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地底世界[[ラ・ギアス]]の暦。
 
地底世界[[ラ・ギアス]]の暦。
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OGシリーズでは「[[LOE]]」第二章と、「[[ROE]]」で発生した出来事が4959年内であることが判明しており、4959年を起点に本編のテキストを辿ることで、いずれの年にどのような事件が起きたのかを探ることが、ある程度可能である。また、地球側の暦との整合性だが、OGサーガでありながら旧シリーズを参考に設定していると思しきところがあるため、OG世界における地球の暦(新西暦)とのクロスリンクは若干歪つである。
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OGシリーズでは「[[LOE]]」第二章と、「[[ROE]]」で発生した出来事が4959年内であることが判明しており、4959年を起点に本編のテキストを辿ることで、いずれの年にどのような事件が起きたのかを探ることが、ある程度可能である。また、OG世界における地球の暦([[新西暦]])との整合性だが、OGサーガでありながら旧シリーズを参考に設定していると思しきところがあるため、ふたつのシリーズのクロスリンクは若干歪つなところがある。
    
なお、『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]』のDISC2に収録された辞典に「新暦──年」という表記があり、[[ノルス]]が完成した年(4951年)と16体の正[[魔装機]]がロールアウトされた年(4955年)が分かるようになっている。
 
なお、『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]』のDISC2に収録された辞典に「新暦──年」という表記があり、[[ノルス]]が完成した年(4951年)と16体の正[[魔装機]]がロールアウトされた年(4955年)が分かるようになっている。
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#『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』【ザ・ガイアセイバー】
 
#『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』【ザ・ガイアセイバー】
 
#『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』(後半)【三國戦争】
 
#『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』(後半)【三國戦争】
#『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
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#『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]』【シュテドニアス南北戦争】
    
== 作中の経過時間に関する備考 ==
 
== 作中の経過時間に関する備考 ==
 
;旧シリーズ
 
;旧シリーズ
 
:地球圏では『[[第2次スーパーロボット大戦]]』が終結して半年後に『[[第3次スーパーロボット大戦]]』が起きている。『[[スーパーロボット大戦EX]]』はその『[[第3次]]』が終了してから1ヶ月後に起きた出来事である。ただ、『EX』の冒頭(マサキの章)で「'''半年前'''、王都を襲った大規模なテロ」(こちらのラングラン新暦では、おそらく4958年の9月から12月までに間に起きる出来事)という説明があるため、『[[ラ・ギアス]]』の半年と、『[[地球]]』の半年を同じ意味を持つ言葉として捉えてよいのかどうかは議論の余地がある。なお、『[[第4次スーパーロボット大戦]]』は第3次大戦の終了から3ヶ月後に始まっている。こちら側における『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』第二章は、地球圏が完全に平和を取り戻した後の物語である。
 
:地球圏では『[[第2次スーパーロボット大戦]]』が終結して半年後に『[[第3次スーパーロボット大戦]]』が起きている。『[[スーパーロボット大戦EX]]』はその『[[第3次]]』が終了してから1ヶ月後に起きた出来事である。ただ、『EX』の冒頭(マサキの章)で「'''半年前'''、王都を襲った大規模なテロ」(こちらのラングラン新暦では、おそらく4958年の9月から12月までに間に起きる出来事)という説明があるため、『[[ラ・ギアス]]』の半年と、『[[地球]]』の半年を同じ意味を持つ言葉として捉えてよいのかどうかは議論の余地がある。なお、『[[第4次スーパーロボット大戦]]』は第3次大戦の終了から3ヶ月後に始まっている。こちら側における『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』第二章は、地球圏が完全に平和を取り戻した後の物語である。
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:とりあえず、旧シリーズでみられた整合性の問題点は「'''半年前'''、王都を襲った大規模なテロ」という設定を無視して、このシリーズでも動乱が1年間(春秋戦争)続いていたと仮定すれば解決する。『第2次』→(半年)→『第3次』→(1ヶ月後)→『EX』(1ヶ月)と並べて、十二の月から判明している数(6ヶ月+1ヶ月後+1ヶ月後)だけ月日を差っ引く。後は、多少大雑把にはなるが残った月日の数を『第2次』などの本編に当て嵌めればよい。
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;OGシリーズ
 
;OGシリーズ
 
:『[[新西暦]]』も参照。さしあたって、新西暦186年の11月から新西暦188年の10月頃まで、『[[ラ・ギアス]]』では『[[春秋戦争]]』と呼ばれる2大国の覇権争いが繰り広げられていたということになる。「春秋」はここでは年月のことで、凡そ1年を意味する(ラングランでは新暦4957年の末から4959年初頭までの出来事になると思われる)。端的に表すと、この戦争の間に地球圏では『[[DC戦争]]』・『[[L5戦役]]』・『[[インスペクター事件]]』・『アインスト争乱』・『修羅の乱』などの事件が終結している。
 
