差分
→SRX-00 SRX(Super Robot X-Type)
== SRX-00 SRX(Super Robot X-Type) ==
== SRX-00 SRX(Super Robot X-Type) ==
*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]([[超機大戦SRX]])
*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]([[超機大戦SRX]])
**[[新スーパーロボット大戦]]
**[[新スーパーロボット大戦]]
**[[スーパーヒーロー作戦]]
**[[スーパーヒーロー作戦]]
**[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]])
**[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]])
**[[第3次スーパーロボット大戦α]]
**[[第3次スーパーロボット大戦α]]
**[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]
**[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]
**[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
**[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
**[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]]
**[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]
**[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
**[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
**[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
**[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
**対怪獣用一撃必殺型パーソナルトルーパー(スーパーヒーロー作戦)
**対怪獣用一撃必殺型パーソナルトルーパー(スーパーヒーロー作戦)
**試作型合体パーソナルトルーパー
**試作型合体パーソナルトルーパー
*形式番号:SRX-00
*型式番号:SRX-00
*全高:51.2m
*全高:51.2m
*重量:388.8t
*重量:388.8t
**[[ライディース・F・ブランシュタイン]]([[R-2パワード]])
**[[ライディース・F・ブランシュタイン]]([[R-2パワード]])
**[[アヤ・コバヤシ]] ([[R-3パワード]])
**[[アヤ・コバヤシ]] ([[R-3パワード]])
*メカニックデザイナー:カトキハジメ
*メカニックデザイン:カトキハジメ
[[SRX計画]]のコンセプトを形にした、試作型[[合体]][[パーソナルトルーパー]]。人型兵器の[[R-1]]、[[R-2]]、[[R-3]]及びパワードパーツが合体して完成する[[スーパーロボット]]。SRXは「'''Super Robot X-Type'''」の頭字語で、[[スーパーロボット]]と[[リアルロボット]]の長所を組み合わせた最強のロボットを目指して開発された。単機で戦局を一変させうる決戦兵器。「'''究極汎用戦闘一撃必殺型パーソナルトルーパー'''」の異名を持つ。メインパイロットであるリュウセイの決め台詞では「'''天下無敵のスーパーロボット'''」とも言われる。
[[SRX計画]]のコンセプトを形にした、試作型[[合体]][[パーソナルトルーパー]]。人型兵器の[[R-1]]、[[R-2]]、[[R-3]]及びパワードパーツが合体して完成する[[スーパーロボット]]。SRXは「'''Super Robot X-Type'''」の頭字語で、[[スーパーロボット]]と[[リアルロボット]]の長所を組み合わせた最強のロボットを目指して開発された。単機で戦局を一変させうる決戦兵器。「'''究極汎用戦闘一撃必殺型パーソナルトルーパー'''」の異名を持つ。メインパイロットであるリュウセイの決め台詞では「'''天下無敵のスーパーロボット'''」とも言われる。
