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| '''人工知能'''は、搭載される記憶、推論、判断、学習など、人間の知能にあたる機能をもつコンピューター上のシステム。1950年代に造られた「Artificial Intelligence」を翻訳した言葉で、「'''AI'''」と表記されることも多い。「頭脳」ではなく「知能」という言葉が選ばれた背景には、脳自体はヒト以外の動物も持っているからという理由があるようだ。 | | '''人工知能'''は、搭載される記憶、推論、判断、学習など、人間の知能にあたる機能をもつコンピューター上のシステム。1950年代に造られた「Artificial Intelligence」を翻訳した言葉で、「'''AI'''」と表記されることも多い。「頭脳」ではなく「知能」という言葉が選ばれた背景には、脳自体はヒト以外の動物も持っているからという理由があるようだ。 |
− | == 概要 == | + | ==概要== |
| SRWでは主に無人機体の[[パイロット]]として登場。搭載される代表的な機体には[[機械獣]]や[[メカザウルス]]がある。上位版に「'''人工知能改'''」「'''AI改'''」「'''高性能AI'''」「'''[[自律回路]]'''」等が存在する。 | | SRWでは主に無人機体の[[パイロット]]として登場。搭載される代表的な機体には[[機械獣]]や[[メカザウルス]]がある。上位版に「'''人工知能改'''」「'''AI改'''」「'''高性能AI'''」「'''[[自律回路]]'''」等が存在する。 |
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− | AI搭載機の多くは無人機であり([[レイズナー]]や[[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]のようなAI搭載型の有人機もある)、プログラム次第では『[[新機動戦記ガンダムW|ガンダムW]]』の[[モビルドール]]や[[マクロスシリーズ]]の[[ゴーストX-9|ゴースト]]のように有人機では到底不可能な動きや加速などをさせることが可能である。味方側では[[レイ]]や[[フォロン]]などを登場させることでそうした機能を再現している作品もあるが、敵として登場するAIは基本的に一山いくらの弱い雑魚としての扱いが多く、ある意味不遇な存在である。原作では有人機であっても、無人の量産機として扱うケースもある。 | + | AI搭載機の多くは無人機であり([[レイズナー]]や[[ARX-7 アーバレスト|アーバレスト]]のようなAI搭載型の有人機もある)、プログラム次第では『[[新機動戦記ガンダムW|ガンダムW]]』の[[モビルドール]]や[[マクロスシリーズ]]の[[ゴーストX-9|ゴースト]]のように有人機では到底不可能な動きや加速などをさせることが可能である。味方側では[[レイ (レイズナー)|レイ]]や[[フォロン]]などを登場させることでそうした機能を再現している作品もあるが、敵として登場するAIは基本的に一山いくらの弱い雑魚としての扱いが多く、ある意味不遇な存在である。原作では有人機であっても、無人の量産機として扱うケースもある。 |
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− | == 登場作品と役柄 == | + | ==登場作品と役柄== |
| 初期シリーズでは生体兵器などにもAIが搭載されていることがあったが、近年のシリーズでは機体群の総称を示す呼称を共通のパイロットとして設定し、AIが使われる機会が少なくなった。以降は人が作った機械だと明確な場合に使われている傾向があるようだ。 | | 初期シリーズでは生体兵器などにもAIが搭載されていることがあったが、近年のシリーズでは機体群の総称を示す呼称を共通のパイロットとして設定し、AIが使われる機会が少なくなった。以降は人が作った機械だと明確な場合に使われている傾向があるようだ。 |
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| 一方でVXT三部作や『DD』では全く異なるグラフィックを作品・勢力ごとに分ける(グラフィックも代表機の意匠が用いられている)ようになって、バリエーションが増えた。ただし[[特殊戦闘台詞]]は勢力問わず共通なので、場合によっては妙なセリフになることも。 | | 一方でVXT三部作や『DD』では全く異なるグラフィックを作品・勢力ごとに分ける(グラフィックも代表機の意匠が用いられている)ようになって、バリエーションが増えた。ただし[[特殊戦闘台詞]]は勢力問わず共通なので、場合によっては妙なセリフになることも。 |