:『[[新西暦]]』も参照。さしあたって、新西暦186年の11月から新西暦188年の10月頃まで、『[[ラ・ギアス]]』では『[[春秋戦争]]』と呼ばれる2大国の覇権争いが繰り広げられていたということになる。「春秋」はここでは年月のことで、凡そ1年を意味する(ラングランでは新暦4957年の末から4959年初頭までの出来事になると思われる)。端的に表すと、この戦争の間に地球圏では『[[DC戦争]]』・『[[L5戦役]]』・『[[インスペクター事件]]』・『アインスト争乱』・『修羅の乱』などの事件が終結している。
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*神聖ラングラン王国サイツェット州。第一王子[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]が自軍の戦力増強を目的とした「地上人召喚魔法」を発動させる。しかし、フェイルロード王子の編成した召喚プログラムが原因不明の暴走を引き起こした結果、ラ・ギアス全土に地球人と彼らの操る戦闘兵器が大量に呼び込まれてしまう(『地上人召喚事件/ラ・ギアス事件』)。
 
*神聖ラングラン王国サイツェット州。第一王子[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]が自軍の戦力増強を目的とした「地上人召喚魔法」を発動させる。しかし、フェイルロード王子の編成した召喚プログラムが原因不明の暴走を引き起こした結果、ラ・ギアス全土に地球人と彼らの操る戦闘兵器が大量に呼び込まれてしまう(『地上人召喚事件/ラ・ギアス事件』)。
 
*神聖ラングラン王国マラカ州。[[魔装機神]][[グランヴェール]]の操者[[ホワン・ヤンロン]]と[[ラ・ギアス]]に迷い込んできた[[リューネ・ゾルダーク]]の邂逅。後に[[ヒリュウ改]]を中心とした鋼龍戦隊の一部が合流。
 
*神聖ラングラン王国マラカ州。[[魔装機神]][[グランヴェール]]の操者[[ホワン・ヤンロン]]と[[ラ・ギアス]]に迷い込んできた[[リューネ・ゾルダーク]]の邂逅。後に[[ヒリュウ改]]を中心とした鋼龍戦隊の一部が合流。
*某月、神聖ラングラン王国ルザック州ラモンド市の南。『地上人召喚事件』で混乱するラ・ギアスに風の魔装機神サイバスターの操者マサキ・アンドーが『惑星エリア』より帰還。魔装機神[[ザムジード]]の操者に選ばれる[[ミオ・サスガ]]と出会う。また、後に[[ハガネ]]を中心とした鋼龍戦隊の一部が合流(『第2次スーパーロボット大戦OG』)。
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*某月、神聖ラングラン王国ルザック州ラモンド市の南。『地上人召喚事件』で混乱するラ・ギアスに風の魔装機神サイバスターの操者マサキ・アンドーが『惑星エリア』より帰還。魔装機神[[ザムジード]]の操者に選ばれる[[ミオ・サスガ]]と出会う。また、後に[[ハガネ]]を中心とした鋼龍戦隊の一部が合流(第2次スーパーロボット大戦OG)。
 
*神聖ラングラン王国ドレント州。[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル]]が秘術を行使して[[シュウ・シラカワ]]を蘇生する。
 
*神聖ラングラン王国ドレント州。[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル]]が秘術を行使して[[シュウ・シラカワ]]を蘇生する。
 
*テリウス・グラン・ビルセイア、第288代『神聖ラングラン王国』国王に即位。しかし、テリウス王子の替え玉が発覚し、即位は無効化。フェイルロード王子に敗北したカークス・ザン・ヴァルハレビアは『[[ヴォルクルス教団]]』と同盟を結び再起を計るも、追撃を仕掛けてきたホワン・ヤンロンとの交戦にも敗れ、彼自身と部下達の夢を賭けた超魔装機『[[エウリード]]』を棺に散る。
 
*テリウス・グラン・ビルセイア、第288代『神聖ラングラン王国』国王に即位。しかし、テリウス王子の替え玉が発覚し、即位は無効化。フェイルロード王子に敗北したカークス・ザン・ヴァルハレビアは『[[ヴォルクルス教団]]』と同盟を結び再起を計るも、追撃を仕掛けてきたホワン・ヤンロンとの交戦にも敗れ、彼自身と部下達の夢を賭けた超魔装機『[[エウリード]]』を棺に散る。
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*シュテドニアス連合国キナ州。4人の魔装機神操者に率いられた総勢10余名の魔装機操者達が、リイド市に駐屯した連合軍特殊工作隊「デオ・シュバイル」に強襲を掛ける。激戦の末、ラセツ・ノバステ大佐は主だった部下と共に死亡。連合の大統領グレイブ・ゾラウシャルドも含めた主戦派の筆頭が戦死したことで『三國戦争』は終結。連合政府もラングラン臨時政府との停戦交渉に応じる。
 
*シュテドニアス連合国キナ州。4人の魔装機神操者に率いられた総勢10余名の魔装機操者達が、リイド市に駐屯した連合軍特殊工作隊「デオ・シュバイル」に強襲を掛ける。激戦の末、ラセツ・ノバステ大佐は主だった部下と共に死亡。連合の大統領グレイブ・ゾラウシャルドも含めた主戦派の筆頭が戦死したことで『三國戦争』は終結。連合政府もラングラン臨時政府との停戦交渉に応じる。
 
