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火力も戦艦並みであり、それらを運用するためにジェネレーターも高出力の物を各パーツ毎に1基の計3基搭載している<ref>[[漫画]]『機動戦士ガンダム ANAHEIM RECORD』では本機用に開発され、その後[[ジェガン]]に単基搭載されている扱いになっている。</ref>。元々、搭載されるジェネレーターは2基の予定であり、分離・合体もA、Bパーツの2機のみのはずだったが、ジェネレーターに膨大な過負荷が掛かる上にエゥーゴ上層部の要求を満たすためには更に機体を大型化するかもう1基搭載する必要性が生じ、コアファイターに3基目を担当させる現在の形となった。複数のジェネレーターを同調させることで爆発的な出力を発揮しつつ負荷を分散し抑える事で、高出力のビーム砲とサーベル、それを鋭敏に振り回せる絶大なパワーと推力を誇る。
 
火力も戦艦並みであり、それらを運用するためにジェネレーターも高出力の物を各パーツ毎に1基の計3基搭載している<ref>[[漫画]]『機動戦士ガンダム ANAHEIM RECORD』では本機用に開発され、その後[[ジェガン]]に単基搭載されている扱いになっている。</ref>。元々、搭載されるジェネレーターは2基の予定であり、分離・合体もA、Bパーツの2機のみのはずだったが、ジェネレーターに膨大な過負荷が掛かる上にエゥーゴ上層部の要求を満たすためには更に機体を大型化するかもう1基搭載する必要性が生じ、コアファイターに3基目を担当させる現在の形となった。複数のジェネレーターを同調させることで爆発的な出力を発揮しつつ負荷を分散し抑える事で、高出力のビーム砲とサーベル、それを鋭敏に振り回せる絶大なパワーと推力を誇る。
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カタログスペックだけで見れば、推力及び推力重量比はZガンダムを下回っている。しかし、MS形態時には機体内部に収納されて使用されなくなる腕部・脚部エンジンの過剰出力が、各スラスターや全身32基ものアポジモーターに分散して配分されており、実際の運動性・機動性はZガンダムを遥かに上回っている。コアファイターにはZガンダムのバイオセンサーの改良型を搭載しており、フルスペックのサイコミュシステムと同レベルの機体追従性及び運動性向上の効果をもたらしている。ただし腕部・脚部エンジンは、Gフォートレス時には通常通りスラスターとして機能し、アポジモーターには配分されないため、変形時の運動性はZガンダムのウェイブライダーよりも低く、作中では「小回りが利かない」という評価をされている。また、機体性能の全般があまりに過剰すぎるため、Zガンダムの欠点であった「ピーキーな機体特性」も大幅に悪化する形となり、操縦難易度が恐ろしく高いという事態を招いた。作中でビーチャが乗った際には「ジュドーはよくこんなの乗れるな」と評され、エゥーゴ正規パイロットであるルーですら後方支援に回っていた<ref>操縦技術の難度については当時のエゥーゴには想定パイロットである[[カミーユ・ビダン]]、他に[[クワトロ・バジーナ]]、提携関係の[[カラバ]]の[[アムロ・レイ]]など凄腕が存在しており、問題視されることはなかった。なお、長谷川裕一の漫画『機動戦士逆襲のギガンティス』ではアムロはダブルゼータの発展型メガゼータのパイロットになっている。</ref>。
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カタログスペックだけで見れば、推力及び推力重量比はZガンダムを下回っている。しかし、MS形態時には機体内部に収納されて使用されなくなる腕部・脚部エンジンの過剰出力が、各スラスターや全身32基ものアポジモーターに分散して配分されており、実際の運動性・機動性はZガンダムを遥かに上回っている。コアファイターにはZガンダムのバイオセンサーの改良型を搭載しており、フルスペックのサイコミュシステムと同レベルの機体追従性及び運動性向上の効果をもたらしている。ただし腕部・脚部エンジンは、Gフォートレス時には通常通りスラスターとして機能し、アポジモーターには配分されないため、変形時の運動性はZガンダムのウェイブライダーよりも低く、作中では「小回りが利かない」という評価をされている。また、機体性能の全般があまりに過剰すぎるため、Zガンダムの欠点であった「ピーキーな機体特性」も大幅に悪化する形となり、操縦難易度が恐ろしく高いという事態を招いた。作中でビーチャが乗った際には「ジュドーはよくこんなの乗れるな」と評され、エゥーゴ正規パイロットであるルーですら後方支援に回っていた<ref>操縦技術の難度については当時のエゥーゴには想定パイロットである[[カミーユ・ビダン]]、他に[[クワトロ・バジーナ]]、提携関係の[[カラバ]]の[[アムロ・レイ]]など凄腕が存在しており、問題視されることはなかった。なお、長谷川裕一の漫画『機動戦士逆襲のギガンティス』ではアムロはプロトタイプダブルゼータの改修機メガゼータのパイロットになっている。</ref>。
    