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− | === [[旧シリーズ]] === | + | キャラクターとして出番に恵まれる場合、概ねはシリアスな製作背景を持つため重いシナリオと切り離せない存在だが、特に自軍側では「なまじな人間より純真」というキャラ付けも少なくない。[[勇者シリーズ]]のロボットたちのように[[ギャグイベント|清涼剤]]として重宝される役も回ってきやすい。 |
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| + | ===[[旧シリーズ]]=== |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦G]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦G]] |
| :顔グラは『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』に準じて、基板になっている。「へいし」より[[経験値]]が多い。強化版の「AI改」も「[[エリート兵]]」より多い。どちらも[[命中]]・[[回避]]が人間より高いからか。 | | :顔グラは『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』に準じて、基板になっている。「へいし」より[[経験値]]が多い。強化版の「AI改」も「[[エリート兵]]」より多い。どちらも[[命中]]・[[回避]]が人間より高いからか。 |
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| :[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]と[[トロワ・バートン|トロワ]]の能力にされた人工知能も一応いる。 | | :[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]と[[トロワ・バートン|トロワ]]の能力にされた人工知能も一応いる。 |
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− | === [[αシリーズ]] === | + | ===[[αシリーズ]]=== |
| ;[[スーパーロボット大戦α]] | | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
| :人工知能と人工知能改がどちらも序盤から登場する。[[機械獣]]に人工知能、[[メカザウルス]]や[[モビルドール]]に人工知能改と、搭載される機体は大まかに決まっている様子。搭載機によって吼えたり電子音を出したりと変化する。 | | :人工知能と人工知能改がどちらも序盤から登場する。[[機械獣]]に人工知能、[[メカザウルス]]や[[モビルドール]]に人工知能改と、搭載される機体は大まかに決まっている様子。搭載機によって吼えたり電子音を出したりと変化する。 |
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| :扱われ方は前作とほぼ同様で、主に各勢力の無人機、他勢力機の[[レプリジン]]のパイロットとしてAIシリーズが登場する。また、旧人工知能シリーズの顔グラが変更された。 | | :扱われ方は前作とほぼ同様で、主に各勢力の無人機、他勢力機の[[レプリジン]]のパイロットとしてAIシリーズが登場する。また、旧人工知能シリーズの顔グラが変更された。 |
| | | |
− | === [[Zシリーズ]] === | + | ===[[Zシリーズ]]=== |
| ;[[スーパーロボット大戦Z]] | | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
| :人工知能が[[アーキタイプ_(ビッグオー)|アーキタイプ]]と[[ボナパルト]]のパイロットとして登場。[[メガデウス]]専用で顔グラはプリント基板にコード。AI・高性能AI・自律回路は[[カイメラ]]の無人機のパイロットとして登場。これらの顔グラは文字が印刷された集積回路。 | | :人工知能が[[アーキタイプ_(ビッグオー)|アーキタイプ]]と[[ボナパルト]]のパイロットとして登場。[[メガデウス]]専用で顔グラはプリント基板にコード。AI・高性能AI・自律回路は[[カイメラ]]の無人機のパイロットとして登場。これらの顔グラは文字が印刷された集積回路。 |
