたサイクラミノスはこれまで余裕だった平常心を失い激しく混乱。その隙を逃さなかったドライストレーガーに懐に入り込まれた上、大型重粒子砲の一撃を喰らってフロスデウスに多大なダメージを受け形勢が逆転。死闘の末、最後の力を振り絞ったドライクロイツにフロスデウスを撃墜され敗れた。
| + | 撤退後は自身の居城でフロスデウスと共に待ち構え、遂にドライクロイツとの最終決戦を繰り広げる。フロスデウスの力と自身の怨念によりドライクロイツを苦しめるが、戦闘中に[[ミツバ・グレイヴァレー|ミツバ]]から「黒髪怨夜」に記されている自身の過去や前田英影の名を語られ、更に「エーオスの指導者ではなく、一人の人間として生きていける」と[[説得]]される。ミツバの言葉を聞いたサイクラミノスはこれまで余裕だった平常心を失い激しく混乱。その隙を逃さなかったドライストレーガーに懐に入り込まれた上、大型重粒子砲の一撃を喰らってフロスデウスに多大なダメージを受け形勢が逆転。死闘の末、最後の力を振り絞ったドライクロイツにフロスデウスを撃墜され敗れた。 |
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| === 敗北後 === | | === 敗北後 === |
− | フロスデウスを破壊されてもなお敗北を認めないサイクラミノスは、フローシア諸共ドライクロイツを道連れに消滅しようと図るが、ミツバはサイクラミノスにある事実を伝える。
| + | フロスデウスを破壊されてもなお敗北を認めないサイクラミノスは、フローシア諸共ドライクロイツを道連れに消滅しようとするが、ミツバはサイクラミノスにある事実を伝える。 |
| | | |
| 実は英影の縁者に当たる者が国を離れていた為に生き残っており、その縁者の子孫達は、何処かへ消えた篝火=サイクラミノスへのお詫びの為、毎年惨劇が起きたとされる日に彼女が好きだった花を捧げ、長らく彼女の事を哀れんでくれていたのだった。その事実を知ったサイクラミノスは、それこそが一度自分が手に入れ捨て去ってしまった「人の心」である事を理解し、戦意喪失。ようやく英影や地球人に対する負の感情から解放される。 | | 実は英影の縁者に当たる者が国を離れていた為に生き残っており、その縁者の子孫達は、何処かへ消えた篝火=サイクラミノスへのお詫びの為、毎年惨劇が起きたとされる日に彼女が好きだった花を捧げ、長らく彼女の事を哀れんでくれていたのだった。その事実を知ったサイクラミノスは、それこそが一度自分が手に入れ捨て去ってしまった「人の心」である事を理解し、戦意喪失。ようやく英影や地球人に対する負の感情から解放される。 |
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− | だが、今迄の所業から最早戻れない所まで来てしまったサイクラミノスは、せめて最期は篝火として散る事を選択し、彼女の心情を悟ったオルキダケアも付き従う形で消える道を選ぶ。そしてドライクロイツがいつかエーオスを超える文明を築く事を祈りながら、オルキダケアやフロスデウスと共に消滅した。
| + | だが、今迄の所業から最早戻れない所まで来てしまったサイクラミノスは、せめて最期は篝火として散る事を選択し、彼女の心情を悟ったオルキダケアも付き従う形で消える道を選ぶ。そしてドライクロイツや地球の人々がいつかエーオスを超える文明を築く事を祈りながら、オルキダケアやフロスデウスと共に消滅した。 |
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| サイクラミノスの消滅により神文明エーオスは今度こそ終焉を迎え、続発していたDBDも起きなくなり、エトランゼの出現は終息へと向かうのだった。 | | サイクラミノスの消滅により神文明エーオスは今度こそ終焉を迎え、続発していたDBDも起きなくなり、エトランゼの出現は終息へと向かうのだった。 |
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| :上述通り[[エトランゼ]]を操る黒幕で、エクストラチャプター「黒髪怨夜」から登場する。 | | :上述通り[[エトランゼ]]を操る黒幕で、エクストラチャプター「黒髪怨夜」から登場する。 |
| :「復活の時」では[[フロスデウス]]に搭乗し、[[カールレウム・ヴァウル|カールレウム]]の[[アルティム・フィーニ]]を撃墜するイベントがあり、最終話「ここから明日へ」で直接対決となる。 | | :「復活の時」では[[フロスデウス]]に搭乗し、[[カールレウム・ヴァウル|カールレウム]]の[[アルティム・フィーニ]]を撃墜するイベントがあり、最終話「ここから明日へ」で直接対決となる。 |
| + | :エクストラチャプター早期から顔見せするが、[[キャラクター事典]]への登録は最終話クリア後となる。 |
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| == パイロットステータス == | | == パイロットステータス == |
