差分

1,450 バイト追加 、 2021年10月17日 (日) 11:30
編集の要約なし
1行目: 1行目:  
{{登場作品概要
 
{{登場作品概要
 
| 読み = さくらたいせん
 
| 読み = さくらたいせん
| 外国語表記 = Sakura Wars<br/>Sakura Taisen<ref>[https://dengekionline.com/data/news/2002/7/1/e49115e0d1ab8a3bda79b310137ae77e.html 花組も全員集合!「サクラ大戦ワールド・プロジェクト」で怒涛の発表ラッシュ]、電撃オンライン(2002年7月1日)、2021年4月23日閲覧。</ref>
+
| 外国語表記 = Sakura Wars<br/>Sakura Taisen<ref name="sakura2002">[https://dengekionline.com/data/news/2002/7/1/e49115e0d1ab8a3bda79b310137ae77e.html 花組も全員集合!「サクラ大戦ワールド・プロジェクト」で怒涛の発表ラッシュ]、電撃オンライン(2002年7月1日)、2021年4月23日閲覧。</ref>
 
| 原作 = 広井王子
 
| 原作 = 広井王子
 
| 原案 = 金子良馬<ref>[http://www5a.biglobe.ne.jp/~RyomaK/other/history.htm 金子良馬 近況&経歴]、2021年4月23日閲覧。</ref><br/>森田直樹<ref>[https://www.famitsu.com/news/201705/26133913.html 『サクラ大戦』シリーズの世界設定を務めたレッド・エンタテインメントの森田直樹氏が贈る新作アドベンチャーゲーム『俺達の世界わ終っている。』公式サイトがオープン]、ファミ通.com(2017年5月26日)、2021年4月23日閲覧。</ref>
 
| 原案 = 金子良馬<ref>[http://www5a.biglobe.ne.jp/~RyomaK/other/history.htm 金子良馬 近況&経歴]、2021年4月23日閲覧。</ref><br/>森田直樹<ref>[https://www.famitsu.com/news/201705/26133913.html 『サクラ大戦』シリーズの世界設定を務めたレッド・エンタテインメントの森田直樹氏が贈る新作アドベンチャーゲーム『俺達の世界わ終っている。』公式サイトがオープン]、ファミ通.com(2017年5月26日)、2021年4月23日閲覧。</ref>
442行目: 442行目:  
*本作の特色の1つとして、『歌謡ショウ』と呼ばれる舞台版の存在がある。アニメやゲームの舞台化は他作品でも行われているが、『歌謡ショウ』が特殊なのは'''舞台でキャラクターを演じるのが劇団の役者ではなくゲームで声を担当した声優本人'''<ref>サブキャラも含め、キャスティング段階で舞台を前提としており、オーディションにおいても歌唱力が重視されている。これは広井氏があるアニメ原作の舞台で、演じている舞台俳優を見ていた子供の「声が違う」という発言を聞き、「もしかしたらお客様を裏切っているかもしれない」と感じたことが理由(NHK衛星第2『山川静夫の新・華麗なる招待席』2007年3月4日放送分より)。ただし、巴里華撃団は当初舞台化を想定しておらず、原作ゲームを再現したディナーショウをイベント活動の主としていた。</ref>という事。当初は無謀と思われたこの試みは好評を博し、[[神崎すみれ#余談|『歌謡ショウ』への声優の去就がキャラクターそのものの引退という話にまで発展する]]等、シリーズに多大な影響を与えた。数百以上存在する歌も、半分以上はこの舞台版の為に作られた曲である。1997年から始まった帝都花組の『歌謡ショウ』は2006年のファイナル公演で1度終わりを迎えたが、その後も名前や形を変え、巴里花組や紐育星組を主体としながら行われている。2017年にはシリーズ初の男性キャストメインによる『歌謡ショウ』が開催された<ref>[https://www.famitsu.com/news/201707/07137140.html “サクラ大戦 歌謡ショウ”が約10年ぶりに復活! ダンディー商会主催公演は、男だらけの華やかさ!?]、ファミ通.com(2017年7月7日)、2021年4月23日閲覧。</ref>。
 
