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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[マクロス・ギャラクシー船団]]において絶大な人気を誇る[[歌|歌姫]]。通称「銀河の妖精」その人気ぶりは物語の部隊である[[マクロス・フロンティア船団]]にも銀河ネットワークを通して知れ渡っていた。ギャラクシー船団では[[インプラント]]による人間整形や改造手術が行われているが、彼女は生身でそれが売りのひとつ。 | + | [[マクロス・ギャラクシー船団]]において絶大な人気を誇る[[歌|歌姫]]。通称「銀河の妖精」その人気ぶりは物語の舞台である[[マクロス・フロンティア船団]]にも銀河ネットワークを通して知れ渡っていた。ギャラクシー船団では[[インプラント]]による人間整形や改造手術が行われているが、彼女は生身でそれが売りのひとつ。 |
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| 幼少期に両親がインプラント推進派に殺害されてしまい孤児に。その後、[[グレイス・オコナー]]に拾われて、V型感染症に感染させられた。イヤリングは母親の形見だが、母親の顔も覚えていない。 | | 幼少期に両親がインプラント推進派に殺害されてしまい孤児に。その後、[[グレイス・オコナー]]に拾われて、V型感染症に感染させられた。イヤリングは母親の形見だが、母親の顔も覚えていない。 |
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| 銀河横断ツアーでフロンティア船団に来訪。[[早乙女アルト]]、[[ランカ・リー]]と出会う。初めはアルトに良い印象を持ってなかったが「シェリル扱い」しないアルトに興味を持ち、次第に好意を寄せるようになる。 | | 銀河横断ツアーでフロンティア船団に来訪。[[早乙女アルト]]、[[ランカ・リー]]と出会う。初めはアルトに良い印象を持ってなかったが「シェリル扱い」しないアルトに興味を持ち、次第に好意を寄せるようになる。 |
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− | 体調不良が続きグレイスに仕事を全部キャンセルさせられる。「作られた偶像」「私が拾わなければスラムでゴミにまみれていた」と言われても強気の姿勢を崩さなかったが、知らせられた死病(V型感染症)と軍のプロパガンダにより持ち上げられ躍進するランカの存在に「シェリル・ノーム」というアイデンティティを揺るがされて一度は歌手を辞めるとまで口した。しかし、アルトの言葉とシェルターで怯える人達の姿を目にして再起。気持ちも新たに再び歌い始めるも病状が末期に進行したことでフォールド波が発生。フロンティア政府に人類のために歌うよう協力を求められる。力を強めるため病気の進行を遅らせる薬を拒否。気遣うルカを「冷酷になりなさい」と咎めた。最終決戦前に会いに来たアルトに「ランカちゃんを助けなさい」「全部終わったら続きを聞いてあげる」と約束。アルトと共にランカを救いだし、みんなが力を合わせてグレイスが操る[[バジュラクイーン]]を倒した。
| + | 中盤あたりから体調不良が続きグレイスに仕事を全部キャンセルさせられた。「作られた偶像」「私が拾わなければスラムでゴミにまみれていた」と言われても強気の姿勢を崩さなかったが、知らせられた死病(V型感染症)と軍のプロパガンダにより持ち上げられ躍進するランカの存在に「シェリル・ノーム」というアイデンティティを揺るがされて一度は歌手を辞めるとまで口した。しかし、アルトの言葉とシェルターで怯える人達の姿を目にして再起。気持ちも新たに再び歌い始めるも病状が末期に進行したことでフォールド波が発生。フロンティア政府に人類のために歌うよう協力を求められる。力を強めるため病気の進行を遅らせる薬を拒否。気遣うルカを「冷酷になりなさい」と咎めた。最終決戦前に会いに来たアルトに、全部終わったら続きを聞くと約束、イヤリングを預けた。最終決戦中、菌が脳から腸に移行したことで病気を克服。アルトと共にランカを救いだし、みんなが尽力を尽くしグレイスが操る[[バジュラクイーン]]を倒した。 |
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− | 歌がバジュラの制御を止めたのは、シェリルが耳元のイヤリングの鉱石である「フォールドクォーツ」が感応したからで、そのイヤリングはノーム家に代々伝わるキーアイテムであった。そして、同じ[[フォールドクォーツ]]を使用したアルトの[[バルキリー]]「[[VF-25F メサイア]]」と送信してグレイスのバジュラの制御を止めたからだった。
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| 感染症で死期が迫りつつある中、アルトにすら心からは頼る事なく苦しみを自分の胸だけに秘めて歌い続けた。 | | 感染症で死期が迫りつつある中、アルトにすら心からは頼る事なく苦しみを自分の胸だけに秘めて歌い続けた。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
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| ;「あたしの[[歌]]を聴け~!」 | | ;「あたしの[[歌]]を聴け~!」 |
| :シェリルの決め台詞である。DVD/BDの冊子では『[[マクロス7]]』の[[熱気バサラ]]へのオマージュであると解説されている。 | | :シェリルの決め台詞である。DVD/BDの冊子では『[[マクロス7]]』の[[熱気バサラ]]へのオマージュであると解説されている。 |
− | ;「こんなサービスめったにしないんだからね」<br />「こんないい女、めったにいないんだからね」
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− | :シェリル独特の言い回し。『マクロスF』関連のグッズのキャッチフレーズで多用されている。
