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=== 永井豪の漫画版 ===
 
=== 永井豪の漫画版 ===
『週刊少年ジャンプ』連載時は、Dr.ヘル一派は「五つの軍団」で編成されている事が言及される。ただし、作中に出てきたのは「鉄仮面軍団」「鉄十字軍団」の二つだけで、他の三軍団については明言されない。終盤になって、[[ブロッケン伯爵]]に[[東京]]、[[あしゅら男爵]]に[[光子力研究所]]の同時攻撃を命じ、大量の[[機械獣]]を動員する。結果的に、ブロッケン率いる軍団は[[マジンガー]]軍団の奮闘により壊滅。あしゅら率いる軍団も甲児に管制を乗っ取られた[[飛行要塞グール]]の激突により壊滅した。それに憤ったDr.ヘルがバードス島より出陣する……ところで[[打ち切り|連載は終了した]]。
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『週刊少年ジャンプ』連載時は、Dr.ヘル一派は「五つの軍団」で編成されている事が言及される。ただし、作中に出てきたのは「鉄仮面軍団」「鉄十字軍団」の二つだけで、他の三軍団については明言されない。終盤になって、[[ブロッケン伯爵]]に[[東京]]、[[あしゅら男爵]]に[[光子力研究所]]の同時攻撃を命じ、大量の[[機械獣]]を動員する。結果的に、ブロッケン率いる軍団は[[マジンガー]]軍団の奮闘により壊滅。あしゅら率いる軍団も[[兜甲児]]に管制を乗っ取られた[[飛行要塞グール]]の激突により壊滅した。それに憤ったDr.ヘルがバードス島より出陣する……ところで[[打ち切り|連載は終了した]]。
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『テレビマガジン』連載時は、中盤から[[ゴーゴン大公]]の援軍を受けたり、ピグマン子爵を派遣して超能力で甲児を直接叩かせたりと、『週刊少年ジャンプ』連載時よりも戦術のバリエーションが豊かになった。結局は連載最終回にて、Dr.ヘルとブロッケン伯爵が討ちとられ、Dr.ヘル一派は壊滅した。
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『テレビマガジン』連載時は、中盤から[[ゴーゴン大公]]の援軍を受けたり、ピグマン子爵を派遣して[[超能力]]で甲児を直接叩かせたりと、『週刊少年ジャンプ』連載時よりも戦術のバリエーションが豊かになった。結局は連載最終回にて、Dr.ヘルとブロッケン伯爵が討ちとられ、Dr.ヘル一派は壊滅した。
    
このため大半の単行本は、ジャンプ連載分、テレマガ連載分、後述する加筆の混成となっている。加筆分では、「[[地獄城]]総攻撃作戦を察知したDr.ヘル一派が甲児側に総攻撃を仕掛けるが、ジャンプ連載版の経緯であしゅらとブロッケンが敗れ、Dr.ヘルは[[地獄王ゴードン]]を用いて[[マジンガーZ]]と決着を付けんとする」展開になる。
 
このため大半の単行本は、ジャンプ連載分、テレマガ連載分、後述する加筆の混成となっている。加筆分では、「[[地獄城]]総攻撃作戦を察知したDr.ヘル一派が甲児側に総攻撃を仕掛けるが、ジャンプ連載版の経緯であしゅらとブロッケンが敗れ、Dr.ヘルは[[地獄王ゴードン]]を用いて[[マジンガーZ]]と決着を付けんとする」展開になる。
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=== 真マジンガーZEROシリーズ ===
 