*神聖ラングラン王国トロイア州、古代神殿。ヴォルクルスの一部と融合して復活を果たした魔神官ルオゾール・ゾラン・ロイエルが、マサキの助力を得たシュウに敗れる。
 
*神聖ラングラン王国トロイア州、古代神殿。ヴォルクルスの一部と融合して復活を果たした魔神官ルオゾール・ゾラン・ロイエルが、マサキの助力を得たシュウに敗れる。
*神聖ラングラン王国王都。四人の魔装機神操者のもとに集まった魔装機操者達を『ラ・ギアス聯盟』直下の組織として設立させた独立遊撃部隊『[[アンティラス隊|アンティラス]]』の発足(OGサーガ 魔装機神II)。旗艦は『フリングホルニ』と命名される。
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*神聖ラングラン王国王都。四人の魔装機神操者のもとに集まった魔装機操者達を『ラ・ギアス聯盟』直下の組織として設立させた国際的平和維持組織『[[アンティラス隊]]』の発足(OGサーガ 魔装機神II)。旗艦は『フリングホルニ』と命名される。
*神聖ラングラン王国ラングラン州。カッフィス盆地神殿跡を調査した『アンティラス隊』が調和神『[[ラスフィトート|ルザムノ=ラスフィトート]]』の実在を確認する。魔装機[[ディンフォース]]の操者[[サナン・ティアンプラサート]]が、自らの命と引き換えに調和神の再封印を行う。
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*神聖ラングラン王国ラングラン州。カッフィス盆地神殿跡を調査したアンティラス隊が調和神『[[ルザムノ・ラスフィトート]]』の実在を確認する。魔装機[[ディンフォース]]の操者[[サナン・ティアンプラサート]]が、自らの命と引き換えに調和神の再封印を行う。
 
*シュテドニアス連合国デルハット市。アクアビナ修養会『キュリウス派』の尼僧[[エルシーネ・テレジア]]の演説が全土に生放送で中継される。聖女の説得も力及ばず、シュテドニアスは南北に分断。『北部シュテドニアス連邦』と『南部シュテドニアス聨合』の2国に分かれて対立する。『シュテドニアス南北戦争』の勃発。
 
*シュテドニアス連合国デルハット市。アクアビナ修養会『キュリウス派』の尼僧[[エルシーネ・テレジア]]の演説が全土に生放送で中継される。聖女の説得も力及ばず、シュテドニアスは南北に分断。『北部シュテドニアス連邦』と『南部シュテドニアス聨合』の2国に分かれて対立する。『シュテドニアス南北戦争』の勃発。
*『エリアル王国』スンガ港。魔装機帝『[[ゼルヴォイド]]』を駆る[[エラン・ゼノサキス]]の介入で、『アンティラス隊』とエリアルの嚮導隊『アドバーザリー部隊』が激突。交戦の末、和解する。
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*『エリアル王国』スンガ港。魔装機帝『[[ゼルヴォイド]]』を駆る[[エラン・ゼノサキス]]の介入で、アンティラス隊とエリアルの嚮導隊『アドバーザリー部隊』が激突。交戦の末、和解する。
*11月。南部シュテドニアス聨合首都ネビベアでクーデター発生。過激派革命集団である『[[霍奕の細胞]]』の委員長であった[[オンガレッド・キレシナ]]が大統領補佐官に就任。エリアル王国への侵攻作戦を主導する。『アンティラス隊』は『エリアル』の援軍に向かう。
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*11月。南部シュテドニアス聨合首都ネビベアでクーデター発生。過激派革命集団である『[[霍奕の細胞]]』の委員長であった[[オンガレッド・キレシナ]]が大統領補佐官に就任。エリアル王国への侵攻作戦を主導する。アンティラス隊はエリアルの援軍に向かう。
*シュテドニアスの内戦終結。更なる政変で『南部シュテドニアス聨合』大統領に就任した[[オンガレッド・キレシナ]]がヴォルクルスの生贄として惨死を遂げたことで戦況は一変。『北部連邦』上院議員に選任された[[アクレイド・バロム]]が『南部』に対して、南北再統一を問う国民投票の実施に同意するよう呼びかける。
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*シュテドニアスの内戦終結。更なる政変で『南部聨合』の大統領に就任した[[オンガレッド・キレシナ]]がヴォルクルスの生贄として惨死を遂げたことで戦況は一変。『北部連邦』上院議員に選任された[[アクレイド・バロム]]が『南部』に対して、南北再統一を問う国民投票の実施に同意するよう呼びかける。
*シュテドニアス連合国、グリマール要塞。再統一に反対し立て篭もる『南部聨合』の元軍人1200余名を生贄に破壊神『[[サーヴァ・ヴォルクルス]]』の完全体が降臨。
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*シュテドニアス連合国、グリマール要塞。再統一に反対し立て篭もる『南部聨合』の元軍人1200余名を生贄に破壊神『[[サーヴァ・ヴォルクルス|サーヴァ=ヴォルクルス]]』が降臨。
*神聖ラングラン王国ライオット州、[[ソラティス神殿]]。『アンティラス隊』が『精霊界』の狭間に降臨した二柱の邪神(『調和神』と『破壊神』の完全体)を再封印する。
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*神聖ラングラン王国ライオット州、[[ソラティス神殿]]。アンティラス隊が『精霊界』の狭間に降臨した二柱の邪神(『調和神』と『破壊神』)の再封印に成功する。
    