| + | :人工知能同士でトライチャージを行う場合、攻撃を仕掛ける人工知能以外は喋らない演出が取られている。 |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
| :人工知能が[[タロス像]]や[[グロイザーX10]]のパイロットとして登場。顔グラは[[機械獣]]との色違い。機械獣が吼えるようになったのに対して、人工知能はいつもの電子音。 | | :人工知能が[[タロス像]]や[[グロイザーX10]]のパイロットとして登場。顔グラは[[機械獣]]との色違い。機械獣が吼えるようになったのに対して、人工知能はいつもの電子音。 |
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| :タロス像の人工知能は『第2次Z』と同じ。[[スペースロボ]]のパイロットも人工知能名義だが、顔グラは前作までのAIのもの。高性能AIは[[サイデリアル]]の無人機のパイロットとして登場。 | | :タロス像の人工知能は『第2次Z』と同じ。[[スペースロボ]]のパイロットも人工知能名義だが、顔グラは前作までのAIのもの。高性能AIは[[サイデリアル]]の無人機のパイロットとして登場。 |
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− | === 携帯機シリーズ === | + | ===携帯機シリーズ=== |
| ;[[スーパーロボット大戦A]] | | ;[[スーパーロボット大戦A]] |
| :[[鎧獣士]]や[[メカ戦士]]などのパイロットとして登場する。 | | :[[鎧獣士]]や[[メカ戦士]]などのパイロットとして登場する。 |
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| :第2次αより後発の作品だが、旧来通りに無人機や生物兵器のパイロットを纏めてAIにしている。 | | :第2次αより後発の作品だが、旧来通りに無人機や生物兵器のパイロットを纏めてAIにしている。 |
| ;[[スーパーロボット大戦J]] | | ;[[スーパーロボット大戦J]] |
− | :[[バッタ]]などの[[木連]]ザコ、[[獣士]]などの[[ボアザン帝国]]ザコ、そして[[スカルガンナー]]に搭載されている。携帯機でもパイロットを機体群に分けるようになったが、これらの機体はまだ分かれていない。 | + | :[[バッタ]]などの[[木連]]ザコと[[スカルガンナー]]に搭載されている。両者はシナリオ中で同一勢力の機体と誤認されるが、同一パイロットになっているのでその誤解をプレイヤーにも助長させている。[[獣士]]などの[[ボアザン帝国]]ザコもAI名義だが、こちらの顔グラはコードに繋がれた灰色の円。鎧獣士もいるので獣士名義にできなかったのだろうか。 |
| ;[[スーパーロボット大戦W]] | | ;[[スーパーロボット大戦W]] |
− | :[[バッタ]]などの[[木連]]ザコに搭載されている、木連専用AI…かと思いきや、[[パーツキューブ]]と[[ザ・データベース]]の[[オープス]]にも同じものが搭載されている。本作にただのAIがこれしかない故の処置だろう。 | + | :[[バッタ]]などの[[木連]]ザコ、[[バイオネット]]が所有する他作品の機体、そして[[パーツキューブ]]と[[ザ・データベース]]の[[オープス]]と他作品の機体に搭載されている。 |
| ;[[スーパーロボット大戦K]] | | ;[[スーパーロボット大戦K]] |
| :[[空中戦車]]と[[ブラッドクレイドル]]・[[ドラクル]]に搭載されている。前者はいつもの基板の顔グラだが、後者は[[カギ爪の男の集団]]の所属だと表すように、顔グラがカギ爪になっている。 | | :[[空中戦車]]と[[ブラッドクレイドル]]・[[ドラクル]]に搭載されている。前者はいつもの基板の顔グラだが、後者は[[カギ爪の男の集団]]の所属だと表すように、顔グラがカギ爪になっている。 |
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| :[[核ミサイル]]並びに[[ガラン軍]]傘下の[[ライオットC]]に搭載されている。いずれにしても強敵ではない。 | | :[[核ミサイル]]並びに[[ガラン軍]]傘下の[[ライオットC]]に搭載されている。いずれにしても強敵ではない。 |
| | | |
− | === VXT三部作 === | + | ===VXT三部作=== |
| ;[[スーパーロボット大戦V]] | | ;[[スーパーロボット大戦V]] |
