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| {{登場メカ概要 | | {{登場メカ概要 |
| | タイトル = スペック | | | タイトル = スペック |
| + | | 漢字表記 = 斑鳩 |
| | 異名 = 鬼神 | | | 異名 = 鬼神 |
| | 分類 = [[分類::幻晶騎士]] | | | 分類 = [[分類::幻晶騎士]] |
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| ==概要== | | ==概要== |
− | [[エルネスティ・エチェバルリア]]が自身の専用機として開発した[[幻晶騎士]]。銀鳳騎士団の旗機でもあり、エルがこれまでに入手した知識と、発明した技術が投入されている。日本人としての記憶を持つエルの意向から、鎧武者を象った外観をしており、頭部も怒りの形相を浮かべた仮面が取り付けられている。背中から伸びる四本の副腕「執月之手(ラーフフィスト)」を備えた姿とその仮面の形相から、敵からは「鬼神(鬼面の死神)」の異名で呼ばれている。 | + | [[エルネスティ・エチェバルリア]]が自身の専用機として開発した[[幻晶騎士]]。銀鳳騎士団の旗機でもあり、エルがこれまでに入手した知識と、発明した技術が投入されている。日本人としての記憶を持つエルの意向から、鎧武者を象った外観をしており、頭部も怒りの形相を浮かべた仮面が取り付けられている<ref>首元にも「斑鳩」と漢字で書かれているが、当然エル以外には読めない。</ref>。背中から伸びる四本の副腕「執月之手(ラーフフィスト)」を備えた姿とその仮面の形相から、敵からは「鬼神(鬼面の死神)」の異名で呼ばれている。 |
| | | |
| 魔力転換炉にはエルが撃破した大型魔獣「陸皇亀(ベヘモス)」と「女皇殻獣(クイーンシェルケース)」の素材を利用した「皇之心臓(ベヘモス・ハート)」と「女皇之冠(クイーンズコロネット)」が搭載されており、他の幻晶騎士と比較にならない程の高い魔力出力を誇る。また、推進機関として可動式の「魔導噴流推進器(マギウスジェットスラスタ)」を装備。高出力とジェット推進の合せ技により、イカルガは幻晶騎士単体での飛行が可能な初の機体となった。普段は莫大な出力の大半を、飛行可能な程の機動力に回しているため、これを攻撃に振ると桁外れの火力を出すことができる。 | | 魔力転換炉にはエルが撃破した大型魔獣「陸皇亀(ベヘモス)」と「女皇殻獣(クイーンシェルケース)」の素材を利用した「皇之心臓(ベヘモス・ハート)」と「女皇之冠(クイーンズコロネット)」が搭載されており、他の幻晶騎士と比較にならない程の高い魔力出力を誇る。また、推進機関として可動式の「魔導噴流推進器(マギウスジェットスラスタ)」を装備。高出力とジェット推進の合せ技により、イカルガは幻晶騎士単体での飛行が可能な初の機体となった。普段は莫大な出力の大半を、飛行可能な程の機動力に回しているため、これを攻撃に振ると桁外れの火力を出すことができる。 |
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| ===単独作品=== | | ===単独作品=== |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}} |
− | :初登場作品。アニメでは登場タイミングは13話中8話からと遅かったが、今回は参戦時から既にイカルガに乗っている。 | + | :初登場作品。アニメでは登場タイミングは全13話中8話からと遅かったが、今回は参戦時から既にイカルガに乗っている。 |
− | :マジカルロボット繋がりで今作は[[魔法騎士レイアース]]も参戦しているが、今作には[[MP]]制度がないため魔法系の機体だが両者ともEN制。レイアース系はスーパー系なのに対し、こちらはリアル系となっている。
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| :加入は序盤のサイドミッション「Hello! New World!!」か「Hero & Enemy」、ないし後半のサイド「脅威の羽音」。宇宙ルート開始の場合「戦いの大地へ」を挟む必要があるが、地上ルート開始の場合はミッションの自由選択が可能になるとすぐ加入させられる。これらをスルーしても後半のキーミッション「揺らぐ世界」で必ず加入する。 | | :加入は序盤のサイドミッション「Hello! New World!!」か「Hero & Enemy」、ないし後半のサイド「脅威の羽音」。宇宙ルート開始の場合「戦いの大地へ」を挟む必要があるが、地上ルート開始の場合はミッションの自由選択が可能になるとすぐ加入させられる。これらをスルーしても後半のキーミッション「揺らぐ世界」で必ず加入する。 |