== 関連する用語と解説 ==
 
== 関連する用語と解説 ==
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:
 
;魔神の予言
 
;魔神の予言
:新暦4948年に未来見達に下された予言。曰く、「巨大な魔神が、ラングランを滅ぼす。そして、それはラ・ギアスの生きとし生けるものすべてに災厄をふりまく」。
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:新暦4948年に未来見達に下された予言。曰く、「巨大な魔神が、ラングランを滅ぼす。そして、それはラ・ギアスの生きとし生けるものすべてに災厄をふりまく」。おそらくマサキの地上での奮闘でこの予言の日の到来は回避されている。いま動き始めている新たな予言の脅威は、この予言が警告する魔神とは別のものだと思われる。
 
;調和の結界
 
;調和の結界
:『調和の搭』と呼ばれる複数の維持装置からラ・ギアス全土を覆う特殊な結界の名称。力の源は『神聖ラングラン王国』国王の魔力。結界への魔力供給は代々の国王に課せられた責務となっている。核分裂反応を抑止する他にも、ヴォルクルスの分身の細胞活動を抑制して映像機器等にその姿を記録させないなど、その効能は多岐に渡る。なお、『EX』の『調和の結界』に核分裂反応を抑止する効果はなく、核分裂反応を抑止していたのは別の魔術の及ぼす影響であった(シナリオ「野望、渦巻く」参照)。OGシリーズに戦術核搭載型機動兵器は存在しないため、この『EX』設定には触れられていない。
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:『調和の搭』と呼ばれる複数の維持装置からラ・ギアス全土を覆う特殊な結界の名称。[[ヴォルクルス]]の分身の細胞活動を抑制する。『LOE』第一章で使用された「魔力弾」の解説を用語録で見たところ、ミサイルなどの爆発物の作用を抑え込む力も備えているようだ(街や建物に張られた爆発物や大規模な破壊魔法などを中和する結界との関連性は不明)。力の源は『神聖ラングラン王国』国王の魔力であり、結界への魔力供給は代々の国王に課せられた責務となっている。なお、『調和の結界』自体には核分裂反応を抑止する効果はなく、核分裂反応を抑止していたのは別の魔術が及ぼす影響であったことが『EX』で語られている(シナリオ「野望、渦巻く」参照)。OGシリーズに戦術核搭載型機動兵器が存在しないため、『第2次OG』ではこの設定に触れてはいない。
 
;地上人
 
;地上人
 
:「ちじょうびと」ではなく「ちじょうじん」と読む。ラ・ギアスにおける『地球』出身者の呼称。さしたる訓練や修行もなしに高いプラーナと魔力を生来備えて生まれる彼らは、ラ・ギアスの住人にとって非常に繊細かつ複雑な存在である。
 
:「ちじょうびと」ではなく「ちじょうじん」と読む。ラ・ギアスにおける『地球』出身者の呼称。さしたる訓練や修行もなしに高いプラーナと魔力を生来備えて生まれる彼らは、ラ・ギアスの住人にとって非常に繊細かつ複雑な存在である。
224行目: 226行目:  
:出典は阪田雅彦氏の同人誌「闇の記憶」から。シナリオ「調和の結界」冒頭の様子が執筆されている。便宜上、『旧シリーズ』の項で4958年の9月に王都崩壊と定めているのだが、『精霊祭』の設定次第で変更しなければならない事項である。
 
:出典は阪田雅彦氏の同人誌「闇の記憶」から。シナリオ「調和の結界」冒頭の様子が執筆されている。便宜上、『旧シリーズ』の項で4958年の9月に王都崩壊と定めているのだが、『精霊祭』の設定次第で変更しなければならない事項である。
 
;蕃界異郷の賛美者達
 
;蕃界異郷の賛美者達
:練金学が発展した異世界、ラ・ギアスからの帰還を果たした地球の人間が自身の体験談を書き記した書物。他に類を見ない程の詳しい描写がなされたと言われている。『蕃』とはチベットの異称のひとつ。ふたつの世界を繋ぐ恒久的ゲートがチベットに存在するという設定を考えると、著者がラ・ギアス滞在中に詳細な調査を行った事実が垣間見えてくる。残念ながら、危険度高しと判断したマサキの手で焼却されてしまった。
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:練金学が発展した異世界、ラ・ギアスからの帰還を果たした地球の人間の体験談を書き記した書物。他に類を見ない程の詳しい描写がなされたと言われている。『蕃』とはチベットの異称のひとつ。ふたつの世界を繋ぐ恒久的ゲートがチベットに存在するという設定から、編者が核心に迫ったことは事実なのだろう。残念ながら、危険度高しと判断したマサキの手で焼却されてしまった。
 
