差分

編集の要約なし
19行目: 19行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[シャドウミラー]]の[[指揮官]]にして『[[スーパーロボット大戦A]]』の黒幕であり、本作の[[ラストボス]]。ヴィンデルの目標は、平和による緩慢な腐敗を阻止するために、戦争が日常的にある世界を作る事。元の世界でそのためのクーデターに失敗し、別世界([[平行世界]])へと逃げて来たが、最終的には元の世界に戻るつもりらしい。その際様々な[[平行世界]]に介入して常に戦争を引き起こすという壮大な計画を立てていた。
+
[[シャドウミラー]]の[[指揮官]]にして『[[スーパーロボット大戦A]]』の黒幕であり、本作の[[ラストボス]]。階級は[[大佐]]
   −
しかし、その思想は'''「自分が戦っていたいだけ」'''という自己満足・自己陶酔以外の何物でもなく、部下から皮肉られたり、最終的には裏切られたりと、誰からも理解を得られず散々な結末を迎える事が多い。それは彼が『救う』つもりだった「生きる場所を失った兵士達」や「闘争の中で進歩を勝ち取った戦士達」にもその思想を否定されていることからも見て取れる。
+
ヴィンデルの目標は、平和による緩慢な腐敗を阻止するために、戦争が日常的にある世界を作る事。元の世界でそのためのクーデターに失敗し、別世界([[平行世界]])へと逃げて来たが、最終的には元の世界に戻るつもりらしい。その際様々な[[平行世界]]に介入して常に戦争を引き起こすという壮大な計画を立てていた。
 +
 
 +
しかし、その本音は'''「自分が戦っていたいだけ」'''という自己満足・自己陶酔以外の何物でもなく、部下から皮肉られたり、最終的には裏切られたりと、誰からも理解を得られず散々な結末を迎える事が多い。それは彼が『救う』つもりだった「生きる場所を失った兵士達」や「闘争の中で進歩を勝ち取った戦士達」にもその思想を否定されていることや、地球連邦の軍人であるにもかかわらず闘争の世界を実現させるために地球侵略を目論む異星人と結託したりしたことからも見て取れる。
    
また永遠の闘争を掲げながらクーデターを起こすも失敗していることが小物感を醸し出している上、その後にやった事が「逃亡先の世界で八つ当たり紛いの戦争を引き起こす」というものであり、そこで世界が被った被害を考えると極めて自分勝手かつ傍迷惑な敵首領と言えるだろう。そういう意味では、[[ドルチェノフ]]や[[オルバン大元帥]]等とは違う意味で「小悪党の代表」に相応しい人物とも言える。
 
また永遠の闘争を掲げながらクーデターを起こすも失敗していることが小物感を醸し出している上、その後にやった事が「逃亡先の世界で八つ当たり紛いの戦争を引き起こす」というものであり、そこで世界が被った被害を考えると極めて自分勝手かつ傍迷惑な敵首領と言えるだろう。そういう意味では、[[ドルチェノフ]]や[[オルバン大元帥]]等とは違う意味で「小悪党の代表」に相応しい人物とも言える。