[[R-2パワード]]の[[トロニウム|トロニウム・エンジン]]による莫大な出力と、[[R-1]]・[[R-3パワード]]2機分の[[T-LINKシステム]]を用いた[[念動フィールド]]の形成により、従来の特機の枠を超えた爆発的な火力を獲得した。主な内蔵兵器は『ハイフィンガー・ランチャー』『'''ゾル・オリハルコニウム・ソード'''('''Z・O・ソード''')』など。さらにRWシリーズの[[R-GUNパワード]]が合体する事により『'''ハイパートロニウムバスターキャノン'''('''HTBキャノン''')』という最強兵器が使用可能。[[念動フィールド]]で機体を防御することも可能である。
[[R-2パワード]]の[[トロニウム|トロニウム・エンジン]]による莫大な出力と、[[R-1]]・[[R-3パワード]]2機分の[[T-LINKシステム]]を用いた[[念動フィールド]]の形成により、従来の特機の枠を超えた爆発的な火力を獲得した。主な内蔵兵器は『ハイフィンガー・ランチャー』『'''ゾル・オリハルコニウム・ソード'''('''Z・O・ソード''')』など。さらにRWシリーズの[[R-GUNパワード]]が合体する事により『'''ハイパートロニウムバスターキャノン'''('''HTBキャノン''')』という最強兵器が使用可能。[[念動フィールド]]で機体を防御することも可能である。
合体システムは三機が頭・胴・両脚の垂直三機合体。[[R-1]]は頭部、主動力担当の[[R-2パワード]]は胴体部分、[[R-3パワード]]が下半身を構成する。より細かく分類するならば、R-1はR-ウィングの状態で合体し、頭部を構成している。R-2パワードはR-2本体が胴体部分を構成し、パワードパーツは腕部を構成している。そして、R-3パワードはR-3本体が腰部を構成し、パワードパーツは脚部を構成している。なお、'''合体自体にパワードパーツは必須ではない'''([[新]]や[[α]]において、失敗したものの、パワードパーツなしの合体を行う場面がある)が、その場合、当然ながら腕と脚がないという状態になる。
合体システムは三機が頭・胴・両脚の垂直三機合体。[[R-1]]は頭部、主動力担当の[[R-2パワード]]は胴体部分、[[R-3パワード]]が下半身を構成する。より細かく分類するならば、R-1はR-ウィングの状態で合体し、頭部を構成している。R-2パワードはR-2本体が胴体部分を構成し、パワードパーツは腕部を構成している。そして、R-3パワードはR-3本体が腰部を構成し、パワードパーツは脚部を構成している。なお、'''合体自体にパワードパーツは必須ではない'''([[新]]や[[α]]において、失敗したものの、パワードパーツなしの合体を行う場面がある)が、その場合、当然ながら腕と脚がないという状態になる。
戦闘能力は地球圏最強だが、運用面で容易には解決し難い難問を多く抱えた問題機であり、総合面ではグルンガスト、ヒュッケバインシリーズが上。にも拘わらずこの機体が製造されたのは、SRX計画における裏の目的である、イングラムによる「いずれ来たる銀河規模の戦乱に備えた、大規模転移を自由に、かつ単機で実現する機動兵器」の構想があったためである。本機はそのひな形である(想定されるすべての敵から転移装置を守るには、強大な戦闘力が必要とされるため。SRXはその面に比重が置かれている)と同時に、中枢であるT-LINKシステムを空間転移装置、ないしはそれに近い機構として運用すべく作られた存在、と言う側面を持つ。これはOG2においてその片鱗が垣間見られ、αシリーズでその構想がリュウセイ言う所の「銀河無双のスーパーロボット」となって実現することになる。
戦闘能力は地球圏最強だが、運用面で容易には解決し難い難問を多く抱えた問題機であり、総合面ではグルンガスト、ヒュッケバインシリーズが上。にも拘わらずこの機体が製造されたのは、SRX計画における裏の目的である、イングラムによる「いずれ来たる銀河規模の戦乱に備えた、大規模転移を自由に、かつ単機で実現する機動兵器」の構想があったためである。本機はそのひな形である(想定されるすべての敵から転移装置を守るには、強大な戦闘力が必要とされるため。SRXはその面に比重が置かれている)と同時に、中枢であるT-LINKシステムを空間転移装置、ないしはそれに近い機構として運用すべく作られた存在、と言う側面を持つ。これはOG2においてその片鱗が垣間見られ、αシリーズでその構想がリュウセイ言う所の「銀河無双のスーパーロボット」となって実現することになる。
合体時には3機でフォーメーション『'''パターンOOC'''('''Only One Crash''')』を形成するが、この名はそのような欠点を抱えた本機を皮肉ったものである。リュウセイはこの呼び方に難色を示しており、勝手にロボットアニメ的な呼称『'''ヴァリアブル・フォーメーション'''』を用いている(公式設定には採用されていないと思われるが、この案はOG1キョウスケ編において、ライとアヤも「OOCだと不吉だから」とこのネーミングを認めた)。