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| ;[[スーパーロボット大戦30|30]] | | ;[[スーパーロボット大戦30|30]] |
| :'''[[先見]]、[[感応]]、[[祝福]]、[[期待]]、[[希望]]、[[愛]]''' | | :'''[[先見]]、[[感応]]、[[祝福]]、[[期待]]、[[希望]]、[[愛]]''' |
− | :過去に捨て去った筈の希望や愛が含まれているなど、怨念に取り憑かれている彼女にとって皮肉的なラインナップである。 | + | :過去に捨て去った筈の希望や愛が含まれているなど、怨念に取り憑かれている彼女にとって皮肉的なラインナップである。特に愛の消費[[SP]]が90とかなり重いのは彼女の精神状態を反映していると言える。なお、[[スーパーロボット大戦X|過去]]に[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|同一の構成を持つ人物]]が居るが、こちらとは本質が全くの別物である。 |
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| === [[特殊スキル]] === | | === [[特殊スキル]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦30|30]] | | ;[[スーパーロボット大戦30|30]] |
| :'''[[底力]]L9、[[3回行動]]、[[極]]、[[気力+系技能|気力+ボーナス]]、[[気力限界突破]]EX、[[プレッシャー]]L4''' | | :'''[[底力]]L9、[[3回行動]]、[[極]]、[[気力+系技能|気力+ボーナス]]、[[気力限界突破]]EX、[[プレッシャー]]L4''' |
− | :まさにラスボスらしい凶悪な技能が揃う。また、気力限界突破をEXレベルまで持つ唯一のキャラでもある。 | + | :真の[[ラストボス|ラスボス]]に相応しい凶悪な技能が揃っている。また、気力限界突破をEXレベルまで持つ唯一の敵[[パイロット]]。[[オルキダケア|実妹]]の特殊スキルと比べて、気力限界突破のレベルが1上がり、[[ガード]]L3がプレッシャーL4に変更された以外は全く同じ構成。 |
| + | :ただし(本編のラスボスである[[クエスター]]や[[カールレウム・ヴァウル|カールレウム]]もだが)[[精神耐性]]を持っていないため、[[脱力]]を連打すれば[[気力]]を50まで下げられる。 |
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| === [[エースボーナス]] === | | === [[エースボーナス]] === |
− | ;自軍フェイズ開始時、精神コマンド「覚醒」がかかる。 | + | ;自軍フェイズ開始時、精神コマンド「[[覚醒]]」がかかる。 |
− | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。気力制限も何も無く、3回行動とこれを合わせて4回行動を可能にしている。 | + | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。[[魔神エメロード]]と同様のボーナスであり、無条件の4回行動を可能にする。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
| ;前田英影 | | ;前田英影 |
− | :江戸時代の日本で出会ったかつての恋人。<ref>仕える主君がいた点から身分は武士と思われる。</ref>「篝火」という仮の名も彼が名付けたもの。 | + | :江戸時代の日本で出会ったかつての恋人<ref>仕える主君がいた点から身分は武士と思われる。</ref>。「篝火」という仮の名も彼が名付けたもの。 |
| :共に過ごす内に穏やかな心を得ていたが、エーオスの遺産を目にして欲に眩んだ彼に裏切られ、恨んだ末に「支配の波動」で死に至らしめた。 | | :共に過ごす内に穏やかな心を得ていたが、エーオスの遺産を目にして欲に眩んだ彼に裏切られ、恨んだ末に「支配の波動」で死に至らしめた。 |
| :現在も心の中にその名を留めている。 | | :現在も心の中にその名を留めている。 |
| ;[[オルキダケア]] | | ;[[オルキダケア]] |
− | : 妹。エーオスが滅んだ現代では唯一の肉親である。なお、'''姉妹揃って整ったスタイルや巨乳の持ち主'''。 | + | : 妹。エーオスが滅んだ現代では唯一の肉親である。なお、'''姉妹揃って整ったスタイルと巨乳の持ち主'''。 |
