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== 概要 ==
 
== 概要 ==
『[[大空魔竜ガイキング]]』のリメイク作品。ただし共通しているのは主役ロボットの名前とデザインくらいで、その内容はオリジナルと大きく異なる。
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『[[大空魔竜ガイキング]]』のリメイク作品であり、東映アニメーション作品としては『[[ゲッターロボ號]]』以来14年ぶりのロボットアニメ。ただし、原典と共通しているのは主役ロボットの名前とデザイン程度に抑えられており、その内容はオリジナルと大きく異なる。なお、原典との区別のため、副題を略した『ガイキングLOD』が通称として使われている。
    
後述する制作面の都合上、地上波では関東地区のみのローカルセールス、放送開始当初は事実上のノンスポンサードであり宣伝展開も殆どされなかった事からその注目度は低かったが<ref>一応、全国的にはBSデジタルでの放送や児童向けTV雑誌『テレビマガジン』でコーナー記事が組まれるなどはされていた。</ref>、ロボットアニメの王道を行くストーリーや大張正己氏など著名アニメーターの参加によるクオリティの高いロボットアクションにより徐々に知名度を高め、放送終了後は様々な商品展開も行われた。
 
後述する制作面の都合上、地上波では関東地区のみのローカルセールス、放送開始当初は事実上のノンスポンサードであり宣伝展開も殆どされなかった事からその注目度は低かったが<ref>一応、全国的にはBSデジタルでの放送や児童向けTV雑誌『テレビマガジン』でコーナー記事が組まれるなどはされていた。</ref>、ロボットアニメの王道を行くストーリーや大張正己氏など著名アニメーターの参加によるクオリティの高いロボットアクションにより徐々に知名度を高め、放送終了後は様々な商品展開も行われた。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*本作は前番組にあたる東映アニメ制作のアニメ作品の打ち切りによりその穴埋めを目的とした急ごしらえ的な制作経緯を持ち、同じく東映アニメが2003年に制作したパイロットフィルム『大空魔竜ガイキングNEO<ref>本作のDVD最終巻に収録。</ref>』を叩き台として企画された。企画を含めた準備期間は放送開始まで3か月と極めてひっ迫した状況であり、メインライターの三条陸氏はわずか1晩で26話目までのシナリオプロットを組んだとのこと。
 
*本作は前番組にあたる東映アニメ制作のアニメ作品の打ち切りによりその穴埋めを目的とした急ごしらえ的な制作経緯を持ち、同じく東映アニメが2003年に制作したパイロットフィルム『大空魔竜ガイキングNEO<ref>本作のDVD最終巻に収録。</ref>』を叩き台として企画された。企画を含めた準備期間は放送開始まで3か月と極めてひっ迫した状況であり、メインライターの三条陸氏はわずか1晩で26話目までのシナリオプロットを組んだとのこと。
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*伝説的アニメーター、金田伊功氏が後期オープニングのディレクターを担当<ref>ただし、名義は戸隠三郎となっている。</ref>しており、氏が最後に参加したTVアニメ作品となった。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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