装甲はガンダリウムγを使用した多重空間構造であり、MSの至近距離からの爆発や、200~300mの水圧に耐えられるほどの強度を持っている。また、可動モジュールにはマグネット・コーティングが標準で施され、柔軟性と堅牢性を両立している。しかし分離・合体や可変機構を採用している事もあり、構造的に脆弱な部分も存在している。
 
装甲はガンダリウムγを使用した多重空間構造であり、MSの至近距離からの爆発や、200~300mの水圧に耐えられるほどの強度を持っている。また、可動モジュールにはマグネット・コーティングが標準で施され、柔軟性と堅牢性を両立している。しかし分離・合体や可変機構を採用している事もあり、構造的に脆弱な部分も存在している。
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第1次ネオ・ジオン抗争の終結後は修復されGMIIIの下半身+簡易バックパックをつけたZZ-GR(ズィーズィー・ジーアール)として[[ジュピトリス|ジュピトリスII]]にて運用、後にシャングリラ仲間と妹リィナの助力によりコア・ベース2号機を受け取り元の姿に戻った。
 
第1次ネオ・ジオン抗争の終結後は修復されGMIIIの下半身+簡易バックパックをつけたZZ-GR(ズィーズィー・ジーアール)として[[ジュピトリス|ジュピトリスII]]にて運用、後にシャングリラ仲間と妹リィナの助力によりコア・ベース2号機を受け取り元の姿に戻った。
 
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<!-- また、『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』や『機動戦士Vガンダム外伝』では本機をジャンクパーツなどで改造したと思われるガンプと呼ばれる機体が登場している。-->
また、『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』や『機動戦士Vガンダム外伝』では本機をジャンクパーツなどで改造したと思われるガンプと呼ばれる機体が登場している。
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<!-- メガゼータはZZじゃなくプロトタイプZZがベースの機体だし、ガンプはZZじゃなくメガゼータの修繕機。公式設定でもアニメ登場のZZではないと明言されている。-->
    
=== 強化装備形態 ===
 
=== 強化装備形態 ===
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::『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』に準じた仕様で登場。ハイメガキャノンは[[マップ兵器]]扱いにはなったが、アストナージと合流するまでは故障中で使えない。またジュドーが幸運を覚えないため、[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[ファ・ユイリィ|ファ]]、[[ララァ・スン|ララァ]]に取られがちかもしれない。後者2人は熱血を覚えないが……。
 
::『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』に準じた仕様で登場。ハイメガキャノンは[[マップ兵器]]扱いにはなったが、アストナージと合流するまでは故障中で使えない。またジュドーが幸運を覚えないため、[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[ファ・ユイリィ|ファ]]、[[ララァ・スン|ララァ]]に取られがちかもしれない。後者2人は熱血を覚えないが……。
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}
:今回からハイメガキャノンは[[マップ兵器]]となり、「[[幸運]]+[[熱血]]」で[[資金]]稼ぎというパターンが確立する(ただしこの時代はまだジュドーが幸運を覚えない)。一度しか使えないものの攻撃力はMSで最高値であり、命中補正も高いため、資金稼ぎは勿論レベル上げにも多用される。『第3次』のマップ兵器は非[[ビーム兵器]]扱いなので、[[ビーム吸収]]を持った相手にも有効打を与えられる。
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:今回からハイメガキャノンは[[マップ兵器]]となり、「[[幸運]]+[[熱血]]」で[[資金]]稼ぎというパターンが確立する(ただしこの時代はまだジュドーが幸運を覚えない)。消費ENの関係で一度しか使えないものの攻撃力はMSで最高値であり、命中補正も高いため、資金稼ぎは勿論レベル上げにも多用される。『第3次』のマップ兵器は全て非[[ビーム兵器]]扱いなので、[[ビーム吸収]]を持った相手にも有効打を与えられる。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}
 
:マサキの章シナリオ「コーラルキャニオン再び」で本格的に登場。リィナが人質に取られてしまった為、最初は[[シーブック・アノー|シーブック]]の[[ガンダムF91]]共々敵ユニットであるが、しばらくするとリィナが奪還され味方に加わる。今作ではハイメガキャノンが[[ビーム兵器]]になった為、[[オーラバリア]]や[[ビーム吸収]]を持った相手には手も足も出ない。燃費は改善されEN改造すれば2発撃てるようになった。進行次第では終盤に先行部隊としてジュドーに強制乗り換えで出撃させられるステージがあるが、この時ジュドー以外のパイロットがZZに乗っているとそのキャラは最終面に出撃できなくなってしまうので注意。F91をジュドーに取られがちなシーブックや[[幸運]]持ちの[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]などが被害に合いやすい。
 
