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本作の敵勢力となる宇宙生物で、多くの種類が存在しグロテスクな外見が特徴。その圧倒的な物量が最大の武器。一方で一体一体の性能は巨大ロボットものでも下から数えたほうが早く(例外あり)、高出力レーザーによる長距離射撃を得意とする光線級の出現までは1970年代レベル(ただし、現実よりも技術の進歩は早い)の航空兵器による空爆で何の問題もなく対処できていた。全体的に生理的嫌悪感を催しかねないような容姿で、それ以上に人命をいとも簡単に、そして残虐に奪い取る存在である。
 
本作の敵勢力となる宇宙生物で、多くの種類が存在しグロテスクな外見が特徴。その圧倒的な物量が最大の武器。一方で一体一体の性能は巨大ロボットものでも下から数えたほうが早く(例外あり)、高出力レーザーによる長距離射撃を得意とする光線級の出現までは1970年代レベル(ただし、現実よりも技術の進歩は早い)の航空兵器による空爆で何の問題もなく対処できていた。全体的に生理的嫌悪感を催しかねないような容姿で、それ以上に人命をいとも簡単に、そして残虐に奪い取る存在である。
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最初に火星で発見され、建造物と共に確認された事から知的生命体であると期待され、人類はこれとコミュニケーションを取ろうとしたが、その後同種と思われる生物が月面でも発見され、月面探査チームがそれらに虐殺された事で、人類はこれを敵対種と認定、『BETA』と名付けた。<br>
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最初に火星で発見され、建造物と共に確認された事から知的生命体であると期待され、人類はこれとコミュニケーションを取ろうとしたが、その後同種と思われる生物が月面でも発見され、月面探査チームがそれらに虐殺された事で、人類はこれを敵対種と認定、『BETA』と名付けた。
 
その後は友好を築くためではなく直接的な生態調査を目的として多大な犠牲を払いつつもBETAの生態解明を目論んだが、人類を含めた地球の生命と同じ炭素系生物ではあるものの、生殖をおこなうための器官が無いどころか食物を摂取・消化するような器官すら見受けられず、どういう生態なのかすら判明しなかった。
 
その後は友好を築くためではなく直接的な生態調査を目的として多大な犠牲を払いつつもBETAの生態解明を目論んだが、人類を含めた地球の生命と同じ炭素系生物ではあるものの、生殖をおこなうための器官が無いどころか食物を摂取・消化するような器官すら見受けられず、どういう生態なのかすら判明しなかった。
    
その正体はケイ素生物系の[[異星人]]によって産み出された資源採掘用の生体マシン、すなわち'''生きた土木工作機械'''ともいうべき存在で、各種BETAは作業用生体マシンが目的に合わせて変化したものである。創造主に組み込まれた命令として「'''生命体の存在する惑星で活動してはならない'''」というものがあるが、'''BETAにとっての生命体とは創造主と同じケイ素生物系のみで、地球人のような炭素生物系は生命体と認識しない'''。つまり地球は「生命体が存在しない星」と認識されている。
 
その正体はケイ素生物系の[[異星人]]によって産み出された資源採掘用の生体マシン、すなわち'''生きた土木工作機械'''ともいうべき存在で、各種BETAは作業用生体マシンが目的に合わせて変化したものである。創造主に組み込まれた命令として「'''生命体の存在する惑星で活動してはならない'''」というものがあるが、'''BETAにとっての生命体とは創造主と同じケイ素生物系のみで、地球人のような炭素生物系は生命体と認識しない'''。つまり地球は「生命体が存在しない星」と認識されている。
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外敵を認識する能力も地球上の生物の例とは全く似つかず、少なくとも『色』では識別していない。<br>
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外敵を認識する能力も地球上の生物の例とは全く似つかず、少なくとも『色』では識別していない。
 
どういう方法で識別しているのかは不明だが、人類が用いる兵器に対して「より複雑・より高度なもの」を優先的に対処する傾向にある。単により巨大・より機動性が高いものを見分けるだけでなく、全く同じ無人機でも搭載されているコンピューターの性能が高い方を的確に見分ける。原作中では、途中から「人間が搭乗している兵器」を最優先対象と認識しており、同じ兵器でも人間が搭乗していないものより搭乗しているものに優先的に群がってくる。この対人探知能力は種別によって差があるようで、概ね小型の種の方が対人探知能力が高い。
 
どういう方法で識別しているのかは不明だが、人類が用いる兵器に対して「より複雑・より高度なもの」を優先的に対処する傾向にある。単により巨大・より機動性が高いものを見分けるだけでなく、全く同じ無人機でも搭載されているコンピューターの性能が高い方を的確に見分ける。原作中では、途中から「人間が搭乗している兵器」を最優先対象と認識しており、同じ兵器でも人間が搭乗していないものより搭乗しているものに優先的に群がってくる。この対人探知能力は種別によって差があるようで、概ね小型の種の方が対人探知能力が高い。