− | :1Sという小ささながら[[特殊回避]]を持ち合わせているのに加え、条件付きながら被ダメージ軽減能力も持つなど耐久性能は高く、パイロット技能でダメージを増やしやすく数字以上に火力も高め。 | + | :1Sサイズに[[特殊回避]]を持ち生存性は高い。パイロットのエルが持つ2種のダメージ倍率スキルにより条件付きだが火力が大きく増加する他、方向指定型[[マップ兵器]]も持ち合わせており、飛行可能かつ高い移動力を生かした広域殲滅が得意。また2種の専用能力の恩恵で、実質「EN回復(大)」を持っているのも長所。 |
− | :方向指定型[[マップ兵器]]も持ち合わせており、高い移動力と飛行可能という良好な足回りを活かしての一網打尽も狙いやすい。また2種の専用能力の恩恵で、実質「EN回復(大)」を持っているのも長所。
| + | :反面武装の方向性には癖があり、武装全ての燃費が非常に悪い上に通常武器の取り回しが悪く、敵が何であれ消費が最も激しいソーデッドカノン(最大出力)を使わされやすいため、ENがすぐ枯渇し回復が間に合わない…という原作設定を反映したかのようなピーキーな仕様になっており、'''手を尽くしてやっと並程度'''となる。被ダメージ軽減能力も対射撃限定かつENが減ると発動しなくなるため、ほぼ飾り。 |
− | :反面武装性能に癖があり、全ての武装で膨大なEN消費を要求されるのに加え序盤はサイズ差補正無視を育成できず、また初期状態ではソ―デッドカノンしか格闘武装が無いため、敵が何であれ消費が最も激しいソーデッドカノン(最大出力)を使わされやすく、積極的に戦わせているとEN回復が間に合わなくなるという原作設定を反映したかのようなピーキーな仕様になっている。 | + | :味方と足並みを揃えて進軍するならEセーブの育成だけでも何とかなるが、高威力武装による反撃や再攻撃を伴う大攻勢も行わせたいなら強化パーツでの最大EN底上げをしておきたい。 |
− | :消費が重ければ回転率も高いため、EセーブExまで習得すればその恩恵を大いに得られる。足並みを揃えて進軍するならEセーブExだけでも事足りるが、単騎駆けや再攻撃を習得して何度も追撃を狙う場合は、最大ENの底上げはしておきたい。 | + | :中盤の艦内ミッション「Speed&Strong」にて最強武装の追加を含めた強化<ref>HP+300、EN+20、運動性+10、MAP兵器攻撃力+200、他武装攻撃力+400。スルーした場合は終盤のキーミッション「Heaven&World」開始時に自動追加。</ref>が施される。ここで追加される最強武装が移動後使用可能で、著しく悪い燃費以外の性能自体は良好だが、格闘武装のため能力育成をする際には注意が必要。同ミッションでは、原作では未搭載かつアニメ未登場の開放型源素浮揚器(エーテルリングジェネレータ)<ref>大気中のエーテルから変換され蓄えられたマナを高純度のエーテルとして抽出、大気操作の魔法で固定し使用する浮遊機能。</ref>を搭載していることが判明している。 |
− | :中盤の艦内ミッション「Speed&Strong」にて最強武装の追加を含めた強化<ref>HP+300、EN+20、運動性+10、MAP兵器攻撃力+200、他武装攻撃力+400。スルーした場合は終盤のキーミッション「Heaven&World」開始時に自動追加。</ref>が施される。ここで追加される最強武装が移動後使用可能な格闘武装なので今までの問題を払拭できるが、やはり燃費が著しく悪い上に武装属性が変わるため能力育成をする際には注意が必要。同ミッションでは、原作では未搭載かつアニメ未登場の開放型源素浮揚器(エーテルリングジェネレータ)<ref>大気中のエーテルから変換され蓄えられたマナを高純度のエーテルとして抽出、大気操作の魔法で固定し使用する浮遊機能。</ref>を搭載していることが判明している。 | + | :総じて、参入直後は性能がピーキーすぎて扱いが難しいが、'''手を掛ければ掛けるだけ爆発的に強くなる'''機体。エルの技量を養成して高位演算能力を常に発動できるようにしてやるだけでもかなりの安定性を発揮できる。 |
− | :性能がピーキーな分、エルの技量を養成して高位演算能力を常に発動できるようにしてさえやればそこらのスーパー系も真っ青な大火力を出してくれる。 | |
