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== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
高い運動性を誇り、機体とパイロットの[[回避]]力を高めれば避けて当てる[[リアルロボット]]的な運用法ができる。だが設定上は[[スーパーロボット]]扱いになっており、[[OGシリーズ]]では[[換装武器]]が装備不可能。
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「風の魔装機神」の名のとおり移動力は基本的に高く、強力な必殺技を複数持つため、[[リアルロボット|リアル系]]にしては火力も高めになっていることが多い。
   −
地形適応Sが登場するOGシリーズにおいて、サイバスターの機体地形適応がAを超えたことは一度もない。原因は全く不明だが、陸をSにしたくない要因のひとつは「サイフラッシュ」にあると思われる。空中移動形態のサイバードに変形することで空・宇宙の地形適応がSとなるため(ただし陸はB)、マップ兵器主体で行動するなら変形移動が中心となる。運動性の改造で安定する回避率はともかく、機体の改造でフォローできない[[命中]]率が安定しないため、[[パイロット養成]]や強化パーツで、空か陸の地形適応をSにして戦闘に参加したいところ。宙間戦闘に関しては、[[強化パーツ]]「[[スラスターモジュール]]」の装備で補うことも可能。
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SRWでは『[[スーパーロボット大戦α|α]]』あたりから武器の空陸適応に差がついていることが多くなり、空戦を得意とした機体という印象が強くなっている。
   −
『第2次OG』では自軍の地形適応が見直された結果、地形適応の値を1階級ほど落とされた機体が増加した。空・宙Sを誇ったサイバードもその影響を免れなかったが、本作では地形適応Sの機体がそもそも少ないため、サイバスターが地形で不利を得ることは滅多にない。
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
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どちらかというと近距離重視の傾向に設定されていることが多い。主要武器に[[格闘 (武器属性)|格闘]]系と[[射撃]]系が混在しているのが難点といえる。
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魔装機神シリーズでは地形適応のランクが無く、空中地形も無いためか移動力の高さで機動性の高さが再現されている。
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演出の強化により、多くの武装・必殺技で魔法陣が展開されるようになっている。
 
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
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主力武器に[[格闘 (武器属性)|格闘]]系と[[射撃]]系が混在しており、「アカシックバスター」など一部武器はシリーズによってどちらの系統か異なるのが悩みの種。両方を鍛えようとすると中途半端になってしまうので、強化はどちらか片方に絞るのがベスト。『[[OGシリーズ]]』ではマサキが[[インファイト]]をデフォルト習得している事が多く、『[[魔装機神シリーズ]]』では比較的接近戦重視なバランスな事も考慮の余地あり。
      
==== 武装 ====
 
==== 武装 ====
 
;カロリックミサイル
 
;カロリックミサイル
:ラ・ギアス製魔装機の高威力[[ミサイル]]。カロリックとは架空の元素である「熱素」を意味する単語。サイバード形態でも使用可能。作品によって描写の差が激しい武器。[[旧シリーズ]]では実弾(ミサイル)を撃つ。[[αシリーズ]]からカロリックで精製された光弾を撃つ演出で完全に固定された。[[魔装機神シリーズ]]では単独では使用不可だが、『POJ』の新技「ファミリア・ヴィシージ」における連続攻撃の中で使用している。『OE』では「ヒット&アウェイ」「ガードアーム」特性付き。
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:ラ・ギアス製魔装機の高威力[[ミサイル]]。実弾を発射する作品と光弾を発射する作品がある。サイバード形態でも使用可能。
:SFC版のIで排他された理由について疑問に思った視聴者が公式ラジオにお便りを出しており、「(当時のハードや技術などの問題で)説明が困難だったため」と『ボイス・スパログ』で直に補足された。
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:「[[魔装機神シリーズ]]」では「説明が困難」などの理由で武装から省略されている<ref>[[熱血!必中!ボイス・スパログ!]]「魔装機神III篇」第3回より</ref>。
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:カロリックとは架空の元素である「熱素」を意味する単語。
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:*'''α外伝''':本作から光弾を発射する演出に変更された。
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:*'''OE''':「ヒット&アウェイ」「ガードアーム」特性付き。
 
;ディスカッター
 
;ディスカッター
:サイバスターの剣。ラングラン製の標準武器だが、サイバスターの所有するものだけシリーズによってデザインが異なる。[[武器ランクアップシステム|ランクアップ]]で「バニティリッパー」となるが、魔装機神シリーズを除く現行作品では、「ディスカッター」だけを携えて登場することが多い。GBA版『OG2』と『第2次OG』では[[コンボ|連続攻撃]]に対応。『OGS』では「コスモノヴァ」等を使用する際に'''後ろに投げ捨てている'''が、『α外伝』では召喚して取り出しているので問題ない……はず。その後、『第2次OG』ではどこか(ウェポンバック)に収納するようになった。『OE』では「押出」「エスケープ」特性付き。『LOE』ではバニティリッパーがプラーナ消費武器になってしまうため、無消費武器のディスカッターのまま使っていくのも手。『DD』では通常攻撃に使用。
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:ラングラン製の標準武器だが、サイバスターの所有するものだけシリーズによってデザインが異なる。作品によっては召喚で剣を呼び出したり、他の攻撃をする際に投げ捨てる演出が入ることも。
:魔装機神シリーズの完結作では、剣→二刀→剣技と二段階のランクアップを用意されている。演出構成は強化版2本を一新。
+
:*'''OG''':GBA版『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]』と『[[第2次スーパーロボット大戦OG|OG2nd]]』では[[コンボ|連続攻撃]]に対応。
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:*'''OE''':「押出」「エスケープ」特性付き。
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:*'''DD''':通常攻撃に使用。
 
:;ディスカッター彊(きょう)
 
:;ディスカッター彊(きょう)
::精霊憑依の力で変異した「ディスカッター」の姿。鍔の両端に2枚の刃を仕込むなど装飾面で華美な部分を示しているが、切れ味自体は増しており、マサキは「受け太刀はやめとけよ!」と敵に忠告している。刀身部に浮かぶ文字状の紋様は、精霊サイフィスの力が具象化した記号。現代のラ・ギアスで使われている文字ではないらしい。ちなみに「彊」とは本来的な意味は「強い弓」、そこから転じて「強い・強いる」等の意味で用いられる漢字。文字としての成り立ちこそ違うが、読みが同じである「強」とほぼ同じ意味と考えて間違いはない。
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::精霊憑依の力で変異したディスカッターの姿。サイフィスの力が具象化した呪文のような刻印が刀身に刻まれている。
;バニティリッパー / バニティリッパー・虚空斬波
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::「彊」とは「強い弓」の意味の漢字。転じて「強い・強いる」などの意味にも用いられる。
:「ディスカッター」の強化型(ランクアップ武器)。プラモキットの解説によれば「虚の空間を使って物質を断ち切る剣」とのこと。演出がマサキの兄弟子[[ファング・ザン・ビシアス|ファング]]の必殺技「虚空斬」と全く同じであり、マサキ自身も『第2次』では「バニティリッパー虚空斬波」と叫んでいたため、長らく「バニティリッパー=マサキ版虚空斬」と思われていた。近年、「ディスカッター」とは別の剣という設定が明かされ、DSリメイクで長らく不明であったその実体が明らかにされた。その形状は一刀の大剣が二刀の剣に分割するというもの。なお、『魔装機神II』では「ディスカッター」から「バニティリッパー」に変形する表現があるため、現状の設定では完全に別の武器とも言い切れない。
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;バニティリッパー
:『DD』ではSR必殺技として採用。メインアビリティは「特殊回避II」で、戦闘時、一定の確率で攻撃を完全に回避する。サブアビリティは「バリア貫通II」。
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:虚の空間を使って物質を切断する、ディスカッターを強化改良した剣<ref>プラモデル コトブキヤ「S.R.G-S 008 サイバスター」および「S.R.G-S 037 1/144サイバスター」より。</ref>。分離構造を持った大型の剣になっており、二本の剣として使うことも可能。
:*'''OG''':『OG2nd』で追加武器として実装される。みたところ、[[OGシリーズ]]でも「ディスカッター」から変化する形で召喚されている。「乱舞の太刀」を彷彿とさせる連続攻撃。魔装機神シリーズで更なるランクアップ武器として「虚空斬波」が追加された(III/F)。
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:主に「ディスカッター」の[[武器ランクアップシステム|ランクアップ]]武器として「魔装機神シリーズ」に登場する。また、作品によっては戦闘演出の中でディスカッターを変化させて生成することもある。
:*'''OE''':あろうことか、'''「アカシックバスター」よりも攻撃力が高い'''。勿論燃費も悪い。「貫通」特性付。
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:*'''第2次''':FC版のみ終盤に「ディスカッター」からひっそりと入れ替わる。
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:*'''魔装機神''':「分離構造を持った大型の剣」という設定、演出はDS版『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|LOE]]』が初出となっている。
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:*'''OG''':『OG2nd』で久々にSRWに登場。追加武器として入るため、「ディスカッター」も残る。
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:*'''OE''':「貫通」特性。また、「アカシックバスター」を上回る攻撃力の必殺武器となっている。
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:*'''DD''':SR必殺技として採用。メインアビリティは「特殊回避II」で、サブアビリティは「バリア貫通II」。
 
;プラーナディスチャージ
 
;プラーナディスチャージ
:剣に込めたプラーナを地を這う衝撃波のように放つ。元々設計時に搭載されていたものの出力不足で封印されていた武装。IIでサイフィスがサイバスターに手を加えた際に、問題なく使用可能となった。
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:剣に込めたプラーナを地を這う衝撃波のように放つ。出力不足で封印されていた武装だったが、『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD|ROE]]』でマサキがサイフィスと強く同調したことで使用可能となった。
 
:;擲斬撃・偃月(てきざんげき・えんげつ)
 
:;擲斬撃・偃月(てきざんげき・えんげつ)
::「プラーナディスチャージ」のランクアップ技。横薙ぎに鋭い斬気を飛ばす連撃。剣の握りを逆手に持ちかえて初弾を放った後、順手の握りに戻した返し刀で2撃目を放つ。『ROE』における「擲斬劇」という表記は誤記だった模様。魔力の上乗せで射程を延ばすことが可能(IIIの戦闘台詞)。
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::「プラーナディスチャージ」のランクアップ技。横薙ぎに鋭い斬気を飛ばす連撃。『ROE』では「擲斬劇・偃月」表記。
 
;ハイファミリア
 
;ハイファミリア
:マサキのファミリアである「[[クロ]]」と「[[シロ (魔装機神)|シロ]]」の自意識が融合した遠隔操作武器で、両形態で使用可能。2基装備。ガンポッドによる実弾射撃、突進(チャージ)で標的の撃墜にかかる。多くの作品では通常戦闘での遠距離戦で多用されることになる。
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:[[クロ]][[シロ (魔装機神)|シロ]]の自意識が融合した2基の遠隔操作武器。射撃と突撃で攻撃する。サイバード形態でも使用可能。
:『DD』ではR必殺技として採用。メインアビリティは「[[ハーフカット]]I」で、敵ユニットの命中率が一定以下の時、被ダメージを50%軽減する。サブアビリティは「バリア貫通I」。
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:多くの作品で通常戦闘の遠距離戦で多用される。
:*'''OG''':本シリーズでサイバードに変形した場合、「ハイファミリア」の射程が短くなる代わりに移動後使用可能となる。また、一部作品ではサイバード形態になると攻撃力が落ちる。『OG2nd』からシロとクロのカットインが挿入されるようになった。『OE』では「包囲」特性付き。
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:*'''EX''':PS版でクロとシロにも声が入り、掛け合いで戦闘に参加するようになった。
:*'''ROE''':ランクアップ属性はないが、[[精霊憑依]]を選択すると攻撃時の演出が専用のものに切り替わる。
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:*'''OG''':本シリーズではサイバード形態だとP属性の短射程武器に変化し、一部作品では攻撃力も落ちる。『OG2nd』からはクロとシロのカットインが入るように。
:*'''初代(HDリメイク版)''':パイロットの要素は排除されているはずだが、これを使うとサイバスターがクロとシロの名前を呼ぶ。
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:*'''DD''':R必殺技として採用。メインアビリティは「[[ハーフカット]]I」で、サブアビリティは「バリア貫通Ⅰ」。
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:*'''初代(HDリメイク版)''':パイロット要素の無い作品だが、使用時にはクロとシロの名前を呼ぶ。
 
:;ハイファミリア・ポゼッション
 
:;ハイファミリア・ポゼッション
::2基の「ハイファミリア」が小型のサイバードに変貌する。ガンポッドは健在だが魔装機神シリーズの攻撃演出はチャージのみ。ランクアップ後の「アカシックバスター」の如く、透過した魔法陣から蒼い輝きを得た2羽の火の鳥が獲物に襲い掛かる。
+
::サイバードのような形に変化した2基のハイファミリアが青いオーラをまとって突撃する。『ROE』では「ハイファミリア」表記。
 
:;ファミリア
 
:;ファミリア
::ランクアップすることで「ファミリア」から「ハイファミリア」に変化。外観の攻撃性も増す。『LOE』のみ使用可能。
+
::「ハイファミリア」のランクアップ前の武器。『LOE』のみ登場。
 
:;ファミリア・ヴィシージ
 
:;ファミリア・ヴィシージ
::『POJ』において条件を満たすと解禁される「ハイファミリア」のランクアップ技。開発者ウェンディがマサキの依頼で完成させた攻撃プログラム。サイバードの「カロリックミサイル」と2基の使い魔の連携。『COE』でも「ハイファミリア」のランクアップ技。
+
::『POJ』『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|COE]]』に登場する「ハイファミリア」のランクアップ技。サイバードの「カロリックミサイル」との連携攻撃。
 
;サイフラッシュ
 
;サイフラッシュ
:プラーナを消耗し、広範囲に青く光るカロリック(熱素)を放つ。移動後使用可能なP武器且つ、敵味方識別可能な[[マップ兵器]]。サイバード形態でも使用可能。あまりにも便利な兵器ゆえ、シリーズによってしばしば性能に調整が入り、作品によっては加入後しばらく使えなくなることがある。開発したのは[[ウェンディ・ラスム・イクナート]]。[[ヴァルシオーネ]]の「サイコブラスター」は、この武器のデータをある人物から提供された[[ビアン・ゾルダーク]]博士が独自研究のすえ搭載したもの。『第2次OG』では熱血・幸運・努力をかけてこの武器を撃ち込むことで解放される隠しトロフィーがあり、その名もズバリ「'''財布ラッシュ!?'''」である。
+
:広範囲に放たれるカロリック(熱素)で敵のみを攻撃する。敵味方の識別は「機体の識別信号」か「悪意の感知」によって行われるシステムになっており、状況に応じて使い分けられている。サイバード形態でも使用可能。
:ちなみに敵味方識別方法は過去の資料で、敵の悪意を感知するシステムと説明されていたが、ファンの間では無人機等はどう識別しているのか疑問に思われることがあった。『POJ』で機体の識別信号を基に識別する方式、悪意の感知システムによる識別の2方式を状況によって使い分けている事が明かされた。なお、敵味方を識別するサイフラッシュを封じる方法として、人質を取る、もしくは敵機が味方機に取りつくなどの方法が挙げられる('''敵機の爆発までは敵味方識別されないので敵機の爆発に人質や味方機が巻き込まれる'''。これは『Record of ATX』でシロが明言している)。アニメーション作品の『DW』でもAMの手にシャイン王女を人質として握られたことで使用を制限されている。
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:SRWでは基本的に自機中心型[[マップ兵器]]として採用され、P属性&敵味方識別可能という使い勝手の良さから本機を象徴する武器となっている。射程は作品によって大きく異なるが、大抵は最長5前後。
:*'''LOE''':ランクアップ後に射程と攻撃力が向上する最強のMAP兵器。二作目の射程は1-3と歴代最短(スキル「射程延長」でカバー可能だが、破壊力でガッデスとテュッティの「ケルヴィンブリザード」に大幅な差をつけられる)。三作目は全機体のもつMAP兵器の攻撃力修正にあわせて大幅に弱体化(なにかしらの併用を前提とする)。完結作ではバランス修正で相対的に強化されたが、耐久力の高い敵機を落とせるほどではない。
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:*'''第2次''':火球のようなものを発射する。FC版では作中唯一のマップ兵器となっているだけでなく、'''反撃には通常攻撃としても使用される'''
:*'''OG2nd''':フル改造しても攻撃力が800しか増えないという弱体化が発生している。ちなみに、弱体化している敵味方識別可能な[[マップ兵器]]は「サイフラッシュ」だけではない(サイコブラスター・テレキネシスミサイル・龍王爆雷符)。
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:*'''α''':攻撃演出が3Dポリゴンになっている。
:*'''OE''':旧シリーズをイメージした演出になっている。移動後使用可能という『OE』では珍しいタイプのMAP攻撃となっている。一方、敵味方識別機能は『OE』の仕様だと全てのMAP攻撃にデフォルトで付いているので有難味がない。また、サイバード形態で使用するとサイバスターに変形→サイフラッシュ→サイバードに再変形という本機専用の仕様がある(これは戦闘デモをオフにしていても行う)。
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:*'''魔装機神''':『LOE』はランクアップで射程と攻撃力が向上する。
:*'''DD''':特殊属性のSSR必殺武器。敵味方識別可能なMAP兵器で範囲は自機を中心に2(特性を上げると3に増加)。メインアビリティは「プラーナコンバーター」で、回避特化タイプの運動性が増加し、更に戦闘回数に応じて攻撃力が増加していく。また、気力120以上で30%の確率で[[特殊回避]]が発生する。
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:*'''OG''':『OG2nd』では熱血、幸運、努力を使用後に発射することで隠しトロフィー「'''財布ラッシュ!?'''」が解放される。
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:*'''OE''':旧シリーズをイメージした演出になっている。また、サイバード形態での使用時はサイバスターに変形してから発射する。本作では珍しいP属性のマップ兵器。
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:*'''DD''':SSR必殺技として採用。メインアビリティは「プラーナコンバーター」で、サブアビリティは「運動性アップIII」。
 +
:*'''ヒーロー戦記''':正面に稲妻のようなものを放つ。
    
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
 
;アカシックバスター
 
;アカシックバスター
:サイバスターの必殺技。ディスカッターを地面に向けて魔法陣を描き、火の鳥を召喚して敵にぶつけるのが基本バージョン。
+
:火の鳥を召喚して敵に直接ぶつける基本形と、それをサイバードでまとい敵に突撃する発展形の二種類の攻撃方法があり、召喚するのは赤い火の鳥で、それをまとうと青白いオーラに変化するというパターンが一般的。また、ゲーム以外の媒体でもサイバスターの必殺技として使用されることが多い。
:現行作品では、そこから発展させた「召喚した火の鳥をサイバード形態で追尾して纏い、蒼き焔と化して敵に突貫する」という『LOE』で初登場したバージョンがメインで使われる。魔装機神シリーズでは上記の基本バージョンからランクアップさせて使えるようになる事とマサキの「みせてやるよ、俺の本気を!」との台詞から、マサキが本気を出した際に使うアカシックバスターがこちらの攻撃の模様。こちらのバージョンを使う際にはクロ曰く「プラーナ指数が振り切れてる」とされる。
+
:SRWでは『α』までが基本形、『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』以降は発展形が主に採用されている。また、作品によって属性が射撃か格闘か安定しないのも一つの特徴。
:この攻撃を要約すれば、'''アカシックレコードに干渉し、攻撃した相手を歴史から消し去る'''というとんでもないものであり、[[アストラナガン]]の「インフィニティ・シリンダー」よりタチが悪い(なお、ファンの間ではその名称から[[アカシックレコード]]に干渉する武器ではないかと長らく言われていた)。「アカシックレコードサーチ」という台詞もある。
+
:この攻撃を要約すると、'''[[アカシックレコード]]に干渉し、攻撃した相手を歴史から消し去る'''というとんでもないものである。
:高火力で扱いやすく、単体攻撃が主体なら主力武器となる。『α』や『OG1』では赤い焔の突撃版だったため、『LOE』を知る一部のファンからは不評だった。また、元の分類が射撃武器だったため、突撃版になっても射撃武器扱いが長らく続き、その事でも不評の声があった(格闘武器になったのはOG1から)。
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:*'''第4次''':全体的に紫を基調とした色使いになっているのが特徴。また、直接敵にぶつけるバージョンとしては召喚した鳥も大きく、全体的にド派手になっている。
:使い勝手の良さからか、ゲーム以外の媒体においてもサイバスターの必殺技として使用される事が多い。ENやプラーナを消費するためサイフラッシュとの兼ね合いが問題。
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:*'''α''':火の鳥を召喚するのではなく、炎の魔法陣をくぐり抜けたサイバード自身が赤い火の鳥となって突撃する珍しいパターン。「乱舞の太刀」追加後は有射程に変化し、消費ENが激増する。なお、『α外伝』では発展系、『[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for DC]]』では基本形の演出になっている。
:『DD』ではSSR必殺技として採用。メインアビリティは「風の魔装機神」で、照準値と運動性が増加する。気力120以上の時、戦闘時のみ敵ユニットの防御力を減少させる。必殺技命中時、敵ユニットの強化効果をランダムで解除する(精神コマンドの効果は対象にならない)。サブアビリティは「バリア貫通III」。
+
:*'''魔装機神''':ランクアップ前は基本形、ランクアップ後は発展形と変化する。『POJ』からはランクアップ後は格闘属性に変化すると共に、ランクアップ前のものも残るように。
:*'''ヒーロー戦記''':ゲームフォーマットが[[スーパーファミコン]]に以降した直後から「魔法陣から火の鳥を召喚する」という演出がとられいる。第3次・EXも同様だが、演出も強化されていく。
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:*'''OG''':GBA版『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION|OG]]』は『α』と同じ演出になっており、GBA版『OG2』以降は発展形を基準とした演出になっている。『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGs]]』と『[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]』では[[バリア貫通]]属性を持つ。
:*'''第4次''':虹色に発光する火の鳥を召喚するという他作品には見られない演出になっている。また、直接敵にぶつけるバージョンとしては召喚した鳥が大きく、ド派手。
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:*'''F''':真っ赤に燃える火の鳥をぶつける。虹色ではなくなった上に『第4次』に比べると火の鳥のサイズが小さくなっており、やや迫力ダウン。
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:*'''LOE''':ランクアップ前とランクアップ後の2種類のバージョンが存在する。ランクアップがファンのお馴染み「突貫」バージョン。DSリメイク以降、ランクアップさせると六芒星魔法陣の六角に各種元素の象徴が配置されるようになった。なお、『II』のランクアップ演出が「前面に展開した六芒星魔法陣に左手のディスカッターを突き刺すもの」に変更されているが、これは[[ゼルヴォイド]]の「アストラルイナー」との間に鏡面対称を持たせるためである。三作目からランクアップ後のバスターに格闘属性が適応されるようになり、ランクアップ前の射撃バージョンも武装コマンドに残るように手配された。
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:*'''OG'''[[バリア貫通]]属性は『OGs』と『OG外伝』のみ。外伝では[[トドメ演出]]で旧シリーズのサイバスターの決めポーズが再現される。『OG2nd』から魔装機神シリーズに倣い各種元素の象徴をプラスされた六芒星魔法陣を展開する。
   
:*'''OE''':「バリア貫通」「ファイヤ」特性。
 
:*'''OE''':「バリア貫通」「ファイヤ」特性。
:*'''初代(HDリメイク版)''':魔法陣から虹色の火の鳥を召喚して、敵に突撃する(サイバードに変形する様子は描かれないが、召喚と同時にサイバスターの姿が消えるので突撃しているのは間違いないと思われる)。『第4次』とランクアップ版の折衷という珍しい演出。
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:*'''DD''':SSR必殺技として採用。メインアビリティは「風の魔装機神」で、サブアビリティは「バリア貫通III」。
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:*'''初代(HDリメイク版)''':火の鳥の色や演出は『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』に近いが、召喚と同時にサイバスターも姿を消すあたり、まとって突撃しているものと思われる。
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:*'''ヒーロー戦記''':[[スーパーファミコン|SFC]]移行直後から「魔法陣から火の鳥を召喚する」という演出がとられいる。
 
;コスモノヴァ
 
;コスモノヴァ
:両腕に4つの光球を集束して放ち、標的を爆発させるサイバスター最強の必殺武器。不調が多い不安定な兵装であるため、マサキの荒っぽい使い方で故障する事がある。1発限りの弾数制。これ自体は莫大なエネルギーの消費で連発が難しいことを表現しているもので、専用の弾丸が用意されているわけではない。クルセイドのカードにも「搭乗者のプラーナを大量に消費するため、再使用が非常に難しい」とある。マサキもコスモノヴァを切り札と考えているようで、ゲーム外の作品では上記の通りアカシックバスターを決め技として多用し、コスモノヴァは滅多な事では使わない(端的に言えば、'''最終話付近でやっと使用する''')。シロの発言「全自動追尾セット」は魔術を利用した射出・誘導システムを指す。
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:両腕に集束した光球を敵に放つサイバスター最強の必殺技。莫大なエネルギーの消費で連発が難しいため、マサキも切り札として考えているようである。それを踏まえてか必要気力は大抵かなり高く設定されており、弾数制では1発だったり、ENやプラーナ消費制では異常に燃費が悪く設定されていることも多く、ゲーム的には扱いづらい武器になっている。
:『α』では「乱舞の太刀」習得後になぜか弾数が増えるが、これにはプレイヤーからクレームが来たとのこと。また、サイバスターの登場作品では『α外伝』と『OG2nd』を除いて武器が個別改造なのが災いし、資金引継ぎのないゲームでは[[改造]]しづらい。また、'''作品が変わる度に演出が大きく変化する'''のが特徴。
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:'''作品が変わる度に演出が大きく変化する'''のが特徴。また、不調が多い不安定な兵装でもあり、故障中で使用不可能になることも多い。
:*'''LOE''':第一章では使用不可。この背景事情を説明する公式解答はいまだない。第二章でもサイバスターの開発者であるウェンディが「コスモノヴァ」を修理するまで使用できない。この時は「あ、コスモノヴァが故障してたんだ」とクロが説明するシナリオが存在する。旧シリーズでは『第4次』終結後、OGシリーズでは早くとも「[[封印戦争]]」終結後に故障したため、この武器を使用できない時期があったと判断できる。DSリメイク以降、六角に各種元素の象徴が配置された六芒星魔法陣を四層展開する描写で固定された。余談ながら、「封印戦争」を描いたOG2ndではカスタムボーナスと「Bセーブ」で弾数増加できたため、元々1発限りという印象が強いだけにそれが原因で故障したのではないかとよくネタにされる。コスモノヴァは専用の弾丸を発射する武器ではないため、別に弾数増加が原因で故障したわけではないはずだが、調整修理したウェンディが「相変わらず荒っぽい使い方してるわね」と指摘しており、カスタムボーナスと「Bセーブ」で無理矢理コスモノヴァを連発した事を「荒っぽい使い方」と考えると意味が通ってしまう。
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:*'''第4次''':本作から光球が4つになり、基本的な演出ができあがった。
:*'''ROE''':第1話から使用可能。数値上は'''全武器中最も攻撃力が高い兵器'''(補正の問題で最終攻撃力は真伝・乱舞の太刀の方が上)。弾数消費からプラーナおよびMG消費となり、プレイヤーに衝撃を与えた。もっとも、乱舞の太刀よりもプラーナ消費量が高いため、中盤まではプラーナが足りず放てないのだが……。
+
:*'''α''':登場から少しの間は故障中で使用不可能。また、「乱舞の太刀」習得後に弾数が増加するも、それに対して'''プレイヤーからクレームが来た'''とのこと。『α for DC』では増加しなくなっている。
:*'''POJ''':前作とほぼ仕様は同じ。全武器中最も攻撃力が高い兵器、という点も同じ。つまり、'''ネオ・グランゾンの縮退砲よりも攻撃力が高い'''(ただしあちらは操者のシュウが「無念無想」を習得可能なため、補正数値で与ダメージは一歩譲る。他の魔装機神及びゼルヴォイドもポゼッションを発動するので、それらの必殺技にもことごとく数値の上を行かれてしまう)。本作では最大射程8を生かしたアウトレンジ射撃が最大の強み(反撃を返せる敵機はネオ・グランゾンと[[アンビロウム]]のみ)。「突撃」による強襲、ガッデスが取得する「ウルザルブルン」を併用しての連発など、利便性と戦略性は遥かに増した。完結作では『アカシックノヴァ』と改造が共有される。
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:*'''魔装機神''':理由は不明だが、第二章で[[ウェンディ・ラスム・イクナート|ウェンディ]]が修理するまでは何故か使用不可能となっている。『ROE』以降はプラーナ及びMG消費武器になり、『COE』では「アカシックノヴァ」と改造が共有される。また、『ROE』と『POJ』では数値上は'''全武器中最も攻撃力が高い兵器'''となる<ref>補正などを加味した最終火力は他の武器に劣る。</ref>。
:*'''OG''':『OGs』からバリア貫通属性が追加。4つの光球が着弾した敵を、上下から迫りくる巨大な光の柱が押し潰すというド派手な演出となっている。『OGIN』最終話での使用時には『OGサーガLOE』に準拠した演出となった。『OG2nd』では武器改造システムの変更により利便性が向上。演出も強化され、光球着弾後に四方から光の柱が押し寄せるより派手なものへと変化した。展開する六芒星魔法陣の数も、足元にひとつ、両腕に4つ、光の柱の発生源にも4つと歴代最多。また、『α外伝』以来久々にカスタムボーナスで弾数が増えるようになっている。
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:*'''OG''':『OGs』からバリア貫通属性が追加。また、光球の着弾点に展開される魔法陣からの攻撃という演出に変わっている。『OG2nd』ではカスタムボーナスで弾数を増加させることが可能になった。
:*'''OE''':「バリア貫通」及び「対大型」特性。攻撃力は非常に高いが、'''EN140'''という燃費の悪さを誇る。『OE』のサイバスターはただでさえ燃費が悪いので油断するとすぐにこの武器が使えない状況になってしまう。また、必要気力150。
+
:*'''OE''':「バリア貫通」及び「対大型」特性。攻撃力は非常に高いが、必要気力150で消費EN140と使い勝手は非常に悪い。
:*'''ヒーロー戦記''':消費TPが'''600'''と同作の必殺技でウルトラセブンのアイスラッガーと同率2位の消費TPを誇る<ref>1位はウルトラセブンの隠し必殺技のりゅうせいキックで'''777'''</ref>。
+
:*'''ヒーロー戦記''':光球は1発。消費TP'''600'''と、同作の必殺技では2番目に消費量が多い<ref>1位はウルトラセブンの隠し必殺技のりゅうせいキックで'''777'''。また、アイスラッガーも600で同率2位になっている。</ref>。
 
;アカシックノヴァ
 
;アカシックノヴァ
:「精霊憑依」状態の最強武器。演出の構成は「コスモノヴァ+アカシックバスター」。
+
:「ラプラスデモンモード」へと変形して放たれるサイバスター最強の攻撃。6発の「コスモノヴァ」をまとったサイバードが突撃する。
:「ラプラスデモンモード」と呼ぶ発射形態から腕部のリアクターを解放して六個の六芒星魔法陣を形成。複数の魔法陣を重ねた積層型立体魔法陣の球体を弾き光の螺旋を敵機に放射、六条に絡み合う光の奔流の着弾後、サイバードチェンジで突貫する。三対の翼を広げ六本の尾羽を靡かせた巨大な鳥として滑空する止め時の演出、魔法陣の球体を両手に抱えるサイフィスのカットインなど美麗さは秀逸。
  −
:本来の攻撃手法は「発射態勢移行→装甲展開(腕部・肩部・脚部)→エネルギー収束開始→光弾形成→全自動追尾セット→発射」と従来の必殺武器とかわらないものだったそうだが、故障を恐れて負荷の大きい精霊憑依時の使用を避けていたという事情があった。巨人との決戦を前に精霊サイフィスがリアクターに干渉した結果、出力と制御面の不安は解消。莫大な「コスモノヴァ」のエネルギーを機体にまとい、敵機に突撃する必殺技「アカシックノヴァ」へと昇華した。
  −
:[[アカシックレコード]]にアクセスし、宇宙の意志そのものを一つのエネルギーとして相手に解き放つ。その威力はとてつもないもので、怨念となり何度も蘇るカドゥム・ハーカームを消滅させた。
      
==== 剣技 ====
 
==== 剣技 ====
 
;虚空斬波(こくうざんぱ)
 
;虚空斬波(こくうざんぱ)
:『神祇無窮流』の技(虚空斬)を意識した剣技。大地に突き立てた「バニティリッパー」の剣先から六芒星魔法陣を描いた後、スラスターを吹かして跳躍。上段からの振り下ろしを叩き込まれた敵機に、反転した体勢から横一文字の斬撃を繰り出し黒い十字架の痕跡を残す。2撃目で斬り抜けた瞬間、エフェクト全体がモノクローム(白黒)に切り替わる演出は、SFC版『LOE』に使われたもののアレンジ。設定面にある「虚の空間を使って物質を断ち切る」へのこだわりがみてとれる。完結作では、跳躍斬り→宙返り後の反転バックアタック(横一文字の切り払い)→追撃をかけて払い抜ける(止めの演出は十字架ではなく白色の平行線2本)。
+
:『神祇無窮流』の技(虚空斬)を意識した剣技。『POJ』では「ディスカッター」、『COE』では「バニティリッパー」のランクアップ武器として登場。「バニティリッパー」を使用した連撃ということは同じだが、演出内容はそれぞれ異なる。
 +
:技名自体はFC版『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』の時点で戦闘台詞として登場していた。
 
;ディスカッター・乱舞の太刀
 
;ディスカッター・乱舞の太刀
:マサキが修行で編み出した、連続で敵に切りつける剣技。アカシックバスター、コスモノヴァと並ぶサイバスターの必殺技である。OGクルセイドのカードには、「本機が有する圧倒的な機動性を活かしたこの技は、幾度と無く対峙した敵を縦横無尽に切り裂いた」とある。師ゼオルートの影響を色濃く受けた剣技。単語としての初出はFC版第2次の戦闘セリフ。
+
:マサキが修行で編み出した剣技であり、「アカシックバスター」「コスモノヴァ」と並ぶサイバスターの必殺技。作品によっては「乱舞の太刀」表記となる。元はFC版『第2次』の戦闘台詞の一つでしかなかった。
:元は剣の斬撃時に技名として叫ぶだけだったが、『LOE』から必殺技として独立。相性の良い大地系の[[イスマイル|ラス]][[バイラヴァ|ボス]]ばかりであるため、フル改造した乱舞の太刀に熱血をかけた上で後ろから命中させると、時には一撃で撃墜させることも可能という。
+
:時系列的には習得前の作品になる「[[αシリーズ]]」や『OG2nd』ではファンサービスを意識した[[隠し要素]]として登場している。
:OGシリーズでは『第2次OG』にて登場したが、ファンサービスを意識した隠し要素で、時系列上はまだ習得していないと公式で発表されている。なお、作品によって名義が異なる(使う武器が名前の頭についているかいないか)。
+
:*'''α''':[[オーラバトラー]]の使うオーラ斬りを参考に考案したという本作オリジナルの設定になっており、名前は[[ショウ・ザマ|ショウ]]・[[チャム・ファウ|チャム]]との三人の会話の中で決まった<ref>本人は当初「ハイパープラーナ斬り」にしようとしていた。なお、[[スーパーロボット大戦DD|後に]]'''本当に[[クロッシング・パイロット|プラーナ斬りが実装されることになる]]'''。</ref>。[[隠し要素/α|追加武装]]ということもあってか、無消費で高威力と性能が良い。『α外伝』では後半に無条件追加となった代わりにENを消費するようになった。また、迫力とスピード感のある演出に大きく変更されており、以降の作品の演出の基礎になっている。
:魔装機神シリーズに登場する時は最強クラスの威力を持つ半面燃費が異常に悪く、他作品に登場する時は燃費が異常に良い事が多い(ただしOGシリーズでは普通の必殺技レベルの燃費)なのが特徴。
+
:*'''魔装機神''':燃費は異常に悪いが、フル改造+熱血で後ろから攻撃すればラスボスすら一撃撃破も可能という脅威の破壊力を持つ。だが、DS版では資金引継ぎが可能ということもあり、「コスモノヴァ」のほうが猛威を振るっている。
:*'''LOE''':凄まじい燃費の悪さを誇る。資金引継ぎが可能なDSリメイクでは、残弾1とはいえプラーナを消耗せずにわずかなMG消費のみで放てるコスモノヴァが、消耗と気力制限の厳しい乱舞の太刀に代わって猛威を振るっている。
+
:*'''OG''':『OG2nd』では[[隠し要素/第2次OG|追加武装]]。驚異的なスピードで縦横無尽に動き回るド迫力の演出になっている。『[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]』では初期武装に入っている。
:*'''α・α外伝''':必要気力条件はあるものの『α』ではEN無消費、『α外伝』ではEN消費で使用できる燃費のよい必殺技。オーラ斬りを参考にして会得したため、マサキに「'''プラーナ斬り'''」という安直とパクリにもほどがある名前を付けられそうになった(そのためか、『ダンバイン』が参戦していた『α』では刀身にプラーナを纏わせる演出がある)。……が、よもや[[スーパーロボット大戦DD|この発言から20年後]]'''本当にプラーナ斬りがスパロボに実装されることになる'''とは誰も予想できなかったであろう…(ただし、使用するのはサイバスターではないが)
  −
:*'''OG''':最後の攻撃が上空からの一突き(刺突)だが、演出自体は『α外伝』準拠。幾多の斬撃の軌跡が六芒星魔法陣を形成、陣の中央に縫いつけられた敵機へ止めの一撃を見舞う。技の発現時と最後の一撃を放つ際、ディスカッターの刀身に刻み込まれた呪符文様が浮かびあがるのが特徴的。
   
:;バニティリッパー・乱舞の太刀
 
:;バニティリッパー・乱舞の太刀
::『魔装機神II』にて使用。乱舞の太刀を分割したバニティリッパーの二刀で繰り出す。事前に剣をランクアップさせておく必要はない。
+
::「バニティリッパー」を用いた乱舞の太刀。演出に大きな変更は無いが、全体的にパワーアップした内容になっている。『ROE』では「乱舞の太刀」表記。
::真正面に展開した六芒星魔法陣がサイバスターの全身を透過すると、手にしたディスカッターがバニティリッパーへ変貌を遂げる。この時使用する魔法陣は六角に各種元素が配置されているものだが、風系魔装機特有の緑の輝きを放つ。
  −
::『魔装機神II』では「乱舞の太刀」名義だったが、『魔装機神III』にて正式に「バニティリッパー・乱舞の太刀」名義になった。
   
;真伝・乱舞の太刀
 
;真伝・乱舞の太刀
:ポゼッション発動後に使う、マサキ曰く「'''本当のディスカッター・乱舞の太刀'''」。また、「ゼオルートの技の冴えを再現」とも言っているため、乱舞の太刀自体がゼオルートの技の模倣と思われる。実際、ファングの「虚空斬・葉隠」はSFC時代の乱舞の太刀を彷彿させる動きを見せるため、源流は神祇無窮流の技にある可能性が高い。『POJ』においてはマサキ自身がゼオルートに受けた技を基にして編み出したと明言した。また「神祇無窮流では、他の神祇無窮流剣士から受けた技を基に極意を掴み、編み出す技を真伝と呼称する」とエランが語り、マサキが真伝と名付けたのも偶然ではないと推測している。
+
:ポゼッション発動後の乱舞の太刀。「ディスカッター彊」による直接攻撃だけでなく、「擲斬撃」やサイバードでの突撃も加えた連続攻撃。
:発動時に透過する魔法陣の数はふたつ。一太刀(袈裟切り)⇒二太刀(背面からの袈裟切り)⇒三太刀(逆袈裟)⇒サイバードチェンジ(バックアタックでチャージ)⇒高速ぶちかまし⇒変形解除の切り下ろし⇒5連の擲斬撃⇒更なる上段からの切り下ろしで大地に叩きつけ敵機を六芒星魔法陣の輝きに巻き込む。
+
:マサキ曰く、ゼオルートの技の冴えを再現した'''本当の「ディスカッター・乱舞の太刀」'''
    
==== 特筆機能 ====
 
==== 特筆機能 ====
 
;ラプラスコンピューター(ラプラスデモンタイプ)
 
;ラプラスコンピューター(ラプラスデモンタイプ)
:あらゆる事象を予測するために搭載されたメインコンピュータ。その予測の的中率は極めて高いが、パイロットに高い魔力が伴っていなければ発動しない(尚、初出の第2次スーパーロボット大戦でマサキが窮地に陥った自軍の脱出経路を調べるのに発動させている)。[[因果律]]すら歪めてしまう可能性も秘めており、[[特異点]]を持つ[[グランゾン]]との接触は危険を伴う。…まぁ、それを言ったらラングラン製魔装機はみんなそうだが。理論上はマサキの方向音痴はこのコンピューターで回避できるはずだが、マサキは毎回のようにナビゲーターを壊して道に迷う。原因は'''マサキの方向音痴ぶりがこのコンピューターを上回っているため'''([[全スーパーロボット大戦電視大百科|電視大百科]])、あるいは強すぎるマサキのプラーナがナビゲータを乱すため(魔装機神III)と解説されている。<br />ラ・ギアスと地上世界を自由に行き来できるサイバスターの特性上、αシリーズでは因果律の操作を目論む[[ユーゼス・ゴッツォ]]に狙われることに。サイバスターが地上世界に現れる理由となる魔力弾事件は、αシリーズでは同じく地上世界を行き来する[[シュウ・シラカワ]]にユーゼスが干渉したため、ということになっている。
+
:あらゆる事象を予測するために搭載されたメインコンピュータ。[[因果律]]すら歪めてしまう可能性も秘めているが、パイロットに高い魔力が伴っていなければ発動しない。なお、設定上は本機だけでなく、各魔装機に装備されている。
 +
:SRWでは脱出ポイントの割り出し(『第2次』)や異星人基地の探知(『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』)に使用された。また、理論上はマサキの方向音痴もカバー可能だが、マサキの方向音痴がこの機能を無効化している(『[[全スーパーロボット大戦電視大百科|電視大百科]]』)とのこと<ref>『POJ』ではマサキのプラーナが強すぎてナビゲータを乱すためと解説されている。</ref>
 +
:『α』で[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]がラ・ギアスに干渉した理由のひとつが、サイバスターのラプラスコンピューターを手に入れることであった。
 
;アストラル装甲
 
;アストラル装甲
:アストラル界から流入したエネルギーが固着化したもの。精霊憑依現象を想定されていなかったサイバスターのためにサイフィスが各部に追加した装甲。魔装機の強度をポゼッション稼働段階までひきあげる。
+
:アストラル界から流入したエネルギーが固着化したもの。精霊憑依現象を想定されていなかったサイバスターのためにサイフィスが各部に追加した装甲で、魔装機の強度をポゼッション稼働段階までひきあげる。
 
;コスモノヴァリアクター
 
;コスモノヴァリアクター
 
:サイバスターの全エネルギーを圧縮して放つ必殺武器の発射機構。
 
:サイバスターの全エネルギーを圧縮して放つ必殺武器の発射機構。
 
;アストラルシンクロナイザー
 
;アストラルシンクロナイザー
:サイフィスの干渉で装甲内部に追加された新たな機構の名称。脚部と肩部の装甲内に存在する青く輝く無数の断片「アストラルフラグメント」…これらの集合体を指す。機体動力の効率向上効果の役割をもつほか、堅強で防御力にも優れる。アストラル界から流れ込むエネルギーの増幅と制御にも関係しているといわれているが、その構造や原理については未だ詳細に解明されていない。
+
:サイフィスの干渉によって追加された機構。脚部と肩部の装甲内に存在する青く輝く断片「アストラルフラグメント」の集合体を指す。
:肩部のシンクロナイザーは「サイバードチェンジ」及び「アカシックノヴァ」使用時に展開・延伸。脚部のシンクロナイザーはノヴァ使用時のみに限って展開・稼動する。
+
:アストラル界から流れ込むエネルギーの増幅と制御に関係しているといわれているが、その構造や原理については解明されていない。
 
;ラプラスデモンモード
 
;ラプラスデモンモード
:精霊サイフィスの力を使い、ラプラスコンピューターをフル稼働させた状態。アカシックノヴァ使用時に変形する。マサキの台詞によると、[[アカシックレコード]]にアクセスする機能があるようだが詳細は不明。
+
:精霊サイフィスの力を使い、ラプラスコンピューターをフル稼働させた状態。「アカシックノヴァ」使用時に変形する。
 +
:アカシックレコードにアクセスする機能があるようだが、詳細は不明。
    
==== ヒーロー戦記 ====
 
==== ヒーロー戦記 ====
 
;ディスカッター・霞斬り
 
;ディスカッター・霞斬り
:サイバスターの剣技の一つ。その名の通り霞のような斬影で敵を斬る。元々はヒーロー戦記のサイバスターの最弱必殺技だったが、OG2でコンボ時の攻撃台詞として登場、OGSでもディスカッターの台詞に組み込まれている。
+
:サイバスターの剣技の一つ。その名の通り霞のような斬影で敵を斬る。
 +
:「[[OGシリーズ]]」では「ディスカッター」使用時の台詞で登場する。
 
;アストラル斬り
 
;アストラル斬り
 
:HP吸収効果のついた斬撃。他作品でこれに該当、もしくは類似する技は出ていない。
 
:HP吸収効果のついた斬撃。他作品でこれに該当、もしくは類似する技は出ていない。
 
;サイブラスター
 
;サイブラスター
:サイフラッシュの強化版と思われる。
+
:名称や演出から、「サイフラッシュ」の強化版と思われる攻撃。
 
;オメガブラスター
 
;オメガブラスター
:名称からして、上記サイブラスターの強化版か派生技と思われる。
+
:「サイブラスター」の強化版か派生技と思われる攻撃で、演出も派手になっている。
    
=== [[合体攻撃]] ===
 
=== [[合体攻撃]] ===
 
;アカシックブレイカー
 
;アカシックブレイカー
:[[リュウセイ・ダテ]]の[[R-1]]との合体攻撃で、アカシックバスターとT-LINKナックルの合成技。「αDC」でしか登場していない。
+
:[[R-1]]との合体攻撃で、「アカシックバスター」と「T-LINKナックル」の合成技。登場は『α for DC』のみ。
:なお、寺田プロデューサー曰く、'''勢いで作った技'''らしく、定期的に「アカシックブレイカーは復活しないのか」と言われては「忘れてくれないんだな…」と思っているらしい。
+
:なお、寺田プロデューサー曰く'''勢いで作った技'''のようで、定期的に届く「アカシックブレイカーは復活しないのか」との声に「忘れてくれないんだな…」と思っているらしい。ちなみに、復活しない理由はリュウセイに合体攻撃が多すぎるからとのこと。
:ちなみに復活しない理由として、[[R-2パワード|リュウ]][[R-3パワード|セイに]][[SRX|合体]][[R-GUNパワード|攻撃が]][[ART-1|多すぎるから]]との事。
+
;十八番参会名護屋暫
;歌舞伎十八番参会名護屋暫
+
:[[ヴァルシオーネR]]との合体攻撃で、2機で交互に斬りつける連携攻撃。登場は『ROE』のみ。
:[[リューネ・ゾルダーク]]の[[ヴァルシオーネR]]との合体攻撃(II)。2機で交互に斬りつけた後に、相手の左右から同時に横薙ぎに斬り捨ててトドメを刺す。POJ以降は未実装。
      
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
 
;剣装備
 
;剣装備
:[[切り払い]]を発動する。サイバスター形態で所持。[[OGシリーズ]]や『X』『T』では切り払いが未実装なので所持しない。
+
:[[切り払い]]を発動する。採用作品ではサイバスター形態で所持。
 
;[[変形]]
 
;[[変形]]
:サイバスターとサイバードの形態を切り替える。『X』『T』ではユニット能力からはオミット。
+
:サイバスターとサイバードの形態を切り替える。採用されていない作品もある。
 
;[[精霊憑依|精霊憑依 / ポゼッション]]
 
;[[精霊憑依|精霊憑依 / ポゼッション]]
:サイバスターの守護精霊サイフィスが認めた操者と一体化し、爆発的な潜在能力を引き出す。ゲーム的に実装されたのはαシリーズと魔装機神シリーズ。αシリーズでは精霊が少ない地上のためかサイバスター自体がマサキに力を与えており、負担が少ない代わりに強化もマイルドになっていて、ラ・ギアスで発動させた精霊憑依とは別物であるとマサキ自身、感じている。ラ・ギアスで発動した際には、マサキは死の危険に陥るほどプラーナを吸われていた(その分、'''気力+200'''というトンデモ状態になるのだが…。ちなみに、『LOE』の気力は他シリーズの100の状態を0とするので、他シリーズで言えば丁度[[ザ・パワー]]や[[弾丸X]]が発動した状態であるが、常時[[魂]](攻撃力3倍)がかかっている状態と言ったほうがシリーズのプレイヤーには精確に理解していただけるだろう)。『魔装機神II』ではサイフィスの手により、サイバスターがポゼッション用の形態へと変化するようになり、数ターンの間一部の武器しか使えなくなるが、攻撃力が1.5倍になる。サイフィスが施した調整により、以前ほどのプラーナの消耗もなくなったようである。『III』『F』でもほぼ同様の仕様で最初から使えるが、『III』では低Lvによるプラーナ不足でディスカッター彊ぐらいしか使えず、結局は有効活用できるのは中盤~終盤となる。『F』では元より加入が中盤になるので問題は無い。
+
:サイバスターの守護精霊サイフィスが認めた操者と一体化し、爆発的な潜在能力を引き出す。
 +
:特殊能力としては「αシリーズ」と『ROE』以降の「魔装機神シリーズ」で採用されており、効果は作品によって異なる。
 +
:*'''魔装機神''':『LOE』はイベント限定で、'''気力+200(SRWの気力300状態に相当)'''の状態に変化。『ROE』以降は数ターンの間ポゼッション形態に変化し、使用可能武器が制限される代わりに攻撃力が増加する。
 +
:*'''α''':機体性能が上昇。イベントで発動されることもある。なお、必要気力に達すれば'''『α外伝』の[[セニア・グラニア・ビルセイア|セニア]]搭乗時でも発動する'''。
 
;[[分身]]
 
;[[分身]]
:『α』並びにDC版のみ。ディスカッター・乱舞の太刀が追加された際に、何故か追加される。もっとも今作の乱舞の太刀は[[オーラバトラー]]のオーラ斬りを参考にして会得したため同型機の特徴である分身も追加されたとも言える。
+
:『α』『α for DC』のみ。「ディスカッター・乱舞の太刀」の追加と共に習得する。
 
;気力系無効
 
;気力系無効
:GBA版OG2のみ。[[気力]]低下系の[[特殊武器]]の影響を受けなくなる。ダメージ自体は防げない。
+
:GBA版『OG2』のみ。気力低下系の[[特殊武器]]の影響を受けなくなる。
 
;SP系無効
 
;SP系無効
:GBA版OG2のみ。[[SP]]系の[[特殊武器]]の影響を受けなくなる。ダメージ自体は防げない。
+
:GBA版『OG2』のみ。SP系の特殊武器の影響を受けなくなる。
 
;マインドブロック(OGs・OG外伝) / パイロットブロック(OG2nd)
 
;マインドブロック(OGs・OG外伝) / パイロットブロック(OG2nd)
:P系の[[特殊武器]]の影響を受けなくなる。ダメージ自体は防げない。他でも機体能力を損なうR系特殊武器の影響は受けてしまう。これらの能力は「対魔術耐性を持つ」という設定を反映したものと思われる。第2次OGでは[[ガッデス (魔装機神)|他の]][[グランヴェール|魔装]][[ザムジード|機神]]もこの能力を所持している(逆に他の魔装機は所持していない)。
+
:P系の特殊武器の影響を受けなくなる。
 +
:『OG2nd』では他の魔装機神もこの能力を所持している。
 
;[[HP回復]](小)(LOE・ROE)
 
;[[HP回復]](小)(LOE・ROE)
:魔装機神シリーズでは、魔装機神は4体ともこの力を所持している。
+
:「魔装機神シリーズ」では魔装機神の4体ともこの力を所持している。
 
;[[MG回復]](小)
 
;[[MG回復]](小)
:『III』から。
+
:『POJ』から所持。
    
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
 
;[[空]]・[[陸]]
 
;[[空]]・[[陸]]
:通常時。初出の『第2次』では陸適応のみだったが、『第3次』からは[[飛行]]可能になった。風のサイフィスの恩恵により超高速飛行が可能。ラ・ギアスではその飛行性能を十二分に生かせる。
+
:通常時。風のサイフィスの恩恵により超高速飛行が可能。ラ・ギアスではその飛行性能を十二分に生かせる。
 +
:初出のFC版『第2次』では陸のみだった。
 
;[[空]]
 
;[[空]]
 
:サイバード時。
 
:サイバード時。
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=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
 
;M、M/3([[OE]])
 
;M、M/3([[OE]])
:サイズこそMではあるが[[MS]]や[[PT]]よりも一回りは大きい。そのためか、OGシリーズではPT規格の換装武器を持てない(そもそもラ・ギアス製の魔装機は、地上の兵器の規格に対応していない)。
+
:サイズMだが、[[MS]]や[[PT]]よりも一回りは大きい。
    
=== カスタムボーナス ===
 
=== カスタムボーナス ===
 
;[[Iフィールド]]ジェネレーター
 
;[[Iフィールド]]ジェネレーター
:『第2次G』で、武器以外の全項目をフル[[改造]]した際に得られるボーナス。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』で得られる[[強化パーツ/第2次G|フル改造]]ボーナス。
 
;運動性+10%、最大EN+15%
 
;運動性+10%、最大EN+15%
:GBA版OG2以後のOGシリーズで、武器以外の全項目をフル[[改造]]した際に得られるサイバスター&サイバード専用のボーナス。
+
:GBA版『OG2』『OGs』『OG外伝』のカスタムボーナス。
 
;運動性+10、コスモノヴァの弾数+1
 
;運動性+10、コスモノヴァの弾数+1
:『OG2nd』『OGMD』のカスタムボーナス。「コスモノヴァ」を撃てる回数が増えるので、タフなボスが多い両作ではマキシマムブレイクに使うといい。ついでに、Bセーブをつければさらに1発増やせる……が、上記の通り、OG2ndでのこれが'''LOE第2章冒頭のコスモノヴァ故障の原因ではないか'''と言われる事も…。EN消費が激しい機体なのでEセーブが欲しいところだが、遠距離武器の「ハイファミリア」も増えるので価値はある。
+
:『OG2nd』『OGMD』のカスタムボーナス。
:OGMDでも上記の通り精霊の加護自体が無くなっているため、コスモノヴァを撃つこと自体相当な負担があるため設定上増大なリスクを孕んでしまっている。
   
;「アカシックバスター」の攻撃力+300、消費EN-20。
 
;「アカシックバスター」の攻撃力+300、消費EN-20。
:『X』『T』のカスタムボーナス。[[Eセーブ]]L2と組み合わせることにより消費EN20で撃つことができ、『T』で追加されたEセーブEXだと消費EN15まで大幅に下がる。
+
:[[スーパーロボット大戦X|X]]』『[[スーパーロボット大戦T|T]]』のカスタムボーナス。
    
=== 機体特性 ===
 
=== 機体特性 ===
 
;[[格闘]](サイバスター)/[[回避]](サイバード)
 
;[[格闘]](サイバスター)/[[回避]](サイバード)
:OGsやOG外伝で採用。ツインユニットを組んだ時に、対応する能力値ボーナスが得られる。
+
:『OGs』と『OG外伝』で採用。ツインユニットを組んだ際に対応する能力値ボーナスが得られる。
    
== 機体BGM ==
 
== 機体BGM ==
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