;惑星エリア
 
;惑星エリア
 
:『[[Another Century's Episode:R]]』の舞台。
 
:『[[Another Century's Episode:R]]』の舞台。
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:初出は『EX』から。神聖ラングラン王国国内に配置されたヴォルクルスの完全体の降臨を防ぐために施された結界。サイツェット州のティーバ市とライオット州のソラティス神殿とトロイア州のグリモルド山の3ヶ所にあったことが判明している。残る2ヶ所の封印の所在地は不明。『EX』ではヴォルクルスの本体を降臨させるためにこの封印を全て破壊する必要があった。OGシリーズでの扱いはまだ不明。
 
:初出は『EX』から。神聖ラングラン王国国内に配置されたヴォルクルスの完全体の降臨を防ぐために施された結界。サイツェット州のティーバ市とライオット州のソラティス神殿とトロイア州のグリモルド山の3ヶ所にあったことが判明している。残る2ヶ所の封印の所在地は不明。『EX』ではヴォルクルスの本体を降臨させるためにこの封印を全て破壊する必要があった。OGシリーズでの扱いはまだ不明。
 
;新たな脅威
 
;新たな脅威
:新暦4959年に未来見達に下された新たな啓示。OGシリーズではこの予言が下された月から1年はおろか、おそらく半年も経過していないため、脅威の襲来の全容は『魔装機神III』以降まで持ち越されることが確定した。
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:新暦4959年に未来見達に下された新たな啓示。OGシリーズではこの予言が下された月からまだ1年経過していないため、脅威の襲来の全容は『魔装機神III』以降まで持ち越されている。
 
;ベスピナ条約
 
;ベスピナ条約
 
:市街地での戦闘の禁止、捕虜の扱い、徽章の制定などを『聯盟』に参加する国々が締結したもの。国家同士の紛争の制御が主目的であるため、参加国の内部問題(内戦やテロ)に対する抑止力にはならない。
 
:市街地での戦闘の禁止、捕虜の扱い、徽章の制定などを『聯盟』に参加する国々が締結したもの。国家同士の紛争の制御が主目的であるため、参加国の内部問題(内戦やテロ)に対する抑止力にはならない。
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:シナリオ「デモンゴーレム掃討」にあるマサキの言葉。「10以上も年上」と一部分が切り離された形で用語録に登録されており、「この時点でのマサキは16歳。」と説明されている。下記に記載したテュッティとリカルドの言葉と合わせると、マサキが初陣を迎えた年齢は15歳であることのほか、新暦4956年に召喚されたことも判明する。
 
:シナリオ「デモンゴーレム掃討」にあるマサキの言葉。「10以上も年上」と一部分が切り離された形で用語録に登録されており、「この時点でのマサキは16歳。」と説明されている。下記に記載したテュッティとリカルドの言葉と合わせると、マサキが初陣を迎えた年齢は15歳であることのほか、新暦4956年に召喚されたことも判明する。
 
;「予言の日まで、もう1年余りしかない。君達の活躍に、期待する」
 
;「予言の日まで、もう1年余りしかない。君達の活躍に、期待する」
:シナリオ「魔装機神の名にかけて」にあるフェイルロードの言葉。『旧シリーズ』でも『OGシリーズ』でもこのシナリオが起きた年(4957年)に変化はない。
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:シナリオ「魔装機神の名にかけて」にあるフェイルロードの言葉。旧シリーズでもOGシリーズでもこのシナリオが起きた年(4957年)に変化はない。
 
;「あなたも魔装機神操者になってもう1年になるんだから、恥ずかしい成績は残さないようにね」<br />「ま、お前もまがりなりにも1年間魔装機神操者をやって来たんだ。優勝のチャンスは、ごくわずかだが、ある」
 
;「あなたも魔装機神操者になってもう1年になるんだから、恥ずかしい成績は残さないようにね」<br />「ま、お前もまがりなりにも1年間魔装機神操者をやって来たんだ。優勝のチャンスは、ごくわずかだが、ある」
 
:シナリオ「御前試合」にあるテュッティとリカルドの言葉。リメイク版でもこの言葉のままで変更はされていない。魔装機ジャオームの操者であった頃を含めた上での数字なのか、魔装機神操者に選ばれてから1年の時が経過したのか……人によって解釈が別れるところであろう。
 
:シナリオ「御前試合」にあるテュッティとリカルドの言葉。リメイク版でもこの言葉のままで変更はされていない。魔装機ジャオームの操者であった頃を含めた上での数字なのか、魔装機神操者に選ばれてから1年の時が経過したのか……人によって解釈が別れるところであろう。
 