− | :複数種登場しており、基本的に勢力ごとに分かれている模様。そのため攻略本によってはマイトガイン、ナデシコ、クロスアンジュ、オリジナル2種と作品ごとに分けられている。 | + | :複数種登場しており、基本的に勢力ごとに分かれている模様。そのため攻略本では『マイトガイン』、『ナデシコ』、『マジンガー』、『クロスアンジュ』、オリジナル3種と作品ごとに分けられている<ref>エンターブレイン『スーパーロボット大戦V パーフェクトバイブル』292 - 296頁。</ref>。 |
| :人工知能はタロス像のパイロットで、顔グラもタロス像を思わせる意匠になり、音声を出さなくなった。地上ルート第37話では[[飛行要塞グール]]にも搭載されている。 | | :人工知能はタロス像のパイロットで、顔グラもタロス像を思わせる意匠になり、音声を出さなくなった。地上ルート第37話では[[飛行要塞グール]]にも搭載されている。 |
| :AIは[[デンジャラスゴールド同盟|DG同盟]]([[アジアマフィア]])の戦力として登場する[[究極戦車ニーベルゲン]]や[[パオズー]]に搭載されている。顔グラは放熱板や保護板らしきものが付いた配線のようなもの、音声は短いピコピコ音で、その再生時間の短さから撃墜時は機体の爆発音にかき消されがちで、無音と勘違いするプレイヤーもいるかもしれない。 | | :AIは[[デンジャラスゴールド同盟|DG同盟]]([[アジアマフィア]])の戦力として登場する[[究極戦車ニーベルゲン]]や[[パオズー]]に搭載されている。顔グラは放熱板や保護板らしきものが付いた配線のようなもの、音声は短いピコピコ音で、その再生時間の短さから撃墜時は機体の爆発音にかき消されがちで、無音と勘違いするプレイヤーもいるかもしれない。 |
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| :更に[[DLC|エキスパンション・シナリオ]]最終話ではVTXユニオン仕様のAIが搭載された[[ダイガイアン2号]]が登場する。 | | :更に[[DLC|エキスパンション・シナリオ]]最終話ではVTXユニオン仕様のAIが搭載された[[ダイガイアン2号]]が登場する。 |
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− | === 単独作品 === | + | ===単独作品=== |
| ;[[新スーパーロボット大戦]] | | ;[[新スーパーロボット大戦]] |
| :本作では顔グラフィックが基板ではなくディスクドライブである。[[精神コマンド]]を使う特別バージョンも登場。 | | :本作では顔グラフィックが基板ではなくディスクドライブである。[[精神コマンド]]を使う特別バージョンも登場。 |
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| :AI表記。[[百鬼メカ]]や[[スカルガンナー]]のほか、[[モビルドール]]の代役としてモビルスーツにも搭載されている。更には[[デビルアクシズ]]と[[グランドマスターガンダム]]のパイロットにもなっている。 | | :AI表記。[[百鬼メカ]]や[[スカルガンナー]]のほか、[[モビルドール]]の代役としてモビルスーツにも搭載されている。更には[[デビルアクシズ]]と[[グランドマスターガンダム]]のパイロットにもなっている。 |
| ;[[スーパーロボット大戦MX]] | | ;[[スーパーロボット大戦MX]] |
− | :『第2次α』より後発の作品だが、旧来通りに纏めて人工知能にしている。 | + | :『第2次α』より後発の作品だが、旧来通りに纏めて人工知能にしている。グラフィックはオレンジ色の光を放つキューブ状の集積機械で、[[DG細胞]]も同様のグラフィック。 |
− | :人工知能表記だが、電子音のものと『α』の人工知能改のように戦闘時に吼えるものとの2種類がある。 | + | :人工知能表記だが、電子音のものと『α』の人工知能改のように戦闘時に吼えるもの、[[ドーテム]]に搭載された無声の3種類がある。なおドーテム搭載種のみ、顔グラフィックが無い。 |
| ;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO]]) | | ;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO]]) |
| :[[ターミネーターポリス]]専用パイロットとして高性能AI、機械獣に機械獣人工知能が搭載されている。『GC』のみ[[飛行要塞グール]]にも機械獣人工知能が搭載されている。 | | :[[ターミネーターポリス]]専用パイロットとして高性能AI、機械獣に機械獣人工知能が搭載されている。『GC』のみ[[飛行要塞グール]]にも機械獣人工知能が搭載されている。 |