− | :同じエーオスの人間である彼女すらもサイクラミノスの傲慢さや傍若無人ぶりを恐れており、別の手段でエーオスを再興させる算段も兼ねて、意図的に接触を避けられていた。 | + | :同じエーオスの人間である彼女ですらサイクラミノスの傲慢さや傍若無人ぶりを恐れており、別の手段でエーオスを再興させる算段も兼ねて、意図的に姉との接触を避けていた。 |
| :ドライクロイツに(一応)協力する彼女も敵と見なすが、最終的に和解。エーオスの生き残りとして、共に消滅する道を選んだ。 | | :ドライクロイツに(一応)協力する彼女も敵と見なすが、最終的に和解。エーオスの生き残りとして、共に消滅する道を選んだ。 |
| ;フレエシア、ケラサス、トゥリーパ | | ;フレエシア、ケラサス、トゥリーパ |
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| ;[[クエスター]] | | ;[[クエスター]] |
| :クエスターズの首領で、『30』本編でのラスボス。 | | :クエスターズの首領で、『30』本編でのラスボス。 |
− | :数百年前エーオスに抵抗していた因縁の相手であり、エーオスを滅ぼした怨敵として長らく怨み続けていた。本編では相見える機会は無いが、彼からは「地球の終わり」として復活を認知されていた模様。 | + | :数百年前エーオスに抵抗していた因縁の相手であり、エーオスを滅ぼした怨敵として長らく怨み続けていた。 |
| + | :本編では相見える機会は無いが、彼からは「地球の終わり」として復活を認知されていた模様。 |
| ;[[カールレウム・ヴァウル]] | | ;[[カールレウム・ヴァウル]] |
| :彼が修復して持ち込んだアルティム・フィーニを一撃で破壊し、その力を見せつけた。 | | :彼が修復して持ち込んだアルティム・フィーニを一撃で破壊し、その力を見せつけた。 |
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| ;[[ミツバ・グレイヴァレー]] | | ;[[ミツバ・グレイヴァレー]] |
| :ドライクロイツの動きを監視するべく、彼女の元にイーリスを送り込んでいた。 | | :ドライクロイツの動きを監視するべく、彼女の元にイーリスを送り込んでいた。 |
| + | :最終決戦時、彼女からの説得により心を揺さぶられ、英影に対する怨みから解放される。 |
| ;[[エッジ・セインクラウス]]、[[アズ・セインクラウス]] | | ;[[エッジ・セインクラウス]]、[[アズ・セインクラウス]] |
| :ギフトの力を通じて彼等の精神に干渉を行っていた。 | | :ギフトの力を通じて彼等の精神に干渉を行っていた。 |
| ;[[マサキ・アンドー]]、[[シロ (魔装機神)|シロ]]、[[クロ]]、[[リュウセイ・ダテ|SR]][[ライディース・F・ブランシュタイン|Xチ]][[アヤ・コバヤシ|ーム]]、[[ギリアム・イェーガー]]、[[ディド]]、[[イルムガルト・カザハラ]]、[[イヌイ・アサヒ]]、[[シャッテ・ジュードヴェステン]] | | ;[[マサキ・アンドー]]、[[シロ (魔装機神)|シロ]]、[[クロ]]、[[リュウセイ・ダテ|SR]][[ライディース・F・ブランシュタイン|Xチ]][[アヤ・コバヤシ|ーム]]、[[ギリアム・イェーガー]]、[[ディド]]、[[イルムガルト・カザハラ]]、[[イヌイ・アサヒ]]、[[シャッテ・ジュードヴェステン]] |
| :DBDで呼び寄せた転移者達。 | | :DBDで呼び寄せた転移者達。 |
− | :なお、マサキは転移した際に僅かながらサイクラミノスの声を聞いており、直ぐに自分を呼び寄せた相手であることを理解した。 | + | :マサキは転移した際に僅かながらサイクラミノスの声を聞いており、直ぐに自分を呼び寄せた相手であることを理解した。 |
| + | :また、アヤからは[[イングラム・プリスケン|自身の経験]]もあって愛した者に裏切られた過去を同情されていた。 |
| ;[[クスハ・ミズハ]]、[[ブルックリン・ラックフィールド]] | | ;[[クスハ・ミズハ]]、[[ブルックリン・ラックフィールド]] |
| :「愛」の心に基づいて呼び込んだ転移者。クスハには悪意の気配を感じ取られている。 | | :「愛」の心に基づいて呼び込んだ転移者。クスハには悪意の気配を感じ取られている。 |
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| ;[[キリコ・キュービィー]]、[[獣戦機隊]]、[[流竜馬 (DEVOLUTION)|仮想世界]][[神隼人 (DEVOLUTION)|のゲッタ]][[車弁慶 (DEVOLUTION)|ーチーム]]、[[速杉ハヤト]]、[[シャショット]]、[[速杉ホクト]] | | ;[[キリコ・キュービィー]]、[[獣戦機隊]]、[[流竜馬 (DEVOLUTION)|仮想世界]][[神隼人 (DEVOLUTION)|のゲッタ]][[車弁慶 (DEVOLUTION)|ーチーム]]、[[速杉ハヤト]]、[[シャショット]]、[[速杉ホクト]] |
