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この二つ名が、ヒュッケバイン008Rのブラックホールエンジン暴走事故の前に名付けられたのか、事故後にそう名付けられたのかは不明。最初から「凶鳥」の二つ名で呼ばれていたならば、「敵対する者にとって凶事を呼び込む存在」という意味合いが込められていたのだろう。逆に、事故後に名付けられた場合は、事故によって大勢の職員の命が失われたという事実を忘れないように、十字架の如く背負った名前という風に解釈できる。
 
この二つ名が、ヒュッケバイン008Rのブラックホールエンジン暴走事故の前に名付けられたのか、事故後にそう名付けられたのかは不明。最初から「凶鳥」の二つ名で呼ばれていたならば、「敵対する者にとって凶事を呼び込む存在」という意味合いが込められていたのだろう。逆に、事故後に名付けられた場合は、事故によって大勢の職員の命が失われたという事実を忘れないように、十字架の如く背負った名前という風に解釈できる。
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[[ゲシュペンストシリーズ]]とは対照的に、機体コンセプトが二転三転しているのが特徴。初代はEOTを用いて高機動と高火力を実現した高級機、MK-IIは危険性を孕むEOTを使わない堅実な機体、Mk-IIIは「コアトルーパーシステム」によって様々な戦局に対応できる万能機となっている。機体コンセプトの変遷に伴ってか、機体の外見もシリーズを通してデザインが一定しない。その点においてもゲシュペンストシリーズとは対照的である。ハロウィン・プランなどで冷遇から巻き返したゲシュペンストシリーズと異なり、一部機体にフレームや技術が流用される以外はほとんど発展の動きがない、という部分も対照的。量産型Mk-IIは現在でも連邦軍の主力として長く運用されているが、Mk-Iはエンジンの危険性からマオ社に死蔵され、Mk-IIIは鋼龍戦隊で運用されているのみにとどまっていた。
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[[ゲシュペンストシリーズ]]とは対照的に、機体コンセプトが二転三転しているのが特徴。初代はEOTを用いて高機動と高火力を実現した高級機、MK-IIは危険性を孕むEOTを使わない(あくまで危険性の高いものを使わないだけで、解析済みのものは使用している)堅実な機体、Mk-IIIは「コアトルーパーシステム」によって様々な戦局に対応できる万能機となっている。機体コンセプトの変遷に伴ってか、機体の外見もシリーズを通してデザインが一定しない。その点においてもゲシュペンストシリーズとは対照的である。ハロウィン・プランなどで冷遇から巻き返したゲシュペンストシリーズと異なり、一部機体にフレームや技術が流用される以外はほとんど発展の動きがない、という部分も対照的。量産型Mk-IIは現在でも連邦軍の主力として長く運用されているが、Mk-Iはエンジンの危険性からマオ社に死蔵され、Mk-IIIは鋼龍戦隊で運用されているのみにとどまっていた。
    
そのためか、コンセプト的にほぼ完成したMk-III以後はほとんどシリーズの進展がなく、修羅の乱においてはMk-I・Mk-IIは性能不足による型落ちが否めなかった。そして封印戦争序盤、オーバーホール中に襲撃を受け、試作タイプはほぼ破壊されてしまった。なお、エクスバインに改修された009のほかに、『3号機』が現存していることが判明している。残存パーツは原型を残していたエクスバインの修復強化に流用され、アッシュとして生まれ変わることになる。
 
そのためか、コンセプト的にほぼ完成したMk-III以後はほとんどシリーズの進展がなく、修羅の乱においてはMk-I・Mk-IIは性能不足による型落ちが否めなかった。そして封印戦争序盤、オーバーホール中に襲撃を受け、試作タイプはほぼ破壊されてしまった。なお、エクスバインに改修された009のほかに、『3号機』が現存していることが判明している。残存パーツは原型を残していたエクスバインの修復強化に流用され、アッシュとして生まれ変わることになる。
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:初出は『[[第4次]]』で、リアル系[[主人公]]の最終搭乗機として登場した。[[ゲシュペンスト]]などのデータを元に[[EOT]]を惜しみなく盛り込んだ機体。[[ビルトシュバイン]]の運用データと[[ゲシュペンストMk-II]]の量産化データを組み込み、コストダウンと汎用性を求めて3機がロールアウトした。
 
:初出は『[[第4次]]』で、リアル系[[主人公]]の最終搭乗機として登場した。[[ゲシュペンスト]]などのデータを元に[[EOT]]を惜しみなく盛り込んだ機体。[[ビルトシュバイン]]の運用データと[[ゲシュペンストMk-II]]の量産化データを組み込み、コストダウンと汎用性を求めて3機がロールアウトした。
 
:;008L
 
:;008L
::[[リン・マオ]]がデフォルトのパイロット。「[[OGシリーズ]]」では一時的に[[ヴィレッタ・バディム]]が借り受けたが、後にリンの手に戻っている。
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::[[リン・マオ]]がデフォルトのパイロット。ただし「[[OGシリーズ]]」でリンが正式参戦するのは『OG2』終盤のみなので、『OG1』ではルート次第で[[ヴィレッタ・バディム]]、あるいは特に人物の指定なく自部隊が借り受けて運用され、『OG2』では一時的に[[レオナ・ガーシュタイン]]に預けられるが、後にリンの手に戻っている。
 
::また『X-Ω』に登場する[[シズキ・シズカワ]]の搭乗機もこちらになっている。
 
::また『X-Ω』に登場する[[シズキ・シズカワ]]の搭乗機もこちらになっている。
 
:;008R
 
:;008R
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:OGシリーズでは堅牢で柔軟性あるフレームと高出力のジェネレータでも負荷しないヒュッケバインシリーズのデータに注目、そのデータを参考にして設計。
 
:OGシリーズでは堅牢で柔軟性あるフレームと高出力のジェネレータでも負荷しないヒュッケバインシリーズのデータに注目、そのデータを参考にして設計。
 
;[[ガリルナガン]]
 
;[[ガリルナガン]]
:本シリーズのデータを基にしたワンオフ機。
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:ハイ・パーソナルトルーパーと呼ばれ、本シリーズのデータを基にした機体と思われていた。実際はゼ・バルマリィ帝国製の機動兵器を擬装のためヒュッケバイン似の外装にしただけであり、ヒュッケバインの技術はほぼ使われていない。
 
;[[ゲシュペンストシリーズ]]
 
;[[ゲシュペンストシリーズ]]
 
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