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:1987年から1988年の間に展開された玩具のゾイドの背景設定はこの時代を舞台とする(俗に「旧ゾイドの第2期」と呼ぶ)。第1期よりもゲリラ的な局地戦や特殊部隊による諜報活動がストーリーの主軸となり、特殊部隊用のゾイドが多数発売された。
 
:1987年から1988年の間に展開された玩具のゾイドの背景設定はこの時代を舞台とする(俗に「旧ゾイドの第2期」と呼ぶ)。第1期よりもゲリラ的な局地戦や特殊部隊による諜報活動がストーリーの主軸となり、特殊部隊用のゾイドが多数発売された。
 
;第一次大陸間戦争
 
;第一次大陸間戦争
:ZAC2051年、二回目の首都陥落により、ゼネバス皇帝は再び暗黒大陸に協力を要請するが、彼らはゼネバスには手を貸さず、逆に生き残りのゼネバスの将校たちを取り入れて乗っ取ってしまった。そして「'''ガイロス暗黒軍'''」を名乗り、中央大陸を支配すべく侵攻を開始した。暗黒軍はかつての地底族の子孫たちであり、中央大陸よりも高度なゾイド技術を有しながらも、凶悪、残忍な「悪の軍団」であった。惑星Ziにさらなる戦乱の嵐が吹き荒れることになる。
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:ZAC2051年、二回目の首都陥落により、ゼネバス皇帝は再び暗黒大陸に協力を要請するが、彼らはゼネバスには手を貸さず、逆に生き残りのゼネバスの将校たちを強引に取り込んで乗っ取ってしまった。ゼネバス帝国を滅ぼした暗黒軍は「'''ガイロス暗黒軍'''」を名乗り、中央大陸を支配すべく侵攻を開始した。
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:暗黒軍はかつての地底族の子孫たちであり、中央大陸よりも高度なゾイド技術を有しながらも、凶悪、残忍な「悪の軍団」であった。惑星Ziにさらなる戦乱の嵐が吹き荒れることになる。
 
:1989年から1990年の間に展開された玩具のゾイドの背景設定はこの時代を舞台とする(俗に「旧ゾイドの第3期」と呼ぶ)。玩具の方はストーリーが語りきれないまま中断したが、末期に発売されたムック本や関連コミックなどではオリジナル展開で一応の決着をつけたものもある。
 
:1989年から1990年の間に展開された玩具のゾイドの背景設定はこの時代を舞台とする(俗に「旧ゾイドの第3期」と呼ぶ)。玩具の方はストーリーが語りきれないまま中断したが、末期に発売されたムック本や関連コミックなどではオリジナル展開で一応の決着をつけたものもある。
 
;惑星Zi大異変(グランドカタストロフ)
 
;惑星Zi大異変(グランドカタストロフ)
:ZAC2056年、惑星Ziの3つの衛星の1つDeに彗星が直撃。衛星Deは砕け散り。惑星Ziに降り注いだ衛星の破片は大破戒をもたらす。惑星Ziの地形は大幅に変変わってしまい、戦争続行も不可能になった。
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:ZAC2056年、共和国と暗黒軍の最終決戦が迫る中、惑星Ziの3つの衛星の1つであるDeに巨大彗星が直撃。衛星Deは砕け散り、降り注いだ衛星の破片は惑星Ziに大破壊をもたらした。大陸が割れ猛烈な磁気嵐が吹きすさぶ大災厄の前に多くの人々やゾイドが犠牲になり、戦争続行も不可能になった。
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:以降、40年にわたり共和国と帝国は水面下の争いを続けつつ、国力の回復に全力を注ぐこととなった。
 
:この設定は1999年のゾイド玩具の新展開にあわせて付け加えられたもので、要するに旧シリーズが尻切れトンボで打ち切られたことへの理由づけである。
 
:この設定は1999年のゾイド玩具の新展開にあわせて付け加えられたもので、要するに旧シリーズが尻切れトンボで打ち切られたことへの理由づけである。
 
;第二次大陸間戦争
 
;第二次大陸間戦争
:ZAC2099年、ガイロス暗黒軍は「'''ガイロス帝国'''」と名を変えて戦争を再開した。彼等の目下の目的は古代ゾイド文明の遺産の軍事利用。それを求めて古代文明の秘密が眠る西方大陸(エウロペ大陸)への侵攻が開始され各地を支配していった。それに対抗すべくへリック共和国も西方大陸へ出陣し帝国から各地を解放していく。さらには中央大陸にネオゼネバス帝国が勃興し、三つ巴の戦争が行われた。
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:ZAC2099年、ガイロス暗黒軍は「'''ガイロス帝国'''」と名を変えて戦争を再開した。彼等の目下の目的は古代ゾイド文明の遺産の軍事利用。それを求めて古代文明の秘密が眠る西方大陸(エウロペ大陸)への侵攻が開始され各地を支配していった。それに対抗すべくへリック共和国も西方大陸へ出陣し帝国から各地を解放していく。さらには両軍が消耗した隙をついて中央大陸にネオゼネバス帝国が勃興し、三つ巴の戦争が行われた。
 