;「大体まだ10才なんだし、子供だったらマサキの被保護者になれるんだから」<br />「君はもう16才だろう?ラングランの法律では立派な大人だ」
 
;「大体まだ10才なんだし、子供だったらマサキの被保護者になれるんだから」<br />「君はもう16才だろう?ラングランの法律では立派な大人だ」
:シナリオ「絶望の淵で」にあるセニアとフェイルロードの言葉。『OGシリーズ』で追補された(『旧シリーズ』には挿入されていない)。プレシアが新暦4957年の誕生日を迎える前にゼオルートが戦死したことと、ラングランでは16歳未満(15歳)で成人式を迎えることがわかる。判明している例では、王族は15歳の成人の儀で魔力テストによる王位継承権所有資格の有無を試され、軍人を志望する戦士は15歳で士官学校を卒業して正規軍に入隊する。
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:シナリオ「絶望の淵で」にあるセニアとフェイルロードの言葉。OGシリーズで追補された(『旧シリーズ』には挿入されていない)。プレシアが新暦4957年の誕生日を迎える前にゼオルートが戦死したことと、ラングランでは16歳未満(15歳)で成人式を迎えることがわかる。判明している例では、王族は15歳の成人の儀で魔力テストによる王位継承権所有資格の有無を試され、軍人を志望する戦士は15歳で士官学校を卒業して正規軍に入隊する。
 
;「ええ……[[ルビッカ・ハッキネン|あいつ]]は……2年前私の両親と兄を惨殺したの……私の目の前で!!」
 
;「ええ……[[ルビッカ・ハッキネン|あいつ]]は……2年前私の両親と兄を惨殺したの……私の目の前で!!」
 
:シナリオ「惨劇の記憶」にあるテュッティの言葉。マサキに自らの過去を明かす場面である。旧シリーズではこの時点で4958年に突入していたが、OGシリーズでは4957年の可能性が存在する。
 
:シナリオ「惨劇の記憶」にあるテュッティの言葉。マサキに自らの過去を明かす場面である。旧シリーズではこの時点で4958年に突入していたが、OGシリーズでは4957年の可能性が存在する。
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;「いや、そういう風にシュウから聞いただけで、そのいきさつまでは知らねえな」
 
;「いや、そういう風にシュウから聞いただけで、そのいきさつまでは知らねえな」
 
:同じく「メモリアル・デイ」にあるマサキの言葉。『第2次OG』のエンディングにこの台詞に該当する場面が存在する。
 
:同じく「メモリアル・デイ」にあるマサキの言葉。『第2次OG』のエンディングにこの台詞に該当する場面が存在する。
:なお、この台詞は『旧シリーズ』でもあるが、実際にシュウがマサキにそのことを告げる場面は『旧シリーズ』に存在しない。唯一考えられるのは、『第4次』の「グランゾンの謎」でマサキがシュウから『ゲスト』の話を聞いたときだが、何故か[[流竜馬|竜馬]]まで既にそのことを把握していたことから、『ラ・ギアス事件』中に既に知る機会が存在するとも考えられる。
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:なお、この台詞は旧シリーズでもあるが、実際にシュウがマサキにそのことを告げる場面は旧シリーズに存在しない。唯一考えられるのは、『第4次』の「グランゾンの謎」でマサキがシュウから『ゲスト』の話を聞いたときだが、何故か[[流竜馬|竜馬]]まで既にそのことを把握していたことから、『ラ・ギアス事件』中に既に知る機会が存在するとも考えられる。
 
;「ねえ、マサキ。あんた'''この間'''まで地上に出てたんだって?」<br />「ああ、いろいろとややこしいことがあってな」
 
;「ねえ、マサキ。あんた'''この間'''まで地上に出てたんだって?」<br />「ああ、いろいろとややこしいことがあってな」
 
:シナリオ「ペンダント」「リューネの想い」にあるマサキとレベッカの台詞。「この間」は旧シリーズの『第4次大戦』を示していたもの。OGシリーズでは、時期的に『第2次スーパーロボット大戦OG』(封印戦争)と予想される。
 
:シナリオ「ペンダント」「リューネの想い」にあるマサキとレベッカの台詞。「この間」は旧シリーズの『第4次大戦』を示していたもの。OGシリーズでは、時期的に『第2次スーパーロボット大戦OG』(封印戦争)と予想される。
 
;「詳しい事は言えないけど……15年位前、[[シュウ・シラカワ|クリストフ]]が10歳の時にミサキさんが[[ヴォルクルス]]召喚をやろうとしてね……」<br />「それ以来、ミサキさんは隔離されてて、5年前に意識が戻らなくなって……」  
 