| :余談だが、機体のカラーリングや造形が似ているためか、'''本機と[[ブルーワン]]を見間違える'''ユーザーが続出した。 | | :余談だが、機体のカラーリングや造形が似ているためか、'''本機と[[ブルーワン]]を見間違える'''ユーザーが続出した。 |
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| ;銃装剣(ソーデッドカノン) | | ;銃装剣(ソーデッドカノン) |
| :剣と魔導兵装として使用可能な複合武器。剣内部に紋章術式を刻んだ銀板と触媒結晶を内蔵しており、レバーを切り替える事で法撃と格闘戦双方で用いることができる。ただし、構造的に脆い魔導兵装を剣として使うために構造を補強する強化魔法が施されており、使用している紋章術式も三式装備こと戦馬車(チャリオット)<ref>武装を搭載し、幻晶騎士1騎が搭乗可能なチャリオット。[[ツェンドルグ|人馬型騎士]]2騎で牽引する。搭乗した幻晶騎士は武装への魔力供給に専念することが可能。</ref>搭載用に高出力化した轟炎の槍(ファルコネット)のものを使用しているため、格闘戦・法撃双方で多大な魔力が必要となる。アニメでは最大でも2挺<ref>公式サイトのビジュアルでは4挺。</ref>までしか装備していないが、魔力量に余裕がある場合、4挺ないし6挺装備しての運用も可能<ref>6挺装備を行ったのは原作小説の1シーンのみ。</ref>。 | | :剣と魔導兵装として使用可能な複合武器。剣内部に紋章術式を刻んだ銀板と触媒結晶を内蔵しており、レバーを切り替える事で法撃と格闘戦双方で用いることができる。ただし、構造的に脆い魔導兵装を剣として使うために構造を補強する強化魔法が施されており、使用している紋章術式も三式装備こと戦馬車(チャリオット)<ref>武装を搭載し、幻晶騎士1騎が搭乗可能なチャリオット。[[ツェンドルグ|人馬型騎士]]2騎で牽引する。搭乗した幻晶騎士は武装への魔力供給に専念することが可能。</ref>搭載用に高出力化した轟炎の槍(ファルコネット)のものを使用しているため、格闘戦・法撃双方で多大な魔力が必要となる。アニメでは最大でも2挺<ref>公式サイトのビジュアルでは4挺。</ref>までしか装備していないが、魔力量に余裕がある場合、4挺ないし6挺装備しての運用も可能<ref>6挺装備を行ったのは原作小説の1シーンのみ。</ref>。 |
− | :『30』ではカタカナ表記で、初期状態における唯一のP属性武器。斬撃で切り抜ける。最弱武器だが下記の射撃共々'''EN30消費'''である。 | + | :『30』ではカタカナ表記で、初期状態における唯一のP属性武器。斬撃で切り抜ける。基本武装だが下記の射撃版共々'''EN30消費'''と、他の機体の中間武装並に消費する。 |
| :;ソーデッドカノン(射撃) | | :;ソーデッドカノン(射撃) |
| ::銃装剣で射撃を行う。移動後に使えないが射程は6とやや長め。 | | ::銃装剣で射撃を行う。移動後に使えないが射程は6とやや長め。 |
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| :アニメ9話では直前までソーデッドカノン二刀流で格闘戦を行っていたのに最大出力の法撃を行う際は1挺を両手で構えているので、最大出力だと1挺分が限界の可能性がある。 | | :アニメ9話では直前までソーデッドカノン二刀流で格闘戦を行っていたのに最大出力の法撃を行う際は1挺を両手で構えているので、最大出力だと1挺分が限界の可能性がある。 |
| :『30』では初期の最強武装。アクションは上述のアニメ9話をベースにした物で、どこで使っても地面に立って撃つ。[[MAP兵器]]版もある。 | | :『30』では初期の最強武装。アクションは上述のアニメ9話をベースにした物で、どこで使っても地面に立って撃つ。[[MAP兵器]]版もある。 |
− | :通常版・MAP版共に[[サイズ差補正無視]]付き。EN消費が通常版80・MAP兵器版100とかなり重たいものの、通常のソーデッドカノンにサイズ差補正無視が無いため初期は雑魚戦でもこれに頼る機会が多くなりがち。 | + | :通常版・MAP版共に[[サイズ差補正無視]]付き。EN消費が通常版80・MAP兵器版100とかなり重たいものの、通常のソーデッドカノンにサイズ差補正無視が無いため攻撃力が不足しがちで、初期は雑魚戦でもこれに頼る機会が多くなりがち。 |
| ;高機動攻撃 | | ;高機動攻撃 |