*本作の特色の1つとして、『歌謡ショウ』と呼ばれる舞台版の存在がある。アニメやゲームの舞台化は他作品でも行われているが、『歌謡ショウ』が特殊なのは'''舞台でキャラクターを演じるのが劇団の役者ではなくゲームで声を担当した声優本人'''<ref>サブキャラも含め、キャスティング段階で舞台を前提としており、オーディションにおいても歌唱力が重視されている。これは広井氏があるアニメ原作の舞台で、演じている舞台俳優を見ていた子供の「声が違う」という発言を聞き、「もしかしたらお客様を裏切っているかもしれない」と感じたことが理由(NHK衛星第2『山川静夫の新・華麗なる招待席』2007年3月4日放送分より)。ただし、巴里華撃団は当初舞台化を想定しておらず、原作ゲームを再現したディナーショウをイベント活動の主としていた。</ref>という事。当初は無謀と思われたこの試みは好評を博し、[[神崎すみれ#余談|『歌謡ショウ』への声優の去就がキャラクターそのものの引退という話にまで発展する]]等、シリーズに多大な影響を与えた。数百以上存在する歌も、半分以上はこの舞台版の為に作られた曲である。1997年から始まった帝都花組の『歌謡ショウ』は2006年のファイナル公演で1度終わりを迎えたが、その後も名前や形を変え、巴里花組や紐育星組を主体としながら行われている。2017年にはシリーズ初の男性キャストメインによる『歌謡ショウ』が開催された<ref>[https://www.famitsu.com/news/201707/07137140.html “サクラ大戦 歌謡ショウ”が約10年ぶりに復活! ダンディー商会主催公演は、男だらけの華やかさ!?]、ファミ通.com(2017年7月7日)、2021年4月23日閲覧。</ref>。
 
**2008年に『紐育レビュウショウ~歌う♪大紐育♪3~ラストショウ』が開催されたが、本来はこの舞台を以て'''『サクラ大戦』の全てのコンテンツは終了するはずだった'''。詳しくは『[[新サクラ大戦]]』の余談の項目を参照。
 
**2008年に『紐育レビュウショウ~歌う♪大紐育♪3~ラストショウ』が開催されたが、本来はこの舞台を以て'''『サクラ大戦』の全てのコンテンツは終了するはずだった'''。詳しくは『[[新サクラ大戦]]』の余談の項目を参照。
 +
*『サクラ大戦』のタイトルロゴは主に3種類のデザインが存在する。
 +
**最初のデザインはナンバリングタイトルでは『1』から『4』まで使用された。2つ目のデザインが発表されて以降はほぼ使われなくなるが、2002年から2021年にかけて発表された『漫画版』は『1』のコミカライズであったため、一貫して最初のデザインが使われた。
 +
**2つ目のデザインは2002年に発表され<ref name="sakura2002"/>、ナンバリングタイトルでは『1』のリメイクである『熱き血潮に』と『V』で使用された。3つ目のデザインが発表されて以降も広く使われている(後述)。
 +
**3つ目のデザインは2019年に発表され<ref>[https://www.famitsu.com/news/201905/03174243.html 『新サクラ大戦』開発者に徹底的に訊く! 「シリーズのキャラは?」「主人公の神山はどんな男?」 など疑問に答えまくるロングインタビュー!(1/2)]、ファミ通.com(2019年5月3日)、2021年10月17日閲覧。</ref>、ナンバリングタイトルでは『新』で使用された。ただし、『1』から『V』までを扱ったグッズや他作品とのコラボレーションの際には主に2つ目のデザインが使う形で区別されており、『X-Ω』や『30』でも同様の対応が取られている。
 
*本作が[[スーパー系]]と[[リアル系]]のどちらに準ずるかについて、これまで公式は明確に定義を示した事はなく、ファンによって考え方も様々である。
 
*本作が[[スーパー系]]と[[リアル系]]のどちらに準ずるかについて、これまで公式は明確に定義を示した事はなく、ファンによって考え方も様々である。
 
**広井氏は『1』発売時のインタビューにおいて、メカニックのコンセプトとして『[[聖戦士ダンバイン]]』の[[オーラバトラー]]を挙げている<ref>アスキー『週刊ファミ通』1996年10月4日号 P68より。</ref>。その具体的な影響については、[[霊子甲冑]]の項目を参照。また世界観については、「『はいからさんが通る』と『[[機動警察パトレイバー|パトレイバー]]』に『サンダーバード』の要素を入れた」というコメントをしている<ref>角川書店『サクラ大戦活動写真―サクラムービーロマンチカ』P121より。</ref>。
 
**広井氏は『1』発売時のインタビューにおいて、メカニックのコンセプトとして『[[聖戦士ダンバイン]]』の[[オーラバトラー]]を挙げている<ref>アスキー『週刊ファミ通』1996年10月4日号 P68より。</ref>。その具体的な影響については、[[霊子甲冑]]の項目を参照。また世界観については、「『はいからさんが通る』と『[[機動警察パトレイバー|パトレイバー]]』に『サンダーバード』の要素を入れた」というコメントをしている<ref>角川書店『サクラ大戦活動写真―サクラムービーロマンチカ』P121より。</ref>。
4,949

回編集