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| :VXT三部作のように勢力ごとに分かれている。機械獣やマグマ獣などの別名義の無人機も含め、全てに音声はない。「ガルズオルムAI」「高性能AI」「AI」「MART人工知能」が登場。 | | :VXT三部作のように勢力ごとに分かれている。機械獣やマグマ獣などの別名義の無人機も含め、全てに音声はない。「ガルズオルムAI」「高性能AI」「AI」「MART人工知能」が登場。 |
| :ガルズオルムAIは顔グラがプリント基板で、[[ウルヴォーフル]]に搭載されている。 | | :ガルズオルムAIは顔グラがプリント基板で、[[ウルヴォーフル]]に搭載されている。 |
− | :高性能AIは『V』と同様に[[バッタ]]に搭載されている。 | + | :高性能AIは『V』と同様に[[バッタ]]に搭載されているほか、基板と電子部品の顔グラのものがターミネーターポリスに搭載されている。 |
− | :AIは[[アイアイ]]に搭載されているものと、[[ナイトメアフレーム]]に搭載されているものがあるが、それぞれ顔グラは異なる。アイアイのものは『V』の[[勇者特急マイトガイン|マイトガイン]]系のグラフィック。当初人工知能名義だったが、第2回制圧戦での敵機情報画面内の名称と一致していなかったという理由でAIに改名された。 | + | :AIは[[アイアイ]]や[[究極戦車ニーベルゲン]]に搭載されているものと、[[ナイトメアフレーム]]に搭載されているものがあるが、それぞれ顔グラは異なる。アイアイのものは『V』の[[勇者特急マイトガイン|マイトガイン]]系のグラフィック。当初人工知能名義だったが、第2回制圧戦での敵機情報画面内の名称と一致していなかったという理由でAIに改名された。 |
− | :KMFのAIは2020年3月のイベント「[[クロッシング・パイロット]]第2弾」にのみ登場。「[[Zシリーズ]]」で使われていた、文字入り集積回路が顔グラになっている。ただし戦闘アニメ中では左右反転しており、「AI:Ver/S」の文字が「2\1eV:IA」になっていた(ステータス画面では反転していない)。 | + | :KMFのAIは2020年3月のイベント「[[クロッシング・パイロット]]第2弾」に登場したのち、暫く間をあけて2章Part7から本編にも登場。「[[Zシリーズ]]」で使われていた、文字入り集積回路が顔グラになっている。ただし戦闘アニメ中では左右反転しており、「AI:Ver/S」の文字が「2\1eV:IA」になっている(ステータス画面では反転していない)。 |
| :[[ディーティ1]]や[[ディポーター]]に搭載されているAIは、顔グラがディーティのカメラアイ。なおボス情報画面では「MART人工知能」と表記されていることから、フルネームがMART人工知能で愛称がAIの模様(本作は実質ユニットとパイロットの区別が無く、敵パイロットの名前や能力を確認できない)。 | | :[[ディーティ1]]や[[ディポーター]]に搭載されているAIは、顔グラがディーティのカメラアイ。なおボス情報画面では「MART人工知能」と表記されていることから、フルネームがMART人工知能で愛称がAIの模様(本作は実質ユニットとパイロットの区別が無く、敵パイロットの名前や能力を確認できない)。 |
| :なお、[[ボアザン円盤]]も無人機扱いだが、こちらは人工知能ではなく[[電子頭脳]]が搭載されている。 | | :なお、[[ボアザン円盤]]も無人機扱いだが、こちらは人工知能ではなく[[電子頭脳]]が搭載されている。 |
| ;[[スーパーロボット大戦30]] | | ;[[スーパーロボット大戦30]] |
− | :[[デスマグネ]]に搭載しており、顔グラフィックがハンドル付きの電子基盤になっている。オルクスーラには「自律システム」が搭載されている。 | + | :[[デスマグネ]]と[[アビスガード]]に人工知能が搭載されており、顔グラフィックがハンドル付きの電子基盤になっている。[[オルクスーラ]]・シリーズには「自律システム」が搭載されており、顔グラフィックが天秤([[クエスターズ]]の象徴)になっている。モビルスーツに『V』と同様に高性能AIが、ヨロイに『T』と同様に制御装置が搭載されている。高性能AIは味方[[NPC]]の無人機[[ライノス]]にも搭載されている。 |
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− | === 魔装機神シリーズ === | + | ===魔装機神シリーズ=== |
| ;[[スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] | | ;[[スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] |
