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| ジャロウデクの現地指揮官として軍を率い、クシェペルカ王国に侵攻。国王のアウクスティを決闘の末に討ち取るという戦果を挙げる。苛烈で激情的な性格をしており、捕虜としたクシェペルカの第一王女の[[エレオノーラ・ミランダ・クシェペルカ]]には妻になるよう迫り、参謀の[[ドロテオ・マルドネス]]の失態には激怒するなど、言葉責めや暴力を振るうことも厭わない。 | | ジャロウデクの現地指揮官として軍を率い、クシェペルカ王国に侵攻。国王のアウクスティを決闘の末に討ち取るという戦果を挙げる。苛烈で激情的な性格をしており、捕虜としたクシェペルカの第一王女の[[エレオノーラ・ミランダ・クシェペルカ]]には妻になるよう迫り、参謀の[[ドロテオ・マルドネス]]の失態には激怒するなど、言葉責めや暴力を振るうことも厭わない。 |
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− | ただし、姉のカタリーナや部下達からは慕われており、ドロテオのように部下を叱りつけても見逃すほどの度量も併せ持つ。また、機体スペックに差はあれどアウクスティを討ち取った件や反抗勢力の中核であるクシェペルカ東方領レトンマキ男爵領を陥落させるなど、指揮官や[[騎操士]](ナイトランナー)の腕も高い。 | + | ただし、姉のカタリーナや部下達からは慕われており、ドロテオのように部下を叱りつけても見逃すほどの度量も併せ持つ。また、機体スペックに差はあれどアウクスティを討ち取った件や反抗勢力の中核であるクシェペルカ東方領レトンマキ男爵領を陥落させるなど、指揮官や[[騎操士|{{RB|騎操士|ナイトランナー}}]]の腕も高い。 |
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− | 後に自軍を脅かす鬼神([[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]])の存在を知るが、当初はそこまで大きな問題とは考えていなかった。しかし、[[エルネスティ・エチェバルリア]]の活躍で自軍が手酷い被害を受け、撤退中に自らの飛空船(レビテートシップ)にまで取り付いてきたイカルガに対し出撃して戦いを挑むも、あっという間に一蹴されてしまう。そしてエルを勧誘するという手に出るが、彼の返答が理解できずに混乱。最後はエルの思い通りにはさせないと自分の船を破壊して墜落死した。 | + | 後に自軍を脅かす鬼神([[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]])の存在を知るが、当初はそこまで大きな問題とは考えていなかった。しかし、[[エルネスティ・エチェバルリア]]の活躍で自軍が手酷い被害を受け、撤退中に自らの{{RB|飛空船|レビテートシップ}}にまで取り付いてきたイカルガに対し出撃して戦いを挑むも、あっという間に一蹴されてしまう。そしてエルを勧誘するという手に出るが、彼の返答が理解できずに混乱。最後はエルの思い通りにはさせないと自分の船を破壊して墜落死した。 |
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| 曲りなりにも人望もあったことから、彼の死はカタリーナとドロテオに大きなショックを与え、ドロテオに至っては[[飛竜戦艦]]でエルへの復讐を誓う程であった。 | | 曲りなりにも人望もあったことから、彼の死はカタリーナとドロテオに大きなショックを与え、ドロテオに至っては[[飛竜戦艦]]でエルへの復讐を誓う程であった。 |
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| :同話より。独断専行はせずにカタリーナの作戦にきちんと従っていることが分かる台詞。王族を皆殺しにしてしまうと、かえって占領政策がやりにくくなるのだろう。 | | :同話より。独断専行はせずにカタリーナの作戦にきちんと従っていることが分かる台詞。王族を皆殺しにしてしまうと、かえって占領政策がやりにくくなるのだろう。 |
| ;「お前は何の話をしているのだ?」 | | ;「お前は何の話をしているのだ?」 |
− | :第10話。エレオノーラを奪還されたドロテオを叱責した後、ドロテオからその原因を聞いて。半人半馬で恐るべき速さの幻晶騎士(シルエットナイト)([[ツェンドルグ|これ]]の後継機)だの、[[イカルガ (ナイツマ)|炎を纏った空を舞う鬼神]]だの、とても当時では信じられない報告をされ、怒りを通り越し本気で心配するかのような台詞。そしてアニメではオラシオが生き証人となっているため、それが事実だと否が応でも認識させられてしまう。 | + | :第10話。エレオノーラを奪還されたドロテオを叱責した後、ドロテオからその原因を聞いて。半人半馬で恐るべき速さの{{RB|幻晶騎士|シルエットナイト}}([[ツェンドルグ|これ]]の後継機)だの、[[イカルガ (ナイツマ)|炎を纏った空を舞う鬼神]]だの、とても当時では信じられない報告をされ、怒りを通り越し本気で心配するかのような台詞。そしてアニメではオラシオが生き証人となっているため、それが事実だと否が応でも認識させられてしまう。 |