| :執月之手を展開してソーデッドカノン六刀流で敵を切り刻み、最後に両手の二本を前に揃えて構え、突き抜ける。 | | :執月之手を展開してソーデッドカノン六刀流で敵を切り刻み、最後に両手の二本を前に揃えて構え、突き抜ける。 |
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| ;双皇機関 | | ;双皇機関 |
| :最大EN+100。自軍ターン開始時に最大ENの20%を回復する。 | | :最大EN+100。自軍ターン開始時に最大ENの20%を回復する。 |
− | :大型魔獣2体の素材を贅沢に使った、桁外れの性能を持った魔力転換炉の再現。幻晶騎士の共通効果と合わせて30%のEN自動回復となり、かなりの回復量となる…が、それでも息切れするのがイカルガである。 | + | :大型魔獣2体の素材を贅沢に使った、桁外れの性能を持った魔力転換炉の再現。 |
| + | :下記の幻晶騎士と合わせて実質上EN回復(大)を所持しているに等しいが、それでも息切れするのがイカルガである。 |
| + | :また特殊能力によって最大ENが増加しているため、見かけ上の改造によるEN増加効率がわずかながら悪い。<ref>改造による増加量は特殊能力による増加前の値を基準に算出されるため。</ref> |
| ;[[幻晶騎士#幻晶騎士(特殊能力)|幻晶騎士]] | | ;[[幻晶騎士#幻晶騎士(特殊能力)|幻晶騎士]] |
| :自軍ターン開始時に最大ENの10%を回復、更にENが50%以上ある時射撃による被ダメージを70%にする('''ダイレクトアタックで貫通不可''')。 | | :自軍ターン開始時に最大ENの10%を回復、更にENが50%以上ある時射撃による被ダメージを70%にする('''ダイレクトアタックで貫通不可''')。 |
− | :イカルガはそもそも回避力が恐ろしく高い上、燃費が悪くENが残りづらい為、射撃ダメージ軽減は発動しない事の方が多い。 | + | :イカルガはそもそも回避力が恐ろしく高い上、燃費が悪くENが減りやすい為、ダメージ軽減効果はほぼ飾りとなる。 |
| ;高機動回避 | | ;高機動回避 |
| :[[特殊回避]]。気力130以上で発動し、敵の攻撃を40%の確率で完全回避する。 | | :[[特殊回避]]。気力130以上で発動し、敵の攻撃を40%の確率で完全回避する。 |
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| ===カスタムボーナス=== | | ===カスタムボーナス=== |
| ;EN+70、移動力+2、運動性+20。 | | ;EN+70、移動力+2、運動性+20。 |
− | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。最大値の上昇でEN自動回復の値も上がり、劣悪な燃費がある程度改善されるが、それでもまだ息切れしやすいためEN系強化パーツやEセーブで補強したい。 | + | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。 |
| + | :移動力と運動性の強化で切り込み・囮役として破格の性能を得られる。 |
| + | :EN最大値の増加も継戦力に関わるため重要だが5段改造+カスタムボーナス程度ではまだまだ賄いきれないため、補填要素の一つ程度と考えておこう。 |
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| ==機体BGM== | | ==機体BGM== |
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| :銀鳳騎士団が持ち込んだ予備パーツを組み立てて再建されたイカルガ。当時の状況からエルが引き続きカササギの使用を選択したため、大破したアディの幻晶騎士の魔力転換炉を搭載している。飛行能力をはじめ性能は相応に劣るものの、追加された装備の機能とアディの操縦技術もあってそれなりに戦えた。SRW未登場。 | | :銀鳳騎士団が持ち込んだ予備パーツを組み立てて再建されたイカルガ。当時の状況からエルが引き続きカササギの使用を選択したため、大破したアディの幻晶騎士の魔力転換炉を搭載している。飛行能力をはじめ性能は相応に劣るものの、追加された装備の機能とアディの操縦技術もあってそれなりに戦えた。SRW未登場。 |
| ;マガツイカルガ | | ;マガツイカルガ |