| :[[グラフ・ドローン]]や[[機装兵]]のパイロットとして登場する。青い外装とコードに囲まれた球体という姿でセリフはない。 | | :[[グラフ・ドローン]]や[[機装兵]]のパイロットとして登場する。青い外装とコードに囲まれた球体という姿でセリフはない。 |
| :DS版以降で明かされた設定によれば、機装兵を制御しているのは小動物の脳だということだが…。それは「人工」ではないし「知能」と呼べるかも怪しい。 | | :DS版以降で明かされた設定によれば、機装兵を制御しているのは小動物の脳だということだが…。それは「人工」ではないし「知能」と呼べるかも怪しい。 |
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− | == 名台詞(?) == | + | ==名台詞(?)== |
− | === 旧シリーズ === | + | ===旧シリーズ=== |
− | ;「ガオオオオオン!」<br/>「グオオオオオッ!」 | + | ;「ガオオオオオン!」<br />「グオオオオオッ!」 |
| :『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』までは戦闘時に'''[[咆哮|吼える]]'''。どういう仕組みなのかは不明。 | | :『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』までは戦闘時に'''[[咆哮|吼える]]'''。どういう仕組みなのかは不明。 |
− | :[[ハロ]]の顔や基板の絵で吼える姿はシュール極まりない。吼えるので[[機械獣]]や[[メカザウルス]]は'''「ロボットと言うよりも、むしろ[[ゴジラ|怪獣]]」'''という印象を受けてしまう。[[デモンゴーレム]]が吼えることには違和感がない一方、明らかに機械である[[グラフ・ドローン]]には違和感が大きい。 | + | :[[機械獣]]や[[メカザウルス]]は『[[スーパーロボット大戦|初代]]』と『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』でも吼えており、それを引き継いだ形となる。『初代』はロボットそのものが擬人化されているが、機械獣やメカザウルスはそもそも[[怪獣]]をロボット化した存在なので擬人化されたことで怪獣に戻ったともいえる。 |
− | :機械獣やメカザウルスは『[[スーパーロボット大戦|初代]]』と『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』でも吼えていたのだが、当時はパイロットの概念がなかったり、[[NO PILOT|パイロット無し]]でAI・人工知能はパイロット登録されていなかった。よって、『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』でAI・人工知能を顔グラ付きのパイロットにしながら台詞はそのままだったのが原因と考えられる。 | + | :吼えるようになった経緯はさておき『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』以降にAI・人工知能を顔グラ付きのパイロットにしながら台詞はそのままなので、[[ハロ]]の顔や基板の絵で吼える姿はシュール極まりない。顔グラを気にしなければ[[デモンゴーレム]]が吼えることには違和感がない一方、明らかに機械である[[グラフ・ドローン]]は違和感が大きい。逆に言うと吼えることに違和感がない者の多くは機械とは思えない存在であり、AI・人工知能という名称に違和感がある。 |
| :『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では無音になりメッセージ欄も「……」になった。『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では「……」のまま電子音が再生されるようになり、以降の作品もこの形式が多い。 | | :『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では無音になりメッセージ欄も「……」になった。『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では「……」のまま電子音が再生されるようになり、以降の作品もこの形式が多い。 |
| ;「ガォォォォォォン」 | | ;「ガォォォォォォン」 |