=== 真マジンガーZEROシリーズ ===
『真マジンガーZERO』では事実上、唯一最大の敵勢力。アメリカ合衆国の蹂躙を皮切りに全世界へ侵攻。あしゅら・ブロッケン軍団もバードスの杖の「あらゆる機械を操れる力」を存分にふるい地上殲滅戦争を絶対有利のまま進め、[[光子力研究所]]の[[バリア]]に守られた[[日本]]の寸土以外の人々は、僅かな地下シェルターに追いやられた。本編開始時には正にマジンガーと[[兜甲児 (真マジンガー)|兜甲児]]たちだけが世界征服に残された小さな障害であり、マジンガーシリーズ史上、最も莫大な戦果を上げたDrヘル一派と言っても過言ではないだろう。
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『真マジンガーZERO』では事実上、唯一最大の敵勢力。アメリカ合衆国の蹂躙を皮切りに全世界へ侵攻。あしゅら・ブロッケン軍団もバードスの杖の「あらゆる機械を操れる力」を存分にふるい地上殲滅戦争を絶対有利のまま進め、[[光子力研究所]]の[[バリア]]に守られた[[日本]]の寸土以外の人々は、僅かな地下シェルターに追いやられた。本編開始時には正にマジンガーと[[兜甲児 (真マジンガーZERO)|兜甲児]]たちだけが世界征服に残された小さな障害であり、マジンガーシリーズ史上、最も莫大な戦果を上げたDrヘル一派と言っても過言ではないだろう。
    
続編の『[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]]』では、第二の主要舞台となった[[平行世界|差異次元]]で壊滅済みの情報のみが語られる。しかし[[タイムスリップ|ループ]]を繰り返して無数の情報を蓄積した甲児でさえも苦戦必至の敵には変わらなかった模様で、人類に数十億の被害と、甲児自身も[[サイボーグ]]化を強いられていた<ref>一応被害者の人数とサイボーグ化した甲児の肉体の機械化した割合が下がっている。</ref>。
 
続編の『[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]]』では、第二の主要舞台となった[[平行世界|差異次元]]で壊滅済みの情報のみが語られる。しかし[[タイムスリップ|ループ]]を繰り返して無数の情報を蓄積した甲児でさえも苦戦必至の敵には変わらなかった模様で、人類に数十億の被害と、甲児自身も[[サイボーグ]]化を強いられていた<ref>一応被害者の人数とサイボーグ化した甲児の肉体の機械化した割合が下がっている。</ref>。
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:ユニットシナリオでも、原作の敵勢力がいない作品の穴を埋める敵役として多数出演するので、存在感はそれなりに稼いでいる。機械獣の大群が、という表現もよく使われるので、もしかしたら相当の物量戦力ではあるのかもしれない。
 
:ユニットシナリオでも、原作の敵勢力がいない作品の穴を埋める敵役として多数出演するので、存在感はそれなりに稼いでいる。機械獣の大群が、という表現もよく使われるので、もしかしたら相当の物量戦力ではあるのかもしれない。
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
:OVA版設定でワールド1の世界より登場。本作でも第1章から「地下帝国」呼称が使用されるが、序章では「Dr.ヘルの機械獣軍団」としか呼ばれていなかったので自軍不在時に呼び名が決められた印象を受ける。OVAでは冒頭の戦闘時点で甲児や鉄也らと既に戦いを何度も行っていたという設定であったが、今作ではそれより前の甲児とマジンガーZとの戦いが始まるところから描かれる。
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:OVA版設定でワールド1の世界より登場。本作でも第1章から「地下帝国」呼称が使用されるが、序章では「Dr.ヘルの機械獣軍団」としか呼ばれていなかったので自軍不在時に呼び名が決められた印象を受ける。OVAでは冒頭の戦闘時点で甲児や[[剣鉄也 (OVA)|鉄也]]らと既に戦いを何度も行っていたという設定であったが、今作ではそれより前の甲児とマジンガーZとの戦いが始まるところから描かれる。
 
:第2章で日本制圧のための最終決戦に打って出るも地獄城を落とされ、ワールド1の悪役の中では最初の脱落者となった。
 
:第2章で日本制圧のための最終決戦に打って出るも地獄城を落とされ、ワールド1の悪役の中では最初の脱落者となった。
  
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