合体時には3機でフォーメーション『'''パターンOOC'''('''Only One Crash''')』を形成するが、この名はそのような欠点を抱えた本機を皮肉ったものである。リュウセイはこの呼び方に難色を示しており、勝手にロボットアニメ的な呼称『'''ヴァリアブル・フォーメーション'''』を用いている(公式設定には採用されていないと思われるが、この案はOG1キョウスケ編において、ライとアヤも「OOCだと不吉だから」とこのネーミングを認めた)。
パイロット要員は[[リュウセイ・ダテ]]がメインパイロット。[[ライディース・F・ブランシュタイン]]がトロニウム・エンジンのコントロールを始め、機体制御の大半を兼任する(その際の詳しいセリフは彼の『名台詞』を参照)。[[アヤ・コバヤシ]]が[[T-LINKシステム]]の要。その他の役割に関しては、リュウセイとライの役割から消去法で考えると、索敵などの電測や火器管制を担当しているものと思われる。ただし、アヤのT-LINKの負担を解消するために漫画版では火器管制はライが、索敵はリュウセイが担当する場面もある。その他、各分離形態部位にある武装をリュウセイ、ライ、アヤがそれぞれ制御する場面も存在する。
パイロット要員は[[リュウセイ・ダテ]]がメインパイロット。[[ライディース・F・ブランシュタイン]]がトロニウム・エンジンのコントロールを始め、機体制御の大半を兼任する(その際の詳しいセリフは彼の『名台詞』を参照)。[[アヤ・コバヤシ]]が[[T-LINKシステム]]の要。その他の役割に関しては、リュウセイとライの役割から消去法で考えると、索敵などの電測や火器管制を担当しているものと思われる。ただし、アヤのT-LINKの負担を解消するために漫画版では火器管制はライが、索敵はリュウセイが担当する場面もある。その他、各分離形態部位にある武装をリュウセイ、ライ、アヤがそれぞれ制御する場面も存在する。
なおRシリーズはいずれも[[テスラ・ドライブ]]を搭載していない為、合体後の飛行方法は不明。おそらく[[R-3パワード]]のT-LINKフライトシステムを継続して用い、トロニウム・エンジンで機体全体を飛行させるだけの出力を出しているのではないかと考えられる。なお、宇宙では脚がなくてもスラスターで活動できるらしく、前述の[[α]]ではR-3のパワードパーツなしの合体に挑戦した際にリュウセイが「[[ジオング]]みたいなもの」と発言している。
なおRシリーズはいずれも[[テスラ・ドライブ]]を搭載していない為、合体後の飛行方法は不明。おそらく[[R-3パワード]]のT-LINKフライトシステムを継続して用い、トロニウム・エンジンで機体全体を飛行させるだけの出力を出しているのではないかと考えられる。なお、宇宙では脚がなくてもスラスターで活動できるらしく、前述の[[α]]ではR-3のパワードパーツなしの合体に挑戦した際にリュウセイが「[[ジオング]]みたいなもの」と発言している。
バンプレストのマークを模した特徴的な頭部形状に加え、メインパイロットのリュウセイの独特な命名センスが光る機体。Z・O・ソードは「'''天上天下無敵剣'''」、それによる必殺技「ハイ・ゾル・オリハルコニウム・ソード(H・Z・O・ソード)」を「'''天上天下念動爆砕剣'''」、「ハイパー・トロニウムバスターキャノン(HTBキャノン)」は「'''天上天下一撃必殺砲'''」と名付けている。
バンプレストのマークを模した特徴的な頭部形状に加え、メインパイロットのリュウセイの独特な命名センスが光る機体。Z・O・ソードは「'''天上天下無敵剣'''」、それによる必殺技「ハイ・ゾル・オリハルコニウム・ソード(H・Z・O・ソード)」を「'''天上天下念動爆砕剣'''」、「ハイパー・トロニウムバスターキャノン(HTBキャノン)」は「'''天上天下一撃必殺砲'''」と名付けている。
ゴーグルがバンプレストのロゴマークになっているが、これはデザイナーのカトキハジメ氏の提案によるものとのこと。ただしこの表現は権利上で制約があるのか、立体物ではツインアイの発光が再現されることはなく、真っ黒であったり、クリアパーツでR-1の頭部が透けているという表現がとられる。
ゴーグルがバンプレストのロゴマークになっているが、これはデザイナーのカトキハジメ氏の提案によるものとのこと。ただしこの表現は権利上で制約があるのか、立体物ではツインアイの発光が再現されることはなく、真っ黒であったり、クリアパーツでR-1の頭部が透けているという表現がとられる。