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:小説版では所詮ロゴスのバックアップを得て、大統領になっただけの小物でカガリのような同志も求心力もない取るに足らない相手と切り捨てた<ref>本編ではシーンの繋ぎあわせの関係上、月面アルザッヘル基地の艦隊が発進し、険しい表情のコープランドの演説が中継されている場面であるため、一見するとコープランドは反ディステニープランを掲げて、指導力を発揮しているように思える。しかし、小説版では「'''プラントへの抵抗を示す軍部と袂を分かつ'''」と明言されており、コープランドの意志を無視した地球連合軍艦隊の暴走であることが伺える。大西洋連邦大統領として地球連合各国を纏めるどころか、連合軍部の突出を抑える力すら無いというコープランドの指導力の無さを物語る場面となっている</ref>。この台詞から、デュランダルは始めから大西洋連邦はおろかジブリールらブルーコスモスやロゴスも眼中になく、ラクスとカガリ、キラとアスランを擁するアークエンジェルとオーブを最大の障害と警戒していたことが伺える。
 
:小説版では所詮ロゴスのバックアップを得て、大統領になっただけの小物でカガリのような同志も求心力もない取るに足らない相手と切り捨てた<ref>本編ではシーンの繋ぎあわせの関係上、月面アルザッヘル基地の艦隊が発進し、険しい表情のコープランドの演説が中継されている場面であるため、一見するとコープランドは反ディステニープランを掲げて、指導力を発揮しているように思える。しかし、小説版では「'''プラントへの抵抗を示す軍部と袂を分かつ'''」と明言されており、コープランドの意志を無視した地球連合軍艦隊の暴走であることが伺える。大西洋連邦大統領として地球連合各国を纏めるどころか、連合軍部の突出を抑える力すら無いというコープランドの指導力の無さを物語る場面となっている</ref>。この台詞から、デュランダルは始めから大西洋連邦はおろかジブリールらブルーコスモスやロゴスも眼中になく、ラクスとカガリ、キラとアスランを擁するアークエンジェルとオーブを最大の障害と警戒していたことが伺える。
 
;(私はちゃんと言ったはずだがな。これは人類の存亡を賭けた最後の防衛策だと。なのに敵対するというのならそれは「人類の敵」ということだ。)
 
;(私はちゃんと言ったはずだがな。これは人類の存亡を賭けた最後の防衛策だと。なのに敵対するというのならそれは「人類の敵」ということだ。)
:自らの提唱した[[デスティニープラン]]に反意を示した[[オーブ連合首長国|オーブ]]やスカンジナビア、[[地球連合]]への認識。自らの思想に対する絶対的自信が表れているが、それに従わない者全てを人類の敵とまで豪語するあたりが、やはり「敵役」の立ち位置である所以なのか。
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:自らの提唱した[[デスティニープラン]]に反意を示した[[オーブ連合首長国|オーブ]]やスカンジナビア王国、[[地球連合]]への認識。自らの思想に対する絶対的自信が表れているが、それに従わない者全てを人類の敵とまで豪語するあたりが、やはり「敵役」の立ち位置である所以なのか。
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:ロゴスの存在を公表した演説中「戦わない者は臆病だ。従わない者は裏切りだ。」とロゴスをそのように糾弾したデュランダル自身がロゴスの理論を実践している。が、地球圏規模で信用があるデュランダルだからという理由で地球圏のほぼ全てはそれを肯定する。実際に、ステーション湾の防衛部隊の司令官はジブリールを匿ったのを差し引いても『デュランダルを支持しないからアークエンジェルのラクスが偽者=アークエンジェルとエターナルはロゴス』と短絡的な思考しかしない。本作における人の醜さにも直結するだろう。
 
;「しかし、凄いものだな。」
 
;「しかし、凄いものだな。」
 
;ラウ「何が?」
 
;ラウ「何が?」