− | :『α』と『α外伝』の人工知能改は再び吼える。ユニットによっては「ォ」が一文字多いことも。 | + | :『α』と『α外伝』の人工知能改は再び吼える。メカザウルスは生物がベースだという描写だろうか。ユニットによっては「ォ」が一文字多いことも。 |
| ;「ダイジョブダイジョブダイジョブ…!」 | | ;「ダイジョブダイジョブダイジョブ…!」 |
− | :『F』等での撃墜時に鳴る電子音。なんとなくこう聞こえる、という空耳で、メッセージ欄は「……」のままである。 | + | :SS版『F』『F完結編』での撃墜時に鳴る電子音。なんとなくこう聞こえるという空耳で、メッセージ欄は「……」のままである。 |
| :まったく大丈夫ではない状況でこう聞こえるのが笑いを誘う。 | | :まったく大丈夫ではない状況でこう聞こえるのが笑いを誘う。 |
| | | |
− | === Zシリーズ === | + | ===Zシリーズ=== |
− | ;「モウシワケゴザイマセン…」 | + | ;「モウシワケゴザイマセンセントウゾッコウフノウ…」 |
| :『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]』での撃墜時に鳴る電子音。やはり空耳であるが、こちらは場面にマッチしたメッセージに聞こえる。 | | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]』での撃墜時に鳴る電子音。やはり空耳であるが、こちらは場面にマッチしたメッセージに聞こえる。 |
| :『[[スーパーロボット大戦V|V]]』の高性能AIや『[[スーパーロボット大戦T|T]]』のAIにも使われている。 | | :『[[スーパーロボット大戦V|V]]』の高性能AIや『[[スーパーロボット大戦T|T]]』のAIにも使われている。 |
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− | === VXT三部作 === | + | ===VXT三部作=== |
| ;「VTX社訓その○○『○○○』!」 | | ;「VTX社訓その○○『○○○』!」 |
| :『[[スーパーロボット大戦T|T]]』の[[ティランド]]及び[[DLC|エキスパンション・シナリオ]]に登場する[[ダイガイアン2号]]に搭載されている人工知能の音声。 | | :『[[スーパーロボット大戦T|T]]』の[[ティランド]]及び[[DLC|エキスパンション・シナリオ]]に登場する[[ダイガイアン2号]]に搭載されている人工知能の音声。 |
| :[[VTXユニオン]]の社訓を発するが「空気は全員で盛り上げろ」「ドリルは男のロマン、女の愛」など、[[ダイマ・ゴードウィン|開発者]]の趣向・趣味が前面に押し出されている。 | | :[[VTXユニオン]]の社訓を発するが「空気は全員で盛り上げろ」「ドリルは男のロマン、女の愛」など、[[ダイマ・ゴードウィン|開発者]]の趣向・趣味が前面に押し出されている。 |
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− | == AIに該当するキャラクター == | + | ==AIに該当するキャラクター== |
| ;[[ハロ]] | | ;[[ハロ]] |
− | :[[ウッソ・エヴィン]]や[[ロックオン・ストラトス]]等がサポートAIとして同乗させており、作品によってはサブパイロットとして[[精神コマンド]]を使用可能となっている。 | + | :[[ウッソ・エヴィン]]や[[ロックオン・ストラトス]]等がサポートAIとして同乗させており、作品によっては[[サブパイロット]]として[[精神コマンド]]を使用可能となっている。 |
| ;[[レイ (レイズナー)|レイ]] / [[フォロン]] | | ;[[レイ (レイズナー)|レイ]] / [[フォロン]] |
| :[[レイズナー]]に搭載されている。 | | :[[レイズナー]]に搭載されている。 |
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| ;[[勇者特急隊]]、[[ブレイブポリス]]、[[勇者ロボ|GGG機動部隊]]のロボット達 | | ;[[勇者特急隊]]、[[ブレイブポリス]]、[[勇者ロボ|GGG機動部隊]]のロボット達 |
| :人間が乗り込むタイプ以外のロボ達は基本的に超AIで動く。 | | :人間が乗り込むタイプ以外のロボ達は基本的に超AIで動く。 |
| + | ;[[WILL|アースWILL]]、[[ムーンWILL]] |
| + | :太古の文明が作り上げた無機生命体。 |
| + | ;[[ブラックオックス]] |
| + | :[[不乱拳博士]]の頭脳を半端にコピーしてしまった有人格ロボット。SRWでも「幼い心」の演出に恵まれている。 |