− | :再建されたイカルガとカササギが[[合体]]した機体。合体によって有効となる機能がカササギ側に実装されていたが、合体機能の搭載やテストなどはされないまま、墜落しそうになったイカルガを支えるためにエルがカササギの補助椀で背部を掴んだのちぶっつけ本番で2騎を魔法的に1騎とした。その際、主操縦権がアディからエル側に移行している。その後は元のイカルガに戻された。SRW未登場だが、『30』では合体がアディの出したアイデアの一つとして言及されている。 | + | :再建されたイカルガとカササギが[[合体]]した機体。合体によって有効となる機能がカササギ側に実装されていたが、合体機能の搭載やテストなどはされないまま、墜落しそうになったイカルガを支えるためにエルがカササギの補助椀で背部を掴んだのちぶっつけ本番で2騎を魔法的に1騎とした。その際、主操縦権がアディからエル側に移行している。故国に帰還後は元のイカルガに戻された。SRW未登場だが、『30』では合体がアディの出したアイデアの一つとして言及されている。 |
| + | ;トイボックスマーク2 |
| + | :私用でエルが国外旅行する際にイカルガの持ち出しを国王に禁じられたので、その代替として与えられた乗機をエルがカスタマイズした機体。 |
| + | :カルディトーレを基にしているが、主腕に執月之手を装備するなどイカルガの機能を模倣した上でいくつかの新装備を搭載しており、事実上の新造機となり果てた。SRW未登場。 |
| + | :Web版では初代トイボックスが登場していないので、本文では「トイボックス」、解説では「トイボックス(マーク2)」と表記されている。同じ理由で更に次代のトイボックスは「トイボックスマーク2(マーク3)」表記。 |
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| ==余談== | | ==余談== |
| *Web版とそれ以降で開発順が異なり、後者では[[ゴルドリーオ]]並びにジルバティーガの後に製作され、イカルガ完成自体が大西域戦争前の話の区切りとなっている。これは女皇殻獣(クイーンシェルケース)との戦いが話に加わったため、そしてエル自身の念願であった自身の専用機イカルガの完成そのものが『ナイツマ』という作品の一つの到達点であるための変更と思われる。 | | *Web版とそれ以降で開発順が異なり、後者では[[ゴルドリーオ]]並びにジルバティーガの後に製作され、イカルガ完成自体が大西域戦争前の話の区切りとなっている。これは女皇殻獣(クイーンシェルケース)との戦いが話に加わったため、そしてエル自身の念願であった自身の専用機イカルガの完成そのものが『ナイツマ』という作品の一つの到達点であるための変更と思われる。 |
− | *アニメはバンナムが絡んでいたものの立体化には恵まれず<ref>バンナムの立体物はROBOT魂TRIというスピンオフブランドで展開され、SRW未登場のアールカンバーとグゥエールが発売された後にブランド自体打ち切られている</ref>、放送から数年後にグッドスマイルカンパニーのMODEROIDで初めて立体化された。 | + | **この開発順の違いのため、Web版では完成から暫くエルはイカルガを愛でる形で病的にべったりだったが、ゴルドリーオの一件により考えを改める流れになっている。 |
| + | *Web版時点でも本機のデザインが存在する<ref>[https://ncode.syosetu.com/n1743s/ Knight's & Magic 設定資料兼備忘録]内「銀鳳騎士団配備機体」参照。</ref>が、以降のデザインとは大幅に異なっており、より鎧武者に近いデザインとなっている。同デザインは通称「なろうイカルガ」「原作版イカルガ」として区別されている。 |
| + | *アニメはバンナムが絡んでいたものの立体化には恵まれず<ref>バンナムの立体物はROBOT魂TRIというスピンオフブランドで展開され、SRW未登場のアールカンバーとグゥエールが発売された後にブランド自体打ち切られている。</ref>、放送から数年後にグッドスマイルカンパニーのMODEROIDで初めて立体化された。 |
| + | *[[漫画]]完結の第17巻発売に関連するプレゼント企画にて、漫画版作者の加藤拓弐氏描き下ろしでイカルガの'''抱き枕カバー'''が製作されている。裏面側のイラストには装甲を排したフレーム状態になっている。 |
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| ==脚注== | | ==脚注== |