差分

1,722 バイト追加 、 2013年6月3日 (月) 22:12
135行目: 135行目:  
:「鉄の影」より。スフィアのあった場所から現れたラインバレルの影が、各地を襲撃。その目的は、JUDA本社の地下に眠るラインバレルの破壊だった。影とはいえマキナを相手に、アルマでは敵うはずもなく特務室の面々は追い詰められる。唯一稼働していたヴァーダントの攻撃もろくに通用せず、事態は徐々に深刻の度を増していく。
 
:「鉄の影」より。スフィアのあった場所から現れたラインバレルの影が、各地を襲撃。その目的は、JUDA本社の地下に眠るラインバレルの破壊だった。影とはいえマキナを相手に、アルマでは敵うはずもなく特務室の面々は追い詰められる。唯一稼働していたヴァーダントの攻撃もろくに通用せず、事態は徐々に深刻の度を増していく。
 
:そんな中、地下にいた絵美は何とかラインバレルを動かせないかと四苦八苦していたが、浩一はそんな彼女に、ラインバレルに頼らずに自分の力で戦う、と断言。現れたエコーに素手で殴りかかるが、エコーの反撃を横から割り込んだ何かが止めた。それは、眠りについていたはずのラインバレルであった。一時的な覚醒とはいえ「マキナ殺し」の二つ名に偽りはなく、その力は現世に焼付いた己の影共を鎧袖一触に殲滅。『正義の味方』に相応しい活躍を見せ、物語のトリを飾った。
 
:そんな中、地下にいた絵美は何とかラインバレルを動かせないかと四苦八苦していたが、浩一はそんな彼女に、ラインバレルに頼らずに自分の力で戦う、と断言。現れたエコーに素手で殴りかかるが、エコーの反撃を横から割り込んだ何かが止めた。それは、眠りについていたはずのラインバレルであった。一時的な覚醒とはいえ「マキナ殺し」の二つ名に偽りはなく、その力は現世に焼付いた己の影共を鎧袖一触に殲滅。『正義の味方』に相応しい活躍を見せ、物語のトリを飾った。
 +
 +
=== スパロボシリーズの名場面 ===
 +
;未来を紡ぐ「可能性」
 +
:UX46話「麗しのディストピア」より。死闘の末にデウスエクスマキナを追い込んだUXだが、「機械仕掛けの神」はなおも立ち上がる。全ては人類を滅びから救うため、そのために死を想像させねばならないと。だが、UXに集った戦士達は言う。そんなコトで滅ぶほど、人類は弱くはないと。未来を守るという意志を同じくしながらも、その方法が決して相容れない両者。だが、「正義の味方」は言う。ならば、自分達がそれを変えて見せると。
 +
:―――始まりは一つの可能性だった。一人一人の想いは、小さな点でしかなかった。だが、それは互いに繋がり、結び合い、可能性という名のラインを描いた。そして、数多のラインは一つに重なり、運命すら変える意志となって具現した。重なり合いカタチとなった、数多の可能性―――その名は、ラインバレル。
 +
:託された意志を、重なり合う可能性を、己が正義を未来に証明せんと、浩一は渾身の一撃をデウスに叩き込む。その一撃を以ってしてもデウスを倒すことは叶わなかったが、機械仕掛けの神は宣告する。その意志で、その正義で、人間で在り続けることを未来に証明してみせろと。
 +
:一つの未来を勝ち取り、UXは崩壊する空間を脱出する。殿となったラインバレルのコクピットで、浩一は決意を固める。どんな未来が待っていても、この意志を折りはしないと。
    
==関連人物==
 
==関連人物==
553

回編集