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656 バイト追加 、 2021年11月4日 (木) 20:32
台詞集に追記
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;「言うなよ、カミーユってのが俺だって誰にでも分かってしまうだろ!」
 
;「言うなよ、カミーユってのが俺だって誰にでも分かってしまうだろ!」
 
:嫌いな自分の名前を[[ファ・ユイリィ|ファ]]に連呼され、不快感を顕にした台詞。カミーユが自分の名前を嫌っている事がよくわかる。
 
:嫌いな自分の名前を[[ファ・ユイリィ|ファ]]に連呼され、不快感を顕にした台詞。カミーユが自分の名前を嫌っている事がよくわかる。
:なお、本作を監督した富野由悠季氏は「カミーユは自分自身で『女性的な名前』だと勝手に思い込んでしまっているだけなのだ」とインタビューで述べており、現実にも中近東辺りでは男性名として割と一般的な名前である。近年のフランスでは男女兼用ではあるが、どちらかというと女性に多い名前である。ただしカミーユ・ビダンの綴りは「Kamille」なので「Camille」とは違う名前である可能性もある。
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:なお、本作を監督した富野由悠季氏は「カミーユは自分自身で『女性的な名前』だと勝手に思い込んでしまっているだけなのだ」とインタビューで述べており、現実にも中近東辺りでは男性名として割と一般的な名前である。近年のフランスでは男女兼用ではあるが、どちらかというと女性に多い名前<ref>現代日本で言うと「ひかる」や「ひろみ」辺りに該当する名前と言える。</ref>である。ただしカミーユ・ビダンの綴りは「Kamille」なので「Camille」とは違う名前である可能性もある。
 
;「カミーユが男の名前で何で悪いんだ! 俺は男だよ!!」
 
;「カミーユが男の名前で何で悪いんだ! 俺は男だよ!!」
 
:自分の名前を馬鹿にした[[ジェリド・メサ|ジェリド]]に鉄拳をかまし、さらに止めようとした軍人も殴っている。この行動が、二人の間に後々まで続く[[ライバル|因縁]]を生んだのであった。
 
:自分の名前を馬鹿にした[[ジェリド・メサ|ジェリド]]に鉄拳をかまし、さらに止めようとした軍人も殴っている。この行動が、二人の間に後々まで続く[[ライバル|因縁]]を生んだのであった。
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;クワトロ「あるな…」
 
;クワトロ「あるな…」
 
;「大尉は僕の何なんです⁉目の前で二度も親を殺された僕に…何かを言える権利を持つ人なんて、いやしませんよ…」
 
;「大尉は僕の何なんです⁉目の前で二度も親を殺された僕に…何かを言える権利を持つ人なんて、いやしませんよ…」
:クワトロの「よくわかる話だが」に対して返したやり取り。カミーユ自身、薄々そういう返事が返ってくるのを予想していた事が伺える。しかし、元を正せば自らの軽率な行いが原因で、両親が巻き込まれて死に至ったのも否定しようの無い事実で、そうである以上、カミーユはどういう形であれ自らの犯した過ちを償わなければならず、クワトロもそれを理解していた。だが、カミーユの頭の中には「自身の行いが両親の死を招いてしまった責任」ではなく「目の前で親を殺された苦しみ」しか無かった為、結局は反発するだけであった。
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:クワトロの「よくわかる話だが」に対して返したやり取り。カミーユ自身、薄々そういう返事が返ってくるのを予想していた事が伺える。しかし、元を正せば自らの軽率な行いが原因で、両親が巻き込まれて死に至ったのも否定しようの無い事実で、そうである以上、カミーユはどういう形であれ自らの犯した過ちを償わなければならず、クワトロもそれを理解していた。だが、カミーユの頭の中には「自身の行いが両親の死を招いてしまった責任」ではなく「目の前で親を殺された苦しみ」しか無かった為、結局は反発するだけであった。また、この時のカミーユは知る由もないがクワトロ(シャア)の出自を考えれば『何かを言える権利』は十分持っていると言えるのだが、その点も踏まえた台詞である。
 
;「尊敬してますよ。あの人は両親の苦労を一身に背負って、ザビ家を倒そうとした人ですから」
 
;「尊敬してますよ。あの人は両親の苦労を一身に背負って、ザビ家を倒そうとした人ですから」
 
;「でも、一人で組織に対抗しようとして敗れた、馬鹿な人です」
 
;「でも、一人で組織に対抗しようとして敗れた、馬鹿な人です」
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:この時のカミーユは、[[一年戦争]]の頃のアムロ・レイにそっくりである。
 
:この時のカミーユは、[[一年戦争]]の頃のアムロ・レイにそっくりである。
 
;「僕は見込みありません。自閉症の子供なんだ」
 
;「僕は見込みありません。自閉症の子供なんだ」
:ウォンの真意を説くエマに対しての屁理屈。この後、エマから「自分の都合で大人と子供を使い分けないで!」と当然のように説教を食らう。
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:ウォンの真意を説くエマに対しての屁理屈。この後、エマから「自分の都合で大人と子供を使い分けないで!」と当然のように説教を食らう。かなりの問題発言でもあるが、放映当時の「自閉症」とは現代認識される発達障害の一種であるASDというより、場面緘黙(特定の状況で発言が極めて困難になる精神疾患)や統合失調症を示すことが多かったことにも気を付けたい。
 
;(殺し合いを楽しんでいるんじゃないか。こんなの戦争じゃない!)
 
;(殺し合いを楽しんでいるんじゃないか。こんなの戦争じゃない!)
 
:[[グラナダ]]に入港したティターンズ艦艇を奪う作戦の最中、カミーユが内心で呟いた独白。生身の人間同士で殺し合う[[白兵戦]]にカミーユは萎縮してしまうが、クワトロは表情ひとつ変えず、寧ろ生き生きして見えたのだ。そんな姿を目の当たりにすれば「楽しんでいる」と思われても仕方がない。
 
:[[グラナダ]]に入港したティターンズ艦艇を奪う作戦の最中、カミーユが内心で呟いた独白。生身の人間同士で殺し合う[[白兵戦]]にカミーユは萎縮してしまうが、クワトロは表情ひとつ変えず、寧ろ生き生きして見えたのだ。そんな姿を目の当たりにすれば「楽しんでいる」と思われても仕方がない。
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