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| ;「みんなはあたしを[[幸運]]だって言う…でもそれに見合う[[努力]]はして来たつもりよ!」<br />「だからあたしはシェリル・ノームでいられるの…運命っていうのはそうやって掴み取る物なのよ!」 | | ;「みんなはあたしを[[幸運]]だって言う…でもそれに見合う[[努力]]はして来たつもりよ!」<br />「だからあたしはシェリル・ノームでいられるの…運命っていうのはそうやって掴み取る物なのよ!」 |
| :第3話。アルトとランカとともにシェルターに避難後、シェルター内の循環機能が停止しこのまま確実に窒息するより可能性を信じてアルトの制止を振り切り外に出ようとした時に発した台詞。今までの地位を実力で勝ち取ってきたと自負するシェリルのこの姿が、アルトとランカの今後に影響を与えている。 | | :第3話。アルトとランカとともにシェルターに避難後、シェルター内の循環機能が停止しこのまま確実に窒息するより可能性を信じてアルトの制止を振り切り外に出ようとした時に発した台詞。今までの地位を実力で勝ち取ってきたと自負するシェリルのこの姿が、アルトとランカの今後に影響を与えている。 |
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| ;「楽しい? おまえは死ぬんだって、わざわざ難しい言葉で説明するの」 | | ;「楽しい? おまえは死ぬんだって、わざわざ難しい言葉で説明するの」 |
| :第22話。病状を説明する[[ルカ・アンジェローニ|ルカ]]に対して。感染症の自覚症状がすでに出ているシェリルにとってわかりきっていることであり、静かな怒気で黙らせた。 | | :第22話。病状を説明する[[ルカ・アンジェローニ|ルカ]]に対して。感染症の自覚症状がすでに出ているシェリルにとってわかりきっていることであり、静かな怒気で黙らせた。 |
| + | '''「覚えておきなさい。こんないい女、めったにいなんだからねっ!」''' |
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| + | 第24話。まったくもってその通りな立ち振る舞い。アルトも肯定するほかない。シェリルは生きて帰る気がないのでアルトに対する別れの言葉でもあるのだろう。 |
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| + | '''「これでいい…もう思い残すこともないわ。あとは燃え尽きるだけ…今あるのは音楽と、そしてあたし。だから!…あたしの歌を聞け―!!」''' |
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| + | 同上。会いに来たアルトにランカを助けて必ず帰ってくるよう言い、幸運のイヤリングをアルトに付けて送り出し、シェリルも自身の舞台へ。 |
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| === 劇場版 === | | === 劇場版 === |
| + | ;「いくわよグレイス。あなたの分も歌って見せる」 |
| ;「たとえ私が死んでも、歌は死なない!」 | | ;「たとえ私が死んでも、歌は死なない!」 |
− | :自身の体調を心配する[[オズマ・リー|オズマ]]に対して。ちなみに「歌は死なない」は『サヨナラノツバサ』のキャッチコピーの一つとしても使用されている。『UX』では[[DVE]]。 | + | :インプラントから解放されたグレイスと再会。マイクとイヤリングを受け取り、体調を心配する[[オズマ・リー|オズマ]]に対してこう返した。ちなみに「歌は死なない」は『サヨナラノツバサ』のキャッチコピーの一つとしても使用されている。『UX』では[[DVE]]。 |
| ;「貴方なら分かるでしょ。もしも死ぬなら舞台の上よ!それにあたしは、あたしの歌で銀河を震わせたいの!」 | | ;「貴方なら分かるでしょ。もしも死ぬなら舞台の上よ!それにあたしは、あたしの歌で銀河を震わせたいの!」 |
| :体調を心配するアルトに対して。歌う為に生きている彼女に歌わないという選択肢は存在しない。 | | :体調を心配するアルトに対して。歌う為に生きている彼女に歌わないという選択肢は存在しない。 |
| ;「あたしも、いつかきっと歌うから!」<br />「あなたに負けないくらい、あたしの歌で銀河を震わせてみせるから!」 | | ;「あたしも、いつかきっと歌うから!」<br />「あなたに負けないくらい、あたしの歌で銀河を震わせてみせるから!」 |
| :回想シーンにて。幼少期にアルトの歌舞伎を見たシェリルのセリフ。『UX』では[[DVE]]。 | | :回想シーンにて。幼少期にアルトの歌舞伎を見たシェリルのセリフ。『UX』では[[DVE]]。 |
| + | '''ドラマCD''' |
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| + | '''「本当に感謝してるのよ、グレイス。あなたがいたから、あたしは今ここにいる」''' |
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| + | '''「グレイスはあたしのマネージャーで、一番の友達で、お姉さんで、それで……」''' |
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| + | 「ギャラクシー・メモリー」より。脚本は本編も担当した吉野弘幸氏。互いに酔ったという建前で告白し合った。続く言葉は「お母さん」だろうか。 |
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| + | '''「……今夜一緒に……寝てもいい?」''' |
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| + | 同上。このドラマCD(漫画化もしている)視聴後に18話を思い返すとなんとも切ない気分にさせられる。 |
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| == 迷台詞 == | | == 迷台詞 == |