| ;「もはや我が妻になどと甘い顔はせぬ!抗うなら、王女ごと根絶やしにするまでだ!」 | | ;「もはや我が妻になどと甘い顔はせぬ!抗うなら、王女ごと根絶やしにするまでだ!」 |
| :同話より。ドロテオからエレオノーラ奪還の背後にフレメヴィーラがいると聞いて。カタリーナの前でこう言っているが、この後カタリーナもエレオノーラの生死を問わないと指示を出している。 | | :同話より。ドロテオからエレオノーラ奪還の背後にフレメヴィーラがいると聞いて。カタリーナの前でこう言っているが、この後カタリーナもエレオノーラの生死を問わないと指示を出している。 |
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| :第11話。総大将として自ら出撃すると姉のカタリーナに宣言する。 | | :第11話。総大将として自ら出撃すると姉のカタリーナに宣言する。 |
| ;「こんな高さにまで届く槍だと!?」 | | ;「こんな高さにまで届く槍だと!?」 |
− | :同話より。ツェンドリンブルの魔導飛槍(ミッシレジャベリン)攻撃を受けて驚愕する。 | + | :同話より。ツェンドリンブルの{{RB|魔導飛槍|ミッシレジャベリン}}攻撃を受けて驚愕する。 |
| ;「この俺が、まんまと、奴らの罠に嵌まったというのかぁ!」 | | ;「この俺が、まんまと、奴らの罠に嵌まったというのかぁ!」 |
| :同話より。待ち構えていたエル達の攻撃で損害が増えていき、屈辱に体を震わせる。 | | :同話より。待ち構えていたエル達の攻撃で損害が増えていき、屈辱に体を震わせる。 |
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| ;「馬鹿な!この俺の攻撃が、児戯扱いだとでもいうのか!?」 | | ;「馬鹿な!この俺の攻撃が、児戯扱いだとでもいうのか!?」 |
| :同話より。イカルガとの戦闘であっという間に武装を失い、無力化されたことに際し。 | | :同話より。イカルガとの戦闘であっという間に武装を失い、無力化されたことに際し。 |
− | ;「待て!鬼神の騎操士(ナイトランナー)!俺の下へ来い!」<br />エル「は?」<br />「貴様!フレメヴィーラの者だろう?クシェペルカに組するいわれなど、然程もないはず!」<br />「その機体と共にジャロウデクに下れば、今の倍の地位を与えよう!」 | + | ;「待て!鬼神の{{RB|騎操士|ナイトランナー}}!俺の下へ来い!」<br />エル「は?」<br />「貴様!フレメヴィーラの者だろう?クシェペルカに組するいわれなど、然程もないはず!」<br />「その機体と共にジャロウデクに下れば、今の倍の地位を与えよう!」 |
| :同話より。追い詰められた末、何でも望むものを与えるとエルを勧誘するが…。 | | :同話より。追い詰められた末、何でも望むものを与えるとエルを勧誘するが…。 |
| ;「きっさまぁ!このクリストバルに向かって、どれ程の大言を吐けば気が済むのかぁー!」 | | ;「きっさまぁ!このクリストバルに向かって、どれ程の大言を吐けば気が済むのかぁー!」 |
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| ==搭乗機体== | | ==搭乗機体== |
− | ;飛空船(レビテートシップ) | + | ;{{RB|飛空船|レビテートシップ}} |
| :ジャロウデク王国の戦力を空輸する飛空船。これ自体には戦闘能力はほぼないが、当時の西方諸国に航空戦力が存在しなかったので問題にならなかった。 | | :ジャロウデク王国の戦力を空輸する飛空船。これ自体には戦闘能力はほぼないが、当時の西方諸国に航空戦力が存在しなかったので問題にならなかった。 |
| ;[[アルケローリクス]] | | ;[[アルケローリクス]] |
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| ==余談== | | ==余談== |
− | *書籍版においては、飛空船(レビテートシップ)から投身自殺を図るという結末になっている<ref>そのため書籍では飛空船を鹵獲してジルバヴェールを完成させたが、アニメでは残骸から組み直す形をとっている。</ref>。 | + | *書籍版においては、{{RB|飛空船|レビテートシップ}}から投身自殺を図るという結末になっている<ref>そのため書籍では飛空船を鹵獲してジルバヴェールを完成させたが、アニメでは残骸から組み直す形をとっている。</ref>。 |
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| ==脚注== | | ==脚注== |