:1999年から2003年に展開された玩具のゾイドの背景設定(俗に「新ゾイド」と呼ぶ)で、TVアニメ1作目『[[ゾイド -ZOIDS-]]』もこの時代を舞台とする。
 
:1999年から2003年に展開された玩具のゾイドの背景設定(俗に「新ゾイド」と呼ぶ)で、TVアニメ1作目『[[ゾイド -ZOIDS-]]』もこの時代を舞台とする。
 
;ゾイドバトル
 
;ゾイドバトル
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:TVアニメ2作目『ゾイド新世紀/(スラッシュ)ゼロ』(SRW未参戦)、3作目『ゾイドフューザーズ』(SRW未参戦)の舞台となった時代。
 
:TVアニメ2作目『ゾイド新世紀/(スラッシュ)ゼロ』(SRW未参戦)、3作目『ゾイドフューザーズ』(SRW未参戦)の舞台となった時代。
 
;惑星Zi大異変(2回目)
 
;惑星Zi大異変(2回目)
:残っていた惑星Ziの2つの衛星の1つが落下し、再びZiが崩壊する。今度の大異変は過去以上の損害をもたらし、この異変の後に人類の文明レベルは産業革命以前に落ち、ゾイドのコックピット作成技術は失われた。自然環境は汚染され、人類は古代の遺産「ジェネレータ」が稼働している周辺地域でしか生活することができない。
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:残っていた惑星Ziの2つの衛星の1つが落下し、再びZiが崩壊する。今度の大異変は過去以上の損害をもたらし、この異変の後に人類の文明レベルは産業革命以前に落ち、ゾイドのコックピット作成技術は失われた。自然環境は汚染され、人類は古代の遺産「ジェネレータ」が稼働している周辺地域でしか生活することができなくなった。
 
:この時代のゾイドはコックピットつきのものを「発掘」によって見つけるのが基本である。また、ゾイド改造は部族間戦争時代と同程度の「簡単な兵器をくっつける」くらいしかできない。
 
:この時代のゾイドはコックピットつきのものを「発掘」によって見つけるのが基本である。また、ゾイド改造は部族間戦争時代と同程度の「簡単な兵器をくっつける」くらいしかできない。
 
;ディガルド戦役
 
;ディガルド戦役
:文明後退後の惑星Ziは小国が乱立する時代になっていたが、古代のロストテクノロジーを入手した「ディガルド武国」が世界制覇を目指して世界侵略を開始。他の国々は「ディガルド討伐軍」という連合軍を結成し、それに立ち向かった。
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:文明後退後の惑星Ziは小国が乱立する時代になっていたが、古代のロストテクノロジーを入手した「[[ディガルド武国]]」が世界制覇を目指して世界侵略を開始。他の国々は「[[ディガルド討伐軍]]」という連合軍を結成し、それに立ち向かった。
 
:TVアニメ4作目『[[機獣創世記ゾイドジェネシス]]』の舞台となった時代。
 
:TVアニメ4作目『[[機獣創世記ゾイドジェネシス]]』の舞台となった時代。
    
== 主な国家 ==
 
== 主な国家 ==
 
;[[ヘリック共和国]]
 
;[[ヘリック共和国]]
:惑星Zi中央に位置するデルポイ大陸東部を領土とする大国。もとは国制の国家だったが国王自らこれを廃し、大統領制を敷いた。
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:惑星Zi中央に位置するデルポイ大陸東部を領土とする大国。もとは王制の国家だったが国王自らこれを廃し、大統領制を敷いた。
 
;ゼネバス帝国
 
;ゼネバス帝国
 
:ヘリック共和国から分裂したデルポイ大陸西部を領土とする帝国。ヘリック共和国の支配民族だった風族の後継者争いの末に建国され、ヘリック共和国と中央大陸戦争を繰り広げた。
 
:ヘリック共和国から分裂したデルポイ大陸西部を領土とする帝国。ヘリック共和国の支配民族だった風族の後継者争いの末に建国され、ヘリック共和国と中央大陸戦争を繰り広げた。
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:第二次大陸間戦争では西方大陸エウロペを侵攻しているが、『[[ゾイド -ZOIDS-]]』では本拠地そのものが西方大陸に存在する。
 
:第二次大陸間戦争では西方大陸エウロペを侵攻しているが、『[[ゾイド -ZOIDS-]]』では本拠地そのものが西方大陸に存在する。
 
;ネオゼネバス帝国
 
;ネオゼネバス帝国
:ゼネバス帝国の再来を名乗る新興勢力。ガイロス帝国の摂政であった[[ギュンター・プロイツェン]]の謀反によって建国された。東方大陸のZOITEC社の息がかかっている。これも残念ながらアニメシリーズでは出てこない(ギュンターの謀反は起こりますが)。
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:ゼネバス帝国の再来を名乗る新興勢力。ガイロス帝国の摂政であった[[ギュンター・プロイツェン]]の謀反によって建国された。東方大陸のZOITEC社の息がかかっている。これも残念ながらアニメシリーズでは出てこない(ギュンターの謀反が起こるのは共通だが動機と結末は全く異なる)。
    
=== 文明崩壊後の国家 ===
 
=== 文明崩壊後の国家 ===
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