| ;[[チェインバー]]、[[ストライカー]] | | ;[[チェインバー]]、[[ストライカー]] |
| :会話型支援AI「パイロット支援啓発インターフェイスシステム」が搭載されている。 | | :会話型支援AI「パイロット支援啓発インターフェイスシステム」が搭載されている。 |
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| ;[[レムレス]]、[[タルボ]]、[[フォセッタ]]、[[リチェルカ]]、[[ディータ]] | | ;[[レムレス]]、[[タルボ]]、[[フォセッタ]]、[[リチェルカ]]、[[ディータ]] |
| :[[オケアノス]]に搭載されている。[[ドヴァールカー|同型艦]]にも同じAIがインストールされているが、学習型なので艦ごとに差異が生まれている。 | | :[[オケアノス]]に搭載されている。[[ドヴァールカー|同型艦]]にも同じAIがインストールされているが、学習型なので艦ごとに差異が生まれている。 |
| + | ;[[量産型ボン太くん]]システム |
| + | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z 天獄篇]]』に登場。量産型ボン太くんの無人稼働用システム。オリジナル[[ボン太くん]]の統率の下、20体以上のボン太くんが一糸乱れぬ連携を繰り広げる。「'''中の人などいない'''」。 |
| + | ;[[マジンガーZ]]、[[マジンガーZERO]]、[[ミネルバX (真マジンガーZERO)]] |
| + | :『真マジンガーZERO』シリーズ版。ミネルバXは[[兜十蔵]]が傍目人間同然の[[アンドロイド]]として製作したが、マジンガーZ(ZERO)が高い知能を育んだのは想定外と思われる。知能を持つらしい描写は他の[[マジンガーシリーズ]]やSRWにも見られるが、明確に人語で意思疎通するマジンガーZは本作が初めて。 |
| ;[[ナイン]] | | ;[[ナイン]] |
| :[[ヴァングレイ]]に搭載されているOS「システム99」がアンドロイドのボディを得た姿。 | | :[[ヴァングレイ]]に搭載されているOS「システム99」がアンドロイドのボディを得た姿。 |
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| ;人工知能君 | | ;人工知能君 |
| :[[ハインヘルム改]]([[グーニラ・グレーナー|グーニラ]]機)、[[メルスギア・ザヴァス]]に搭載されている。グーニラ自身の操縦技術が非常に低いため、そのサポートとして搭載している。 | | :[[ハインヘルム改]]([[グーニラ・グレーナー|グーニラ]]機)、[[メルスギア・ザヴァス]]に搭載されている。グーニラ自身の操縦技術が非常に低いため、そのサポートとして搭載している。 |
| + | ;[[クン・インユェ]] |
| + | :元は高次生命体[[オルブロ]]だったが、最終的にバックアッププログラムをメルスギア・ザヴァスに移植される形でAIとして蘇生させられている。 |
| ;オリーヴ君 | | ;オリーヴ君 |
| :[[カタリーナ・カンパーニ|カタリーナ]]の欲望によってグーニラが製作した人工知能。彼女の欲望を満たすべく、[[オリーヴ・オペール|オリーヴ]]の音声データを収録する徹底ぶり。 | | :[[カタリーナ・カンパーニ|カタリーナ]]の欲望によってグーニラが製作した人工知能。彼女の欲望を満たすべく、[[オリーヴ・オペール|オリーヴ]]の音声データを収録する徹底ぶり。 |
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| ;[[愛理]] | | ;[[愛理]] |
| :ストリートビューアプリ『居る夫。』を介して話すことができるAI。『ゲジ姉』モードがあり、無表情で淡々とした口調になる。 | | :ストリートビューアプリ『居る夫。』を介して話すことができるAI。『ゲジ姉』モードがあり、無表情で淡々とした口調になる。 |
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| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
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| [[Category:登場人物一般兵]] | | [[Category:登場人物一般兵]] |
| [[Category:バンプレストオリジナルの登場人物一般兵]] | | [[Category:バンプレストオリジナルの登場人物一般兵]] |