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:コリニーが[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]と通信していた事にコーウェンが驚愕した際、側にいた[[ジョン・コーウェン|ジャミトフ]]が語った台詞。そして無言でコーウェンに銃を突き付け、コーウェンを追い落とす。
 
:コリニーが[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]と通信していた事にコーウェンが驚愕した際、側にいた[[ジョン・コーウェン|ジャミトフ]]が語った台詞。そして無言でコーウェンに銃を突き付け、コーウェンを追い落とす。
 
:「敵を包囲するときは一箇所逃げ道を開けておく」のは古来からの戦のセオリーで、孫子の兵法書にも似た記述がある。財務部門出身にも関わらず、ジャミトフが戦略眼を身に着けていることを伺わせる台詞となっている。
 
:「敵を包囲するときは一箇所逃げ道を開けておく」のは古来からの戦のセオリーで、孫子の兵法書にも似た記述がある。財務部門出身にも関わらず、ジャミトフが戦略眼を身に着けていることを伺わせる台詞となっている。
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;「愚かな、乗り遅れた者は、いつもああだ」
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:小説版にてコーウェンがコリニーの執務室から警備兵に摘まみ出された後の呟き。既に[[ティターンズ]]結成が秒読みに入っている段階でもあり、彼個人の思惑もあるため、ただ誠実な上官はジャミトフにとって愚鈍でしかないのだろう。
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:ちなみに本作のジャミトフはアルビオン隊が[[ガンダム試作3号機]]を強奪する事を見越して、ナカッハ・ナカト中佐の第401警戒中隊の派遣を行っており、更にはその命令書の発行はジーン・コリニー名義となっており、状況の推移を完璧に読み切った上に保身も完備しているという凄まじい鬼謀の持ち主となっている。
 
=== [[機動戦士Ζガンダム|Ζ]] ===
 
=== [[機動戦士Ζガンダム|Ζ]] ===
 
;「月の裏側に拠点があるからといって、地球連邦政府を恫喝する材料にはならん。それがスペースノイドには分らんとみえる」
 
;「月の裏側に拠点があるからといって、地球連邦政府を恫喝する材料にはならん。それがスペースノイドには分らんとみえる」
:23話「ムーンアタック」よりシャトルからドゴス・ギアを眺めながらの初台詞。グラナダを中心に活動するエゥーゴに対する連邦政府の宇宙に対する無関心を知らないことを皮肉っていると思われる。
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:23話「ムーンアタック」よりシャトルからドゴス・ギアを眺めながらの初台詞。グラナダを中心に活動するエゥーゴに対する連邦政府の宇宙に対する無関心さを知らないことを皮肉っていると思われる。
 
:なお、上記の台詞は西村知道氏ではなく、池田勝氏が担当していた時のものであり、物静かな印象を受ける。
 
:なお、上記の台詞は西村知道氏ではなく、池田勝氏が担当していた時のものであり、物静かな印象を受ける。
 
;「[[パプテマス・シロッコ]]、危険かもしれん」
 
;「[[パプテマス・シロッコ]]、危険かもしれん」
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:また、この事実が地球連邦政府に知れれば、ティターンズの指揮権強奪に抵抗している残り30パーセントの票もティターンズ側へ流れると副官が分析している。
 
:また、この事実が地球連邦政府に知れれば、ティターンズの指揮権強奪に抵抗している残り30パーセントの票もティターンズ側へ流れると副官が分析している。
 
:しかし、それを承知で反発していることから、地球至上主義という表面的には共通しながらも、本質的にジャミトフとバスクが求めているものが根本的に違うことを示している。
 
:しかし、それを承知で反発していることから、地球至上主義という表面的には共通しながらも、本質的にジャミトフとバスクが求めているものが根本的に違うことを示している。
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;「恥じることはない。戦場で生き延びられたと言うことは、君は選ばれた者だと言う証明になる」
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;ジェリド「自分はただ、惨敗の連続だと思っております」
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;「その強運を分けてくれまいか?」
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:劇場版第三部『星の鼓動は愛』ゼダンの門でハマーンと会談前に側近に抜擢したジェリドに対して。
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:本編ではなぜジェリドを側近に抜擢したのかが、分からなかったが、ジャミトフ自身はジェリドが何度も戦場から生き残っている事から見込みのあるパイロットとして目を掛けた事が窺える。
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:また「惨敗の連続」と自身の戦績を卑下するジェリドに対するフォローも行っており、バスクやジャマイカンとは違い人心掌握にも気を遣っている模様。
 
;「頑冥な人々は、地球上で掃討し、無知無能な者は、コロニー開発に追いあげる。それが、地球上から人間を排除する方法なのだ。今となれば、地球に残りたがるエリート意識に凝り固まった選民は、危機に陥った地球に残して、飢えさせれば良いのだ」
 
;「頑冥な人々は、地球上で掃討し、無知無能な者は、コロニー開発に追いあげる。それが、地球上から人間を排除する方法なのだ。今となれば、地球に残りたがるエリート意識に凝り固まった選民は、危機に陥った地球に残して、飢えさせれば良いのだ」
 
:[[小説|小説版]]『Ζ』より。ジャミトフにとっては、[[エゥーゴ]]と[[ティターンズ]]の戦乱も「自らの思想を実現させるための道具」でしかない。
 
:[[小説|小説版]]『Ζ』より。ジャミトフにとっては、[[エゥーゴ]]と[[ティターンズ]]の戦乱も「自らの思想を実現させるための道具」でしかない。
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