:マサキの章シナリオ「コーラルキャニオン再び」で本格的に登場。リィナが人質に取られてしまった為、最初は[[シーブック・アノー|シーブック]]の[[ガンダムF91]]共々敵ユニットであるが、しばらくするとリィナが奪還され味方に加わる。今作ではハイメガキャノンが[[ビーム兵器]]になった為、[[オーラバリア]]や[[ビーム吸収]]を持った相手には手も足も出ない。燃費は改善されEN改造すれば2発撃てるようになった。進行次第では終盤に先行部隊としてジュドーに強制乗り換えで出撃させられるステージがあるが、この時ジュドー以外のパイロットがZZに乗っているとそのキャラは最終面に出撃できなくなってしまうので注意。F91をジュドーに取られがちなシーブックや[[幸運]]持ちの[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]などが被害に合いやすい。
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:本機の代名詞とも言える、額部に発射孔を持つ大口径メガ粒子砲。出力50MWと[[コロニーレーザー]]の20%分の出力<ref>これを達成するためΖΖの頭部には「メガコンデンサ」というメガ粒子を直接貯留するE-CAPの上位の技術機構が採用・搭載されている</ref>という宇宙世紀のMSの兵装としては正に桁外れな威力を誇る。劇中ではドックを一撃で消滅させるなど圧倒的な破壊力を見せつけた。なお、物語中では後述のフルパワーも含めてたった4回しか使用されていない。正に「伝家の宝刀」と言うべき武装である。
 
:本機の代名詞とも言える、額部に発射孔を持つ大口径メガ粒子砲。出力50MWと[[コロニーレーザー]]の20%分の出力<ref>これを達成するためΖΖの頭部には「メガコンデンサ」というメガ粒子を直接貯留するE-CAPの上位の技術機構が採用・搭載されている</ref>という宇宙世紀のMSの兵装としては正に桁外れな威力を誇る。劇中ではドックを一撃で消滅させるなど圧倒的な破壊力を見せつけた。なお、物語中では後述のフルパワーも含めてたった4回しか使用されていない。正に「伝家の宝刀」と言うべき武装である。
 
:SRWでは基本的に[[マップ兵器]]であり、ΖΖを象徴する武器。近年の作品では通常攻撃版も装備するようになり使い勝手が良くなった。『F完結編』以降、音声収録を行ったキャラ毎に個別にハイ・メガ・キャノン使用時の台詞が存在する。
 
:SRWでは基本的に[[マップ兵器]]であり、ΖΖを象徴する武器。近年の作品では通常攻撃版も装備するようになり使い勝手が良くなった。『F完結編』以降、音声収録を行ったキャラ毎に個別にハイ・メガ・キャノン使用時の台詞が存在する。
:ちなみに、この武装のために「ΖΖは燃費が悪い」という印象を持たれがちだが、これの使用によって一時的な機能不全に陥ったのは4回の内の最初の1回だけで、その理由もロールアウト直後の調整不足が原因である。その後は後述のフルパワーも含めて、本武装の使用で機能不全に陥った事はない(サイコガンダムMk-II戦でパワーダウンを引き起こしているが、これにハイメガキャノンは関係なく、長時間の戦闘による熱核反応炉のオーバーヒートが原因である)。
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:ちなみに、この武装のために「ΖΖは燃費が悪い」という印象を持たれがちだが、これの使用によって一時的な機能不全に陥ったのは4回の内の最初の1回だけで、その理由もロールアウト直後の調整不足が原因である。その後は後述のフルパワーも含めて、本武装の使用で機能不全に陥った事はない(サイコガンダムMk-II戦でパワーダウンを引き起こしているが、これに燃費の悪さやハイメガキャノンは関係なく、長時間の戦闘による熱核反応炉のオーバーヒートが原因である)。
 
;[[ミサイル|21連装ミサイルランチャー]]
 
;[[ミサイル|21連装ミサイルランチャー]]
 
:バックパック上部に搭載されている熱誘導式のミサイル。ユニット1基あたり21発ずつ搭載されており、合計42発。他の武装の陰に隠れがちだが、MSの固定火器としてはおびただしい積載数である。
 
:バックパック上部に搭載されている熱誘導式のミサイル。ユニット1基あたり21発ずつ搭載されており、合計42発。他の武装の陰に隠れがちだが、MSの固定火器としてはおびただしい積載数である。
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