| :「希望」という共通点に基づき、DBDで呼び込んだ転移者達。 | | :「希望」という共通点に基づき、DBDで呼び込んだ転移者達。 |
| + | :獣戦機隊は[[ムゲ・ゾルバドス|悪霊を操る敵]]を相手にしていることもあってか、[[藤原忍|忍]]に悪意の気配を察知されている。 |
| ;[[デボネア]] | | ;[[デボネア]] |
− | :同志。サイクラミノスの復活に関わっており、結託して以降互いに助力し合っていた。 | + | :同志。サイクラミノスの復活に関わっており、結託して以降、相互に助力し合っていた。 |
− | :サイクラミノスが憎しみの力を分け与える限り、何度でも復活できる。 | + | :デボネアはサイクラミノスの憎しみの力を得て何度でも復活でき、デボネアはサイクラミノスの憎悪を更に掻き立てる。 |
| ;[[アマンダラ・カマンダラ|オルドナ・ポセイダル]]、[[アレクシス・ケリヴ]]、[[Dr.ヘル]] | | ;[[アマンダラ・カマンダラ|オルドナ・ポセイダル]]、[[アレクシス・ケリヴ]]、[[Dr.ヘル]] |
| :『30』本編にて、ドライクロイツに敗れた者達。 | | :『30』本編にて、ドライクロイツに敗れた者達。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| + | === 戦闘台詞 === |
| + | ;「お主らの戦いが無駄であった事を教えてやろう」 |
| + | :対[[鉄華団]]の[[特殊戦闘台詞]]。彼等の行く先を思うと…。 |
| + | |
| + | === シナリオデモ === |
| + | ;「よくぞ、ここまで来た。それについては褒めてつかわすぞ、ドライクロイツ」<br/>「褒美として妾とエーオス究極の兵器である花神機鬼フロスデウスが相手をしてやろう」<br />ミツバ「………」<br/>「妾に従わぬのなら、地球人など不要じゃ。お主達を消滅させた後は地球という星そのものを滅ぼしてくれよう」 |
| + | :エクストラチャプター最終話「ここから明日へ」より。自らの手でドライクロイツを倒すため、フロスデウスで出撃する。 |
| + | ;「…英影(ひでかげ)…。その名を聞くのは何百周期ぶりだろう…」<br/>「だが、その名は妾の胸の中に怨みと共に刻まれている」 |
| + | :出撃後、ミツバからエーオスの秘匿回線で前田英影の話を振られての台詞。 |
| + | ;「エーオスがもたらした、その艦がお主達の心の拠り所になっているか…!」<br/>「ならば、それを叩く! そして、お主達の心を折る!」 |
| + | :ドライストレーガーの[[特攻]]でフロスデウスが大ダメージを受け、ミツバ達の覚悟を聞いて尚も奮起するが…。 |
| + | ;オルキダケア「行きましょう、お姉様。エーオスがクエスターズに敗れてからの長い旅路が終わるのです」<br />「そうだな…。後を託すに足る文明の担い手を見られた今、もう心残りはない…」<br/>「あの世というものがあるのならば、英影に恨み言でも言ってやろう…」 |
| + | :ミツバから前田英影の縁者の子孫の話を聞かされ、ついに怨嗟を捨て去った彼女は、残った唯一の肉親であるオルキダケアと共に散る道を選ぶのだった。 |
| | | |
| == 搭乗機体 == | | == 搭乗機体 == |
| ;[[フロスデウス]] | | ;[[フロスデウス]] |
| :エーオスの最終兵器。数百年前のクエスターズとの戦争で一度破壊されたが、サイクラミノスの怨念を反映した追加パーツで大幅に強化された。 | | :エーオスの最終兵器。数百年前のクエスターズとの戦争で一度破壊されたが、サイクラミノスの怨念を反映した追加パーツで大幅に強化された。 |
| + | |
| + | == 余談 == |
| + | *名前の由来は「[[花|シクラメン]](Cyclamen)」からと思われる。 |
| + | **花言葉は「遠慮・気後れ・内気・はにかみ」。更に色別で違う花言葉が付けられており、赤は「嫉妬」、白は「清純」、ピンクは「憧れ」を意味する。 |
| + | **シクラメンには「カガリビバナ(篝火花)」という別名もあり、彼女のもう一つの名である「篝火」の由来となっている。 |
| + | *担当声優の野沢雅子氏は代表作である『ドラゴンボール』の孫悟空とその家族の役を筆頭に男性役が多く、サイクラミノスのような美女の役は非常に珍しいため、超大御所の起用と共に話題となった。野沢氏自身もTwitterで公開されたキャストのコメントにて「[https://twitter.com/srw_game/status/1517422470311342081 私としては大変めずらしい役を仰せつかりました。]」と述べている。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |