14行目: |
14行目: |
| | | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | 亀のような姿をしたデーモン。
| + | 目つきの悪い亀のような姿をしたデーモン。 |
| | | |
| 人間を食し、食べた人間の顔が甲羅のコブのひとつひとつに浮かぶようになっている。その顔は生前の意識を保ったまま苦しみの声を上げ、その様子を楽しむ残忍な[[性格]]。 | | 人間を食し、食べた人間の顔が甲羅のコブのひとつひとつに浮かぶようになっている。その顔は生前の意識を保ったまま苦しみの声を上げ、その様子を楽しむ残忍な[[性格]]。 |
50行目: |
50行目: |
| :上司。 | | :上司。 |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| + | ;「お気にめしたかねわたしのうつくしい甲羅は?」<br />「カッカッカッわからないかそうかわからないか…カカカ」<br />「ならばもう一度もう一度…」<br />「よーく見るがよい!」 |
| + | :甲羅に浮かび上がった死者の声、地獄の声を明に聞かせた後。人間のやるイレズミよりも数段上、すばらしい美術品だと自慢げにジンメンは語る。 |
| + | ;「おまえがかわいがっていた子はほらまん中あたりにいるだろう」<br />「ほら見れやりな見おさめだぜ。時間がたつときえてしまうからなー」 |
| + | :ジンメンに喰われ、苦しむサッちゃんを明に見せつけながら。明を呼ぶサッちゃんの人面に、明は涙を流しながら憎悪を爆発させた。 |
| ;「カカカ おまえにくらべれば おれは善良なもんだ 人間どものいう 仏さまのように慈悲ぶかいよ」<br />「なんせおれは食っただけだからなー 人間の感覚じゃ 生き物を食うのはわるいことじゃない そーだろう 従順でおとなしい ウシ ブタをへいきで食ってるからなー」<br />「だが殺すのはいけないな 生き物を殺すのはいけないことだ なーっ そうだろう」<br />「だから ''おれは殺さずに食ったのさ!'' 殺さずに殺さずに 食ったのさ… クククク」 | | ;「カカカ おまえにくらべれば おれは善良なもんだ 人間どものいう 仏さまのように慈悲ぶかいよ」<br />「なんせおれは食っただけだからなー 人間の感覚じゃ 生き物を食うのはわるいことじゃない そーだろう 従順でおとなしい ウシ ブタをへいきで食ってるからなー」<br />「だが殺すのはいけないな 生き物を殺すのはいけないことだ なーっ そうだろう」<br />「だから ''おれは殺さずに食ったのさ!'' 殺さずに殺さずに 食ったのさ… クククク」 |
− | :ジンメンに喰われ、苦しむサッちゃんを見て憎悪を爆発させるデビルマンに対して。 | + | :デビルマンの反撃のデビルアローを、人面を盾にしてぬけぬけと言い放つ。隣の人面に攻撃が当たり、恐怖の声を上げるサッちゃんに一時デビルマンの心は折れかけるが… |
| + | ;「やめろ~っ! やめてくれー」<br />「甲羅をはがすと全員死ぬぞいいのか! 全員死ぬんだぞ!」 |
| + | :サッちゃんの声に覚悟を決めたデビルマンは甲羅を貫き、更にその甲羅を引きはがしにかかる。必死の命乞いをするが、デビルマンは容赦なくジンメンにトドメを刺した。 |
| + | :死闘の後に残ったのは人の顔をきざんだままかたまった甲羅。それは巨大なかなしみのデスマスクだった…。 |
| <!--== 対決・名場面 ==--> | | <!--== 対決・名場面 ==--> |
| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *[[プレイステーション]]版では[[声優:中博史|中博史]]氏、OVA『サイボーグ009VSデビルマン』では[[声優:大塚芳忠|大塚芳忠]]氏が声を担当している。 | + | *[[プレイステーション]]版では[[声優:中博史|中博史]]氏、OVA『サイボーグ009VSデビルマン』では[[声優:大塚芳忠|大塚芳忠]]氏が声を担当している。デビルマンはリメイク作品やメディアの違いで設定やキャラクターのデザインが変わることもあるが、[[声優:青野武|青野武]]氏が声を担当したOVA版では首が長く、頭部は左右の眼が別の向きを向くなどカメレオンを取り入れたデザインとなっている。 |
| *原作屈指の[[トラウマイベント|トラウマキャラクター]]であり、『DD』に[[サッちゃん]]が登場した際には原作読書済みのプレイヤーから阿鼻叫喚の声が上がったほど。 | | *原作屈指の[[トラウマイベント|トラウマキャラクター]]であり、『DD』に[[サッちゃん]]が登場した際には原作読書済みのプレイヤーから阿鼻叫喚の声が上がったほど。 |
| **漫画以外のメディアではサッちゃん以外のキャラクターを襲う場合が多く、『crybaby』では明の母親・不動香織、実写映画版では明の友人・牛久雅夫がその被害に遭っている。 | | **漫画以外のメディアではサッちゃん以外のキャラクターを襲う場合が多く、『crybaby』では明の母親・不動香織、実写映画版では明の友人・牛久雅夫がその被害に遭っている。 |