;「詳しい事は言えないけど……15年位前、[[シュウ・シラカワ|クリストフ]]が10歳の時にミサキさんが[[ヴォルクルス]]召喚をやろうとしてね……」<br />「それ以来、ミサキさんは隔離されてて、5年前に意識が戻らなくなって……」  
:シナリオ「ウェンディの悲劇」にあるセニアの言葉。これもまた『OGシリーズ』で追補された台詞である。なお、『旧シリーズ』でも『OGシリーズ』でもシュウが10歳のときに人身御供の儀式にかけられたことは共通している。ただし、発生した年度は一致していない。これは現在進行しているOGシリーズで設定の改変が行われたからである。歳を重ねたシュウは『II』の時点でおおよそ24歳(25歳前後)になっている。上記に引用したウェンディの言葉とあわせて、『魔装機神I』第二章の終盤は新暦4959年の出来事だとプレイヤーに教えてくれる。
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:シナリオ「ウェンディの悲劇」にあるセニアの言葉。これもまたOGシリーズで追補された台詞である。なお、旧シリーズでもOGシリーズでもシュウが10歳のときに人身御供の儀式にかけられたことは共通している。ただし、発生した年度は一致していない。これは現在進行しているOGシリーズで設定の改変が行われたからである。歳を重ねたシュウは『II』の時点でおおよそ24歳(25歳前後)になっている。上記に引用したウェンディの言葉とあわせて、『魔装機神I』第二章の終盤は新暦4959年の出来事だとプレイヤーに教えてくれる。
 
;「ウェンディさんだって、あせってるんでしょ?来年は30だもん」
 
;「ウェンディさんだって、あせってるんでしょ?来年は30だもん」
:第二章のあるエンディングにおけるリューネの言葉。ここでの来年は新暦4960年。魔装機神IIも4959年年内に決着を迎えるため、彼女が30歳の誕生日を迎える可能性は、更なる続編となる『魔装機神III』発売のときまで引き延ばされた。
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:第二章のあるエンディングにおけるリューネの言葉。ここでの来年は新暦4960年。『魔装機神II』も4959年年内に決着を迎えるため、彼女が30歳の誕生日を迎える可能性は、更なる続編となる『魔装機神III』発売のときまで引き延ばされた。
    
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
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:シナリオ「エランの目的」にあるデメクサとセニアの言葉。探査対象となった物体はゼルヴォイドの残骸である。1000年前の真偽定かならぬヴォルクルス復活の記録との関連性が疑われる。
 
:シナリオ「エランの目的」にあるデメクサとセニアの言葉。探査対象となった物体はゼルヴォイドの残骸である。1000年前の真偽定かならぬヴォルクルス復活の記録との関連性が疑われる。
 
;「'''大会で[[ファング・ザン・ビシアス|貴様]]に敗れてから2年と185日'''……修行の成果を見せてやる!」
 
;「'''大会で[[ファング・ザン・ビシアス|貴様]]に敗れてから2年と185日'''……修行の成果を見せてやる!」
:シナリオ「簒奪者オンガレッド」より。大会とは『ビエンド杯剣術大会』を指しており、開催期間は毎年5月1日~3日までとなっている。裏を一切考慮せず普通に計算した場合、魔装機神IIの終盤で'''新暦4959年11月の上旬頃'''と判明する。かなり具体的に年度と日数を探ることが可能となる印象深い出来事である。なお、「精霊の月(閏月)」の設定でこの月日は変動をみせる。1年に一度閏月を挿入している場合、10月頃までずれこむ。IIの終盤でもまだ59年内であることをプレイヤーに教えてくれる。
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:シナリオ「簒奪者オンガレッド」より。大会とは『ビエンド杯剣術大会』を指しており、開催期間は毎年5月1日~3日までとなっている。裏を一切考慮せず普通に計算した場合、『魔装機神II』の終盤で'''新暦4959年11月の上旬頃'''と判明する。かなり具体的に年度と日数を探ることが可能となる印象深い出来事である。なお、「精霊の月(閏月)」の設定でこの月日は変動をみせる。1年に一度閏月を挿入している場合、10月頃までずれこむ。IIの終盤でもまだ59年内であることをプレイヤーに教えてくれる。
 
;「8年3ヶ月と9日前だ」
 
;「8年3ヶ月と9日前だ」
 
:同じく「簒奪者オンガレッド」より。ロザリーが姿を消した日から、戦場で再会するまでの間に流れた月日をムデカは正確に記憶している。この会話の発生を遅らせるとシナリオごとに日数が加算されていく。「エルシーネの疑惑」では15日前。「南部との決戦」では19日前。「受け継がれた呪い」では21日前。別ルートの「南部聯合の反撃」では12日前。閏月(精霊の月)の存在を考慮しなければ、51年頃の出来事になる。
 
:同じく「簒奪者オンガレッド」より。ロザリーが姿を消した日から、戦場で再会するまでの間に流れた月日をムデカは正確に記憶している。この会話の発生を遅らせるとシナリオごとに日数が加算されていく。「エルシーネの疑惑」では15日前。「南部との決戦」では19日前。「受け継がれた呪い」では21日前。別ルートの「南部聯合の反撃」では12日前。閏月(精霊の月)の存在を考慮しなければ、51年頃の出来事になる。
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:プレシアがサフィーネを援護防御したときに見られる台詞。この『'''前'''』という言葉が何を指しているのかだが、『魔装機神』本編でプレシアがサフィーネの助けを借りた場面は存在していない。ただ、『第4次S』でリューネがプレシアを地上へ連れて行った際、カロッゾ・ロナに彼女を人質にされて一悶着を起こす顛末(シナリオ「リューネ・カプリッチオ」と「救出」)が描かれている。サフィーネはその際、「隠形の術」と幻覚の魔法を行使してプレシアをカロッゾの元から救い出した。
 
:プレシアがサフィーネを援護防御したときに見られる台詞。この『'''前'''』という言葉が何を指しているのかだが、『魔装機神』本編でプレシアがサフィーネの助けを借りた場面は存在していない。ただ、『第4次S』でリューネがプレシアを地上へ連れて行った際、カロッゾ・ロナに彼女を人質にされて一悶着を起こす顛末(シナリオ「リューネ・カプリッチオ」と「救出」)が描かれている。サフィーネはその際、「隠形の術」と幻覚の魔法を行使してプレシアをカロッゾの元から救い出した。
 
:『OG2nd』では[[ルイーナ]]の[[アクイラ]]に人質にされてしまっていたが、こちらではサフィーネは救出に来ず、プレシアにサフィーネを援護防御させてもこの台詞がでない。この場合、単なるファンサービスと理解するか、『OG2nd』でサフィーネがプレシアを援護防御したことだと認識するか、[[虚憶]]の台詞だと考えるか、プレイヤーによって見解が分かれるだろう。
 
:『OG2nd』では[[ルイーナ]]の[[アクイラ]]に人質にされてしまっていたが、こちらではサフィーネは救出に来ず、プレシアにサフィーネを援護防御させてもこの台詞がでない。この場合、単なるファンサービスと理解するか、『OG2nd』でサフィーネがプレシアを援護防御したことだと認識するか、[[虚憶]]の台詞だと考えるか、プレイヤーによって見解が分かれるだろう。
<!-- なお、『ROE』と『OG2nd』でサフィーネにプレシアを援護防御させると「また、あんたを助ける事になったね、プレシア」と発言する。 -->
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<!-- なお、『ROE』と『OG2nd」でサフィーネにプレシアを援護防御させると「また、あんたを助ける事になったね、プレシア」と発言する。 -->
 
;「けど、シュテドニアスは独立以来4000年、領土の損失はありましたが、一貫して一つの国だったんです」
 
;「けど、シュテドニアスは独立以来4000年、領土の損失はありましたが、一貫して一つの国だったんです」
 
:シナリオ「南部紊乱」にあるアクロイドの言葉。『連合国』の国家としての歴史は4000年程であり、新暦959年前後に『神聖ラングラン王国』から独立を果たしたことが判明する。
 
:シナリオ「南部紊乱」にあるアクロイドの言葉。『連合国』の国家としての歴史は4000年程であり、新暦959年前後に『神聖ラングラン王国』から独立を果たしたことが判明する。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
ラ・ギアスにおける時間の流れの設定には、「地球の北緯30度から40度の歳差運動に相当し、地球との接点であるチベットと同期している」という説明が存在する。現段階では『[[α外伝]]』のように作中で「ラ・ギアスと地球上では時間の経過が異なる」とまでは語られていない。しかし、旧シリーズの頃からラ・ギアスの住民が1年を12分しているのか些か不明であるため(ただし、リューネは旧シリーズでは'''「閏年がない以外は大体同じ」'''と言っている)、ある年度の特定の月に事件を当てはめたり、地球の暦(新西暦)と関連づけることなどは、OGシリーズにおいても不可能である。いずれにせよ、チベットの暦と時を同じくするということは「太陰暦」に近いものと思われる。また、ラ・ギアスには閏年はなくても閏月(精霊の月)があることを附記しておく。
 
ラ・ギアスにおける時間の流れの設定には、「地球の北緯30度から40度の歳差運動に相当し、地球との接点であるチベットと同期している」という説明が存在する。現段階では『[[α外伝]]』のように作中で「ラ・ギアスと地球上では時間の経過が異なる」とまでは語られていない。しかし、旧シリーズの頃からラ・ギアスの住民が1年を12分しているのか些か不明であるため(ただし、リューネは旧シリーズでは'''「閏年がない以外は大体同じ」'''と言っている)、ある年度の特定の月に事件を当てはめたり、地球の暦(新西暦)と関連づけることなどは、OGシリーズにおいても不可能である。いずれにせよ、チベットの暦と時を同じくするということは「太陰暦」に近いものと思われる。また、ラ・ギアスには閏年はなくても閏月(精霊の月)があることを附記しておく。
<br />なお、Web上の『ファミ通.com』の「[http://www.famitsu.com/news/201210/24022858.html ストーリーダイジェスト第2弾]」で、インスペクターの襲来までを新西暦187年内の事件として一括していることから、本項でも『ファミ通.com』側に倣うこととする。
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:なお、Web上の『ファミ通.com』の「[http://www.famitsu.com/news/201210/24022858.html ストーリーダイジェスト第2弾]」で、インスペクターの襲来までを新西暦187年内の事件として一括していることから、本項でも『ファミ通.com』側に倣うこととする。
 
{{魔装機神シリーズ}}
 
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